「好き好き」が重い…彼の愛情が強すぎて引いてしまう女性心理とは?【教えて、こんぱん!vol.10】

こんかちゅぱんだは、婚活の現実を伝えるべく転生してきた、毒舌だけど0歳の赤ちゃん。赤ちゃんだが、人生は10周目。
前世で数々の恋愛沼に陥り、酸いも甘いも経験してきたからこそ繰り出せる厳しい愛のムチを通して、今日も迷える子羊たちの道を正し、幸せな結婚へと導くのだ。
この連載では、そんなこんかちゅぱんだちゃんが、日々寄せられるおたよりに直接回答。
辛口だけど愛のあるアドバイスが聞きたいちみは、ぜひ最後まで読んでみるぱんね。

悩める子羊から大量のマシュマロが届いてるぱん。
<今日のおたより>
「私個人としては、夫婦って友達のような関係が理想なんです。
穏やかで平和で、白湯を飲んでるような、そんな安心感のある人と暮らしたくて――だから、ちょっと恋愛が苦手だったこともあり、結婚相談所に入りました。
ただ、今仮交際している方が、すごく私のことを好いてくださっていて……「ちゅきちゅきだいちゅき、なんでもちてあげゆ〜」みたいな雰囲気で、目から“好きビーム”がずっと出てるような感じなんです。
その方はハイスペックで、尽くしたがりで、外から見たら“理想の夫”そのものだと思います。
でも、正直に言うと、私はあまり“そういう感じ”が得意じゃなくて、友達として「一緒にいてラク」と思えるかというと、ちょっと違う気がしてしまって。
これは私が我慢しなきゃいけない“壁”なんでしょうか?
こういう相手と結婚して、やがて落ち着いていくものなのでしょうか?」
<こんかちゅぱんだからの回答>

「夫婦は友達のような関係が理想」という価値観、とてもすてきだぱんね。
毎日をともにする相手とは、過剰な感情の波や緊張感ではなく、穏やかに、静かに、「白湯」のような安心できる関係を築きたい。
その感覚、あたちは正しいと思うぱん。
一緒に暮らす相手に“ときめき”より“安心感”を求めるのって、成熟した感性。すてき。
そんな中で質問を読んでみた感じ、今のお相手は、どうやら“炭酸ジュース”タイプなんだぱんな。
「ちゅきちゅきビーム! だいちゅき〜、なんでもちてあげゆ〜!」って……白湯派のちみからしたら、なんやそのテンション、って思っちゃうのも当然。
正直、慣れてないとキツいぱん。好きな気持ちの押し売りって、ありがたいけど重たいよね。
ただ、そんなちみに伝えておかなきゃいけないことがあって、それは、ハイスペ男子って、意外とみんな“キモい”んやでってことなんだぱん。
外でめちゃくちゃがんばって、バッキバキに戦って、見た目も中身も完璧装ってる人ほど、プライベートでは“キモかわモード”を発動しがち。
これはあたちの前世調べだから、確かなことだと思う。
だけど一方で、「キモかわ」を発動されるのが悪いことか? と言われるとそんなこともなくて、それを発動できるって、ちみのことを「素が出せる相手だ」って思えている動かぬ証拠でもあるわけだぱん。
むしろ、「よっしゃー! これで彼はあたちのものだ!」と喜んでいいくらいの、良い傾向とも言える。
もちろん、「そのテンションがどうしてもしんどい」という人もいる。
もしちみがそうなら、それを無理に受け入れる必要はない。
でも、「どうせこのテンションは今だけだろ」って割り切ってみるのも1つなんじゃない? ってあたちは思うかなあ。
だって、恋愛初期の“ちゅきちゅき期”なんて、ブーストタイムだぱんよ。
ずっとそのテンションで結婚生活が続くわけじゃないし、多くの男性は、結婚後“白湯”になる。
今が炭酸MAXなだけで、放置してたら自然に気が抜けていくの。
そう考えたら、まあ、今くらい「アリ」かな? って思わない。
一方、「自分の気持ちを言語化する」ことは大事だよってのも、伝えておきたいぱん。
キモ! 無理かも! とすかさず見ず知らずのパンダに相談するのもいいけど、それ、彼に伝えた?
もしもまだなら、「あなたの気持ちはうれしいけど、そのテンションは少し苦手なんだ」って、ちゃんと伝えてみてほしいぱん。
相手が本当に大人で、愛情を持って接してくれてるなら、あなたの「白湯が好きなんだよね」っていう価値観も、きっと尊重してくれるはず。
言わずに「無しかも」で破滅するのは、ちょっともったいないと思うんよね。
もしかしたら、あなたが「ちょっと違うかも」と思っている今の彼は、結婚生活においては、“白湯”になり得る素材かもしれない。
今は姿形が違っても、ちみがどうしてほしいかを伝えれば、彼はそれに合わせて変化できるかも。
そのためにも、すり合わせをしてみてほしい。
お互いを理解して炭酸の泡が落ち着いた先に、あたたかい“白湯”があるかも。
最後に。そしてもう1つ。ハイスペの妻になろうとするなら、ある程度のキモさには耐性が必要かもしれないというのは、肝に銘じた方がいいぱんな。
最初に述べたとおり、ハイスペが家ではキモかわ化するのはすごく「あるある」。
外でキラキラしてる人ほど、中では“人間”に戻るぱん。
そのときに「いや、無理」と突き放すのか、「ここだけは受け止めてあげるよ」と思えるのか。
それが、ハイスペ妻になり得るかの器の違いかもしれないぱん。
いろいろと述べたが、とりあえず。
まずちみがしなきゃいけないのは我慢じゃなく、“すり合わせ”。
そこをやってみて、ちみがどう選択するかが、重要。
応援してるぱんよ。
この連載では、こんかちゅぱんだちゃんに答えてほしい質問を募集中!

聞いてみたいことがあるちみは、「こんかちゅぱんだのマシュマロ」 までおたよりお待ちしてるぱんよ!
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質問箱:こんかちゅぱんだのマシュマロ