結婚相談所の離婚率10%は嘘|独自調査で暴かれた真実。

結婚相談所の離婚率について調べると、多くの結婚相談所のサイトで「相談所での結婚は恋愛結婚よりも離婚率が低い」「恋愛結婚の離婚率は30〜40%なのに対し、相談所婚の離婚率は約10%」と主張する記事をいくつも目にします。
しかし、その根拠となるデータ出典が見当たりません。

実際、私たちもこの記事を書くに当たり、信頼できるデータを血眼になって探しましたが、公的な統計や確かな調査結果は見つけられませんでした。

にもかかわらず、「離婚率10%」という数字が独り歩きし、多くの結婚相談所が「相談所婚は離婚しにくい」とうたっていたのは、冷静に考えれば不思議な話です。

そこで私たちは、事実を明らかにするため、調査を敢行しました(調査実施機関:株式会社マーケティングアンドアドシェイツ。調査期間:2025年2月)。
約20,000人(30代:7,979人、40代:11,660人)を対象に、出会いの方法ごとに結婚した人々の離婚率を徹底的に分析し、本当に「結婚相談所で結婚した夫婦は離婚しにくい」のかを検証したのです。

この記事では、その調査結果を詳しく解説します。
長年、根拠のないまま語られてきた「結婚相談所の離婚率」に、ようやく正しいデータを提示します。

【結論】結婚相談所婚は、最も離婚率が低い。

まずは結論からお伝えします。
結婚相談所で出会って結婚した夫婦の離婚率は、30代で6.7%、40代で14.8%です。
コミュニティ(友人・職場・紹介など)やマッチングアプリといった他の出会いの手段と比較して、結婚相談所婚が最も離婚率が低いことが、今回の調査で明らかになりました。

残念ながら、離婚という結末を迎える夫婦は一定数存在します。
しかし、出会い方によってそのリスクを軽減できるとしたら、どう選ぶべきかは明白ではないでしょうか?我々から見れば最も離婚率が低い結婚相談所以外での婚活を選ぶ理由は、もはや見つかりません

これまで語られてきた離婚率の正体

今回新たに判明した「離婚率」について、「あれ? これまで聞いたことのある話と違うぞ?」と感じた人がいるかもしれません。

おそらくあなたがイメージしていた離婚率というのは、

  • 3組に1組は離婚する(約33%)
  • 離婚率1.52
  • お見合い結婚の離婚率は10%

のいずれかではないでしょうか。

それぞれの数値について、見ていきましょう。

「3組に1組が離婚する」の真相

「3組に1組は離婚している」ほど全体の離婚率が高いなら、結婚の手段ごとの離婚率ももっと高くなるのでは? と思うのも当然です。

確かによく聞く「3組に1組が離婚している」という言葉ですが、実はこれは「令和5年の離婚件数183,808組 ÷ 令和5年の婚姻件数474,727組=0.387」 という単純な計算で出されたもの。
「令和5年に結婚したカップルの3組に1組が1年以内に離婚した」 という意味でも、「令和5年に全夫婦の3組に1組が離婚した」 という意味でもありません。

この計算方法には大きな落とし穴があり、今の日本では、「離婚割合が高く見えやすい」状況が起きています。

離婚割合が高く見える理由は、以下の2つです。

  1. 新しく結婚するカップルが減っている
     → 適齢期の人口が減っているため、新規の婚姻数が減少している。
  2. 昔に結婚した人たちの熟年離婚が増えている
     → 特に、熟年離婚(婚姻期間20年以上)が増えており、その世代は人口が多い(団塊ジュニア以上)

つまり、「今離婚している夫婦の多くは、昔に結婚したカップル」 なのに、「新しく結婚するカップルの数が少なくなっている」 ため、「1年間の婚姻数と離婚数を単純比較すると、30%近くになる」 という現象が起こっています。

あくまで、「過去に結婚した人たちの離婚数と、今年新しく結婚した数を比べている」 ので、実際に「結婚した夫婦の3割が離婚する」わけではありません。そのため、「3組に1組が離婚している」という表現をそのまま受け取るのは、誤解を招く可能性があると言えるでしょう。

画像引用:こども家庭庁「結婚に関する現状と課題について」、厚生労働省「令和4年度「離婚に関する統計」の概況 人口動態統計特殊報告

「離婚率1.52」の誤解

厚生労働省の人口動態統計によると2023年の「離婚率」は、1.52厚生労働省「令和5年(2023)  人口動態統計月報年計(概数)の概況」より )。
よく見ると、どこにも「%」と書いていないことに気づきましたか?
これは「100組の夫婦のうち1.52組が離婚する」という意味ではなく、「人口1,000人当たり1.52件の離婚が発生している」という統計指標なのです。
離婚という響きから、ついパーセンテージのように受け取りやすいのですが、全く異なる数値です。

「お見合い結婚の離婚率10%」の恣意性

「結婚相談所の離婚率は低い」の根拠として使われてきた、「お見合い結婚の離婚率10%」とはなんなのでしょうか。
まず、こちらをご覧ください。これは婚活業界で広く使われてきた、恋愛結婚比率と離婚率に関するグラフです。

引用元:東洋経済/荒川和久『100年前の日本人が「全員結婚」できた理由』

このグラフを見て分かるとおり、1960年代以降、お見合い結婚の減少と恋愛結婚の増加に伴い、離婚率も上昇しています。

しかしこのグラフが示しているのは 「お見合い結婚が減少するにつれて恋愛結婚が増加しており、離婚率も上昇している」という事実 であり、ここからすぐに「お見合い結婚は恋愛結婚よりも離婚率が低い」と断定することはできません。
まして「結婚相談所の結婚が恋愛結婚よりも離婚率が低い」という因果関係を証明するものではありません。

にもかかわらず、今までの婚活業界ではこのデータを都合よく解釈し、「お見合いで出会う結婚相談所での結婚は恋愛結婚よりも離婚率が低い」と主張してきたわけです。

そこから更に「相談所婚の離婚率は10%」とすり替わり、根拠不明の数値が、あたかも確固たる事実のように広められてきました。

そもそも、当時の時代背景を考慮すると、1960年代は女性の社会進出が進んでおらず、妻から離婚を申し立てることが難しい状況でした。更に、文化的に離婚が一般的ではなく、周囲の目や社会的なプレッシャーが大きかった時代でもあります。これらの要因が、離婚率の低さに影響を与えていた可能性は充分に考えられます。

こうした背景を無視し、1つのグラフから「結婚相談所の離婚率は低い」と都合よく解釈し、「10%」という出所不明の数値を業界全体で広めてきたことは、統計的な裏付けに乏しい態度であり、業界として反省すべき点だと考えています。

結婚相談所婚の離婚率が低い理由

「結婚相談所で結婚するほうが、他の手段よりも離婚率が低い」という今回の調査結果。
この結果をもたらした理由はどこにあるのか、考察していきましょう。

まずは裁判所が公開している、「令和5年の男女別離婚原因ランキング」を見てください。

出典:裁判所ウェブサイト「司法統計 令和5年度 家事
申立人の言う動機のうち主なものを3個まで挙げる方法で調査重複集計。

離婚理由の1位は男女ともに「性格が合わない」、いわゆる「価値観の違い」です。
以降、男女で細かい違いはあるものの、

  • 価値観の違い
  • 異性問題
  • 精神的・肉体的DV
  • 金銭問題
  • 家族・親族関係
  • 性的不調和

などが、現代の主な離婚原因として挙げられます。

ぱんだ
ぱんだ

ここ最近、離婚理由でよく聞くモラハラや他責思考は「精神的に虐待する」に、セックスレスや妊活への意識の違いは「性的不調和」に含まれているぱんね。

そしてこれらの離婚事由は、実は「結婚相手選びの段階で避けられた可能性」があり、そして「結婚相談所での婚活はその可能性を高める仕組みができている」こと。
この2つの点から、結婚相談所での結婚では、離婚率が低くなったと考えられます。

もちろん、たとえ結婚相談所を利用して結婚したとしても、これらの事由で離婚する可能性は0ではありません。
しかし、「結婚相談所婚では主な離婚事由を回避しやすくなる」と私たちが考える理由として、以下の5点が挙げられます。

  1. 結婚への心の準備ができている
  2. 結婚後の生活についての擦り合わせを行なっている
  3. 結婚相手をときめき重視で選んでいない
  4. 経済的に余裕のある会員が多い
  5. 結婚後も夫婦関係の相談ができる人がいる

1つずつ解説してきます。

​結婚への心の準備ができている

結婚相談所の会員は、結婚を強く望み、計画的に婚活を進めている人ばかりです。 結婚に対する心の準備が整っているため、流れや勢いで結婚してしまいがちな自由恋愛と比べ、結婚後も家族を大切にし続ける傾向があります。

一方、自由恋愛の延長で結婚する人の中には、「付き合って長いからそろそろ結婚しようか」、「相手の結婚希望に押し切られた」というように、流れで結婚に至るケースが少なからず含まれています。

「自分から強く望んで結婚した」という意識が薄いため、結婚生活に対する責任感も低くなりがちで、時間やお金を家族のために使うことを嫌がったり、結婚生活への経済的・精神的な準備が不足していたりすることが少なくありません。そうした傾向が顕著になると、「生活費を渡さない」「浪費」「家庭を顧みない」「精神的に虐待する」といった離婚事由につながりやすいのです。

それに対し、結婚相談所の会員は「結婚したい!」という強い意志を持ち、すでに家庭を持つイメージが明確です。 彼らは結婚相談所に大金を支払って婚活を進めているわけで、それだけの投資に見合う価値が結婚生活にあると考えています。

この意識の違いが、結婚後の生活にスムーズに適応できる理由です。
結婚相談所を利用する人たちは、家族に時間やお金を使うことに抵抗がなく、結婚生活そのものを大切にします。
そのため、精神的・経済的DVを行ったり、家庭を顧みなくなるリスクは、自由恋愛からの結婚と比べて低いと考えられます。

結婚後の生活についての擦り合わせを行なっている

結婚相談所の会員は、結婚に対する覚悟を持っている方が多いですが、それでも理想的な価値観が完全に一致する相手に出会うことは難しいのが現実。
だからこそ、結婚前に、価値観を擦り合わせておくことが重要になります。

結婚相談所では、交際を始める前にお互いの価値観をしっかりと確認し合うことを推奨しています。このような擦り合わせを行うことで、結婚後に発生する可能性がある重大な価値観の違いを事前に防ぐことができるのです。

一方、一般的な自由恋愛では「好きになる→交際→結婚」という流れが自然です。この場合、交際を始めた後にお互いの深い部分を知ることになります。
だからこそ、結婚相談所以外での出会いでは、交際前に「将来子どもはいつ頃、何人ほしいか」「どこに家を買うか」など、結婚後に重要となる事柄について細かく話し合うことは少ないのが現実です。

交際中にお互いの価値観を擦り合わせられればいいのですが、恋愛の初期段階では「少し違っても、好きだから大丈夫」といった気持ちから、違和感を無視しがちです。
このような状態で結婚し、ドーパミンの効果が切れた後にその違いが表面化すると、最終的に離婚に至ることも少なくありません。

実際にバツイチ同士で結婚した会員さんにも、この「擦り合わせ」がうまくできていなかったために、離婚に至ったと話す方が非常に多いです。
好きになった後に細かいことを擦り合わせようとしても、すでにドーパミンによる麻痺状態になっていると、あまり意味をなさないということですね。

結婚生活を長く幸せに続けるためには、結婚前にお互いの価値観をしっかりと擦り合わせておくことが、何よりも重要です。
お互いの将来に対するビジョンや考え方を一致させることで、結婚後も安心して支え合い、より良い関係を築くことができるのです。

結婚相談所は、結婚を前提にした出会いの場であるため、人生をともにするパートナーとして重要な価値観の擦り合わせを、真剣交際に進む前に徹底的に行います。
まず、お見合いやプロフィールを通じて、最低限譲れない価値観が合っているかを確認します。
次に、仮交際に進む段階で、家族や親族関係、住居や将来の子どもについて、仕事の考え方など、より具体的で詳細な点について仲人のサポートを受けながら詰めていきます。

これらの価値観の擦り合わせを経て、お互いが「これなら大丈夫だ」と感じたときに初めて、真剣交際に進むという流れになります。
このプロセスにより、結婚後に「こんなはずでは……」という価値観の違いから生じる後悔の可能性が、自由恋愛婚に比べて圧倒的に低くなるのです。

結婚相談所での出会いは、恋愛感情だけに頼らず、結婚生活に必要とする要素がお互いに一致することを見極めたうえで成婚します。そこが結婚後の生活の安定感につながるのです。

ぱんだ
ぱんだ

ナレソメには、何を擦り合わせるべきかを確認できるチェックリストもあるぱん!

結婚相手をときめき重視で選んでいない

私たちがよく耳にする離婚理由の1つ、「異性関係・不倫」について考えてみましょう。
この問題の背景には、ときめき=ドーパミン主導での結婚相手選びが大きく関係しています。
しかし、結婚相談所での結婚では、ドーパミンだけで相手を選ばず人柄を見て選ぶため、一般的な恋愛結婚よりも不倫に走る可能性が低く、長続きしやすいと考えられます。

そもそもドーパミンとは、気分を高揚させるホルモンであり、恋愛の初期段階で大量に分泌されます。
恋をしているときに感じるドキドキや高揚感、幸せな気持ちは、すべてドーパミンのおかげです。

しかし、ドーパミンの効果は永遠ではありません。
残念ながら、時間の経過とともにその分泌量は減少し、約3年でほとんど分泌されなくなるのです。

「恋愛感情は3年で冷める」という説や、「結婚後5年以内の離婚率が最も高い」というデータは、このドーパミンの特性に由来しています。
実際、今回の調査でも、「アプリの出会いは5年目以降に離婚が爆増する」という結果が出ていました。

恋愛の延長や勢いで結婚した場合、最初の「好き!」という感情はドーパミンによるものであることが多く、これが切れたとき、新たにドキドキを求めて別の相手を探し始める人もいます。
その結果、不倫や浮気に走るケースが出てくるのです。

結婚をドーパミン依存で選んだ人がそのときになって「もっと考えればよかった」と後悔しても、あなたの前に転がるのはドーパミン依存の不倫男です。
その現実を避けるためにも、感情に流されず、しっかりと自分に合う相手を見極めることが大切です。

それに対し、結婚相談所では、まず条件や考え方をベースに相手を探します。
価値観や将来の方向性が合致し、人間同士の信頼関係を育ててから「思いきりキュンキュンする」という手順を踏むのです。
結婚相談所ナレソメ予備校で出会った夫婦もお互いを好きになって結婚していますが、その根底にあるのはドーパミンのような一時的な感情ではなく、相手の内面への理解やリスペクトです。
そのため、ドーパミンが消えた後でも、不倫に走る可能性は自由恋愛と比べて低いと言えます。

また、結婚相談所での結婚には大きな金銭的・精神的な投資が伴います。
婚活に大金をかけ、時間を費やし、多数の候補の中から比較検討してようやく手に入れた結婚生活を、軽い気持ちで不倫によって壊そうと考える人は少ないのではないでしょうか。
むしろ、そうしたプロセスを経たからこそ、相手への感謝や尊重が強くなり、不倫のリスクは更に低くなると考えられます。

▶関連記事:ドーパミン恋愛の恐ろしさを語る「あいの里2」レポもぜひチェック!

経済的に余裕のある会員が多い

結婚相談所の会員は、経済的に余裕がある場合が多く、またそのお金を家族のために使う覚悟を持っているため、経済面でのトラブルが起こりにくいという特徴があります。
もちろん、金銭面だけで離婚率が下がるわけではありませんが、現代の日本のように経済状況が変動しやすい中で、景気が悪化しても不自由のない生活を維持できる財力があることは、安定して家庭を運営するうえで大きなアドバンテージとなります。

結婚相談所を利用するには、一定の費用がかかります。
入会金、お見合い費用、成婚時の費用……。
このような金銭的な負担をクリアできる収入や貯蓄があるだけでなく、それを結婚のために使う覚悟ができている点も、結婚相談所での出会いの特徴です。

また、結婚相談所では、金銭面に関しても真剣交際前にしっかりと擦り合わせを行うため、生活費の分担やお金の使い方についての価値観がずれることは少なく、経済的なトラブルを未然に防ぐことができます。このように、経済面での安定と価値観の共有がしっかりと整った上で結婚に進むため、安心して共同生活を送ることができるのです。

ぱんだ
ぱんだ

ナレソメ会員は、男女ともに高年収が多いぱん。

確かに、結婚相談所以外にも高収入の男性は多く存在しますが、問題はその男性がどれだけ家庭に対してお金を使うかという点です。
高収入だからといって、必ずしも家庭に対して積極的にお金を使うわけではありません。

中には「自分以外のためにお金を使いたくない」と考える「高収入ケチ」タイプもおり、こうした男性との結婚では「生活費を渡さない」「自分のためだけに浪費する」といった問題が発生する可能性もあります。

一方、結婚相談所ナレソメ予備校のハイスペ会員を見ていると「ともに苦労しよう」ではなく、「お金をかけてもいいからともに楽しよう」と考える傾向にあるように感じます。
例えば子どもが生まれ、家事育児の両立がしんどい……となったときに、「キツいけどお互いがんばろう!」といった根性論ではなく、ベビーシッターを雇ったり、便利な家電を買ったりと、対処可能な部分はお金で解決してしまうのです。
経済的に余裕があり、家族のためにお金を使ってくれる=困ったときの解決策が多い、ということであり、お互いに余計なストレスがかからないため、良好な夫婦関係を維持できます。

このように、経済面での安定と家族への思いやりが両立していることは、結婚生活における大きな強みと言えるでしょう。

結婚後も夫婦関係を相談できる人がいる

とはいえ、夫婦とはいえども別々の人間ですから、どんなに価値観や経済面での擦り合わせがうまくいっても、ときには摩擦や擦れ違いが生じることもあります。
そんなとき、強い味方となるのが、信頼できる仲人の存在です。

近年、アプリや街コン、婚活パーティーなど、出会いの手段は増えています。しかし、こうした出会いからの結婚では、 共通の知人や友人がいない ことが大きなデメリットになります。
夫婦間でケンカや問題が起きたとき、誰も2人の状況を理解して仲裁できる人がいないと、解決が難しくなり、最悪の場合は離婚に至ることもあります。

かつて昭和の時代までは、仲人は結婚前のサポートだけでなく、結婚後も夫婦を見守り、公平で適切なアドバイスをくれる「夫婦の後見人」でした。いざというときに相談できる強い味方がいることは大きな安心材料だったはずです。

しかし、結婚相談所の仲人は、出会いから結婚までは仲人がしっかりとサポートしてくれても、成婚退会したらそれっきりという相談所のほうが多いのが実情です。

その成婚退会後も「50年続く幸せな結婚」ために、ナレソメ予備校ではさまざまな卒業生向けサービスを充実させています。
高い費用を支払う以上、成婚後もサポートを提供してくれる相談所を選ぶことが、結婚後の安定した生活につながる という点を忘れてはいけません。

ナレソメは卒業生向けサービスも充実!

ぱんだ:成婚後のサポートが充実しているのがナレソメ予備校の特長!他の相談所に比べて、更に離婚率が下がることが予想できるぱんね

成婚後にも結婚生活全般について相談できる、信頼のおける仲人がいることは、結婚生活をより安心して続けるための大きな助けとなるでしょう。

離婚にならない結婚相手の見つけ方

結婚相談所婚は自由恋愛婚よりも離婚の可能性が低くなるとお話ししてきましたが、もちろん0ではありません。
結婚相談所で出会った夫婦の中にも、離婚する人たちはいます。では、どうすれば結婚相談所において、離婚しない相手選びができるのでしょうか?

まず大前提として、今後の結婚生活についての擦り合わせを行うことがいちばん大切です!
これを行わなければ結婚相談所で活動する意味がありませんので、必ず細かく擦り合わせを行なってください。そのうえで、他に意識するべきポイントを5つにまとめました。

  • ルックス、スペックや共通点など、内面以外の要素だけで選ばない
  • 仲人のアドバイスを無視しない
  • 自分の意見をきちんと伝える
  • 焦りすぎない
  • サポートの手厚い結婚相談所を選ぶ

以下で1つずつ説明していきます。

ルックス、スペックや共通点など、内面以外の要素だけで選ばない

もちろん、外見やスペックにこだわるのは全く悪いことではありません。自分が譲れないラインや好みのルックスを大切にするのは、結婚相手選びの1つの重要な要素です。
しかし、内面以外の要素“だけ”で相手を決めてしまうと、後々離婚に繋がる可能性が高まることがあります。

例えば、性格を無視して「すてき!」と思うルックスにこだわりすぎるのは、ドーパミンに影響されて相手を選んでいる証拠です。
最初のときめきは時間とともに薄れ、毎日顔を合わせるうちにドキドキしなくなります。
そうなったとき、もうドキドキしない性格の悪い夫と何十年も暮らしていくのは地獄です。
だからこそ、内面の相性をしっかり見極めることが必要です。

スペックについても同様です。

確かに、仕事や収入が安定していることは魅力的ですが、これらの要素は変動することもあります。
例えば、夫が職を失ったり、義実家の経済問題が発覚することもあるかもしれません。
もし、スペックだけで選んだ相手だった場合、こうした変化が起きた時に、その状況でも相手を愛し続けられるか、という点が非常に重要になります。

更に、共通点が多いことが必ずしも良いわけではありません。
「私たち、似たもの同士でとっても気が合うね」という認識で結婚を決めてしまうのは危険です。
いくら共通点が多くても、相手は別の人間です。一緒に暮らしていくうちに、少しずつ自分と違う部分が見えてきて、「似たもの同士じゃないじゃん」と感じることが増えていくかもしれません。

結婚相手を選ぶ際には、内面をしっかりと重視し、外見やスペック、表面的な共通点にこだわりすぎないように気をつけましょう。
お互いの違いをも理解し尊重し合い、本当の価値観を共有できる相手を選ぶことが、長い結婚生活を支えるための鍵となります。

ぱんだ
ぱんだ

言うまでもないが、結婚でいちばん大切なのは内面ぱん! そこを無視すると地獄を見るぱん。

仲人のアドバイスを無視しない

離婚率についての他のサイトの記事で「仲人の言いなりにならないようにしよう」というアドバイスを見かけましたが、逆です。
結婚相談所では仲人のアドバイスをよく聞くことが大事。もちろん「言いなり」はよくないものの、もらった意見を取り入れる姿勢は大切です。
なぜなら、仲人は何百人、何千人の男女を見てきた婚活のプロフェッショナルであり、なによりも会員に「幸せな結婚をしてほしい」という強い願いを持っているからです。
そのため、「この2人は相性が良い」と感じれば積極的におすすめし、逆に「合わないかもしれない」と判断すれば止める場合もあります。

例えば、ナレソメ予備校での実例として「超ハイスペ男性しか狙いたくない!」というお気持ち系女子がいました。
超ハイスペ男性は論理的な思考が特徴的であることが多く、感情を重視するタイプとは相性が合わないことがあります。
仲人たちは「やめておいたほうがいい」と何度もアドバイスしましたが、彼女はそれを無視して交際を進めた結果、価値観の違いに疲弊してしまいました。
最終的に「普通の男性の方が自分に合っている」と気づき、別の男性と成婚し、現在は幸せに暮らしています。

このように、仲人のアドバイスを無視して自己判断で進めてしまうと、思わぬ失敗を招くことがあります。

一方で、結婚相談所の中には、利益を優先して強引なアドバイスをするところや、逆に具体的な助言を全くせず、ただ寄り添うだけのところも存在します。
そのため、信頼できる相談所や仲人を選ぶことも重要です。

例えば、結婚相談所「ナレソメ予備校」では、恋愛心理学者・山崎が考案した 「マッチグラム」(性格診断)や 「ラブスタイル診断」(結婚生活に求めるものを分析)を活用し、心理学的なアプローチから本当に相性の良い相手を提案することも可能です。

根拠に基づいた具体的なアドバイスを迅速に提供してくれる仲人がいる相談所であれば、安心して婚活を進められるでしょう。
仲人の助言を素直に受け入れ、二人三脚で活動することで、離婚しにくいパートナーとの出会いに一歩近づけます。

ナレソメノートでは仲人の人となりも紹介中!

 自分の意見をきちんと伝える

婚活や結婚生活において、気を遣いすぎてしまう人や受身の姿勢の人が陥りがちな問題の1つに、「自分の意見を言わず、何でも『いいよ』『大丈夫です』と言ってしまう」というものがあります。
このような態度は、一見すると相手を尊重しているように見えますが、実は間違った気遣いであり、関係に悪影響を及ぼす可能性があります。

自分の意見を伝えずにいると、相手は「この人は特にこだわりがないんだ」と誤解し、どんどん自分の考えを優先するようになってしまうかもしれません。そして、交際が進んでから「やっぱり嫌だ」と意見を覆されると、相手にとっては大きなストレスとなり、信頼関係にも影響が出る可能性があります。

また、「自分が我慢すればいいや」と考えて結婚生活をスタートさせても、その我慢は長続きしません。時間が経つにつれ、蓄積された不満が爆発してしまい、最悪の場合は離婚に至ることもあります。相手にとっても、後から大きな不満をぶつけられるのは迷惑であり、不誠実な対応だと感じられるかもしれません。

仲人との関係においても、自分の本音を伝えることが非常に重要です。先ほどお伝えしたとおり、仲人のアドバイスを聞く姿勢は大切ですが、「めんどうくさい人だと思われたくない」「高望みだと思われたら嫌だ」という気持ちから、つい仲人が望むような回答をしてしまったり、イエスマンになってしまうケースがあります。

しかし、このようなスタンスでは、仲人があなたの本当の願いや価値観を理解することが難しくなります。
その結果、あなたに合ったアドバイスや紹介ができなくなってしまう可能性があります。
仲人はあなたを批判するためではなく、理想の結婚を叶えるためにサポートをしてくれる存在です。「これってワガママかな?」と思う要望でも、まずは正直に伝えてみましょう。本音を共有することで、仲人の解像度が高まり、より的確で効果的なアドバイスが受けられるようになります。

意見を伝えるのが苦手な人は、婚活を結婚生活の練習の場と捉え、今の段階から少しずつ意識してみてください。
自分の考えや希望を伝える習慣を身につけることで、結婚後のコミュニケーションがスムーズになり、お互いがより良い関係を築きやすくなります。

焦りすぎない

結婚相談所ナレソメ予備校会員の入会から成婚退会までの期間(中央値)は、なんと5ヶ月(2024年6月末時点)。これは他の結婚相談所と比較しても、驚異的なスピード成婚です。それを聞くと「早くいい相手を見つけなきゃ」と焦ったり、1年を超えて活動していると「私は結婚できないんだろうか」と不安になる人もいるでしょう。

しかし、早ければいいというわけではありません。これは結婚相談所に限った話ではなく、婚活全般に言えることです。

ナレソメ予備校会員の中にも2年3年と活動している人はいますが、彼らが魅力的でないから……ではありません。どうしても譲れない条件があったり、結婚に向けて自分の内省をしている途中だったりと、理由はさまざま。
それらが中途半端な状態で成婚したとしても、けっきょくは自分の納得のいく結婚生活にならず、離婚に繋がるかもしれません。

2年間の活動の結果、大満足の幸せを手に入れたナレソメイトも!

https://twitter.com/cryptobanker_z/status/1866340063006876061?s=46

婚活は競争ではなく、たった1人の大切なパートナーを見つけるためのフルマラソン。
出会う相手や自分自身ともじっくり向き合い、納得のいく結婚をすることが正しいゴールではないでしょうか。

サポートの手厚い結婚相談所を選ぶ

いくら「結婚相談所の離婚率が低い」といっても、そもそもサポートの少ない結婚相談所を選んでしまうと、上記のポイントを自分1人だけの力で行うこととなり、非常に大変です。
結婚後のことも考えて、活動中も成婚退会した後も、さまざまなサポートを受けられる結婚相談所を選ぶのがベストです。

サポートの少ない結婚相談所を選んでしまうと、仲人が擦り合わせに協力的でなかったり、そもそも何を話し合うべきかすら教えてもらえなかったり。
結婚相談所によって成婚退会の定義も異なるので、まだ擦り合わせが充分にできていないのに、仲人のゴリ推しでなんとなく成婚退会したものの婚約破棄となったり、そのまま結婚→あえなく離婚の道をたどったりるパターンも。
その反省から「次はサポートの手厚い相談所がいい」と結婚相談所ナレソメ予備校に入会してくる方も実は少なくないのです。

▶みいさん夫婦の「結婚相談所の体験談・ナレソメストーリー」全文はこちらから

「宣伝かよ!」と思われるかもしれませんが、結婚相談所ナレソメ予備校は在籍中も卒業後も、サポートの手厚さには自信があります。

ナレソメ予備校の卒業生(成婚退会者)向けサービス「イトナミ」(一部有料)では、

  • 恋愛心理学者による夫婦関係講座
  • 産婦人科医による妊活相談
  • 不動産アナリストによる住まいの相談
  • ファイナンシャルプランナーによる資産形成相談

などさまざまなコンテンツを提供し、ナレソメ予備校卒業生の人生を丸ごと支えていきます。

結婚相談所には婚前交渉禁止ルールがあるため、結婚してから何らかの性の悩みを抱えるケースもありえるかと思います。そんなときでも、なんとナレソメ予備校では夜の営みについての講座や相談会も行っており、万が一なにかあっても安心な体制を整えています。

また、結婚相談所ナレソメ予備校では卒業生同士の交流がとても盛んなのも魅力。
婚活中に公式の男子会・女子会で出会い、退会した後も仲よくし続けるパターンが多く、「ナレソメ予備校に入会していちばん良かったのは、夫と友だちの両方をゲットできたこと」と言う人がいるほど。

結婚式や妊活、夫婦関係について相談したり、子どもができてからはママ友として子育ての悩みを共有したりと、ライフステージが近い同士だからこそ、より親密になれるようです。
大人になると環境の変化で昔からの友人と疎遠になることが多い中、婚活をきっかけに新たな友だちができるというのはうれしいですよね。

まとめ

最初にお伝えしたように、今回ナレソメ総研が行った2万人規模の調査で、「結婚相談所で結婚した夫婦は他の手段で結婚した夫婦と比較して、離婚率が最も低い」という結果が得られました。

せっかく結婚するのなら、末長い幸せを目指したい。

そんな強い思いがあるなら、少しでもリスクの少ない道を通ることをおすすめします。

更に、結婚相談所ナレソメ予備校がうたっているのは「結婚相談所2.0」。

「成婚したら目的達成」とする従来の結婚相談所とは違い、結婚相談所ナレソメ予備校のミッションは「結婚によってQOLを上げる」こと。

だからこそ成婚させて終わりではなく、その先の結婚生活や人生の満足度を最大化するためのさまざまなコンテンツを在籍中・卒業後も用意しています。

ナレソメ予備校のサポートの多さは、数ある結婚相談所の中でもトップだと自信を持って言えます。

これらのサポートをフル活用することで、そもそもがどの手段よりも離婚率が低い結婚相談所の中でも、さらに離婚リスクを下げることができるでしょう。

幸せな結婚生活を50年続けたいのであれば、ぜひナレソメ予備校の扉をたたいてください。

ナレソメノート編集部