【体験談あり】結婚相談所の掛け持ちは効果的!? メリット・デメリットと向いている人の特徴も解説

結婚相談所に入会したものの思っていたよりもうまくいかず、「結婚相談所の掛け持ち」を検討し始めているのではないでしょうか?
- 「地方自治体の結婚相談所に登録しているけれど、田舎だから人が少なすぎる……」
- 「同年代を希望しているけど、登録している人が年上ばっかり」
- 「このまま待っていても、本当に理想の相手に出会えるのか不安」
こうした悩みを抱え、どうすべきか解決策を求めて検索したことでしょう。二重で費用がかかるぶん、結婚相談所同士の掛け持ちは慎重に考えたいところですよね。
この記事では、結婚相談所の掛け持ちはそもそも あり なのか? という疑問に答えながら、掛け持ちのメリット・デメリット、掛け持ちに向いている人の特徴、実際に掛け持ちした人の体験談まで詳しく紹介します。
あなたは掛け持ちすべきか? そうではないのか?
判断できるきっかけになれば幸いです。
結婚相談所の掛け持ちってありなの?
ルール上でいえば、結婚相談所の掛け持ちは あり です。とくに禁止されているわけではありませんし、所属している結婚相談所にバレても問題にはなりません。もちろん相談所によって細かな規定は異なるので事前確認は必須ですが、ほとんどの相談所で掛け持ちが認められています。

ただし! 掛け持ちしている人は少数派ということを覚えておくぱん。費用や時間の負担も大きいから、「自分は掛け持ちに向いている」と思える人だけ検討することをおすすめするぱんよ
実際に結婚相談所を掛け持ちをした人の体験談
掛け持ちって実際どうなの? と詳しいエピソードも知りたいですよね。ここでは掛け持ちして活動していた人の体験談を紹介します。
元ナレソメ生・タナカさんの掛け持ち体験談
現ナレソメノート副編集長のタナカも、実は相談所の掛け持ちの経験者。元ナレソメイトであり、ナレソメで成婚退会しています。

私は婚活中、結婚相談所2社を掛け持ちしていました。
最初に問い合わせしたのはナレソメ予備校で、その無料面談で他の仲人型相談所との掛け持ちについて相談しました。その際に、「IBJに登録している会員とは異なる属性のお相手と出会える可能性があるので、お金のことなど諸条件がクリアできたら掛け持ちしてもいいのでは」とアドバイスをいただき、掛け持ちすることにしたんです。
実際に掛け持ちして、事前に想定したとおり、全然属性が異なるお相手とお見合いや仮交際ができて、選択肢を広げることはできました。また仲人との相性が合わないと思うように婚活が進まないこともありますが、掛け持ちしたことでこの課題もクリアできました。だから、掛け持ちしてよかったかと聞かれたら「Yes」です。
ただ、この後お伝えするとおり、お金や時間のやりくりに加えて肉体的にも精神的にもキツさはあります。なので、相談所の掛け持ちは相当の覚悟がない限り個人的にはおすすめしません。
また今のナレソメ予備校に入塾できたら、他の相談所を掛け持ちする理由もないかなと思います。私が入塾した当初は、ナレソメマッチングもラブスタイル診断もありませんでした。しかし、今はサービスも充実しているので、ナレソメ予備校にどっぷり浸かることをおすすめします。
結婚相談所を掛け持ちするメリット
ここからは結婚相談所を掛け持ちするメリットを解説。結婚相談所の掛け持ちは、実はメリットもあるんです。
選択肢が広がる
結婚相談所を掛け持ちすることで、選択肢が増えるのは大きなメリット。これまで利用していた結婚相談所では出会えなかった相手と出会えるかもしれません。
こちらの図を見てもらうと分かるとおり、実は結婚相談所はいろいろな「連盟」に分かれているのです。

結婚相談所の「連盟」とは、複数の結婚相談所が加盟しているネットワークのこと。連盟に加盟することで、各相談所は自社の会員に加えて連盟の会員データも共有できるため、紹介可能な相手が増えるのです。
そのため、違う連盟に加盟している相談所同士を掛け持ちすれば、それだけ多くの人と出会えるチャンスが広がります。
例えば、1つ目の相談所はIBJ、2つ目はBIUやTMS、のように組み合わせると◎。
単純ではありますが、掛け持ちのもっとも大きなメリットはこの「選択肢が広がる」という点でしょう。
結婚相談所の連盟の仕組みについてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェックしてください。
いろいろなサービスを利用できる
それぞれの結婚相談所が提供する、独自サービスを利用できることもメリットです。
結婚相談所ごとにサポートの方針や内容には違いがあり、「相談所なんてどこも一緒でしょ?」と思っていたら意外と違った! なんてことも。結婚相談所によって仲人がいる・いない、サポートがある・ないなど、かなりサービス内容は異なります。
1つの相談所では「サポートがちょっと物足りないかも……」と感じた場合でも、掛け持ちすることで新しい視点や知見が得られるチャンスにもなります。
例えばナレソメ予備校は、婚活サポートにかなり力を入れている結婚相談所。
サポート内容の例を挙げると、
・プロによるプロフィール写真撮影
・専属仲人によるアドバイス
・自己分析セミナーやコミュニケーション講座
・婚活ファッションやメイクのトータルサポート
・結婚後の生活サポート(イトナミ)
……と、まだまだ書ききれないほどのサービス内容があるのが魅力です。こうした特徴的なサポートをそれぞれの結婚相談所から受けられるのも、掛け持ちだからこそ得られるメリットでしょう。

ナレソメのサポート、充実しすぎぱん。もはや掛け持ちじゃなくてナレソメだけで十分では?ってのがあたちの本音ぱん……。(小声)
婚活に集中できる
結婚相談所を掛け持ちすることで、自然と「婚活モード」にスイッチが入り集中できるのも利点です。
1つの結婚相談所だけだと、場合によっては紹介が少なかったり、そもそも人数が少なくて申し込みたい人がいなかったりして、ペースが落ちてしまうことも。
しかし、複数の結婚相談所から定期的に紹介があったり、お見合いの日程がどんどん決まったりすることで「今、自分は婚活に本気で向き合っている」と実感しやすくなります。仕事やプライベートが忙しかったとしても、婚活を後回しにすることなく短期集中できるのです。
また、掛け持ちをするということは費用もそのぶんかかります。「お金がかかってるからちゃんとやらないと!」と自主的に行動するきっかけにもなるため、夏休みの宿題を最終日にまとめてやっていたような「追い込まれないとやる気が起きないタイプ」の人にとっては大きなメリットになるでしょう。
結婚相談所を掛け持ちするデメリット
結婚相談所の掛け持ちにはメリットがある一方で、デメリットもあります。この章では、掛け持ちを検討する前に知っておきたいデメリットについてお伝えしていきます。
費用がかさむ
結婚相談所の掛け持ちで最も現実的なデメリットは「費用」です。
入会金や月会費、お見合い調整料・成婚料などが2社分かかり、出費は単純に倍。あまり活動できなかった月でも費用が発生するため、割高に感じることもあるでしょう。
集中して活動できる反面、予算に余裕がないとプレッシャーになる可能性も。無理のない範囲で継続できるか、事前に見極めることが大切です。

でも地方自治体が運営してるような格安相談所に入ってる人だったら、そんなに費用の心配はいらなそうぱんね~
婚活疲れしやすい
掛け持ちをすると出会いは増えますが、それに比例してスケジュールが過密になり、心身の疲れにつながりやすくなります。
仕事と並行して2社分の活動をこなすのは意外と大変。やりとりが混乱したり、感情の整理が追いつかず、婚活疲れを感じることもあります。
短期集中型の方には向いていますが、自分のペースを見失わないよう注意が必要です。

婚活疲れしちゃうのは一緒に戦う仲間がいないのも原因かもぱん。ナレソメなら女子会・男子会っていう会員限定のオンライン飲み会を開催してるぱん! 気軽に悩みを相談しやすいって人気のイベントぱんよ
ルールの違いに混乱しやすい
相談所ごとにルールが異なるため、掛け持ちすると混乱しやすい点もデメリットです。
例えばLINE交換OK・NGや成婚の定義が相談所によって違い、知らずにトラブルになることも。

思いがけず成婚料を払うことになっちゃった……ってこともありえるから、まっじでルールは要チェックぱん。
掛け持ちするなら、各社のルールを事前に整理しておきましょう。
相談所ごとの「成婚」の定義の違いについて知りたい人はこの記事もチェック!
掛け持ちにおすすめの結婚相談所の組み合わせ
ここからは掛け持ちにおすすめの結婚相談所の組み合わせを紹介。それぞれの相談所の強みを活かせる組み合わせを選ぶことで、出会いのチャンスを一気に広げることが可能になりますよ。
自治体運営の結婚相談所×都会のIBJ系列の結婚相談所
まずは「自治体運営の結婚相談所×都会のIBJ系列の結婚相談所」の組み合わせ。
地域密着のサポートが受けられる自治体が運営する結婚相談所は、地元の人が多く登録しており、費用も無料または格安なためハードルが低く、地元で結婚したい人にはぴったり。ただし、地元の人しか登録していないため、出会いの幅に不安がある人も……。
そこで組み合わせたいのが、全国規模でもっとも会員数が多いIBJ系列の結婚相談所。特に「都会にあるIBJ系列相談所」を併用するのがおすすめです。
この2つを併用することで、地元と全国、両方のエリアに登録している人と出会えます。かつ、都会の相談所を選ぶことで、都会クオリティで婚活を進めることが可能。たとえば都会婚活のノウハウを持っていたり、プロフィール写真を都会で撮影できたりするため、より洗練された印象づくりにつながります。地方だけでなく都会の異性もカバーできるため、より効率的に婚活が進められるのです。

「できれば地元で結婚したいけど、可能性も広げておきたい!」そんな人におすすめの組み合わせです。

実際に、沖縄で活動していた会員さんがこの組み合わせで婚活していました。 自治体の相談所に入りつつ、ナレソメ(IBJ系列)を併用。当然ながら、自治体側ではサポートがなく、服装やプロフィール写真の相談もできなかったそうです。なので、“自分をどう磨くか”はナレソメに任せて、出会いの母数は自治体とナレソメの両方で広げるという賢い戦略をとっていました。結果的には、ナレソメで出会った方と成婚しましたが、まさに、二刀流婚活の成功パターンですね。

地方に住んでると、都会の相談所って遠いし入れないんじゃ?って思うかもしれないけど、今どきはオンライン型の結婚相談所もたくさんあるから安心ぱん!ナレソメもオンライン型だから、地方の会員さんもたくさん活動してるぱんよ!
仲人型結婚相談所×データマッチング型結婚相談所
続いての組み合わせは「仲人型×データマッチング型の結婚相談所」。
仲人型の相談所は、専属の仲人が付いてサポートが手厚いのが特徴。アドバイスやフィードバックを都度受けられるので、婚活初心者やサポート重視の人にとって心強い存在です。
一方、データマッチング型は自分でシステムの検索やお見合いの申し込みが可能。活動の自由度が高く、アプリ感覚で活動できます。料金も比較的安価なので気軽に始めやすいですが、自分から積極的に動く必要があります。
この2つを掛け合わせれば、仲人からのアドバイスを受けながら、自分からもどんどん出会いを探せるハイブリッドな婚活が可能になります。効率よく、短期間での成婚を狙いたい人におすすめの組み合わせです。
IBJ連盟の結婚相談所×SCRUM連盟の結婚相談所
IBJとSCRUMは、どちらも会員数がトップレベルで多く、成婚実績も豊富な大手の結婚相談所連盟(もしくは連盟同士をつなぐデータベース)。まさに婚活の二大巨塔ともいえる存在です。
会員数はIBJで約9.7万人、SCRUMで約6.5万人(コネクトシップを含めると約9万人)。
人数は多いもののデータベースは別々なので、それぞれに登録すれば、実質的に出会いの母数がほぼ倍に!
「とにかく、たくさんの人に出会って比較したい!」 「理想の条件に近い人と出会える確率を少しでも上げたい!」と考えている人には理想的な組み合わせでしょう。
ただし、この組み合わせは費用もほぼ倍かかる点に注意が必要。出会いのチャンスは大きく広がりますが、コスト面も踏まえて検討しましょう。
結婚相談所の掛け持ちに向いている人の特徴
ここからは、結婚相談所の掛け持ちに向いている人の特徴を紹介していきます。こちらの条件に当てはまる人は特に掛け持ちに向いているでしょう。
地方の結婚相談所に登録している人
4章でも解説したとおり、地方の相談所はそもそも会員数が少なく、検索しても同じ人しか出てこない……なんていうことも。もしも地域密着型の相談所だけで限界を感じているなら、全国規模の大手相談所や、オンライン型のサービスを掛け持ちすることで出会いのチャンスは一気に広がります。
ただし、「絶対に地元の人じゃないと無理!」というこだわりがあると、掛け持ちしても意味がない可能性も。「他県の人でもOK!」とフットワークが軽い人には、掛け持ち婚活は効果的です。

ナレソメにも地方の人はめっちゃいるけど、みんな他県の人も視野に入れて活動しているぱん!
婚活にある程度お金をかけられる人
結婚相談所を2つ以上利用するとなると、当然ながらそれぞれに入会金や月会費が発生します。月に数万円以上かかることもあるので、金銭的な余裕がないと正直厳しいのが現実……。
しかし「少しでも早く結婚したい」「理想の相手に確実に出会いたい」と思っている人にとっては、有効な投資ともいえます。婚活はタイミングと行動力がものをいう世界。お金をかけることでチャンスが増えるなら、価値のある選択といえるでしょう。
マルチタスクが得意な人
掛け持ち婚活は、実は想像以上にやることが多いのです。それぞれの相談所でルールが違ったり、スケジュールの調整が必要だったり、プロフィールの確認も増えたり……。しかし、いろいろなことを同時にこなすのが得意な人や、忙しい方が逆にモチベーションが上がるタイプには、ぴったりのスタイル。相談所ごとに出会える人の雰囲気も違うので、比較しながら婚活できるのも魅力です。

とはいえナレソメに限っていえば、掛け持ちしなくても出会いの幅はしっかり用意されてるから1本集中で問題ないぱん。ほかの相談所で活動してて「出会いが少ない」「進みが遅い」と感じてるなら、掛け持ちも選択肢のひとつとして考えてみるといいかもしれないぱんね。
結婚相談所を掛け持ちする前に考えてほしいこと
ここまで読んで、「やっぱり出会いのチャンスは多い方がいいし、私は結婚相談所の掛け持ちに向いてるかも!」と思った人もいるかもしれません。
確かに、人によって掛け持ちは効率的に婚活をすすめられる手段のひとつになりますし、うまく活用すればチャンスも広がります。
でも、ちょっと待ってください。
「あなたは、本当に掛け持ちをする必要があるのか?」
もう一度、自分に問いかけてみてほしいんです。
というのも、相談所を掛け持ちすると費用も手間も倍になりますし、スケジュール管理も大変。思っている以上に負担は大きいのです。
だからこそ、まず見直してほしいのが「今の相談所に、何が足りないのか?」ということ。
たとえば…
- 担当者との相性がいまいち
- 紹介される人数が少ない
- 理想の人に出会えない
など、この課題は本当に掛け持ちをすることで解決することなのでしょうか? それとも、今の相談所でやり方を工夫すれば改善できること?
この部分がはっきりしないまま「とりあえず掛け持ちしてみようかな」と始めてしまうと、結局うまくいかなくて、ただ疲れてしまう……というパターンに陥る可能性も。
そこでおすすめしたいのは、まずは今いる相談所で最大限に活動できる準備を整えることです。
課題をクリアにして、担当者にアドバイスを求めるなど、なにかしらのアクションをすることで今の相談所でもしっかり結果が出る可能性もあります。
「なんとなく不安だから」「他も見たほうがいい気がするし…」のような曖昧な理由ではなく、掛け持ちをする必要性をきちんと見極めることが大切。
掛け持ちは負担が大きいからこそ、まずは1つの相談所だけで完結させることを推奨しています。
しかし、それでも今の相談所に不満を持っている場合はどうしたらいいのか?
その場合は、いきなり新しい相談所を増やすのではなく、今の悩みを一度整理して、他の相談所の「無料相談」を利用してみるというのもあり。
たとえばナレソメ予備校では、「今の婚活がうまくいかない理由」や「自分に合った活動の仕方」について、無料で相談できる機会を設けています。
今の状況を整理しながら、あなたが掛け持ちすべき人なのか、そうでないのかを一緒に考えていきますので、気軽に活用していただければと思います。

選択肢は多い方が安心!……かと思いきやじつはそうじゃないことも多いぱん。あちこち手を出す前に、一歩ずつ確実に進んだ方が案外近道だったりするぱんね
まとめ
結婚相談所の掛け持ちは、ルール的には「あり」。 さらに掛け持ちをすることで効果が出る人もいます。
ですが、実際に相談所を掛け持ちをしている人は少数派。
多くの人にとって倍の費用がかかるのは大きな負担になりますし、スケジュールにも余裕がなくなります。
そのため、今所属している結婚相談所に満足していないならば「いっそのこと満足できる相談所に移籍する」というのがナレソメ予備校から提案です。
ナレソメ予備校では、1つの相談所でも理想の結婚ができるよう、万全なサポート体制を備えています。オンライン型のため、地方在住の人でも安心して活動できますよ。
「掛け持ちは正直負担になりそう。でも今の結婚相談所だけでは心配……」という人は、ぜひナレソメ予備校の無料相談だけでも申し込んでみてください。
一緒に今後の婚活をどう進めていくか、考えていきましょう。
ナレソメノート編集部