「都合のいい女」から抜け出す方法|ダメ男を断ち切る最終手段【教えて、こんぱん!vol.2】

こんかちゅぱんだは、婚活の現実を伝えるべく転生してきた、毒舌だけど0歳の赤ちゃん。赤ちゃんだが、人生は10周目。
前世で数々の恋愛沼に陥り、酸いも甘いも経験してきたからこそ繰り出せる厳しい愛のムチを通して、今日も迷える子羊たちの道を正し、幸せな結婚へと導くのだ。

この連載では、そんなこんかちゅぱんだちゃんが日々寄せられるおたよりに直接回答。
辛口だけど愛のあるアドバイスが聞きたいちみは、ぜひ最後まで読んでみるぱんね。

ぱんだ
ぱんだ

悩める子羊から大量のマシュマロが届いてるぱん。

<今日のおたより>

「32歳でそこそこかわいい私。彼女持ちのカレを諦めるには?」

<こんかちゅぱんだからの回答>

都合よく扱われる人生、もう終わりにするぱん。

この文章を書いているあたちも、かつてはちみと同じだった。
都合よく扱われ、傷つき、それでも「彼がいないとダメなんじゃないか」と思い込んで、手を放せずにいた。

頭では分かってた。
「こんな男、やめたほうがいい」
「幸せになれるわけがない」。
それでも心が追いつかない。
好きだったし、信じたかったし、「もしかしたら変わってくれるかも」なんて希望を捨てられなかったんだぱん。

でもね、今だからはっきり言える。
その希望が、ちみをいちばん苦しめてるぱんよ。

彼が変わることなんてない。
彼は最初から、「ちみの人生にいてはいけない男」だった。

まず、大前提として「彼女がいるのにそれを隠して近づいてきた男」なんて、マジでろくでもない。
そんな男が「嫌いにならないで」なんて懇願するのは、自分の都合のいい関係を維持したいだけ。
ちみを本気で大切に思っているわけじゃない。
本当に大事にするつもりがあるなら、最初から彼女の存在を隠さないし、曖昧な態度なんて取らないぱん。

好きな人に「嫌いにならないで」なんて泣きつかれて、すぐに立ち去るべきなのに後ろ髪を引かれる?
分かるよ。私もそうだった。

でも、そこで立ち止まってると、ちみの人生はこの先もずっと同じループを繰り返すぱん。

「また都合のいい女になっちゃった」
「なんで私ばっかり」

そう言いながら、また同じような男に心を持っていかれる。

そうなりたくないなら、ちみが、今ここで断ち切るしかない。
もう自分を雑に扱う人に、ちみの時間を奪わせないで。
ちみの涙は、そんな男のために流すものじゃないぱん。

じゃあ、どうする?って話だけど、まず心より先に、物理的に遠ざけて。

「忘れてから、遠ざかる」じゃ、いつまでも引きずる。
写真は削除、LINEはブロック、SNSは見ない。
「もう話すことはない」と決めて、まずは彼から身を引いて。

それでも気になってしまうなら、彼はアラスカに飛ばされたことにする

「死んだと思え」なんて言わないよ。ちみがそんな治安の悪い妄想をする必要はない。
彼はアラスカのどこか、極寒の地でオーロラを眺めながらトナカイと生活している。
電波も届かないし、Wi-Fiもない。
ちみがどれだけ気にしても、もう彼の情報は更新されない。

「どうしてるかな?」と思ったときは、
「うん、たぶんトナカイと暮らしてる」

それで終わり。これくらい、雑に切り捨てていい。

だって、その男はちみを大切にしなかった。
なら、ちみがその男を大切にする必要なんて、どこにもない。

「それでも、気持ちが追いつかない」って思うよね。

でも、考えてみて。
ちみが執着しているのは、本当に彼なの?
それとも、「愛されるはずだった未来」なの?

彼を好きだったんじゃなくて、
「彼にちゃんと愛されるはずだった自分」を諦められないんじゃない?

「いい年して何やってるんだろう」
「また報われない恋をしてしまった」

そう思うなら、「今」、その人生を終わらせて。
前に進むと決めるの。

今までの経験が、「私はどうせ都合よく扱われる」って思わせるのは分かる。
でも、それは過去の話。そして実は、ちみが自ら選択してきたことでもあるぱん。

だからこそ、今この瞬間から、「私は都合よく扱われない」っていう生き方を、ちみが選べる。

まずは、「私を大切にしない人間は、私の世界から消える」ってルールを決めて。

そうすると、不思議とダメな男は寄りつかなくなるから。
自分を大切にしてくれる人とだけ関わるようになるための第一歩。

最後に、今のちみにいちばん大事なのは 「自分を愛すること」。

これができると、マジで世界が変わる。

どうせ私なんて、って思わなくなる。
適当な言葉に振り回されなくなる。
何より、自分を傷つける人間を自然と拒絶できるようになる。

さて、未来の自分を想像してみて。

このまま、彼に未練を持ち続けて、何年も報われない恋を繰り返す?
それとも、ここで手放して、ちゃんと幸せになれる未来を選ぶ?

どっちに進むかで、人生は大きく変わるよ。

特にちみは32歳。
ここで変われるかで、ちみの未来は変わる。

もう、自分を雑に扱う男のために、涙を流すのはやめよう。
ちみは、もっと大切にされるべき人間だぱん。

アラスカ行きのチケットは、片道だけ。
ちみの世界にいる資格があるのは、ちみを笑顔にできる人だけぱんよ。

こんかちゅぱんだ


この連載では、こんかちゅぱんだちゃんに答えてほしい質問を募集中!

ぱんだ
ぱんだ

聞いてみたいことがあるちみは、「こんかちゅぱんだのマシュマロ」 までおたよりお待ちしてるぱんよ!


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