結婚適齢期って何歳?初婚平均29.4歳なのに30歳で7割既婚の真実

「そろそろ結婚も考えなきゃ、かな」。 そんな気持ちでこのページを開いたあなた。
でもまだまだ独身の友達も多いし、晩婚化って言葉もよく聞く。今が楽しいし、もう少し自由でいたい気持ちも、正直ありますよね。
その気持ち、すごくよくわかります。
けれど、結婚って、進学や就職みたいに「みんなが一斉に動く」タイミングがないんです。
だからこそ、気づけば周りは次々と結婚していて、自分だけが取り残されていた、なんてことも起こってしまう。
もちろん、結婚は「個人の自由」。
ただ、忘れないでほしいのが、結婚は相手がいてはじめて成立する、ということです。
たとえあなたが「30歳くらいで結婚したい」と思っていても、 そのとき、理想の相手はもう結婚しているか、20代の女性ばかり見ている可能性もある。
結婚は、“2人のタイミングが重なった一瞬”をつかめるかどうかがすべて。
だからこそ、出会いやすい時期、選ばれやすい時期――つまり「結婚適齢期」を逃さないって、あなたが思っているよりも重要な問題なんです。
この記事では、統計と婚活のリアルから「結婚適齢期」の実態と、 あなたが今どう動くべきかを、わかりやすく解説していきます。
結婚適齢期は何歳?【統計データで見るリアル】
結婚適齢期にはっきりとした正解はありません。
けれど、統計データをひも解いてみると、 「実際に多くの人が結婚している年齢」は明確に見えてきます。
ここでは、結婚のタイミングを判断するために、 女性・男性それぞれの初婚年齢のデータをもとに、 リアルな“適齢期”を見ていきましょう。
女性の結婚適齢期は何歳?【30歳未婚は少数派】
結論から言うと、女性の結婚適齢期は24〜29歳あたり。
「え、今って令和だよ? 多様性の時代なのに?」
そう思う方もいるかもしれませんが、実際の統計を見てみると傾向はかなり顕著。女性の初婚年齢はボリュームゾーンが非常に狭いのです。
画像引用:男女共同参画局「年齢別初婚件数(令和2年)」
厚生労働省の2023年・人口動態統計では、
- 初婚年齢の最頻値:26歳
- 中央値:27〜28歳
- 平均値:29.4歳
と出ています。
つまり、多くの女性が20代のうちに結婚しているということ。
実際、全体の約70%の女性が30歳までに結婚しているというデータもあり、「30歳を超えても全然大丈夫」という世間の空気感とは、小さくないギャップがあります。
“晩婚化”と言われて久しいですが、実のところ、 結婚年齢の最頻値は20年以上前からほとんど変わっていないのが現実なのです。
一方で、35歳を超えると結婚する人の割合は急激に減少し、 生涯未婚率も一気に上がってしまいます。
この事実を踏まえると、令和の今もなお、 女性にとっての結婚適齢期は「24〜29歳」が現実的なラインと言えるでしょう。
男性の結婚適齢期は何歳?【過信に注意】
次に、男性の結婚適齢期について見ていきます。
一般的には「男性は何歳でも結婚できる」と考えられがちですが、 データを見ると、それも単なるイメージにすぎないことがわかります。
画像引用:男女共同参画局「年齢別初婚件数(令和2年)」
先ほどと同じ厚生労働省のデータによると、
- 初婚年齢の最頻値:27歳
- 中央値:28〜29歳
- 平均値:31.0歳
つまり、男性もボリュームゾーンは20代後半なのです。
にもかかわらず、「男は40代でも余裕」というような都市伝説が根強く残っているのは事実。
しかし現実には、38歳を過ぎると、結婚率は一気に低下していきます。
婚活現場でも、アラフォー男性が苦戦しているのは珍しくありません。
特に、そこそこ稼いでいることを過信して、相手に若さや条件を求める傾向が強い男性ほど、マッチングが難航するケースが多くなります。
こうして見ていくと、男性にとっても“結婚適齢期”がしっかり存在することがわかります。
確かに女性に比べればまだグラフの山の稜線はなだらかに見えますが、20代後半〜30代前半にタイミングを逃さず行動することが重要なのは、男性も同じなのです。
結婚適齢期に結婚するメリットと後悔しないための戦略
そうは言っても、結婚は本人とお相手の自由意思によるもの。
誰といつ結婚するかを他人に強制されることはありません。
また、必ずしも多くの人が結婚している時期に、自分も合わせなければいけないというわけでもないですよね。
では、なぜ「結婚適齢期」なるものが存在するのでしょうか。
まずは、適齢期に結婚することで得られるメリットを整理してみましょう。
【適齢期のメリット1】婚活市場での価値が高く理想の相手を選びやすい
結婚適齢期に婚活・結婚する最大のメリットは、「自分史上最良の相手とマッチングできる可能性が高いこと」。
理由はシンプルで、“モテるから”です。
婚活ゴールデンエイジに活動を始めると、「いい人いっぱい!誰を選ぼう?」という贅沢な状況で婚活を終えやすくなります。
これは現代だからこそのメリットとも言えます。
出会いの方法が多様化し、狭い人間関係の中での“コミュニティ恋愛”だけでなく、 婚活アプリや結婚相談所といった、数万人規模の“婚活市場”を多くの人が気軽に活用できる時代になりました。
ただ、その分「市場価値が高いうちに婚活する」ことの重要性が増しています。
もしコミュニティ恋愛が主流であれば、出会いのタイミングは運しだい。年齢による影響もそれほど大きくはなかったかもしれません。
しかし、条件をもとに相手を探す今の婚活では、年齢はモテる条件として大きく関わってくるのです。
だからこそ、結婚相談所ナレソメ予備校では、 女性は32歳、男性は35歳までには婚活を始めることを強くおすすめしています。
誰にでも訪れる“自分史上最大のモテ期”を無為に過ごすのはもったいない。
「いつか結婚したい」と思っているのなら、バリューが高いうちに婚活を始め、 できるだけ早くゴールを決めてしまいましょう。
▶25歳で婚活しハイスぺ男性と成婚した女性の婚活体験談↓
【適齢期のメリット2】ライフプラン(出産・住宅・老後)を立てやすくなる

※画像はイメージです
次に、理想的なライフプランを描きやすいのも大きなメリットです。
「いつか結婚して、子どもができたら、マイホームを買って……」
そんな将来を、漠然とでも描いたことがある方は多いのではないでしょうか。
年齢を明確に考えていなくても、 結婚のタイミングが遅れると、その後の人生設計にも影響が出てきます。
もちろん「遅れても叶えばいい」と思うかもしれませんが、 後ろ倒しによって“選べる可能性”が物理的に狭まってしまう現実もあるのです。
例えば
- 年齢的に子どもを望みにくくなる
- 住宅ローンを組める年数が減り、買える物件の幅が狭まる
- 老後資金を貯める時間が足りなくなる
こうした制約は、適齢期であれば回避できることも多いです。
「自分は子どもを望まない」と思っていた人でも、年齢を重ねて考えが変わることもあります。
早くスタートを切っておくことで、そうした心境や状況の変化にも柔軟に対応できるのです。
時間的な余裕が選択肢の広さにつながる。 それは、人生における大きな安心材料と言えるのではないでしょうか。

アラフォーでやっと授かった子どもの反抗期に自分の更年期、親の介護が重なるトリプルパンチ。しかも夫の定年後も続く子どもの学費(仕送り)で老後資金がショートする……そんな未来、コワすぎるぱん。
結婚適齢期を逃すデメリット
ここまでで結婚適齢期に婚活するメリットがわかったところで、 今度は「適齢期を逃した場合」のデメリットについて考えてみましょう。
それはずばり、“結婚しづらくなる”ということ。
非常に残念ですが、2020年の国勢調査によれば、 35歳時点で未婚だった人がその後結婚するケースはごく少数。それほどまでに、現実は厳しいのです。
「晩婚化」と言われる時代ですが、この現実を踏まえると、 婚活のスタートを後ろ倒しにするのはおすすめできません。
特に女性は「若いほどモテる」というのが、婚活市場におけるシビアな現実。
若いうちに婚活を始めた人ほど、条件の良い相手と結ばれやすく、 自分の希望に近いライフプランを選びやすいのです。
だからこそ、「いつかは結婚したい」と思っている方には、 “今すぐ”婚活を始めることを、強くおすすめします。
もちろん、適齢期を過ぎたからといって「もう絶対に結婚できない」わけではありません。 実際、何歳になっても幸せな結婚をされる方はたくさんいます。
それでも、“ある年齢を超えると結婚がしづらくなる”というのは明らかなのです。

▶30代の女性の婚活が厳しい理由はこちらの記事でも解説しています。

年齢ばかりは我々にもどうにもできない。だからこそ適齢期を逃すなと口酸っぱく言ってるんだぱん!
結婚適齢期を逃す人のNG行動3選
ここまで結婚適齢期での結婚をおすすめしてきましたが、案外、気づかないうちに結婚適齢期の結婚が遠のく行動をしてしまっている人が多いんです。
これをやってしまうと、結婚できないまま、あっという間に35歳になってしまう可能性も……。
そこでここからは、「いつか結婚したい」と思っているあなたに向けて、結婚適齢期に「絶対に避けてほしいNG行動」を3つ解説します。
【NG行動1】20代後半で自然な出会いを待ちすぎる
もしあなたが既に20代後半に足を踏み入れているのであれば、待ちの姿勢で自然な出会いを期待することはやめましょう。
こちらは、配偶者と知り合った平均年齢を経年グラフ化したもの。
最新2021年のデータでは、恋愛結婚した夫婦が知り合ったときの平均年齢は妻 23.8歳、夫25.3 歳。
30年以上前と比べても2歳程度しか変わっておらず、2015年よりも出会い年齢は低下傾向にあります。
恋愛結婚する出会いのほとんどは20代前半までに成し遂げられているのです。
データ出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」より作成
もしあなたが20代後半に足を踏み入れているのであれば、ただ待っているだけでは、結婚相手との自然な出会いの可能性は低いんです。まずはそれを理解しましょう。
婚活アプリや結婚相談所など、数万人規模の「婚活市場」を活用して、自ら動いて出会いを探すのが、今の婚活のスタンダード。待ちの姿勢は愚策です。
出会いは“待つ”ものではなく、“つかみに行く”もの。
あなたも、今日から婚活を始めましょう。
【NG行動2】結婚願望のない彼氏とずるずる付き合う
「自分には彼氏がいるから安心」と思っているあなた。
実は、彼氏がいる人ほど結婚適齢期を逃してしまうケースが多いんです。
結婚の最大の敵、それは「結婚願望のない彼氏」。
「もう何年も付き合ってるけど、結婚の話は出ていない」
「そのうち結婚したいって言ってたから大丈夫」
そう思っていたら、気づけば30代半ばを超えていた……なんて話は“婚活あるある”。

こちらは「8年つきあった末に振られ、その半年後に元彼がポッと出の女と結婚した」というポスト。一瞬バズったのでXで見た覚えがある方もいるかもしれません。
女性の立場で考えれば、その元彼はひどいですよね。でもこれ、男性からすれば当然の選択。
女性はお付き合いの延長線上に結婚がある考えがちですが、実は男性はそうではありません。付き合う相手と結婚する相手を明確に分けて考えている場合も案外多いのです。
だからこそ、結婚願望のない彼氏がいる人ほど焦ってください。
ずるずる付き合って時間だけが過ぎてしまったら、ただ「振り出しに戻る」どころか、ハードモードでやり直しです。
20代後半からは、彼氏とは期限を決めて付き合うようにしましょう。
期限を決める具体策は、次の章<【彼氏ありの戦略】結婚の「時」を作る覚悟女子になる>部分で解説するぱん!
【NG行動3】期限を決めずに同棲する
最後のNG行動は、「なんとなく」始めてしまう期限なし同棲です。
「そのうち結婚したいって言ってたし、まずは一緒に住んでみよう」
この言葉が、結婚への一歩だと思うことなかれ。それはただの結論の先延ばしに過ぎません。
そんな言葉を真に受けて同棲を始めてしまえば、結婚は一気に遠のきます。
一度一緒に暮らしてしまったら最後、お相手は結婚の必要性を感じづらくなり、いざあなたが結婚の話をしても、 「今と何が変わるの?」「別に結婚しなくてもよくない?」 と、かわされてしまいます。

※画像はイメージです
同棲は、婚約して入籍日が決まってからならOK。でも「結婚の前段階としてとりあえず」同棲するのは絶対に避けるべきだと断言します。

大好きな彼と少しでも一緒にいたい気持ちはわかるぱん。
でも、悪いことは言わない。やめておけ、ぱん。
▶入籍前の同棲をおすすめしない理由は、こちらの動画でも詳しく解説しています。
結婚適齢期に結婚するために「今」やるべきこと
結婚へのステップを進んでいるように見える行動が、実は婚期を遠ざけている……そんな現実を知って、ちょっとゾッとした方もいるかもしれません。
ここからは、結婚適齢期に結婚するために「今」やるべき具体的な行動について「彼氏あり」と「彼氏なし」の2パターンに分けて解説します。
【彼氏ありの戦略】結婚の「時」を作る覚悟女子になる
彼氏がいる人は、「覚悟女子」になって結婚の「時」を作り出しましょう。
覚悟女子とは「プロポーズを待つ女」ではなく、「結婚に持ち込む強い女」のこと。
具体的なステップとしては、以下のとおり。
- 結婚の期限を決める。
- それを相手に伝え、合意を得る。その際、「できないなら別れる覚悟」であることを併せて伝える。
- 合意を得た場合は、具体的にどのようなスケジュールで結婚まで進めるのかはっきりと決める。合意を得られなかった場合や、得られても曖昧なままの場合、潔く別れ次へ進む。
こうして覚悟女子になれれば、あなたの貴重な結婚適齢期を無駄にせず、結婚というゴールへ確実に近づけます。
もちろん、その彼と別れることになるリスクもあります。
ただし、別れの選択を突きつけられてもなお、結婚の覚悟を持てないような人であれば、その男性は何年経とうと、あなたとの結婚に前進してくれはしないでしょう。
けっきょく別れることになるのであれば、せめてあなたの貴重な時間を浪費せずにすっぱり別れて、新たな出会いを見つけにいくほうがましだと思いませんか?
▶覚悟女子について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
覚悟女子の話をすると、「まだ付き合って半年だしさすがに早いかも」という相談を受けることも多いのですが、本気の男性は半年もあれば結婚への覚悟を決められるもの。
もうすでに付き合って半年経っているという場合は、すぐにでも覚悟女子になって結婚への一歩を踏み出してください。
▶「付き合って半年で結婚を迫るのは早すぎ?」マジレス婚活相談に寄せられた質問に回答している動画はこちら

勇気がいるのはわかるが、ちみの素敵な未来のために一歩を踏み出すぱん!
応援しているぱん!
【彼氏なしの戦略】今すぐに結婚相談所で婚活する
あなたに今彼氏がいないのなら、話は簡単。
「今すぐに結婚相談所で婚活する」
これが、もっとも確実で効率の良い結婚適齢期の過ごし方です。
もしあなたが24歳以下なのであれば、自然な出会いを待つことも愚策とまでは言いません。
先ほど解説したとおり、夫婦の出会いの年齢は20代前半なので、待っていてもいい人と出会える可能性はあるでしょう。
ただその場合も、自由恋愛では付き合ってから結婚までに4年以上かかるので効率的とは言えません。
結婚適齢期を逃さずに結婚したいなら、やっぱり“タイパ重視”の婚活が必要です。
結婚相談所なら1年以内に成婚退会して、入籍までたどり着く可能性も充分。25歳で始めれば、結婚最頻値の26歳での入籍も現実的に見えてきます。
何より、結婚相手として自分に最良の相手とのマッチングが叶うのも結婚相談所のいいところ。また、最初から「結婚相手」を前提に出会う結婚相談所では、恋愛の延長ではなく、相性や価値観に基づいたマッチングが可能。
たまたま出会って好きになった相手ではなく、「最初から結婚相手を選びにいく」視点で出会い、選んだ相手なら結婚生活もスムーズです。
自分史上最良の理想的な男性と結婚している未来をつかみ取るためには、結婚相談所での婚活をおすすめします。
▶本当に幸せになれる結婚相手の選び方はこちらの記事で解説しています。
最近では、こういった婚活市場のトレンドに気づいた20代男女が結婚相談所ナレソメ予備校に入会してきています。
総会員数9.5万人を超える国内最大級の結婚相談所連盟IBJの中でも、ナレソメ予備校には、特に若い会員が多く在籍しているのが強みです。


自分史上最高の相手と、最高のタイミングで結婚したいなら。“いつか”じゃなくて、“今すぐ”、結婚相談所で婚活を始めましょう!


【まとめ】いつかではなく「今」があなたの結婚適齢期
「いつかは結婚したい」と思っているうちに、気づけば年齢だけが重なっていく——そんな人が少なくありません。
「何歳になっても結婚できる」「適齢期なんて自分で決めればいい」
何を言っても炎上しがちな昨今、コンプラ的には正しくても、本能に根ざした婚活の実態とかけ離れたきれいごとがまかり通っています。
けれど、そんな甘い言葉を真に受けて受け身でいたら、あっという間に“結婚しづらい年齢”に突入。そして、その結果責任を負うのはあなた自身です。
「いつかしたい」と思っているなら、あなたにとっての「結婚適齢期」はまさに「今」です。
たとえあなたの年齢が世間一般の適齢期であっても、超えていても。
今のあなたが、自分史上最良の相手と結婚できる可能性を最大限に高めるために、結婚相談所ナレソメ予備校が力になります。
無料相談では、独自の婚活戦闘力診断で「あなたならどんな相手とマッチングできるのか?」を実際の会員様のデータをお見せできます。
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ナレソメノート編集部
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