バツ2の私が初婚の彼に隠していること。喫煙と妊活、結婚前に向き合うべき現実とは【教えて、こんぱん!vol.13】

こんかちゅぱんだは、婚活の現実を伝えるべく転生してきた、毒舌だけど0歳の赤ちゃん。赤ちゃんだが、人生は10周目。
前世で数々の恋愛沼に陥り、酸いも甘いも経験してきたからこそ繰り出せる厳しい愛のムチを通して、今日も迷える子羊たちの道を正し、幸せな結婚へと導くのだ。この連載では、そんなこんかちゅぱんだちゃんが日々寄せられるおたよりに直接回答。
辛口だけど愛のあるアドバイスが聞きたいちみは、ぜひ最後まで読んでみるぱんね。

ぱんだ
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ぱんだ「悩める子羊から大量のマシュマロが届いてるぱん」

<今日のおたより>

35歳バツ2の私、妊活のために彼氏の酒タバコをやめさせたい…

こんにちは!いつも拝見しています。

当方35歳女性(バツ2、子なし)

マチアプで出会った37歳男性とお付き合いして数か月です。(彼は初婚です)

バツイチなことは伝えてますがバツ2なことは伝えられてません…。

もちろん結婚を前提にお付き合いをしてます。

私も彼も子供が欲しい、子育てしたいと思っているのですが、彼が喫煙者でしてヘビースモーカーです。これから同棲や入籍を進めていくにあたり話し合いをしているのですが、結婚は難しいですかね? 客観的な意見を下さい。本当は妊活の為にタバコやお酒もやめて欲しいと思ってます。

ヘビースモーカーの禁煙は難しいでしょうか?

<こんかちゅぱんだからの回答>

まず最初に、ちみが本気で結婚と子どもを望んでいることは伝わっているぱん。ただ、その「本気さ」を行動でも証明できているか? という点について、少し厳しい視点から考えてみる必要があると思う。

「ちみは現在35歳、バツ2でお子さんはいない。交際相手は37歳、初婚。マッチングアプリで出会って数か月、お互いに子どもを望んでいる」

多分、ちみはここしか見えていない。ここだけ切り取ればたしかに「大人同士の前向きな交際」のようにも見える。でも、見落としてはいけない重大なポイントが他にある。

それは「バツ2であることを彼に伝えていない」ということぱん。

これは、はっきり言って“うそ”だぱん。

「バツイチ」だと伝えているということは、「バツ2を隠している」ということと同義。しかも、結婚を前提に交際しているのなら、これは致命的な不誠実だと自覚するぱん。

恋愛関係では「話したくないことは話さない自由」もあるかもしれない。だけど、結婚となるとそれは通用しない。結婚は「人生の共同経営」なんだぱん。あなたの過去や失敗も含めて誠実に向き合わないと、また同じ失敗を繰り返すことになることは明白だと思わない?

そのうえで、ここからは厳しいことを書くぱんね。

婚活市場でのバツ2の市場価値は、非常に低いぱん。

結婚相談所でも「バツイチ」まではむしろ初婚よりも成婚率が高く、とんとん拍子に結婚まで歩みをすすめることができる反面、「バツ2」になると一気に成婚率は下がる。同じバツでも、バツ1とバツ2は全く別物だと捉えることが必要。それほど、再婚のハードルは高くなるのが現実なんだぱん。

さらにちみの場合、そこに「35歳」という年齢が重なる。

「35歳」もまた、婚活での市場価値が極端に下がっているタイミング。これは女性差別したいとかそういうんではなく、データが物語っている事実なんだぱん。

とくにちみが求めている「初婚・子ども希望の男性」からみたとき、ちみ自身のニーズは極めて低い。ちみと同年代の男性は、わざわざちみを選ばない、というのがリアル。

さらにマッチングアプリでは、ユーザーのメイン層は20代で、30代半ばの女性は“選ぶ側”ではなく、“選ばれるかどうか”の立場。

画像引用:恋愛婚活ラボ

こちらは恋愛婚活ラボの独自調査によって導かれた、マッチングアプリでモテる年齢層を表したグラフ。
大手マッチングアプリ「ペアーズ」のいいね数をもとに導き出されたこのデータを見れば一目瞭然だが、マッチングアプリでの女性の需要は、26歳をピークに、それはもうガッコーンと急降下してしまうのだ。

そんな中で、「相手がヘビースモーカーだから禁煙してほしい」「妊活に備えて酒もやめてほしい」と、相手の条件ばかりに目を向けている場合ではないんだぱん。

たしかに妊活と喫煙・飲酒の関係についての懸念は、健康を考えれば当然の話。

しかし、あなたが今まずやるべきは、相手の生活習慣を矯正することではなく、「なぜ自分はこれまで2回も結婚を失敗したのか?」という点を振り返ることぱん。その理由を自分で言語化し、相手にも伝えられなければ、仮にこの方と結婚できたとしても、同じてつを踏む可能性が極めて高い。

あなたの文章には、自分に矢印を向ける視点が一切ない。だから、あたちからみれば、ちみは誰を相手にしても「また失敗しそう」と感じる。そしてその直感は、他の人間にも伝わっているはず。

そうなればますます、ちみは「普通の男性」からは見向きもされなくなる。

結婚は「この人なら変わってくれるかも」ではなく、「この人となら、いまのままでも一緒にやっていける」と確信できたときにするものぱん。
もし喫煙と飲酒以外になんの問題も感じていないのなら、まずはそこに目を向け、あなた自身が彼の信頼を得られるように「誠実さ」と「過去への整理」を示すことが先決なんじゃないかちら。喫煙・飲酒の改善は、あくまで話し合いで“お願いする”立場であると理解するぱん。

最後に、ちみがまずできることは「バツ2であることを、今すぐ誠実に伝える」。それが、あなたにとって“3度目の正直”になるための第1歩ぱん。

それでも彼があなたと一緒に生きたいと思ってくれるなら、その関係はきっと育てていける。まずは、隠しごとのない状態からスタートするぱん。

あたち達が運営するナレソメ予備校には、35歳の人、バツ2の人、両方に多数の成婚実績がある。

しかし彼ら彼女達の婚活道が、一筋縄ではいかなかったことはたしか。

覚悟を持ち、自分の立ち位置を正しく理解して謙虚に歩むことが、結果的にちみの人生良くするんだぱんな。

こんかちゅぱんだ


この連載では、こんかちゅぱんだちゃんに答えてほしい質問を募集中!

ぱんだ
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聞いてみたいことがあるちみは、「こんかちゅぱんだのマシュマロ」 までおたよりお待ちしてるぱんよ!

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