【スタッフ紹介】“お気持ちタイプ”の僕だからこそ、言語化できない気持ちにも寄り添える。優しさと思いやりで会員をサポートする、プランナー兼リーダーの佐藤さん

驚異の成婚率81.5%(2024年1〜12月実績。成婚率=成婚退会者数÷全退会者数)を叩き出す結婚相談所、ナレソメ予備校。
他には類を見ない「火の玉ストレート」を連発するモテコンサル・勝倉塾長を筆頭に、熱意のあるスタッフが日々会員様の婚活をサポートしている。
間違いなく今いちばんアツい相談所、ナレソメ予備校。
それでは実際にナレソメ予備校に関わるスタッフたちはどんな思いを持って、どのような形でサポートに携わっているのか。本連載では今まで語られなかったスタッフたちの「ナレソメ愛」を紹介する。
今回お話を伺ったのは、ナレソメプランナー(仲人)兼プランナーチームのリーダーも務める佐藤さん。
高校時代に野球の甲子園に出場した経歴から「ストレート佐藤」の二つ名を授かった彼だが、名前の印象とは裏腹に、心を優しく包み込むような面談スタイルだ。
「答えや結論を急ぎすぎず、まずは心を開いてもらうこと」。そう語った佐藤さんの瞳には、思いやりと優しさがあふれていた。
現在は東北からフルリモートでナレソメ予備校に勤務。3歳の娘さんをかわいがりながら、奥様や周囲の人に「日々感謝している」と語る。
そんな彼に、プランナーとしての思い、そして結婚に対する考えを伺った。
野球少年に全力投球していた彼が、結婚相談所のプランナーになった理由

ナレソメプランナー(仲人)の佐藤さんは、プレイヤーとして活躍しながらプランナー陣のリーダーも務めている実力者。1日の面談数は多いときで10件以上にのぼり、成婚へ導いた人数は今年に入って早くも30人、昨年と合わせると50人を超える。
二つ名は「ストレート佐藤」だ。もしかしたら、ナレソメのYouTubeでこの名前を聞いたことがある人もいるかもしれない。
“ストレート”というと、プランナーとして何事にも直球に答えてくれるということだろうか……? そう気になり、佐藤さんに名前の由来を聞くと、照れ笑いを浮かべながらこう答えてくれた。
「実は『ストレート佐藤』って、僕のプランナーとしてのスタイルとは関係がないんですよ。僕が中高と野球部にいて、ピッチャーの経験があることにちなんで、ナレソメの入社面接のときに名付けられたんです(笑)。
でも、思い返せば野球部での経験は結構ナレソメでも生きていると感じますね」
聞けば、佐藤さんは野球の名門・仙台育英高校に野球推薦で入学し、チームが甲子園に出場したこともあるそうだ。しかし、そこで初めての挫折を味わった。
「高校に入るまでは、僕は野球では結構注目されていると思っていたし、甲子園でも活躍すると意気込んでいました。でも、甲子園のマウンドに立つことはなく、一番いいときでベンチ入りしたくらいだった。
周りにはぶっちゃけかなわないなと思う選手もいて、初めて自分の実力に限界を感じたんです」
そんな厳しい環境で、大事なことを学んだという。野球をやめることは簡単だっただろうが、その選択は取らなかったのだ。
「ありがたいことに、部活全体の意識がすごく高かった。二軍だったら日本一の二軍になろうとか、試合に出るメンバーを全力でサポートしようとか、そういうふうに考えられるようになりましたね。
チームにいい影響を与えるためにどうするべきかを考える原体験になった気がします。そして根性も身につきました。それらは確実にプランナー業でも生きていますね」
チームが一丸となる重要性や、誰かをサポートする大切さ。そんな大事なことを学んだのち、最初は新卒で携帯電話ショップに就職した。理由はガジェット系が好きで、当時世間を席巻していた新商品のiPhoneなどに興味があったからだという。
「お客様に接客し、どんなものを販売したら喜ばれるか、目標の数字を達成できるかを考えながら10年働きました。ですが、あるときふと、もっと幅広い視野を持てるようになりたいと思ったんです。
自分が10年社会人をやってきて身につけたものが他の業界で通用するのか気になったとき、転職を考え始めました」
そう語る佐藤さんは、求人を調べるうちに結婚相談所の存在を知り、接客のスキルが生かされそうだと考えた。
「面接のときにも、勝倉さんから『会員様が気づいていない課題に気づいて提言することがプランナーには必要』と伺って、僕がしてきた仕事のスタイルと合っているなと思いました。
そして、ナレソメの雰囲気や働いている人はとても若々しい印象でした。もともと、相談所は中高年のおじちゃんやおばちゃんがやっているものというイメージがあったんですが、それも払拭されましたね」
プランナーとして入社した直後から、日々は忙しく回り出した。そこにプレッシャーはなかったのかと尋ねれば、心からの笑みを浮かべて答えてくれた。
「逆に、プレッシャーが充実感につながっていましたね。入社前からナレソメはキラキラしているイメージがあったんですが、入ってみたらもっと楽しかった。
忙しくしていればしているほど、僕は楽しさを感じるのかもしれません。
泥臭い仕事ももちろんありますが、それも含めて『思ったより楽しかった』というのが率直な感想です」
自らも「お気持ち族」だからこそ、婚活中の言語化できないモヤモヤに寄り添える

佐藤さんは、プランナーとしてどのような姿勢で会員に向き合っているのだろう。そう問うと、まず自らのコミュニケーションの傾向について話してくれた。
「実は僕は、いわゆる“お気持ち族”の要素が強いんです。
今はうまく切り替えられるようになりましたが、昔、会員様の真剣交際がブレイクになったときに、ご本人と同じように僕もとても悲しい気持ちになりました」
お気持ち族とは、人とのコミュニケーションにおいて「結論を急ぐより、心を見てほしい」と感じるタイプのこと。
ただ解決策を提示されるよりも、気持ちに寄り添い、感情を共有することに重きを置く人々を指す。
そして、お気持ち族だからこその強みがあるという。
「まずは心を開いてもらうことだと思うんですね。僕と似たお気持ち族の方は、結論やアドバイスをズバッと出すという方法が最適だとは限らない。
例えば、心を開いてもらうために、前回の面談での何気ない話題を出して、ちゃんとあなたのことを覚えていますよとアピールすることがあります。人によっては、1時間の面談の中で40分は婚活に関係のない雑談をすることもあります。
答えをすぐに求めすぎないというのは、結構意識してやっていますね」
担当する会員の中には、自分の考えに自信がなく、自己肯定感が低い人もいる。
そんな気持ちを受け止めて、まずは肯定する。そうすることで次第に信頼が培われ、心を開いてくれる。
それだけで、スッと婚活への気持ちや状況が好転することがあるというのだ。
気持ちに寄り添い、包み込むように支える佐藤さんは、婚活において辛い局面での面談も任せてほしいと話した。
「僕は、結構しんどいエピソードが出てきても全然動じないので、何を話しても大丈夫。どっしりと話を聞くことは得意ですし、たまに面白いこともボソッと言います(笑)。
人によってはタメ口だったり、LINEで雑談をしたり……フランクな距離感でいることでリラックスしてくれる方もいますから。
だから、真剣交際がブレイクした直後でも、婚活を続けるか悩んでいるときでも、気負わずに話してほしい。会員様の心に寄り添うことを、とても大切にしていますから」
話を聞くにつれ、佐藤さんの繊細な優しさがあらわになってきた。
“答えを急ぎすぎない”というスタイルは、一見遠回りに見えるけれど、実は成婚への近道かもしれない。
「なんかこの人といると楽しい!」フィーリング重視でお相手を見つけたい人に、的確な言語化でサポート

50人もの幸せな門出を見送ってきた佐藤さん。最も嬉しい瞬間は? と聞けば、やはり成婚する瞬間が一番やりがいがあると答えた。
「最後の面談で『佐藤さんでよかった』とか『寄り添ってくれなかったら婚活をやめていました』と言われたこともあるんです。それが本当にありがたいし、嬉しいことですね」
反面、大変だったことを聞くと、真摯な顔でこう言った。
「固定観念が強い方との面談は、時間をかけました。
例えば僕は、成婚のためにはご自分の意見をお相手に言えるようになるということも大事な要素だと思っています。
ですが、ご家庭での教育の影響で『女性は意見を言ってはいけない』だとか『常におしとやかにしないと』と思っていた方との面談では、その固定観念を崩すところから始めました。
じっくり話を聞いて、ときには別の話題を投げかけて、心をときほぐしていくんです。
そのあと実際にお見合いや仮交際をしてもらい、『自分の意見を言っても大丈夫だったよね?』と成功体験を積ませたり……。婚活中は自分の意思や言葉が重要になるシーンも多いので、少しずついい方向に変えていければなと思っています」
時間をかけて個人に向き合い、着実に成婚というゴールに導く佐藤さん。
どのようなタイプの人に佐藤さんの元へ来てほしいか問えば、「フィーリング重視の方ですね」と返ってきた。
「いわゆるお気持ち族の方もそうですが、フィーリング重視でお相手を選びたいという人は、僕が向いていると思います。
僕もフィーリング重視型の人間なんですが……例えばなにか物を買ったときに『なんで買ったの?』と聞かれても『欲しかったから』と答えがち(笑)。つまり、フィーリングなんですよね。
婚活って、お相手を絞り込むときにいろんな条件を挙げる場合もあるじゃないですか。
ですが、そうではなくて『この人と一緒にいるとなんか楽しい』という感覚を大事にしたい人は、ぜひ僕のところに来てほしいです。
そういうフィーリングって言語化しづらいですが、僕ならその気持ちもわかるし、具体的な言葉や条件に落とし込むこともできます。
そうして、その人と会ってなぜ楽しいと思ったか、なぜフィーリングが合うと思ったかを言語化するお手伝いをして、具体的な提案やマジレスも混ぜながら最後にははっきりした答えを一緒に考える。
なので、言語化が苦手な方も大丈夫。ぜひ来てほしいですね」
なぜか感覚を説明できない、気持ちを言葉にできない……そんな悩みを持つ人も、佐藤さんと一緒に進めればきっとうまくいく。
ビジュアルの印象では“シュッとしたお兄さん”に見える佐藤さんだが、会員と向き合うときは穏やかで繊細な気遣いがあるのだ。
「まずリーダーの僕が実績を出すところから」1人でも多くの会員を成婚に導くために

1つ1つの実績を積み上げ、佐藤さんは今年の1月にサブリーダーに、4月にはリーダーへと昇格した。
マネージャーとしての役割も加わったが、心境を尋ねれば「楽しいです」と答えてくれた。
「やっぱりやりがいはチームメンバーが喜んでくれることですね。プランナーとして培ってきた面談の経験が、部下への接し方でも役立っています。
悩んでいるメンバーに、解決策を出すというよりも気持ちに寄り添って話していたら、すっきりしたと言ってもらえて嬉しかった。
特にうちはお喋りな部下が多いので、いかに気持ちを乗せて本音を話してもらうかという点を大事にしています。
そこから腹を割った話につながることもあるので」
一方で、悩みもあるそうだ。それは、同じくリーダーの神林さんと自分との差別化だという。
「プランナーのリーダー=神林さん、という印象が社内で強いと思うんですよね。リーダーシップがあり、力強いというか……。そんな中で、僕が自分のキャラをブレさせることなくどう立ち回り、どんな役割を果たすべきかを模索しています。
そのためにも、1人1人のメンバーと深く関わっていったり、チームとしての実績をどう出すかを考えたり、3か月後や半年後を目指してみんなと並走している感覚です。
よく野球では、一番勝ちたいと思っているのは監督だと言われていますが、それに似ているかもしれませんね。
まずリーダーの僕が実績を出して、高い視座を持つことが大事だと思うんです。きっと、それにみんながついてきてくれるはずですから」
「迷っている時点で、きっとやりたいんですよ」入会を悩む人へメッセージ

プランナーとして、そしてリーダーとしても忙しく働いている佐藤さんだが、プライベートについても聞いてみたい。
「妻と3歳の娘と東北で暮らしています。夫婦共働きですね。娘は幼稚園に通い出しました。すごく可愛いです!」
幸せそうな笑顔で答えてくれた佐藤さんに、奥様との家事分担などを聞けば、謙虚なワードが飛び出してきた。
「けっこう妻には負担をかけていると思います。僕は料理ができないので、いつも作ってもらったり……。その分、洗い物や洗濯など料理以外は全てやるように意識していますね。妻の実家が近く、助けてくれることもあるので、周囲に感謝しています」
家族を思いやって過ごしていることが、その口ぶりからもよくわかる。そんな佐藤さんに、結婚するメリットについて尋ねたら「共通の思い出を作れること」だと教えてくれた。
「例えばどこかに出かけること自体は1人でもできますが、そこで感じた感情を誰かと共有することは1人ではできません。家族一緒に出かければ、共通の思い出もできるし、気持ちもシェアできる。それが嬉しいんです。
妻もシフトで働いているため、実は家族全員の休みが揃うのは月に1日くらい。ですが、できる限り一緒にいて楽しい思い出を作るようにしています」
家族とともに過ごし、心を近づけられることが結婚のメリット。そんな幸せな結婚において大事なことはなんだろう。
「まずは、自分が自立していることですね。これは経済面での自立というよりも感情面での自立です。自分で自分の機嫌を取ったり、感情に流されないことだったり……。
そんな安定した2人が夫婦として一緒にいることで、さらに生活の基盤が安定する。自立しているからこそ、パワーバランスが偏らず、フラットに意見を言い出せます。
どちらかに感情的に寄りかかっていると偏りが生まれるので、それは避けたほうがいいと思いますね。これは面談でもよく話していることです」
互いに自立した、対等な関係性の結婚――。そんな幸せを実現するために、日々ナレソメで会員の背中を優しく押している佐藤さんに、ナレソメに来てほしい人はどんな人かを聞けば、自信を感じさせる笑顔で答えた。
「本気で結婚したい人に来てほしいですね。裏を返せば、ナレソメに入れば結婚できちゃいますから(笑)。あとは『こういう結婚がしたい!』など、希望あふれるビジョンを持った人にもおすすめです。そういった方のサポートを、僕らは全力でさせていただきます」
最後に、入会を迷っている人へメッセージをもらった。
「迷っている時点で、きっとやりたいという気持ちがあるんです。なら、1回僕らを信じてほしい。
僕らはどんな形であれ、絶対成婚まで見届けたいと思っています。チーム全体で強い気持ちがあるナレソメですから、選んでくれたら後悔させません」
言語化できない思いを尊重し、思いやりを武器に優しく並走していく……。そんな佐藤さんのスタイルの根底には、揺るぎない自信と情熱があった。

ナレソメノート編集部