32歳独身女性は、いよいよやばいです。崖っぷちのあなたが1年以内に結婚する方法
「32歳 独身 いよいよやばい」 そんな言葉を検索窓に打ち込んだあなたへ
この記事では、婚活業界における「32歳独身女性の現実」をお伝えする。
まず最初に伝えておくが、この内容は辛口である。読み進めるうちに、胸が痛むことがあるかもしれない。しかし、この現実を知ることで、間違いなくあなたの意識は変わるはずである。
読むのは苦しいかもしれない。それでも、どうか現実と向き合う勇気を持って、この記事を読み進めてほしい。
では、手短に結論からお話ししよう。
あなたが思うとおり、32歳の独身女性は、「いよいよ」やばい。
笑顔が猟奇的だぱん…。
しかし、あくまでそれは「今」、その事実に気づかずに33歳までのんびり過ごしてしまった場合の話である。というのも、「32歳」という年齢は婚活業界において非常に絶妙な位置にある。まだギリギリ、20代に対抗できる需要がある一方で、33歳に踏み込むと一気に状況が変わってしまう、まさに「ギリギリ」の年齢なのだ。
しかし、この部分だけを読んで絶望しないでほしい。
「ギリギリ」「いよいよ」といった言葉は、一見すると絶望的に思えるかもしれないが、それは同時に「『今なら』まだ間に合う」という希望の言葉でもある。
この記事では、「どうして32歳はやばいと言われるのか」という疑問に答えつつ、32歳という年齢を背負いながらも婚活で「勝つ」ためのメソッドを詰め込んだ。最後まで読んだうえで、ぜひ「今」行動してほしい。
32歳が、婚活市場で「いよいよやばい」と感じる理由
どうして「32歳の独身女性はいよいよやばい」と感じるのか。体感では感じつつも言語化できない「焦り」や「違和感」の原因として、下記の3つを挙げることができるだろう。
- 場所によってはオバ扱いされる
- 年上男性がオジ化していく
- 高齢出産の可能性が高まっていく
まずはこの3つについて、詳しく説明していく。
1-1. 場所によってはオバ扱いされる
※画像はイメージです
マッチングアプリを利用している32歳のあなた。30代に入ったとたんにいいね数が激減するという経験をしたことはないだろうか? それはマッチングアプリという場所において、あなたが「オバ」に分類されているからである。
「私がオバ? だけど今時の30代って、見た目も若い人ばかりじゃない?」
分かる、その気持ちはめちゃくちゃ分かるのだが、ここは現実を見つめてほしい。
画像引用:恋愛婚活ラボ
こちらは恋愛婚活ラボの独自調査によって導かれた、マッチングアプリでモテる年齢層を表したグラフ。
大手マッチングアプリ「ペアーズ」のいいね数をもとに導き出されたこのデータを見れば一目瞭然だが、マッチングアプリでの女性の需要は、26歳をピークに、それはもうガッコーンと急降下してしまうのだ。
それもそのはず。マッチングアプリは、あくまで「恋活」目的で使用する男性がほとんど。
恋活と婚活は、求められるものが違う。運命や甘酸っぱさがはじけるキュンとした出会いを求めている層を狙いにいくに当たって、あなたのライバルはピチピチきゃわわな10代の学生や、恋愛市場を無双中の20代無敵女子となる。いくらあなたに「年齢のわりにかわいい」という自負があったところで、比較対象が「年齢も見た目もかわいい」彼女たちなのだから、現実は厳しい。
今の32歳は、確かに若い。しかし、場所によってはライバルに埋もれてしまう、紛れもない「オバ」なのである。
人生は「オバ」になってからが長い。30代は中年。潔く認めるぱん。
1-2. 年上男性がオジ化。あなたは、受け入れられる?
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20代の頃は、「年上の頼れるお兄さん」が理想のタイプだった方も多いのでは?
しかし32歳にもなると、あなたの年上は「すてきなお兄さん」から、徐々に「オジ」化していることに、あなたも薄らとお気づきではないだろうか。
周りを見渡すと、すてきな年上男性はみんな既婚者。
あれ? なんだか選択肢が狭まっている?
これがあなた自身が「いよいよやばい」と感じる、2つめの理由だ。
実はこの感覚、婚活において大きなターニングポイントとなる。「あなたの年齢に最も需要を感じる年上男性が、まだあなた自身の受け入れられる年齢や見た目であるか?」という点が重要になってくるのだ。
33歳を超えると、「同年代を選ぶ」ということ自体が高望みになってくる。なぜなら、32歳の男性は20代の女性を簡単に狙えるため、年上好きでない限り、わざわざ同い年を選ぶことは少なくなってしまうのだ。
その結果、あなたにアタックしてくる可能性が高いのは、あなたより年上の男性たちになる。具体的には、30代半ばから後半の男性がその対象となるだろう。あなたが年を重ねると、当然ながら彼らもさらに「オジ化」していく。それをどこまで受け入れられるかが問題になってくる。
年上からも年下からも需要がある32歳という絶妙な年齢で「売り切る」ことが、今後迫り来る「オジアタック」に対する最大の防御策となるかもしれない。
さて、この話をすると必ず出てくるのが、「私はけっこう年上でも大丈夫」という声だ。しかし、安易にそう思い込むのは危険である。
確かに「年上好き」は一定数いるし、それ自体は不思議ではない。しかし、実際にお見合いに出かけてみると、「思っていた年上」と違う現実に戸惑い、嘆く30代女性を何度も見てきた。
その理由は明白だ。30代後半の男性の既婚率は約7割。あなたが想像しているような「すてきな人」は、特別な事情がない限り、もっと早い段階で売り切れているのが現実である。
現代では美容医療が発達しており、特にメディアに出ている芸能人たちは見た目年齢が若い。また、既婚者の多くは奥さんのプロデュースやサポートを受けて、小ぎれいにしていることが多い。そのため、女性たちは「年上でもいける」と美化しがちだが、実際には、独身のまま30代後半を迎えた男性の多くは想像以上に手付かずで、リアルな「オジ」であることを忘れてはならない。
結婚相談所における「32歳」は、年下からも年上からもアプローチされる「最後のピーク」だ。これ以上年齢を重ねると選択肢が狭まるため、今すぐに行動を起こすべき理由には、こういった厳しい現実があるのだ。
1-3. 子どもを考える男性にとって、32歳は「ギリギリ」ライン
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32歳独身が「いよいよやばい」と感じる最大の理由は、この「高齢出産ギリギリ問題」ではないだろうか。
結婚を考える際、多くの男性が子どもを希望している。そして、そのうちの74.2%が「2人以上」の出産を望んでいるという調査結果が出ている(出典:株式会社オーネット「結婚希望年齢と子供に関する意識調査」)。
結婚相談所ナレソメ予備校の男性会員135名にとった独自調査のアンケートに至っては、「結婚後は子どもが欲しいと思っていますか?(または、婚活中に欲しいと思っていましたか?)」という質問に対し、実に9割以上の男性が「欲しいと思っている(思っていた)」と回答した。
ここで、32歳の女性に立ちはだかるのが、目前に迫った「高齢出産」という明確な線引きである。女性が一度も子どもを産まないまま35歳を超えると、それ以降の妊娠や出産は「高齢妊娠・高齢出産」と定義されるのだ。
実際に、ナレソメアンケートで「結婚後に子どもを考えている」と回答した127名の男性のうち、実に️63.7%が、33歳以下の女性に絞ってお見合いを組んでいたことが分かった。これが我々の言う、「33歳の壁」だ。
とはいえ「32歳ならば35歳まで、まだまだ3年『も』あるじゃないか」と感じる人もいるかもしれない。
しかし、現実は厳しい。「子どもを考えている」とは言っても、命は授かり物。欲しいからといって、スムーズに妊娠出産という段階を踏めるかどうかは分からない。WHOが発表した2023年の報告書によると、実際に成人人口の約6人に1人が不妊を経験していることが明らかになっている。「欲しいのにできない」は、決して他人事ではないのだ。
例えば、以前「結婚の哲学」でインタビューした、品川庄司の品川祐さんを例に挙げてみる。彼は奥さまとの10年の交際期間中、ずっと「授かり婚」を望んでいたそうだ。しかしけっきょく妊娠ができたのは、結婚してから不妊治療に5年を費やしてからだった。品川夫妻は、妊娠に至るまでに5度の人工授精を経ている。
関連記事:【品川祐】不妊治療の苦悩と娘の誕生秘話、子育て論 vol.2
身近なところで言えば、我々結婚相談所ナレソメ予備校の塾長であるモテコンサル勝倉も、不妊治療に掛けた年月は約4年。加えて費用も、総額500万程度を溶かしたそうだ。
関連記事:モテコンサル勝倉が出産を経て、感じたこと。「キャリアも出産も、諦めないための相手選びを」
33歳。ここから婚活をして結婚、妊娠……。どのフェーズで、どんな事情が生まれるかは分からない。そう考えると3年という月日は、決して余裕があるとは言えないことが分かるだろう。
加えて実際に35歳を超えて高齢出産になってしまった場合、妊娠出産へのありとあらゆるリスクが跳ね上がる。
参考記事:国立成育医療研究センター 高齢出産は高リスク? 35歳以上での妊娠・出産の注意点を解説
32歳という年齢を「35歳まであと少し」と捉えるか、「まだ時間がある」と捉えるかは人それぞれだ。しかし少なくとも子どもを持つことを考えている男女にとっては、前者として認識することが必要そうである。
ちょっと胃の痛くなる話だったぱん。
特にやばい「32歳独身女性」の特徴
さて、とはいえ32歳は、まだまだ「選ばれる年齢」であるはず。それにもかかわらず、どうして世間から「やばい」と言われがちなのか。その背景には、一部の「やばい」女性が悪目立ちしているという現実がある。
この章では、同じ32歳という年齢の中でも特に「やばい」と思われてしまう女性の特徴を4つ紹介する。
これを読んでいるあなたはまさか当てはまっていないだろうが、もし1つでも当てはまっている部分があるなら、早急に内省することをおすすめする。
2-1. プライドエベレスト。穴モテこじらせ女
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婚活市場で最も苦労するのが、通称「穴モテこじらせ女」だ。穴モテによって狂った自己認知のままでアラサーに突入してしまった、プライドだけがエベレストのように高い女性のことを言う。
ちなみに穴モテとは、女性が体目当て(俗に言うヤリモク)の男から言い寄られることの多いさま、のこと。
もしもあなたが、20代の頃の「穴モテ経験」を、自分自身が「男性に選ばれた実績」として捉えているのなら、ここらへんでその認識を改めた方が良さそうだ。
なぜか。この、一見楽しく魅力的な「穴モテ」。実は非常にタチが悪く、女性が大きく自己認知をバグらせる最悪のキッカケになりがちなのだ。
「マッチングアプリではけっこうなハイスペに言い寄られていたし、元カレも年収1,000万。こんな私が結婚するとなると、相手の男も、やっぱりそれなりですよね?」
「穴モテこじらせ女」がよく言いがちな台詞のテンプレートがある。しかし、ここで冷静になって考えてほしい。もし本当にそれだけ言い寄られて、ハイスペックな男性とお付き合いしてきたのなら、それでも32歳まで誰にも結婚相手として選ばれなかったのはなぜだろうか? 彼女たちは、本当の意味では「モテていない」のだ。
マッチングアプリを含む自由恋愛の目的は、あくまで「恋活」である。きれいな言葉で表現してはいるが、その多くは「イチャイチャ」や「SEX」が目的であることが多い。
そんなフィールドには、「穴があったらとにかく入りたい男性」と「たまたま穴を持っている女性」が混在している。そして、その割合は7(男):3(女)である。だからこそ、「穴を持っている」というだけで入れ食い状態になるのだ。
そのため、私たち女性がマッチングアプリで「穴モテ」することは、難易度0に等しい。何も特別なことではない。「ヤれますよ」とチラつかせれば、それだけでとんでもなくチヤホヤされる。これが「穴モテ」の現実である。
そして恐ろしいのは、この「穴モテ」が「恋活」から「婚活」に移行した瞬間、全く通用しなくなることだ。
恋愛を絡めるとはいえ、婚活時の男性は「下半身」ではなく「脳」で考える。穴目的であれば、ベッドの上での抱き心地の良さだけを重視すれば良いが、結婚となると話は別である。何十年もともに過ごす「結婚相手」を選ぶ際は、とたんにシビアになるのは当然だろう。
恋活市場で「恋愛相手」として選ばれることと、婚活市場で「結婚相手」として選ばれること。その難易度や条件は、おそらくあなたが想像している以上に異なる。しかし、この現実を理解していない女性が多く存在する。アプリで中途半端に「穴モテ」し、人生で数回ハイスペ男性に騙されたことで自分のレベルを勘違いしてしまう女性たち。年齢は重ねているのに、そのマインドや振る舞いは20代の頃のままである。そんな状態では「やばい」と言われても、当然なのだ。
3ヶ月だけ付き合って消えていった彼氏のことも、「ヤリ捨て」にカウントする勇気を持つぱん。
2-2. 自分だけが「選ぶ側」で究極の受け身。勘違いかぐや姫女性
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恋愛市場で女性が優位に立ちやすい経験を引きずっているのか、いざ男性の前に出ると、突然ふんぞり返り、「さあ、私を楽しませてごらん」とでも言いたげな態度を取る女性は意外と少なくない。
しかし、婚活では当然のように女性もシビアに「選ばれる」立場である。完全受け身の姿勢は、当然ながら論外だ。婚活で受け身が許されるのは、かぐや姫だけである。
「何を聞かれても『なんでもいいです』」
「店選びからお会計まで、デートの主導権はすべて相手任せ」
そんな姿勢では、いざ会話が始まっても、投げられたボールをすべて真顔で落としてしまい、男性は「ずっと俺のターン」状態に。キャッチボールが成立せず、途方に暮れることもしばしばだ。
このような女性こそ、ネットで「結婚相談所にはろくな人がいない」とか、「ドキドキさせてくれない」と口をそろえている“例のアイツら”である。
自分だけが相手を選ぶ立場だと勘違いし、まるでかぐや姫やバチェロレッテのように究極の受け身を貫く。しかし現実は、「私を満足させる良い男がいない」のではなく、「あなたを満足させる良い男は、あなたを選んでいない」だけなのだ。
実際にはかぐや姫でもバチェロレッテでもない彼女たちが、婚活市場でそのような態度を続けていては生き残れない。放っておけば男性たちが群がり、手取り足取りリードしてくれると勘違いしていると、気づかぬうちに「やばい」扱いされ、総スカンを食らうことになるだろう。
2-3.「美」だけに執着で中身はすっからかん。からっぽキラキラ女性
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婚活において、「自分が選ばれないのは美しさが足りないからだ」と考える女性は少なくない。しかし、それは大きな勘違いである。
アラサーになると、誰もが老いに抗えなくなる。シミやシワ、タルミが増え、異性からの誘いも徐々に減ってくる。それに焦りを感じ、「もっと美しくならなければ勝負に勝てない」と過度なアンチエイジングや美容医療に多額の費用をつぎ込む女性も、一定数いる。
彼女たちの問題点は、「費やしてきた時間やお金、労力」が自分の価値に直結していると誤解していることである。「これだけ努力してきたのだから、それ相応の男性としか付き合いたくない」と、理想がどんどん高くなってしまうのだ。
確かに彼女たちは美しく、前向きな姿勢はすばらしい。しかし、その努力が婚活市場での価値にそのまま反映されるかと言えば、そうとは限らないのである。
というのも、婚活市場で女性が最も重視されるのは「美しさ」ではなく、「若さ」だからである。
例えば、美容液を毎日80種類も塗り込んで若く見られる努力をしている33歳の美人と、簡単なケアしかしていない普通の26歳がいた場合、選ばれるのは圧倒的に後者である。「若く見られる」ことは恋活では有利かもしれないが、婚活市場で重視されるのは、その仮面の下にある本質なのだ。
「美しさ」は時間とともに衰えていくものである。どれだけ努力しても、いつかはおばあちゃんになる。いくら外見を取り繕っても、本当の「若さ」には勝てない。30代が「美しさ」だけで勝負するのは、負け試合に挑むようなものだ。
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そもそも、必ず衰えるものに執着して、それが良いパートナーを得ることにつながるだろうか。実際に全身整形を経験した筆者から見ても、そこには因果関係はないように思う。
彼女たちに欠けているのは、「中身」である。婚活や人生がうまくいかない原因は大抵そこにあるが、それに気づかない限り、外見に固執し、無駄な美容ルーティンが増えるばかりだ。
32歳にもなって、外見ばかりを整え、理想だけが高い空っぽな彼女たち。まともな人から見れば、彼女たちもまた「やばい」と思われてしまう。「人生のパートナー」として選ばれるためには、まず自分の内面と向き合うことが不可欠なのだ。
2-4. 結婚願望のない彼氏と何年も同棲中。都合のよい家政婦女性
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さまざまな恋愛ステータスの中で、我々が最も結婚から遠いと考えるのは、「結婚願望のない彼氏持ちの女性」である。もし同棲している場合、その絶望感はさらに深まる。この状態の女性を「やばい」と定義する理由は、彼女たちが自分たちこそ結婚に「近い」と勘違いしていることにある。
こうした女性たちは、「彼氏がいない」女性を軽視することさえあるが、実際に婚期を逃す可能性が高いのは、結婚願望のない彼氏がいる女性たちのほうなのである。多くの女性は「彼氏と長く付き合っているから、いずれ自然に結婚できる」と思い込む傾向がある。しかし、それは現実とは異なる大きな勘違いだ。
多くの男性は、恋愛と結婚を明確に区別している。彼らにとって、結婚は「恋愛を終わらせる手段」であることが多く、長く付き合ったからといってその相手と結婚するとは限らない。むしろ、「長く付き合って疲れた」と感じた時に、その相手と別れ、そこから結婚相手を探すことのほうが多いのだ。
「結婚はまだ考えていない」などという言葉を信じて長くだらだら付き合っていた彼氏が、自分と別れたとたんに別の人と半年でスピード結婚をする……。そんな経験をしたことはないだろうか?
こうした状況を目の当たりにすると、多くの女性は「自分がいる時に二股をかけていたのでは? そうでなければ、そんなにすぐに心変わりするはずがない」と考えがちだが、実際はそれも間違いである。
彼にとってあなたは「恋愛相手」にすぎなかった。だから長い間だらだら付き合っても、結婚には進展しなかったのだ。しかし、彼がそんなあなたとの恋愛に疲れ、別れを選んだ先で次に見つけたのは「結婚相手」だった。最初からそのつもりで相手を探したからこそ、スムーズに結婚に至ったのである。
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男性が結婚を考える時は、最初から結婚相手としてのパートナーを探している。「今は考えていない」「そのうちするかも」などと曖昧な言い訳を繰り返す彼は、最初から「あなた」と結婚する気などなかったのだ。
そんな結婚願望のない彼氏と付き合い続けること。それが20代なら、まだ良いだろう。しかし、あなたが32歳という婚活におけるターニングポイントにいるのなら、本当にその時間を費やす余裕はあるだろうか?
一刻を争うこの状況で、長く付き合った彼氏の元に停滞すること。一見正しい判断に思えるが、実は少し「やばい」のかもしれない。
「32歳女性」が、婚活市場で失敗しないためのオキテ
ここまで述べてきたとおり、婚活市場における32歳という年齢は、実に微妙な立ち位置である。決して需要がないわけではないが、だからといって20代のように、ただ存在するだけで無双できるような「スーパーマリオ状態」ではないのだ。
この章では、まだ「ギリギリ」間に合う32歳だからこそ注意してほしい、婚活市場で失敗しないための基本的なオキテを3つ紹介する。
3-1. それって本当に妥当?あなたの「市場価値」と「理想」を再分析せよ
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あなたが理想としている相手は、あなたの市場価値と本当に釣り合っているだろうか? 自分の市場価値を、「穴モテ」の基準で算出するのはまるでドーピングのようなもので、正確な評価にはならない。
恋愛市場における女性の価値と、婚活市場における女性の価値は、全く異なる基準で評価される。効率的に、そして最短で自分にとって最高の相手を見つけるためには、「婚活市場」での自分の立ち位置を正確に把握することが何よりも重要である。
もしその立ち位置が分からないままに高望みの相手ばかりを追いかけてしまうと、けっきょくは遊ばれたり、軽くあしらわれたりするだけで、あっという間に1年が無駄になってしまう。32歳という年齢で無駄にする「1年」は、重い。
ところで、「自分の理想と市場価値のチューニングをしよう」と言った類のメッセージを発信すると、「理想を下げなければならないなんて、妥協をしろということか」と難癖をつけられることがある。
中には「お金をかけて婚活をしているんだから、妥協なんてさせるな! 理想の相手を手に入れさせろ!」なんて叫び散らかすXアカウントを見たことのある人もいるのではないだろうか。
しかし、自分の価値を正しく理解し、それに見合った相手を選ぶことは、「妥協」ではない。むしろそれは「妥当」である。
例えば、年収1,000万円以上、同年代、高身長、そこそこのイケメンで優しくてコミュ力もあり、エスコートもできる男性。そんな理想を持つ気持ちは理解できる。
しかし、彼らもまた、あなたと同じようにお金を払い、人生をかけて最高の女性を見つけようと婚活をしているのだ。あなたが彼らに見合っていない限り、彼らがわざわざ「妥協」してあなたを選ぶことは、現実的にありえない。
ちなみに反対に、自分の市場価値を低く見積もりすぎた結果、恋愛で低い目標の相手と結婚し、その結果として結婚生活が破綻するケースも少なくない。
高望みに低望み。どちらのケースでも、自分の正しい位置を知り、その位置に合った理想を再整理して認識することが、幸せな結婚を実現するために必要不可欠なのである。
あなたの市場価値は、どれくらい?
そして狙えるレベルは、どのあたり?
もしも理想のチューニングが必要なのであれば、どこを削り、どこを残すべき?
結婚相談所ナレソメ予備校の無料面談では「自分の位置」を客観的に理解するための、独自に開発した「婚活戦闘力診断」を受けることができる。
あなたのステータスに基づいて、どのラインの理想までが「狙える範囲」なのかが分かる。加えて婚活のプロたちが、あなたの理想に基づき、「絶対に譲ってはいけないもの」と「譲ってもよいもの」を分別する作業もお手伝いする。興味がある方は、ぜひ診断を受けてみてほしい。
また、婚活で絶対に妥協すべきではないポイントを恋愛心理学者が解説した記事も併せてお読みいただければ、より自分の方向性を明確にできるだろう。
関連記事:大人の恋愛保健室
3-2. マッチングアプリをやめよ
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30代で結婚をしたいなら、今すぐにマッチングアプリをやめるべきである。我々の元に寄せられる婚活関連の相談の中で、「結婚ができない」と嘆いている多くの女性は、婚活にマッチングアプリを使用している。
はっきり言うが、30代に入って「今すぐに結婚したい」と考える女性にとって、マッチングアプリほど不向きなものはない。確かにマッチングアプリは、足を動かさずに気軽に恋愛相手を探せる便利なツールであり、女性の使用料は無料のことも多く、思い立てばすぐに相手探しに挑める。
しかし、この記事の最初にも述べたとおり、マッチングアプリを使用する人々の大多数は「恋活」を目的としている。マッチングアプリでの出会いは、まずは相手が経歴を詐称していないか、既婚者ではないか、と相手を疑うところから始めねばならない。ようやくその点がクリアになったとしても、相手のほとんどには結婚願望がなく、あったとしても「いい人がいたらそのうち」とか、その意思は非常に曖昧である。
32歳という年齢は、子どもを考えると「いよいよ」早足で婚活を進めなければならない年齢だ。それにもかかわらず、相手が犯罪者かどうかの見極めから時間をかけなければならないマッチングアプリで、結婚願望の有無もまともに確認できない相手に無駄な時間を費やすのは、正直避けてほしいところである。
とはいえ、「結婚相談所よりマッチングアプリのほうが人も多いし、イケメンもいるし、良い人と結婚できる確率が高いんじゃないのか!」という人もいるだろう。そんな人は、「マッチングアプリ」や「結婚相談所」を釣り堀にたとえて考えてほしい。
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マッチングアプリは海と直結しているがゆえに広い釣り堀だ。しかしそこには監督者がおらず、ありとあらゆる魚とゴミが流れ込み、入り混じっている。確かにそこには高級魚(結婚願望のある誠実な人)も混ざっているが、その数は全体のわずか数%である。それでいて、ありとあらゆる餌を食い尽くそうと狙う、やたらと存在感の大きいボラ(ヤリモク既婚者)や長靴(ゴミクズ野郎)も徘徊している。
そんなごちゃまぜ状態の釣り堀には老若男女さまざまな人が釣り人として無作為に訪れ、監督者がいないからこそ起こるルール違反も絶えない。
一方、結婚相談所は、海とは完全に分離されている。マッチングアプリと比べると規模は小さい釣り堀ではあるものの、一定の基準を満たした魚しか投入されていない。加えて、釣り堀には監督者やサポーターが存在し、ルール違反をする釣り人は追放される。さらに、釣り初心者の民には、釣りたい魚に向いている餌の指導や、釣り方のサポートまでも行われることを考えれば、安全に確実に、そして簡単に、自分の持ち合わせた魅力に見合った獲物を手に入れられるのは結婚相談所であることは明白だ。
32歳という婚活におけるターニングポイントにいるあなたには、ぜひ効率的な方法で婚活を始めてほしい。「マッチングアプリの危険性」について詳しく知りたい方は、「自由恋愛は地獄!恋愛結婚の難しさを婚活のプロが徹底解説」という記事も併せて読んでいただきたい。
3-3. この1年に全力投球! 結婚願望の無い男とは、付き合うな!
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何度も言うように、32歳は婚活市場における需要のピークであり、まさに“売り時”である。その時期に最も避けてほしいのは、今さら「結婚願望のない彼氏」と付き合い始めることだ。ここまで読んでいただけた方にはお分かりのとおり、それは結婚への最も厄介な回り道になる。今やるべきことは、「恋活」ではなく「婚活」である。ここから先、付き合うのは明確な結婚願望を持つ男性だけにしてほしい。
この1年は、今までの1年とはわけが違う。ここから登る階段は、一段一段がとてつもなく重く大きいものであることを自覚する必要がある。
この時期に彼氏を作って2~3年を無駄にすると、そこからの再起はかなり厳しい戦いになり、選べる相手の幅はぐんと狭まる。もしもあなたに結婚願望があるなら、確実に結婚願望があり、行動に移してくれる男性に絞って恋愛をしてほしい。
その結婚願望も、「いつか結婚したい」とか「将来的に結婚は考えている」とか、そんなふわっとしたとりあえずのものではなく、具体的にいつ、どのような手順で結婚がしたいかを話し合うレベルに明確なものでなければ、安心はできない。
加えて人には「サンクコスト」という概念がある。時間や手間をかければかけるほど、それを手放すことが惜しくなる現象だ。「1年も付き合ったのだから」とか「同棲までしたのだから」と、恋愛のフェーズが進めば進むほど、あなたは「結婚願望のない彼氏」という足かせに未来を妨害されることになる。
ちなみに、自由恋愛の結婚までの平均交際期間は4.9年である。仮に彼に結婚願望があったとしても、32歳で付き合って結婚できるのは37歳だ。4.9年の見極め期間を経て「やっぱり結婚はまだかな」と簡単に手放される可能性だってある。
そう考えると、ここから「とりあえず彼氏を作る」というのは、かなりリスキーではないだろうか?
今のあなたは、年齢的に崖っぷちギリギリにいる。もしも結婚したいなら、今こそ全力投球をしてほしい。そのためにも、中途半端な「彼氏」なら、作らない方がましだということを覚えておいたほうが良さそうだ。
どうして32歳女性の婚活に、「結婚相談所」をすすめるのか
ナレソメ予備校の学年主任も務めるyuzuka
前提として我々は、結婚願望がありながら32歳で独身のあなたにおすすめできる婚活の手段は、「結婚相談所一択」であると考える。
この章では、なぜ32歳の女性には結婚相談所が唯一の選択肢と言えるのか、その理由を3つのポイントで解説する。
4-1.全員に結婚願望があるフィールドで、1年以内の結婚を目指せるから
幸せあふれる!ナレソメ予備校の卒業生の写真
当たり前すぎて見落とされがちだが、結婚相談所の最大の利点は、「会員全員が1年以内に結婚したいと考えている」という点にある。これは、自由恋愛の出会いとは大きく異なる。
例えば、マッチングアプリでは、恋愛目的やヤリモクに婚活、さらには詐欺などが混在し、出会った相手が本当に結婚を考えているのか、そもそも安全な相手なのか、そんなとても基本的な部分におそるおそる探りを入れるところから関係構築を始める必要がある。結婚願望のある男性を見つける確率自体が低く、婚活という面で言えば「ガチャ要素」が多い。ちなみに「結婚願望のある彼」は、激レアキャラだ。
一方、結婚相談所では、全員が結婚を真剣に考えているため、「誰と結婚するか」に専念して婚活を進めることができる。自由恋愛のような無駄な探り合いが不要で、最初から「結婚観」や「人生観」、お金や子どものことなど、重要な話題に向き合える。これにより、長い時間をかけずにお互いの大切な点をすり合わせ、1年以内に結婚を目指すことが可能なのだ。結婚相談所のように、多くの人が1年以内に結婚できる場所は他にない。
32歳という年齢において、このスピード感は大きなメリットである。将来的に出産を考えるなら、自由恋愛で結婚まで平均4.9年もかけるのは、最早現実的ではない。
結婚相談所ナレソメ予備校では、入会から成婚までの活動期間はわずか男性7.4ヶ月、女性4.9ヶ月である(2024年6月時点の中央値)。効率よく婚活を進めたいのであれば結婚相談所の利用が最適であり、その中でも実績のあるナレソメ予備校を選ぶことが、「今」のチャンスを最大限に広げる選択であると言えるだろう。
4-2. 結婚相談所では、32歳の需要が高いから。
ここまで散々厳しいことを言ってきたが、安心してほしい。確かにマッチングアプリなどではオバ扱いされることもある32歳だが、結婚相談所にフィールドを移すと32歳は「モテる」年齢になる。
婚活市場における32歳は、絶妙に魅力的な年齢である。年下から見れば「きれいなお姉さん」、年上から見れば「まだまだ若くてかわいい女の子」と評価されることが多い。つまり、今動けば、年上からも年下からも引く手あまたの需要がある年齢なのだ。
しかし、その需要のピークはまさに今だということを覚えておいてほしい。耳にタコができるほど繰り返すが、33歳になると状況は一変する。このことをしっかり心に留めておいてほしい。
32歳という年齢は、とにかく「今」、動くことが大切なのだ。
4-3.安全な場所でサポートを受けながら婚活ができるから
婚活のプロが親身にサポート
結婚相談所は、マッチングアプリとは異なり、安心して利用できる場である。なぜなら、独身証明や収入証明の提出が求められるうえ、婚前交渉までもが禁止されているからだ。そこからさらに、入会料までかかることで、「既婚者」や「ヤリモク」、「遊び目的」の人々を徹底的に排除し、真剣に結婚を望む人同士が出会える環境が整えられている。
また、結婚相談所ではそんな安全な場所で、更に「仲人のサポート」まで受けながら婚活を進めることができるのも大きな利点だ。特に結婚相談所ナレソメ予備校の場合、仲人は「恋のキューピッド」として、日々の内省からお相手の気持ちの確認まで親身にサポートしてくれる。
実際に成婚した卒業生からは、「仲人さんがまるでお姉ちゃんのように親身に相談に乗ってくれた」「ただのアドバイザーではなく、尊敬できる人生の先輩だった」等といった声を聞くことも多く、婚活のプロによるサポートがいかに婚活の質を高めるのか、一目瞭然である。
しかし、注意が必要なのは、このサポートの質が相談所によって大きく異なることだ。他社の話を聞くと、サポートが手薄でプロフィール作成や成婚まで1人で進めることになったケースもある。せっかく結婚相談所に入るのであれば、質の高いサポートが受けられる相談所で活動することをおすすめする。
完全放置型の結婚相談所で活動していた男性の結婚相談所の体験談・成婚インタビューも、ぜひ読んでみてほしい。
まとめ
記事全体に書いてきたとおり、32歳という年齢は、確かに婚活において「ギリギリ」や「いよいよ」と表現されることが多い。しかし「ギリギリ」や「いよいよ」という表現は、「まだ間に合う」という前向きな要素を併せ持っている。この記事で読んだことを参考にしながら、「今」、行動にさえ起こせば、あなたにも幸せな結婚が実現できる可能性は十分にあるのである。
最後に、あなたが「32歳 独身 いよいよやばい」と検索した理由とも思える恐ろしいデータをご紹介する。それは、「独身の幸福度はおおよそ32歳まで」というものだ。
データによると、「独身を選んだ者は32歳で幸せのピークを終え、40歳を超えると絶望し、50歳を超えて諦め、60歳でようやく受け入れる」のだそうだ。
このデータとおり、多くの人にとって32歳という年齢が独身の幸せを感じられるピークの年齢だとすると、おそらくこのキーワードを検索したあなたは、その「予感」を感じ取ったのではないだろうか。
32歳の女性が婚活を進めるうえでのポイントは、自分自身をしっかり理解し、現実に即したアプローチをすること。失敗や困難に直面し、一筋縄ではいかない場合もあるかもしれないが、どうか自分が感じたその「予感」を信じて、「今」、一歩踏み出す勇気を持ってほしい。
そのためにサポートが必要であれば、結婚相談所ナレソメ予備校が力になる。
参考資料:「永久・寺島(2014)晩婚化・未婚化と結婚価値ー結婚活動を動機づけるのはいかなる価値かー」
2021年社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査)