私の彼氏はモラハラ?メンヘラ?お気持ち族とロジカル族の違いを解説します。

お気持ち族とロジカル族の会話は、まるで違う星の住人同士が翻訳機を通してやり取りしているようなもの。お気持ち族は「心をわかってほしい」と願い、ロジカル族は「結論を聞きたい」と求める。このズレが、些細な言葉から摩擦を生む。

お気持ち族は、感情や共感を何より大切にする。「わかるよ」と寄り添われるだけで安心できる。一方、ロジカル族は、問題解決や効率を重視し、論理的な答えを求めるタイプ。感情よりも具体的な手段や結論に価値を見出す。

この記事では、ナレソメノートのイメージキャラクターであるこんかちゅぱんだが、この二つのタイプの特徴やズレを解説し、どうすれば摩擦を減らせるか、そのヒントを探っていく。どちらの視点も受け入れられるようになれば、会話のすれ違いもぐっと減るかもしれない。

違う星の住民、「お気持ちの民」と「ロジカルの民」

お気持ちの民とロジカルの民。
2人の会話は、まるで違う星の住人同士が翻訳機を手に奮闘しているようなものぱん。

お気持ちの民は「」を見てほしい。
ロジカルの民は「結論」を聞きたい。

このズレが、何気ない一言の中で大きな摩擦を生む。
「気持ちを無視された」と傷つくお気持ちの民と、「解決策を考えただけなのに」と困惑するロジカルの民。そのやり取りは、まるで異文化交流ぱんな。

特にハイスペと極度のお気持ちの民が一緒になった場合、このズレがより顕著に表れる。


仕事で成果を上げてきたハイスペには、ロジカルの民が多い。
彼らにとって重要なのは、感情よりも事実、共感よりも解決策。効率的に結果を出すには、「何が問題で、どうすればいいか」に集中し、感情をすっ飛ばして動くことが必要なのだ。「これが問題」「だからこうする」という合理的な道筋こそが、彼らの成功の鍵だった。

でも、そのスタンスが日常の会話に持ち込まれると、違う言語を話すお気持ちの民にとっては息苦しく感じられることがある。


お気持ちの民は、感情をただ共有したいだけなのに、「どうしたいの?」「それで何をすべき?」と理詰めで返されると、「冷たい」「モラハラみたい」と感じてしまうことすらあるわけわぱん。一方、ロジカルの民は「けっきょく何をしてほしいのか分からない」といら立ちを覚える。こうして、溝が深まる。

お気持ち族には、メリットもある

例えば、お気持ちの民が「最近、本当に疲れてる。家事も仕事も全部私が抱え込んでる気がしてつらい」と話したとする。
ロジカルの民は「それなら、家事を外注するか、どれを優先するか整理しよう」と返す。

この答えは親切心から出たものだが、お気持ちの民は「私はただ、『大変だね』って言ってほしかっただけなのに」と寂しさを感じる。一方で、ロジカルの民は「解決策を考えたのに、なんで不満そうなの?」と困惑する。


こうした小さなすれ違いが積み重なると、お互いに不満が募る結果になるぱん。

とはいえ、安心してほしい。このギャップは埋められる。大事なのは、お互いが少しずつ相手の「言語」を学ぶことだ。

「お気持ち族」と「ロジカル族」が友好的な関係を築くには?

例えば、お気持ちの民は、感情を伝えるときにセットで「だからこうしてほしい」という要望を添える練習をしてみるといい。
「疲れてるしつらいから、今日はただ話を聞いてほしい」とか、「最近大変だから、一緒にタスクを分けたい」と、取ってほしいアクションを具体的に伝えるのだ。それだけでロジカルの民はどう動けばいいのかが分かり、安心する。

自分の感情だけを伝えて終わりにするのではなく、「だからこうしてほしい」を添えてみる。「寂しい!」で終わらせるのではなく、「寂しいから、もう少し連絡できないかな?」と具体的な要望を伝えるだけで、ロジカルの民は納得感を持った会話ができる。

逆に、ロジカルの民が使えるのが「サンドイッチ法」だ。「事実」を「共感」で包み込むことで、相手に安心感を与えつつ自分の意見を伝える方法。お気持ちの民とロジカルの民がともにスムーズに会話するための、実践的なツールだぱん。

例えば、こうしてみる。「家事と仕事に追われてつらい」とお気持ちの民が言うとき、まずは「それはつらかったね」と受け止めてみよう。
「全部抱え込むとつらいよね、しんどいね」と繰り返して共感を示すだけで、お気持ちの民は「分かってもらえた」と安心する。それだけで、心を開きやすくなるのだ。


そのうえで、どうしても言いたいことや質問があるなら、「本当に大変だったね。◎◎はどうしたい? 家事代行を雇うのもありだし、それとも家事の優先順位を決めてみる?」と共感をベースに問いかける。


さらに安全策を取るなら、最後にもう一度共感を添えることも有効だ。

「それにしても、大変だったね。家事や仕事が重なると、大変だよね」。


「共感(受け止め)→事実→共感(受け止め)」の流れが、サンドイッチ法の基本だ。これが会話のデフォルトになるだけで、同じ事実を伝えても、空気はぐっと柔らかくなる。
お気持ちの民にとっては、「解決策を考える前に、まず気持ちを聞いてほしい」が基本中の基本。そのひと手間を惜しまないだけで、お互いの会話は驚くほどスムーズになるんだぱん。

これを聞くと、「めんどくさくね?」と思うロジカルの民もいるかもしれないぱんな。
しかし、バカにすることなかれ。お気持ちの民からすれば、気持ちの機微を読み取って相手を労るのはいわば当然のこと。むしろ気持ちを理解できずに理詰めでガンガン攻めてくるロジカルの民のことを、よっぽど面倒だと思うはずぱん。

お気持ちの民とロジカルの民。どちらかが一方的に歩み寄る必要はない。
でも、お互いが相手の性質を理解し、ほんの少しだけ自分のやり方を柔軟にしてみるだけで、翻訳機なしでも会話が成り立つようになるのだ。

最も大切なのは、「一緒にいて楽な相手」を選ぶことかもしれないぱん

とはいえ、この翻訳作業は時にしんどい。
日々の挙動や言葉一つ一つに「なんでそんなことを言うの?」「どうしてそう感じるの?」と考え合うのは、非常にめんどくさいのだ。それこそ、翻訳者が必要なくらいの溝がある場合だってあるほどだ。日常生活の中でスムーズに気持ちが伝え合えない状況は、継続すると大きなストレスになる。

徹底的にロジカルな勝倉に反発するお気持ちメンバーたち

だからこそ、そもそも同じ言語を話せる相手を選ぶのも一つの手だ。
お気持ちの民同士なら感情のキャッチボールが心地よく続くし、ロジカルの民同士なら効率よく話を進められる。翻訳の必要がないだけで、日々のストレスはぐっと減る。

文化や価値観が違う相手を選んで、それを乗り越える楽しさを感じるのもすばらしい。
ただ、その違いを埋めるのにエネルギーを使い続ける覚悟があるかどうかは冷静に考えるべきだ。異文化交流をするなら、それなりの覚悟が必要だから。

ここまで聞いても異文化交流を選ぶのなら、ほんの少しの翻訳作業が鍵になることをしっかり理解して挑むぱん。

ロジカルの民は「感情を感情のまま受け取る」重要性を理解し、お気持ちの民は「事実を事実のまま受け取る」重要性を理解する。

お互いの性質を無視して跳ねつけるのではなく、お互いを理解したうえで強みを活かし合える新しい対話ができれば、お互いが強いサポーターになるはずだ。

ちなみに結婚相談所ナレソメ予備校では、恋愛心理学者があなたがどの星の住人かを分析して、それにマッチする相手との交際を後押しすることができるぱん。


異文化コミュニケーションの翻訳者として、お互いの気持ちを伝え合うサポートも可能。その過程で、自己理解を深めたり、コミュニケーションスキルを学んだりする機会も用意しているから安心してほしい。

「なんとなく付き合う相手とぶつかってしまう……」「いつもうまくいかない理由が分からない」と感じているなら、それは相手選び以前に、自分自身の分析が足りていない可能性が高い。
自己分析をせずに相手を選び続けるのでは、うまくいくはずがないのだ。自分の内側に触れながら婚活を進めることは、結婚後の夫婦関係を維持するうえでも非常に重要なポイントだ。

今までの恋愛で、誰と付き合ってもなんとなく違和感を抱えてきた人ほど、ぜひ無料相談に来てほしい。本当の自分を知ることが、次の一歩を踏み出す大きなきっかけになるぱん。

こんかちゅぱんだ