結婚相談所のからくりとは?入会前に知っておくべきメリットデメリット

一昔前の結婚相談所には、「モテない方が最後の手段として利用するサービス」というイメージを持っていた方も多かったのではないでしょうか。しかし、現代では結婚に対して前向きに考えていたり、結婚相談所ならではのメリットに魅力を感じて利用したりする方も多いです。

実際に、日本結婚相談所連盟(IBJ)が出した「プレスリリース」によると、2022年はコロナ前と比較して20代の入会者数が497%増というデータも出ています。

本記事では、結婚相談所の気になるからくりを解説するとともに、結婚相談所のメリットデメリットをご紹介します。最後に、結婚相談所選びで大切なことも解説しますので、是非参考にしてください。

結婚相談所のからくりとは?

結婚相談所を利用する際には、結婚相談所の仕組みを理解することが大切です。結婚相談所の仕組みを理解することで、より自分に適切な結婚相談所を選べたり、入会後のトラブルを防げたりします。ここでは、成婚率、会員数、費用の3つに絞って結婚相談所のからくりを解説します。

成婚率

まず、結婚相談所を利用する際に最も気になるのは成婚率だと思いますが、成婚率の算出方法は結婚相談所によって異なります。ある結婚相談所では「特定期間内の退会者数のうち成婚退会者の割合」で成婚率を算出することもあれば、「年間成婚退会者数÷年間平均在籍会員数」で算出していることもあります。

その上で、IBJ(日本結婚相談所連盟)に加盟している結婚相談所は「成婚率=単位あたりの成婚退会者数/(単位あたりの成婚退会者数+通常退会者数)」にて算出しています。

たとえば、1年間で25名が成婚して退会し、25名が成婚せず退会した場合の成婚率は「25/(25+25)」の計算式で50%となります。

すべての結婚相談所がIBJに加盟しているとは限らず、結婚相談所によって成婚率の算出方法が異なるため、事前にどのような算出方法で成婚率が導き出されているかを確認しましょう。なお「ナレソメ予備校」は、IBJの算出基準に則って成婚率を出しており、2023年1月〜6月の成婚率は77.1%と高い結果を残すことに成功いたしました。

他の結婚相談所と比較しても業界屈指の成婚率を誇り、IBJ特別表彰にて全国2位を受賞しております。

一般的に、成婚率は計算式の関係上、会員数が少ないほど高くなる傾向にあります。しかし、会員数の多い大規模結婚相談所において、成婚率70%以上を誇るナレソメ予備校は非常に稀であると言えます。その結果、短期間で理想の成婚を実現したい方に多くご利用いただいていることが特徴です。

会員数

次に、結婚相談所の会員数についてです。結婚相談所は個人事業主でも運営できますが、会員数は大手の結婚相談所と遜色ない数字を出しているケースが多く見られます。これは、規模の小さな結婚相談所でも「IBJ」や「コネクトシップ」といった連盟に加盟しており、これらのシステムに登録している会員数を記載しているからです。

しかし、会員にとって連盟に加盟していることのデメリットは一切なく、連盟に加盟していることでむしろ数万人以上の方と効率よく出会える機会が約束されているのです。

費用

最後に、結婚相談所の費用に関してです。結婚相談所の費用は、大きく初期費用(入会金)、活動費用(月会費)、成婚報酬の3つがあります。費用は結婚相談所によって異なりますが、合計30万円〜50万円の費用が相場であり、これらの費用から逸脱していないかを確認しましょう。

加えて、成婚料があまりにも安い結婚相談所には注意が必要です。すべての成婚料が安い結婚相談所に当てはまるわけではありませんが、成婚料が安い結婚相談所は、入会だけ促して後は放置というケースも見られるため、相場程度の成婚料を設けている結婚相談所を選ぶべきです。

また、結婚相談所での婚活は、他の婚活と比較して費用が高額になるケースが多いです。これは、活動内容に合わせたサポートを受けられたり、婚活の手厚いアドバイスを受けられたりするためです。他の婚活以上に費用を支払ったとしても、短期間かつ希望条件に合致したお相手に出会える可能性が高いため、費用を支払う価値は十分にあると言えるでしょう。

結婚相談所の仕組みとは?

ここまで、結婚相談所のからくりを3つご紹介しました。結婚相談所の仕組みは、結婚相談所の所属する連盟によって異なります。大きく「仲人型」と「データマッチング型」が存在し、仲人型の場合は、仲人と呼ばれる婚活カウンセラーが会員のサポートを行い、お見合い等をセッティングしてくれます。

一方のデータマッチング型は、検索システムに希望条件を入力し、気になるお相手がいたらメッセージを送ります。そこでマッチングが成立すれば、お見合いに発展するという流れです。

また、他に結婚相談所に存在する仕組み(ルール)として知っておくべきなのが「3ヶ月ルール」というものです。3ヶ月ルールとは、交際に入ってから、3ヶ月以内に真剣交際をしているお相手と結婚(成婚)するかを判断するルールになります。もし仮に、3ヶ月以内に決められない場合は、6ヶ月間まで延長できるのが一般的です。

3ヶ月ルールの概要だけを見ると「すぐに結婚を決めなければいけないのではないか」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、3ヶ月ルールがあることで「結婚時期が先延ばしにならない」「ダラダラと婚期を逃すことがない」「「お互い真剣だからこそ、結婚についてしっかり話し合った上で生涯のパートナーを選べる」」といったメリットも同時に生まれます。

確かに、結婚相談所側に結婚時期をある程度決められてしまうのが嫌な方にはデメリットかもしれないものの、3ヶ月ルールが存在することで短期間で成婚することも可能であるため、予め理解しておくべき仕組みの1つと言えるでしょう。

結婚相談所のメリット

では、ここからは結婚相談所のメリットを解説します。

  • 専任カウンセラーの手厚いサポートを受けられる
  • 結婚までの時間を短縮できる
  • 数多くの会員から選ぶことができる
  • 恋愛や婚活において成長できる

それぞれのメリットを順番に見ていきましょう。

専任カウンセラーの手厚いサポートを受けられる

成婚料や月額費用がしっかりと儲けられており、サポート体制が整っている結婚相談所であれば、専任カウンセラーの手厚いサポートを受けられるメリットがあります。そのため、今まで婚活や結婚に対して不安を感じていたり、億劫に感じていたりする方でも安心して婚活を進められます。

たとえば、お見合いの日程調整やお見合い後のフィードバック、活動内容に合わせたアドバイスなどをトータルでサポートしてもらうことが可能です。他の婚活方法では、基本的に自分1人で活動することが多く、分からないことがあった際に誰にも相談できず、孤独感を感じてしまいがちです。その結果、婚活でうまくいかなった際に結婚自体を諦めてしまう方も多く見られます。

また、手厚いサポートを受けられるかを判断する1つの軸として、担当仲人との連絡がスムーズに行えるかを確認しましょう。実際に、相談をしたものの「3日後にメールで曖昧な返信だけ返ってくる」という結婚相談所も多く見られます。

その点、ナレソメ予備校ではLINEにて気軽に相談でき、返事が早いと移籍された会員様から好評です。

結婚までの時間を短縮できる

結婚相談所を利用することで、結婚までの時間を短縮できるのもメリットです。婚活を自分1人で行うとなると、お相手探しやデートのセッティング、洋服のコーディネートなど、多くの時間を費やすことになります。

その点、結婚相談所ではこれらのすべてにおけるサポートを受けられる他、日程調整などを代行してもらうことも可能です。多忙な方ほど、結婚相談所を利用する時間的な恩恵は非常に大きくなります。

数多くの会員から選ぶことができる

結婚相談所では、結婚に前向きな数多くの会員が活動しています。自分の希望条件に合致するお相手をシステムを使って検索したり、結婚相談所のカウンセラーがお似合いの方を紹介してくれたりします。

また、当然ながら複数人の方とのお見合いや仮交際もできるため、同時に最も相性の良いお相手を見極められるのです。

ただし、複数連盟所属の結婚相談所は、多くのお相手に出会えるからと安易に選ぶのはおすすめしません。

なぜなら、連盟ごとに違ったルールで対応しながらデートするのは疲れますし、自分に改善点があったとしても、相手をひたすらに変えてばかりでは婚活は上手くいかないためです。

そのため、ナレソメ予備校では1つの連盟に所属している結婚相談所の利用をおすすめしています。その中でも「成婚=プロポーズ」という定義になっており、会員数も8万人以上のIBJがおすすめです。

恋愛や婚活において成長できる

最後に、カウンセラー(仲人)と定期的に面談ができる結婚相談所に限りますが、恋愛や婚活において成長できるメリットもあります。必ずカウンセラーのサポートが付くため、お見合いでうまくいかない場合や、交際から成婚に発展しない場合など、その都度フィードバックを受けられます。

たとえば、今まで恋愛でうまくいった経験がない方でも、結婚相談所に入会後、数ヶ月で成婚できたケースは非常に多いです。自分の恋愛観や結婚観を整理することもできますし、成長しながら婚活に臨めるのは結婚相談所ならではのメリットだと言えます。

ナレソメ予備校でも必ず月1回以上の面談を設けており、ときには自己成長に繋げていただくため、厳しい言葉を投げかけるケースもあります。甘い言葉ばかりでは成婚に繋がらないため、無料相談時に甘い言葉ばかりを掛けてくる結婚相談所には注意しましょう。

なお「結婚相談所を利用するメリット」の記事でも、結婚相談所のメリットを深掘りして解説していますので、気になる方は本記事と併せてご覧ください。

結婚相談所のデメリットは?

ここまで、結婚相談所のメリットを解説してきました。一方で、結婚相談所の利用にデメリットがないわけではありません。代表的なデメリットは下記の通りです。

  • 婚活に費用がかかる
  • 結婚相談所内にルールが存在する
  • 入会後はほったらかしのハズレ相談所も存在する

それぞれ順番に解説します。

婚活に費用がかかる

まず、結婚相談所での婚活は、その他の婚活方法と比較して高い費用がかかります。これは、その他の婚活方法と比較して手厚いサポートを受けられ、より多くの方と出会える機会が提供されるためです。その分、結婚までの期間が短縮されたり、理想的なお相手と成婚できたりする可能性が高まるため、一概にデメリットとは言い切れません。

結婚相談所以外の婚活方法と比較して高額な費用はかかるものの、より確実かつ短期間での成婚を実現したい場合は、結婚相談所での婚活を検討してみてはいかがでしょうか。

結婚相談所内にルールが存在する

次に、結婚相談所内には特有のルールが存在します。ルールは結婚相談所によって異なりますが、一般的なルールには「真剣交際中は他の方とお見合いができない」「婚前交渉は禁止されている」などが挙げられます。

これらのルールが窮屈に感じてしまう方は、結婚相談所での婚活は向いていないかもしれません。しかし、あくまで結婚相談所にも特定のルールが存在するというだけで、他の婚活方法でも一定のルールは定められていることが多いです。

入会後はほったらかしのハズレ相談所も存在する

最後に、結婚相談所によっては、入会後に放置されるようなハズレ結婚相談所が存在することもデメリットです。たとえば、下記のような事例はハズレ結婚相談所で見られるケースです。

  • カウンセラーの質が低くアドバイスが不明瞭
  • 連絡の返事が遅いため、必要な時に必要な返答がもらえない
  • 会員数はとにかく多いが、相手から選ばれるための具体的なアドバイスをくれない
  • 定期面談の実施が行われずに適切なフィードバックがもらえない

こういったハズレ結婚相談所に入ってしまうと、結局は1人で婚活をしているのと同じ状態になります。せっかく結婚相談所に入会して婚活を進めるのであれば、短期間で成婚を実現できるサポート体制の手厚い相談所を選びましょう。

そのために、各結婚相談所の無料相談を利用することも大切です。無料相談の中で「具体的なサポート内容が説明されない」「甘い言葉ばかり掛けてくる」といった場合は、入会の選択肢から除外するようにしましょう。

結婚相談所選びで大切なこと

ここまで、結婚相談所を利用するメリットデメリットを解説してきました。メリットデメリットを理解し、結婚相談所での婚活を検討している方は、下記のポイントを意識して結婚相談所を選ぶようにしましょう。

  • 成婚率で選ぶ
  • 出会い方で選ぶ
  • サポート内容(仲人の質)で選ぶ
  • 料金体系
  • 口コミ
  • SNSでの発信内容

最後のSNSでの発信内容に関しては、自分と結婚相談所の価値観が合致しているかを確かめるための良い方法です。

ナレソメ予備校でも「ナレソメ予備校の婚活戦略」というYouTubeチャンネルで発信しているので、ぜひ本記事と併せて動画もご覧ください。

また、結婚相談所には入会前の無料相談も用意されています。どの結婚相談所を利用するか迷っている方は、それぞれの結婚相談所の無料相談を利用し、最も自分に適していると判断した結婚相談所を選びましょう。

「結婚相談所の正しい選び方」の記事でも解説していますので、ぜひ本記事と併せてご覧ください。

まとめ

本記事では、結婚相談所のからくりやメリットデメリットを解説してきました。結婚相談所には、専任カウンセラーの手厚いサポートや婚活の時間を短縮できるメリットがある一方で、一定のルールが存在するというデメリットもあります。これらのメリットデメリットを理解した上で、自分に適した結婚相談所を探してみることが重要です。

また、20代〜30代前半の男女が多く活動しているナレソメ予備校でも、入会前にZoomを使った無料相談の機会を提供しております。ナレソメ予備校が気になる方や、他の婚活方法も含めて検討している方は、ぜひ一度ナレソメ予備校の無料相談をご利用ください。

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