出生率1.20の時代へ突入。真の解決策とは?結婚相談所社長が語る「婚活支援の重要性」

ナレソメうなぽよの紹介

脅威の成婚率78.2%を叩き出す結婚相談所、ナレソメ予備校。他には類を見ない「火の玉ストレート」を連発するモテコンサル勝倉塾長を筆頭に、熱意のあるスタッフが、日々会員様の婚活をサポートしている。

間違いなく今一番アツい相談所、ナレソメ予備校。

それでは実際にナレソメに関わるスタッフ達はどんな思いを持って、どのような形でサポートに携わっているのか。本連載では今まで語られなかったスタッフたちの『ナレソメ愛』を、紹介する。

今回取り上げるのは、「うなぽよ」の愛称でお馴染み、宇波さん。

何を隠そう彼こそが、ナレソメ予備校の創業者であり、代表取締役である。

「ナレソメ予備校の社長は宇波さんだ」と伝えると、多くの人に驚かれる。

その理由として大きいのは何よりスタッフとの距離の近さ、そしてその「現場率」だろう。マーケティング部では3チャンネル毎日更新を行っているが、宇波さんはその全チャンネルに出演。演者として過密な撮影スケジュールをこなしながら、同時にプランナーとして新規面談も対応し、それに加えて毎月のイベント、「女子会」では幹事も務めている彼が、その全ての業務を岡山と東京、二拠点の移動をも行いながらこなしていると知れば、誰もが驚くだろう。

社長がこれだけ現場に出ている企業は、そう多くはないだろう。「俺は仕事をしているフリが得意なんだよ」と笑う宇波さんだが、彼のカレンダーはいつも仕事の予定でいっぱいだ。

彼の豪快な笑い声と柔らかいオーラは、その場をほぐす。その証拠に、宇波さんがいる現場はいつも明るく、彼を中心に、和気藹々とした会話が絶えない。

そんな彼と婚活業界の付き合いは、どこから始まったのか。その物語は、意外にも偶然から始まった。

顧客の満足度が直接稼ぎに繋がる。それが「婚活業界」

「最初から、「よし!婚活業界に入ろう!」と決めていたわけじゃないんです。10年くらい前かな?群馬県庁少子化対策が主催する婚活事業『赤い糸プロジェクト』に誘われて。地方で結婚したい人に向けて出会いの機会を提供する…というものだったのですが、それで初めて、婚活パーティーというのをやったんですよね。当時はマッチングアプリも主流では無く、街コンブームが起きていた時期でした。その婚活パーティーが意外に楽しくて。続けていたら、気づけばそこから10年間も婚活業界にいました(笑)婚活業界って、『結婚できた』『付き合えた』と、顧客の求める成果が目に見えて出やすく、しかも直接感謝してもらえることも多いんです。顧客の満足度が直接稼ぎに繋がる。お金ももらえて感謝もされるなんてラッキーだ!って今でも思いますね」

すぐに結果が出ない仕事は飽きてしまうのだ、と笑う宇波さん。そんな彼にとって、目まぐるしい出会いとそれに続く結果を産み続ける婚活業界は、まさしく天職だった。

偶然の出会いから婚活業界に踏み込み、現在では年間408名(2023年度)もの成婚者を出すナレソメ予備校の代表を務めている宇波さん。10年の業界経験を経て、お見合いパーティでも、マッチングアプリでも無く、「結婚相談所」にコミットした理由について、結婚相談所には社会的にも重要な存在意義があるのだと、語る。

独身研究家の荒川和久さん日本の結婚は30年前にはすでに詰んでいた。失われた社会的システムで触れられていることに深く共感しているのですが、日本って、少子化じゃないですか。出生率はついに1.2を切って、このまま行けば、間違いなく日本は滅亡する。だからこそ国はそれを危惧して、必死に「少子化対策」をやってるわけなんですが、その対策って生まれてからのもの、つまりは「子育て支援」が中心なんですよ。だけど日本って、婚外子が多い他国とは違って、ほとんどの子どもが「結婚した夫婦」から生まれているんですよね。そう考えると、少子化の根本的な原因って、未婚化にあるんですよ。実際に結婚組数は、年間で見ると46万組減少しています。ここ(結婚)が増えない限りは、少子化問題も解決しないわけです」

「アプリで婚姻数は増えない」若者の未婚化の原因を語る

では、若者の未婚化の原因は、どこにあるのか。

「大きな原因は、お見合いと職場結婚が減ったことだと思うんです。実はこの『46万組』というのは、ちょうど「お見合いと職場結婚」が減少した数字と一致するんです。結婚が減ったのは若者の草食化が原因だ!やらなんやら、色々といわれていますが、実際にはお膳立てがなければ結婚できなかった人たちが、結婚する術を失っているという構図なんです」

かつては上司や近所の”おせっかいおばちゃん”が仲人として機能し、半ば強制的に結婚までをお膳立てするシステムがあった。宇波さんはそのシステムがなくなったことで、恋愛弱者が結婚できなくなったことこそが、未婚化の一番の原因だと語る。同時に、お見合いや職場恋愛が無くなった恋愛市場に猛威を振るう、マッチングアプリについては、「マッチングアプリでは婚姻数を増やせない」と断言する。

「どれだけマッチングアプリの利用者が増えても、婚姻数は増えません。なぜならアプリは、『モテる人がよりモテる』というだけのシステムであり、モテない人がアプリに行っても、現実世界と同じように埋もれてしまうだけ、だからです。たしかにアプリ婚は増えています。ただ、アプリで結婚できる人は、もともとアプリがなくても結婚できる人たちなんですよ。彼ら彼女らは、渋谷に行けば結婚相手を見つけられる恋愛強者。婚姻数低下問題の要となる「お膳立てが無ければ結婚できない人たち」は、アプリを使ったところで、結婚できないんですよ」

恋愛強者とは言うが、その定義は「恋愛に積極的な、放っておけば結婚する人たち」である。そんな人は全体の3割しか存在しない、と宇波さんは語る。残りの7割は彼に言わせれば、何かしらのサポートが必要な恋愛弱者にカウントされるわけである。

そこで再注目すべきが、「結婚相談所」である。今までは社会や地域が担っていた「お膳立て」。結婚までをサポートして導くという献身的なシステム。それを補える存在こそが、結婚相談所だと、宇波さんは言う。

「結婚相談所の一番のメリットは、結婚願望がある人だけに、効率的に出会うことができる、という点です。アプリのように結婚願望の無い彼氏に振り回されることもないし、奢ってもらうことだけを目的としたメシモク女子にひっかかることもない。身元のしっかりした、ある程度の経済力があるモノ同士が、安心安全に出会える場所。それが結婚相談所だと思ってください。だからこそ、自分が持つポテンシャルで最大限狙える相手と、効率的に出会うことができるんです」

「結婚するならウチしかない」ナレソメ予備校の他社との違いは

しかし相談所と言っても、その数は少なくはない。ナレソメが誇る、他社との違いは何か。

「まずはナレソメが加盟するのはIBJ。結婚相談所の連盟の中では、IBJの会員数と成婚率が圧倒的にNo.1です。ナレソメはそこに加盟しており、さらにその中で他のIBJ加盟店と比較しても突き抜けた成婚率を叩き出している。だから僕は自信を持って、「結婚するならウチしかない」といえるんです」

そもそも成婚率を表に出す相談所が少ない中、ナレソメ予備校では毎月、入会者数と成婚率を発表している。それもそのはず、ナレソメ予備校の成婚率は78.2%。その数字は、脅威と言ってもいい。しかもその数字は止まることを知らず、いまだ右肩上がりで増加を続けているというのだから驚きだ。では、そこまでの成婚率の高さを、何故実現できているのか。

「ナレソメがあれだけの数字を叩き出せるのは、何より仲人の質が高いからです。ナレソメって、一切広告を出さないんですね。そのうえ無店舗で、オンラインに特化している。それが何に繋がるかというと、他の相談所が広告費や店舗家賃にかける費用を、そのまま人件費として惜しみなく投資できるんです。実際に、仲人やプランナーの給料も業界内では最高水準。しかも、教育システムも充実しています。優秀な仲人が、みなさんを一対一でサポートする。それも当たり障りないメールをたまに送る…というような手薄なものではなく、日々のラインで寄り添ったり、zoomでも面談を行ったり。ここまで手厚いサポートができるのは、うちだけです。そこが成婚率に繋がっているのだと思います」

加えて、ナレソメ会員にも、その要因はあるようだ。ナレソメのイメージと言えば、マジレス。当たり障りのない言葉しか伝えない多くの相談所と違い、本音でアドバイスができるスタッフが揃っているのが、最大の強みだ。顧客もその真摯な姿勢を求めて来る。それもまた、成婚率の高さに関わっているのだと、宇波さんは言う。

「ナレソメに入会希望へ来られる方達は、主体性があり、成長意欲が高い人が多いんですよ。動画などを見てナレソメイズムを理解しているから、他責ではなく、自責思考の方が多いんです。入会すると、更に内省して、成長しながら婚活を行うので、拗らせて八方塞がりにはならない。結果が出るのも早いです」

実力ある仲人と、質の高いサービス。そしてそこに共感し、入会を決める顧客。その全ての要因が合わさって、確実に力を伸ばし続けるナレソメ予備校。そんなナレソメ予備校の今後について、宇波さんはこう語る。

「結婚相談所のイメージって、まだまだ悪いですよね。ダサいとか、硬いとか。ナレソメは、世間のそういう思い込みを払拭させるために存在しています。我々は結婚相談所のバージョン2.0、3.0を目指しています。マッチングアプリがこれほど流行するなんて、誰が予想しましたか?昔は出会い系と呼ばれていたネットでの出会い、今ではみんなが抵抗なく使っていますよね。結婚相談所も、必ずそうなります。僕は結婚相談所の次のページを作りたい。それを実現できるのが、ナレソメだと思っています」

ナレソメ予備校のコンセプトは、「結婚を通してQOLを上げる」。決して結婚をゴールとせず、その後の生活までもをサポートする。結婚相談所のイメージを変えるという強い熱意、そしてきめ細やかな顧客への愛が、ナレソメ成長の肥料となっている。

最後に、未婚化が進む現代において、そもそも結婚の魅力とはなんなのか。改めて宇波さんに聞いてみた。少し考えたあと、宇波さんは自身の経験から、真っ直ぐにこう語った。

「人生が2回あったら、もう一回の人生は、独身のチャラい社長をやってもみても良いなって思うんです。だってそれはそれで楽しいじゃないですか(笑)お金を持って地獄みたいな港区で遊ぶのだって、決して嫌いじゃないです。だけど現実には、人生は一度しかない。一度しかないなら僕は、どんなに生まれ変わっても、「結婚をして、子供を持つ」こっちの人生を選ぶ。だって単純に結婚って、良いモノですよ」

「結婚は、良いモノ」宇波さん自身が身を持って体感しているからこそ、それを商品として広めていくことへの、真っ直ぐな自信に繋がっているのかもしれない。今回のインタビューを通して、そんなことを思った。

ナレソメ予備校は、結婚相談所の次のステージを目指し、急成長を遂げている。宇波さんの情熱とビジョンが、この先にも多くの人々に新たな出会いと幸せを提供していくだろう。

参考記事:日本の結婚は30年前にはすでに詰んでいた。失われた社会的システム