結婚を前提に交際していた彼が結婚を迷い始めた理由と対処法【教えて、こんぱん!vol.9】

こんかちゅぱんだは、婚活の現実を伝えるべく転生してきた、毒舌だけど0歳の赤ちゃん。赤ちゃんだが、人生は10周目。
前世で数々の恋愛沼に陥り、酸いも甘いも経験してきたからこそ繰り出せる厳しい愛のムチを通して、今日も迷える子羊たちの道を正し、幸せな結婚へと導くのだ。

この連載では、そんなこんかちゅぱんだちゃんが、日々寄せられるおたよりに直接回答。
辛口だけど愛のあるアドバイスが聞きたいちみは、ぜひ最後まで読んでみるぱんね。

ぱんだ
ぱんだ

悩める子羊から大量のマシュマロが届いてるぱん。

<今日のおたより>

「結婚を前提に付き合っていた彼氏が
『結婚したいか分からなくなった』と結婚準備をしなくなっちゃった。
なんでかな?」

<こんかちゅぱんだからの回答>

ん? 彼はもう答えを提示してるぱんよ。

「結婚したいか分からなくなった」これが全て。

つまり、今の彼には「結婚したい」という確信がない。
ちみに対しての熱が下がっている。まずはそれをそのまま飲み込もう。

最初は結婚に前向きだった彼の意見が突然変わったのはなぜか。
ここで大事なのは、人間の感情はドーパミンの影響を受けるってことぱんな。

最初の「結婚しよう!」は、恋愛の高揚感や新鮮さによるドーパミンの作用、つまりは「勢い」である可能性が高い。
彼はうそをついていたわけじゃない。でもドーパミンはずっと出続けるわけじゃない。
時間が経つと刺激に慣れて冷静になり、「本当に結婚したいのか?」と考え始めるのが自然なこと。
付き合い始めの発言なんて、全くあてにはならないんだぱん。

例えば、最初はめちゃくちゃおいしく感じて血眼になって並んでまで手に入れたかったスイーツが、何度も食べてるうちに「そこまで食べたいわけじゃないかも」と感じるのと同じで、最初にあった結婚への高揚感は、慣れれば徐々に薄れていくってのは、普通のことだぱん。

それが、ちみが今認識すべき「今の彼の状態」なんじゃないかな。

さて、ここで問題なのが、こういう状況の彼に時間を与えすぎると、「やっぱり結婚って違うかも」という結論が出やすくなること。そして最悪のパターンは、「やっぱり違うかも」と言った直後に、ポッと出の他の女に乗り換えられること。

信じられないかもしれないけど、結婚に迷う男ほど、新鮮な刺激に弱い。
「結婚に踏み切れない自分」を正当化するために、「あれ? こっちのほうが合うかも」と錯覚して、新しく現れた女性に飛びつくことって、めちゃくちゃ多いんだよね。

そうなると、彼のことを思って黙って待っていた健気なちみは「なんで? 結婚するって言ってたのに!」と傷つくことになり、相手のことも、自分の判断も恨んでしまう。
そういう話、何回も見てきたぱん。

だからこそ、ここでちみがやらなきゃいけないのは、「なんで?」とか「前は結婚したいって言ってたのに!」と過去の発言を引っ張り出すことじゃないんだぱん。

今、彼は結婚に対するドーパミンの効果が切れ、フラットな状態で「これって本当に必要?」と考え始めてる。
それを理解したうえで、「じゃあ、私はどうするか」を決めることが何よりも大事。

彼を結婚する方向に持っていくのか、それとも、このタイミングで見切りをつけて次に進むのか。
ちみは、「結婚ができなくてもいいから、彼と一緒にいたい」?
それとも、「彼と別れてでも結婚がしたい」?
考えてみて。

ちなみにここで、その2択とは別の「彼と結婚がしたい」という答えが出る人は、どうか気をつけてほしいな、と思う。

というのも、「彼と結婚がしたい」と思った多くの女性がやりがちなのは、彼の気持ちが固まるのをじっと待つことなんだぱん。
結婚を迫って嫌われて捨てられるのを恐れるあまり、受け身になってしまうパターン。

でも、ここで待つのはかなりリスキーってことは理解しておかなきゃいけない。
ドーパミンが切れた状態で彼の答えが出るのを待つってことは、「結婚しない理由」を探させる時間を与えてるようなものだからね。

結果的に何年もズルズル過ごした挙げ句、「やっぱり違うかも」と言われ、あっさり別れて、気づいたら数か月で別の女と婚約したことを知る、なんてパターンほんっっっとうにザラにある。

これを避けるためには、「彼」か「結婚」かを、まずはちみの中で明確にする必要がある。
それによって、行動が変わるよね。

あとはそもそもの話、ちみの質問の感じからすると、彼に直接「どういうこと? なぜ?」と話をしてないよね。
本当は、答えを知っているのは彼なんだから、ちゃんと向き合って話さなきゃいけないのに、それを怖がって見ず知らずのパンダに相談してる時点で、けっこうまずい状況だと自覚してほしいぱん。

その状態で仮に彼と結婚したとして、ちゃんとコミュニケーションとれるかな?
「どういうこと?」と思ったら、その場で聞く癖をつけるぱん。答えは、彼の中にしかないよ。

さて、最後に。

あなたがすべきことをまとめるね。

まずは、「彼と一緒にいたい」のか、それとも「結婚がしたいのか」、を自分の中ではっきりさせること。
もし後者なら、「覚悟女子」になって、期限を決めて。
「◯月までに結婚の話が進まないなら、私はお別れするね」と伝えて、それでもダメなら損切りして次に進むぱん。

それが、ちみが自分の時間を無駄にしないためにできる最善の選択。

もしも次に進むなら、それにぴったりな場所、あたちは知ってるぱんよ。

こんかちゅぱんだ


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ぱんだ
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聞いてみたいことがあるちみは、「こんかちゅぱんだのマシュマロ」 までおたよりお待ちしてるぱんよ!


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