結婚・出産した友達と話が合わない…このモヤモヤの正体とは?|【教えて、こんぱん!vol.8】

こんかちゅぱんだは、婚活の現実を伝えるべく転生してきた、毒舌だけど0歳の赤ちゃん。赤ちゃんだが、人生は10周目。
前世で数々の恋愛沼に陥り、酸いも甘いも経験してきたからこそ繰り出せる厳しい愛のムチを通して、今日も迷える子羊たちの道を正し、幸せな結婚へと導くのだ。

この連載では、そんなこんかちゅぱんだちゃんが、日々寄せられるおたよりに直接回答。
辛口だけど愛のあるアドバイスが聞きたいちみは、ぜひ最後まで読んでみるぱんね。

ぱんだ
ぱんだ

悩める子羊から大量のマシュマロが届いてるぱん。

<今日のおたより>

「結婚出産した友達と話が合わない。
このモヤモヤの正体は、なに?
もう友達ではいられないの?」

今年29歳になる独身女性です。

前職で仲が良かった後輩が結婚・妊娠してから、以前のように楽しく会えなくなり、「なんか合わないな……」と感じるようになってしまいました。

理由としては、仲のよかったメンバーで泊まりに行った際、私以外の2人がプロポーズされていて指輪を見せ合ったり、「高齢出産になる前に〜」と妊活の話をしていたこと。
また、彼女が妊娠中にもかかわらず、まだ安定期ではないのにインスタで妊娠アピールや「良い旦那アピール」がすごかったことが気になってしまったのもあると思います。

ただ、私が結婚も妊娠もしていないからこそ、嫉妬心があるのかもしれません。
そう思うと、なんだかモヤモヤしてしまい、けっきょく、その後輩とは自然と距離ができてしまいました。

過去にとても仲が良かっただけに、今の状況が寂しく感じます。
でも、人生のステージが変われば、友人との関係にも変化が出るのは普通のことなのでしょうか?

このまま距離を置いてしまってもいいのか、それとも関係を修復すべきなのか、どう考えたらいいのか分からずモヤモヤしています。

<こんかちゅぱんだからの回答>

分かる分かる。めちゃくちゃ分かるぱん。

妊娠出産した友達のインスタが子どもまみれになり、話すことといえば「夫が」「子どもが」ばかり。
こっちは変わらず友達として接してるのに、向こうはどこか上の空で、時間がたつと風のように帰ってしまう。
そんな瞬間が積み重なって、少しずつ距離ができてしまう。
あんなに仲が良かったのに、まるで別の世界の住人になってしまったような感覚がして、寂しさと戸惑いが混ざる。

「あれ? なんか違うな」って思いながら、それでも過去の仲の良さがあるから離れるのも寂しいし、でも一緒にいても楽しくないし……って、宙ぶらりんな気持ちになるぱんよね。

あたちも昔は、「仲の良い友達は結婚してほしくない」と思っていたことがあった。
結婚してしまうと、なにか別の生き物になってしまう気がして怖かったから。
でも今になって思うのは、女性は人生のステージが変わると、価値観や優先順位が変わるのは当たり前だということ。
彼女たちは悪い意味で変わったわけじゃないし、自分の人生を諦めたわけでもない。
ただ、妻になり母になり、見える世界が変わっただけなんだぱん。
それは手放しや衰退じゃなくて、前向きな変化なんだ。

だから、今まで気が合っていた友人と話が合わなくなるのも、普通のこと。
だけどそれは嫌いになったわけじゃなく、「今は合わないだけ」のことがほとんど
人生のステージが移り変わる中で、またどこかで自然と交わるときがくる。そういうもんだぱん。

ここで「もう昔みたいに仲良くはなれない」と絶望すると、それが最後の別れみたいな気がして、相手の幸せを喜べなくなってしまう。
でも、そんなふうに考えなくていいんだよ。

あたちは実際、一度は距離ができた友人たちと、時間が経ってまた同じ視点で語り合えるようになったことが何度もある。
結婚や出産、転職や引っ越し、価値観の変化で一時的に離れることはあっても、また戻ってくることもある。
それは、相手が変わったからじゃなくて、お互いのステージがまた重なったから。

もしも友達と合わないと感じるなら、勇気を持って手放すといい。
永遠の別れになるのは、大抵終わりが曖昧で醜いから。
スパッと手放した美しい別れは、再会を生む。
また、笑顔で話せるときに同じ場所に集まればいい。

あとはね、それでもどうしても「モヤモヤする」「イライラする」と感じるなら、それはもう少し自分の気持ちを深掘りしてみるべきかもしれない。
友達が指輪を見せ合ったり、旦那の話ばかりしたりするのを「幸せそうでいいな」と思えず、むしろ違和感を覚えてしまうのは、もしかしたら「嫉妬」「焦り」「孤独感」があるからかもしれない。

モヤモヤを感じるとき、人は周りの環境のせいにしがち。
でも実は、モヤモヤを生み出しているのは自分自身だったりする。
相手が悪いわけじゃなく、自分の中に引っかかるものがあるからこそ、すなおに喜べなかったり、過剰に気になったりするぱんよね。

あたち自身も、かつては「結婚なんてしたくない」と思っていたし、結婚や出産を選んだ友達を見て「バカじゃない?」とさえ思ったこともあった。
でも今振り返ると、あれは明確に「嫉妬」と「焦り」だったんだよね。
自分の気持ちにすなおになれなくて、それを違和感や怒りに変えて、他人にぶつけていただけだった。

だからもし、今の友達との関係がどうしても気になってしまうなら、「本当にモヤモヤの原因は相手なのか?」を考えてみるのもいいかもしれない。
自分の中にある「本当の気持ち」に向き合ってみたら、意外とスッキリすることもあるぱんよ。

それでもやっぱり気持ちが整理できないなら、一度あたちたちの無料相談に来てみるのもアリだよ。
ちみが本当は何を求めているのか、一緒に解きほぐしていけるかもしれないからね。

こんかちゅぱんだ


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ぱんだ
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