結婚相談所の男性レベルは?年齢や年収・スペックを解説

結婚相談所での婚活を検討している女性の中には「結婚相談所の男性レベルは低い」と考える方も一定数います。

しかし、実際のところ結婚相談所で活動している男性は、平均年収よりも高い年収を得ていることもあったり、イケメンやハイスペックと呼ばれる男性も活動しています。

本記事では、結婚相談所の男性レベルや、結婚相談所の男性が選ぶ女性の特徴をご紹介します。

結婚相談所の男性レベル

冒頭でも触れた通り、結婚相談所の男性レベルは低いと考える女性も一定数います。果たして、本当に結婚相談所の男性レベルは低いのか、実際に活動している会員様のデータも踏まえてご紹介します。

ここでは、日本結婚相談所連盟(IBJ)が直営している「IBJメンバーズ」と、成婚率78.2%を誇る「ナレソメ予備校」の2つのデータをもとにご説明します。

年齢

まず年齢に関してですが、IBJメンバーズは〜29歳の男性会員が9.6%、女性会員が17.3%となっており、30〜34歳の男性会員は27.3%、女性会員は39.3%となっています。(2022年12月31日時点)

一方のナレソメ予備校は、アクティブ会員に絞った男女別の平均年齢は、女性が31.3歳、男性が33.6歳です。(2024年1月末時点)

IBJメンバーズ、ナレソメ予備校ともに、約半数の会員様が「20代〜30代」であるため、会員様は比較的若い方も多く活動していることが分かるかと思います。

また、IBJが出したプレスリリースによると、2019年と比較して2022年の20代の入会者数は、497%アップしているというデータも出ています。つまり、過去3年で20代の会員は5倍にアップしているということであるため、それだけ若い方が活動していることが分かるでしょう。

年収

次に年収に関してですが、IBJメンバーズは男性の82%が年収500万円以上、61%が年収600万円以上というデータになっています。

一方のナレソメ予備校は、〜399万円未満の会員様は全体の10%未満、500万円〜800万円の会員様が全体の約40%とボリュームゾーンとなっており、年収1,000万円の方も約20%活動しています。

国税庁が発表している日本人の平均年収は「約430万円」であり、20代の平均年収は20~24歳で284万円、25~29歳で404万円、30代の平均年収は30〜34歳で約499万円、35〜39歳で約560万円になります。

つまり一般的な男性と比較して、結婚相談所の男性は高い年収を得ている方が多い傾向にあります。

職業

最後に職業に関してですが、IBJメンバーズは男性・女性ともに会社員の方の割合が最も多く、安定した職業に就いていることが分かります。

全体の会社員の方の割合は、男性が75.1%、女性が66.6%となっており、男性の公務員割合は12%、女性は8.4%です。

また、男女ともにその他の割合に含まれている職業では「経営者」「医師」「専門資格職」などが挙げられます。

なお、ここまで読んでいただいた方には「マッチングアプリも同じくらいの割合なのではないか」と思われる方もいるかもしれません。しかし、たとえば「医師」という職業ひとつとっても、マッチングアプリには日本の医師免許を取得している人数以上に「医師」と名乗る方が多いと言われており、プロフィール上では「本当の職業」を判断することができません。

しかし、結婚相談所の場合は収入証明書や医師免許の提出が義務付けられているため、職業詐欺の方はそもそも入会できない仕組みとなっています。

正規雇用され、毎月の収入やボーナスなどを安定して得ており、お相手のことも信頼して婚活に臨みたい場合は、結婚相談所一択と言っても良いでしょう。

学歴

一般的に、女性は男性に対して学歴を求める傾向にあります。

2021年に高等学校を卒業した方のうち、大学に進学した男性の割合は全体の54.3%でした。

一方の結婚相談所の場合、IBJでは全体の約7割の男性が大卒であり、ナレソメ予備校では全体の90%が大卒です。

つまり、女性が男性を見極めるポイントの1つである学歴に関しても、一般市場の男性よりも結婚相談所の男性のほうが高い傾向にあるのが分かるのではないでしょうか。

結婚相談所で活動している男性の特徴

先ほど、結婚相談所の男性レベルは、一般的な男性よりも高い傾向にあることが分かりました。しかし、なぜレベルの高い男性が結婚相談所で婚活をするのか、疑問に感じる方もいるかもしれません。

そこでここでは、結婚相談所で活動している男性の特徴をご紹介します。

職場での出会いがない

結婚相談所で活動している男性は、職場での出会いがない傾向にあります。そもそも職場に女性が少なかったり、自分が魅力的だと思う女性が少なかったりする場合、職場以外での出会いを求めて結婚相談所を利用しているのです。

また、職場以外での出会いとして「マッチングアプリ」や「街コン」も挙げられますが、これらの出会いは上述したようにお相手のことを疑いながら婚活しなければならないケースもあります。

そのため、安心してお相手との出会いの機会を得られる結婚相談所を選択する男性も多いです。

加えて、男性は出会うまでのメッセージやLINEがめんどうを感じる傾向にあり、出会うまでは仲人が日程調整し、あとは会うだけの結婚相談所にメリットを感じるケースも非常に多いです。

婚活を前向きに考えている

次に、結婚相談所は婚活を前向きに考えている男性のみが活動しています。そもそも、結婚相談所は結婚を前提として活動する場所であり、遊び目的や恋愛目的のみで活動する方はいません。

婚活を前向きに考えている男性とのみ出会えるのは、女性にとって大きなメリットであることは間違いありません。

マッチングアプリなどでは、男性の本心は遊び目的ではあるものの、口では「〇〇さんしかいない」「結婚を前提に考えている」と伝える男性も一定数いるようです。

そもそもの前提として結婚を考えており、その上で自分の希望条件に合致するお相手と出会えるのは、結婚相談所ならではの魅力と言えるでしょう。

効率的な出会いを求めている

男性に限った話ではないものの、効率的な出会いを求めている男性も多いです。

結婚相談所でもボリュームゾーンである20代後半〜30代前半の男性は、仕事でも役職が付く可能性も高くなり、職場と家の往復になっているケースもあります。

こういった中でマッチングアプリに登録することや、自分だけで婚活を進めていく気になれない男性も多いです。

その点、サポートの手厚い結婚相談所であれば、希望条件に合致したお相手をカウンセラー(仲人)が紹介してくれたり、システムを使って条件に合致するお相手を探せたりします。

また、自然恋愛の場合は複数回のデートを重ねて付き合えたとしても、その後結婚に至らないケースも多々あります。こういったことを繰り返していては、一向に結婚まで進展できない可能性も考えられることから、結婚を前提に婚活ができる結婚相談所を選ぶのです。

質の高い出会いを求めている

次に、質の高い出会いを求めている男性も結婚相談所には多いです。

男性は、恋愛と結婚を分けて考える生き物であり、恋愛においてはとにかく可愛く、自立や将来を考えられなくても、付き合ったり定期的に会ったりするものです。

しかし、結婚相手には自立していたり、自分の考えをしっかりもっているなど、容姿(可愛い)以外の側面を重視する傾向にあります。

こういった「結婚相手として適任な女性」をマッチングアプリで探すのは難しいため、結婚相談所で結婚相手を探すという男性もいるということです。

結婚相談所で人気の男性が選ぶ女性の特徴とは?

ここまで、結婚相談所の男性レベルをご紹介しました。

ここでは、結婚相談所で人気の男性が選ぶ女性の特徴を4つご紹介します。

  • 若い(33歳以下)
  • お相手に気遣いができる
  • コミュニケーション能力が高い
  • 自立している

結婚相談所では、33歳以下の若い女性のほうがモテやすいです。

  • 結婚したら子供がほしい男性が多数派
  • その中で男性は本能的に若い女性を求めやすい

実際に多くの男性の意見を聞いたところ、お相手を検索する際の年齢条件としては、高くて33歳までが多く、35歳以上を条件に入れる30代男性は少ないです。そのため、検索結果に出にくくなる34歳以上の女性は結婚相談所という仕組みではなかなかモテづらい傾向にあります。

マッチングアプリでは、正直なところ男性は結婚相手を探していません。そのため、年下男性から35歳以上の女性へのいいねはよく来るものの、それは短期的な肉体関係を求めることがほとんどであり、婚活モテとは言えません。

ただし、35歳以上の女性であっても自分からの申し込みでは相手に気づいてもらえるため、決して結婚できないわけではないです。1つ非常に重要なこととして「結婚相談所は若いほどモテる傾向にある」ため、今が一番若い今日からこそ結婚相談所での婚活を検討するべきと言えます。

次に、やはり男性に対して気遣いができる女性は人気の男性から選ばれる傾向にあります。成婚後は夫婦としてお互いが関係を築き合っていく必要があるため、些細なことにも気付けたり、気遣いができたりする女性は選ばれる可能性が高いです。

気遣いができるということは「配慮できる=自分から相手のために行動を起こす」ことなので、もちろん自分から男性に申し込みを行う女性も男性からのウケが良いです。また、相手に気を遣って遠慮する=何もしないというのは、ナレソメ予備校では気遣いではないと伝えています。遠慮ではなく、配慮できる女性が結婚市場では人気なのです。

また、自立しているかどうかも重要なポイントになります。女性自身も、単に収入が高い・安定した職業に就いているかも大事なポイントではありますが、結婚後に出産やさまざまなイベントが控えている以上、自立しているかどうかを男性は見ている傾向にあります。

なぜなら、自立している女性のほうが、今後の円満な夫婦人生を送っていけることをイメージしやすいためです。どれだけ今が楽しいと感じる男女であっても、将来を思い描けない女性と男性は結婚したくありません。

上記3つに自分が当てはまっているかを確認し、1つでも当てはまっていない特徴がある場合は、結婚相談所の入会後に、カウンセラーにアドバイスやサポートをもらいながら、ともに成長しながら婚活を進めていきましょう。

まとめ

本記事では、結婚相談所の男性レベルを解説しました。結婚相談所の男性は、一般的な男性と比較して年収や安定した職業に就いているケースが多く、年齢も20代後半〜30代前半がボリュームゾーンとなっています。

本記事でもご紹介したナレソメ予備校も、アクティブ会員に絞った男女別の平均年齢は、女性が31.3歳、男性が33.6歳です。また、成婚率も78.2%と大手結婚相談所では圧倒的に高い数字を誇っており、結婚を前向きに考えている男女が多く活動している結婚相談所になります。

ナレソメ予備校では、Zoomを活用した個別無料相談をご用意しております。婚活のプロが婚活シミュレーションを作成し、実際に活動している会員様のデータを、画面を共有しながらご覧いただけます。

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