婚活高望み女のせいで、男が損をする? 彼女たちの求める「普通の男性」とは

アプリで婚活を始めたものの、会った女性たちに何となく相手にされてない気がする。

年収やルックスで、下に見られているのだろうか?
これまで自分のスペックは「普通」だと思っていたけど、まさか婚活では自分は低スペなのか……⁉︎

そんな不安や疑問を抱えている皆さん、安心してください。
あなたのスペックは決して低くありません。ただ、世にも恐ろしい「婚活高望み女性」に出会ってしまっているだけなのです。

この記事ではそんな高望み女性たちの実態をお伝えするとともに、「もう高望み女性には出会いたくない!」というあなたが、どう行動すべきかを紹介します。

高望み女性の言う「普通」は0.02%

婚活中の多くの女性は、自分が高望みだとは思っていません。

よく聞く言葉は「イケメンやハイスペじゃなくていい、普通の人でいい」。

しかし、その「普通」の割合を実際に計算してみると、全30代男性のうちたった0.02%という結果になります。なんと5000人に1人の割合。全く普通ではなく、とんでもなく希少な人材と言えます。

婚活界隈でよく耳にする、20代後半〜30代前半女性の希望する「普通」と、そのスペックの30代男性の割合がこちらです。

  • 年収500万円以上…17%
  • 大学卒…45.5%
  • 自分の年齢±3歳まで…30代独身男性は43.3%
  • 身長170㎝以上…60.7%
  • 清潔感がある…ジャッジが厳しい女性であれば1%

0.17×0.455×0.433×0.607×0.01=0.0002033=約0.02%

恐ろしい結果となりましたが、各項目の割合や高望み女性の価値観との相違について、一つずつ分析してみましょう。

年収

※データ出典:内閣府男女共同参画局「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書」 
 グラフはナレソメノート編集部で作成

令和4年に内閣府が発表したデータによると、年収500万円以上の独身男性は20代で7%、30代で17%です。男性が100人いる中で、たったの7人……と考えると、かなり狭き門だと言えます。

体感として、周りに年収500万以上の人がもっとゴロゴロいる気がする……という方もいるでしょう。
その理由は、都会と地方の年収差です。都会の方が地方より平均年収が高い傾向にあります。

令和5年に発表された転職サービス「doda」のデータによると、1位の東京都と47位の沖縄県の間には、約108万円の平均年収差があります(※1)
ゆえに、都会に住む人からすると「年収500万以上ってけっこういるよな」という感覚に陥るのです。
※1 出典:duda「年収の高い都道府県は?平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】

また、安直に年収を詐称する人がいるという事実も見逃せません。
そもそも人に年収を聞かれて、正確な数字を答える人がどのくらいいるでしょう?
「420万円です」とは言わずに「400〜500万かな」「まぁだいたい500万くらい」とざっくりした数字で答えつつ、サラッと年収を盛るというのはよくある事例です。

特にマッチングアプリのプロフィールでは「400〜600万円」というように幅を持たせて設定されているので、マッチング率を上げるために年収350万円の人が「400〜600万円」を選択する、という詐称が多発しています。
そんな男性のうそを聞き続けた女性たちは、上記のような正しい年収データを見ても、「私の周りの男性はみんなもっと年収高いけど⁉」と憤慨し、年収500万円の男性を低収入扱いするという悲しいギャップが生まれるのです。

学歴

※データ出典:令和2年国勢調査 就業状態等基本集計「最終卒業学校の種類別人口 (e-Stat)
 グラフはナレソメノート編集部で作成

令和2年に行われた国勢調査によると、20代男性の大卒の割合は31.1%、30代男性の大卒の割合は45.5%です(どちらも大学院卒を含む)。
30代よりも20代のほうが少ないことに違和感を感じるかもしれませんが、20代の場合、在学中の大学生は含まれていないので、実際には30代よりも大きな数字になると考えられます。

高望み女性たちは自分のことを高望みとは思っていないので、「せめて大学くらいは出ていてほしい」という感覚で大卒を希望します。しかしこのデータが示すとおり、20〜30代男性の大卒の割合は、約40〜50%です。「せめて……」の条件として挙げるには、いささか少ないのではないでしょうか。

さらに「やっぱ早慶でしょ」「GMARCH以上がいい」など、より偏差値の高い大学で絞り始めると、ますます狭き門になります。
東大・京大卒は同世代の約0.6%、その他旧帝大+早慶レベルまで含めても約5%(※2)。女性も含めて100人中5人ですから、そこを狙うのはかなりの高望みと言えます。

※2 出典:https://fast-up.jp/blog/162

既婚女性に聞いた「結婚前はこだわっていたけど結婚したら全く必要なかったと思う条件」の2トップは「身長」と「学歴」という話もあります。学歴にとらわれず自ら起業して大金を稼ぐ人も増えている現代では、大卒かどうかだけで優秀さを判断するのはもったいない気もします。

年齢

※データ出典:内閣府男女共同参画局「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書」 
グラフはナレソメノート編集部で作成

令和4年に内閣府が発表したデータによると、20代独身男性の割合は84.9%、30代独身男性の割合は43.3%です。
婚姻率が低下している現代でも、30代男性の半数以上がすでに結婚しているのが現状。35歳までとなるともう少し割合は増えますが、年齢が下がれば下がるほど、その中に「まだ結婚する気のない男性」が含まれることも忘れてはいけません。

結婚相談所ではしばしば、「なんでこんな年上ばかり⁉ アプリにはもっと若い人がいるのに!」と嘆く女性の声を聞きますが、当たり前です。結婚願望がない人やヤリモク男性も使える、それがマッチングアプリですからね。
ただ彼女が欲しい、まだまだ遊びたい……。そんなスタンスの若い男性もたくさん活動しているので、マッチングアプリの平均年齢は結婚相談所と比べて若いです。
それに対し、結婚相談所は「今すぐ結婚したい」という男性しかいません。安定した収入があり、精神的にも成熟し、誰かと家庭を持つ覚悟がある人ばかりなので、アプリよりも年齢層は上がります。

身長

※データ出典:厚生労働省 国民健康・栄養調査(令和元年)「身長・体重の平均値及び標準偏差」(e-stat) 
 表はナレソメノート編集部で作成

令和元年の厚生労働省のデータによると、身長170㎝以上の30代男性は60.7%。数字だけを見ると、他の条件と比べて高望みではないように思えます。

しかし、この数値を見た女性の大半は「案外少ないな」と思うのではないでしょうか。実は女性からすると、身長170㎝はごく当たり前の条件、8割以上が満たしているという感覚なのです。

年収と同様に、身長はプロフィールにおいて男性が盛りがちな項目です。
1㎝ならまだしも、四捨五入と称して165㎝を170㎝と詐称する人もいます。

問題は、「身長170㎝以上」を希望する女性は多いものの、出会った男性が実際に170㎝あるかどうかをパッと見で判断することはできないということです。なんか小さいな、と思っても「本当に170㎝あるの?」とはなかなか聞けませんし、「170㎝ってこんなもんなんだ」と胸に納める人が多いでしょう。

すると、実際には世の男性の8割が170㎝以上を自称していることになり、女性からすると「周りの男子はほとんど170㎝以上」という勘違いに陥ります。160㎝後半の男性陣の見栄により、女性の身長への高望みが加速しているのです。

ルックス

異性のルックスに対して、男性より女性の方がストライクゾーンが狭いと言われています。

恋愛学の第一人者である早稲田大学・森川友義教授の実験によると、男性がストライクゾーン内のルックスだと考える女性は10人に1人の割合ですが、女性の場合は100人に1人、1%の割合だそうです(※3)
なんと男女で10倍もの差があります。
※3 出典:Peachy(Livedoorニュース)

「そんなの超イケメンじゃないと無理じゃん…」とガッカリしなくても大丈夫。
これは恋愛相手としてのストライクゾーンを調べる実験です。結婚を恋愛の延長だと考える女性はルックスを重視するので、このくらい高望みする人もいます。
しかし多くの女性は、結婚相手を選ぶ際に年収や価値観など多方面から検討するので、ただの彼氏を探す時よりもストライクゾーンは広くなります。

ここでポイントとなるのは、そのストライクゾーンにギリギリ入るラインが「清潔感のある男性」ということです。
これが一見簡単な条件のように見えて、なかなか難しい。なぜなら、男性の考える清潔感と、女性の考える清潔感は異なるからです。

男性の考える清潔感は「毎日お風呂に入って歯磨きをし、洗濯した衣類を着用している」、いわゆる「清潔な状態」を指していることが多い様子。
それに対して女性の考える清潔感は「化粧水を使っており、肌が荒れていない」「美容院は月1〜2回」「眉毛、ヒゲ、爪が整っている」「歯が黄ばんでおらず、歯並びがキレイで口臭がしない」「太っていない」などなど。
上記の清潔であることは当たり前の条件で、それにプラスして「見た目を整える努力をしているかどうか」がジャッジされます。

これらを全て満たす、以下の画像のような人々が「普通の男性」という感覚なのです。

※画像はイメージです。

女性にとって、前述の努力は全て当たり前に行っていること。
学生時代からスキンケアをし、髪型を整え、就活や仕事の場ではメイクも必須です。女性の世界ではそれが「普通の女性」であり、彼女たちは自分と同じ「普通」の条件を求めているに過ぎないのです。

しかし、もちろん男性にとっては当たり前ではありません。今でこそ男性のスキンケア・メイクも世の中に浸透し、美意識の高い男性も増えましたが、それでも女性と比べて美容に関心のある男性は圧倒的に少ないのが現状。
さらに年齢が上がれば上がるほど、その差は顕著です。これをふまえると、女性の求める「清潔感」がどれほど難易度が高いか分かりますね。


このように一つ一つの条件を見てみると、決して少ない割合ではありません。ところが、この条件を全て掛け算していくと……途端に「5000人に1人の逸材」レベルに跳ね上がります。

高望み女性の望む「普通」は、実は超優良ハイスペ男性なのです。

高望み女性の実態

では、実際の婚活高望み女性は、どのような人となりなのでしょうか?
遭遇したナレソメ会員の体験談をもとに、2パターンの高望み女性を紹介します。

自己認知バグり系高望み女性

結婚相談所ナレソメ予備校で活動中の32歳男性・A男が、入会前にマッチングアプリで出会った28歳女性・B子の話。

「写真の雰囲気に惹かれて、自分から“いいね!を送りました。無事マッチングし、では会いましょうという段階で、当日に急な日程変更を提案されたり、ドタキャンされたり……。会う前から少し不穏な雰囲気を感じていました。

やっと会えたと思ったらニコリともせず、『私を楽しませて』という態度で……。こちらが一所懸命話していても、話を広げたり、場を盛り上げる努力もしない、常に向こうがジャッジするスタンス。たった2時間会っただけで疲れてしまいました。一応おごりましたが、おごられて当然という態度に『何様のつもりだ』という言葉がのどまで出かかりました。

アプリの写真もがっつり加工していたようで、ルックスはお世辞にも美人とは言えず……。学歴も職歴もごく普通なのに、どうしてここまで高飛車な振る舞いができるのか……。あんな女性には、もう二度と会いたくありません。幸いナレソメでは高望み女性に遭遇することなく、ホッとしています(笑)。」


※画像はイメージです。

このように、自分のスペックを高く見積りすぎて男性を見下し、高飛車に振る舞うのが「自己認知バグり系高望み女性」です。

男性が女性をチヤホヤしがちなマッチングアプリに生息していることが多く、A男のように実際に会って嫌な思いをする男性も少なくありません。

ハイスぺ系高望み女性

結婚相談所ナレソメ予備校に入会したばかりの大手企業29歳女性社員・C子は、同い年の同僚・D美が高望み女子だと語ります。

「D美は有能でみんなから頼られる、いわゆるバリキャリなんです。『仕事ばかりしているうちに30歳になっちゃう』と婚活を始めたのですが、D美自身が高学歴・高収入のため、なかなか難航しているようで……。
『結婚するなら自分以上のハイスぺがいい!』と必死に探しているのですが、バリバリ稼いでいるD美以上の人ってなかなか見つからないみたいです。

見かねた同僚が友だちを紹介しようとしても『どこの企業に勤めてるの?』『私より年収低くない?』『もっと大企業の友だちいないの?』と就職面接のようにバッサリ。あなたの希望するようなハイスぺたちは、もうとっくに結婚してたり、彼女がいるんだよ……とみんな呆れ顔。いつしか誰も紹介しようとはしなくなりました。

ここら辺で現実を見てこだわりを捨てればいいのに、以前、社内の男性と付き合っていたこともあり、『自分はハイスぺから選ばれる人間だ』と信じているようです。さらに、プロジェクトで関わった他部署のイケメンに親切にされたことで、さらに『まだまだいける!』と拍車がかかった様子。仕事仲間だから親切にしているだけなのに……。

一度ナレソメ予備校をすすめてみたのですが「結婚相談所は絶対嫌! 売れ残りしかいないじゃん」と言われてしまい、もういいや……と距離を置いています。D美こそぜひナレソメ予備校に入会して、現実を突きつけられてほしいですね(笑)。」

※画像はイメージです。

ほとんどの女性は「結婚するなら学歴も収入も自分以上の人と」と考えがちですが、有能な女性であればあるほど、それは難しくなります。これが「ハイスぺ系高望み女性」です。

仕事で有能な女性が、婚活市場でも活躍できるとは限りません。それに気付かず高望みを続けていると、いつしか誰からも相手にされなくなり、独身バリキャリ道をひた走ることになるのです。

高望み女性が生まれるのはなぜ?

では、なぜこのような高望み女性が発生しているのでしょうか?

主に以下の五つの原因が挙げられます。

  • マッチングアプリで盛られた男性の経歴を信じている
  • マジレスなしの共感女子会で安心しがち
  • 穴モテを婚活でのモテと勘違い
  • 周りの男性を「普通」の基準にしている
  • 加工した自分の写真をリアルだと思い込む

これらの原因について、一つずつ、詳しく解説していきます。

マッチングアプリで盛られた男性の経歴を信じている

※画像はイメージです

結婚相談所とは違い、マッチングアプリの経歴は自己申告制です。チェックや審査もないので、いくらでもうそを書けるのです。

医者、経営者、弁護士、年収1,000万、東大卒……。
マッチングアプリには華々しい経歴がゴロゴロと転がっています。日本の医者の数よりマッチングアプリに生息する医者の数のほうが多いというのが、テレビでも話題になっていましたね。

実際に私がマッチングアプリをやっていたときも、「いいね!」をくれた10人に1人は医者か経営者か年収1,000万超えでした。
中には実際に会ってみた方もいましたが、本当にその経歴が正しいのか確かめることもできず……。きっとその中にはうそをついていた人もいると思います。マッチングアプリをやっている男性の約1/4が、年収を偽っているというデータ(※4)もあります。
※4 出典:株式会社クリプタル「年収、どれくらい盛ってる?マッチングアプリの嘘とリアルな収入事情

「もしかしてうそをついている人がいるかも」、少し考えればその結論にたどり着きそうなものですが、キラキラとした経歴・年収の男性に目がくらみ、たくさんのプロフィールを見ているうちに、だんだんそれが普通に思えてくるのが恐ろしいところ。
「なんだ、これくらいの男って世の中にけっこういるのね」そう思ったが最後、現実と異なるマッチングアプリ脳に支配されていきます。

マジレスなしの共感女子会で安心しがち

※画像はイメージです

もしこれを読んでいる女性がいれば分かってもらえると思うのですが、基本的に女子会というのは聞こえのいい共感を浴びせ合う場です。

楽しくおしゃべりをする時間に、マジレスは不要。
心の中では「いやそれは違うでしょ……」と思っていたとしても、「そんな男、釣り合わないから断って正解だって!」「男がおごるのは当然でしょ。私も財布出したことないよ〜」というように、ついつい共感してしまうのが女性たち。
もちろん、相談するほうもマジレスは求めていません。

こうして女子会で「分かる分かる」「そうだよね」「大丈夫」を繰り返すうちに、「なんだ、やっぱり私の感覚は正しいんだ」と安心してしまうのです。

穴モテを婚活でのモテと勘違い

※画像はイメージです

穴モテ。女性が体目当ての男性(=ヤリモク)から言い寄られることが多いさまを表す言葉。
これは女性にとって非常に厄介です。なぜならヤリモク男性からチヤホヤされることで、自分はモテると勘違いしてしまうから。

マッチングアプリで会った男が「かわいい、好きだ、付き合いたい」と熱心に口説いてくるから、すぐに体の関係を持ってしまった。付き合うのかと思ったら、そのまま音信不通。
ひと昔前によく聞いた体験談です。

SNSやメディアがこぞって取り上げたため、このようなあからさまなヤリモク男性には女性も引っかからなくなりました。
しかし、出会って口説かれてすぐに付き合ったものの、だんだん会うのを渋られるようなり、返信が遅くなり、約3ヶ月でフェードアウト……。これが最近多いパターンの「蜃気楼彼氏」です。
これはマッチングアプリに限った話ではなく、合コンやコミュニティ内の恋愛でもよくある事例です。

女性は「ちゃんと付き合った!」と思っているので恋愛経験・モテ体験にカウントしがちですが、ヤリモク男性からすると「やりたいだけだったけど、付き合わないとやらせてくれないから、とりあえず付き合うって言っとくか。しばらくして飽きたらフェードアウトしよう」という感覚。
これをモテだと思うのはあまりに滑稽です。

こういう浅い付き合いを繰り返していると、「恋愛経験豊富なモテる私」という穴モテ勘違い女が誕生します。
彼女たちは本当の意味ではモテていないので、婚活市場では苦労します。
ヤリモク男性からするといいカモですが、まともな男性からすると「なんでこんなヤツがモテ女ぶって、偉そうな態度を取るんだ⁉」と腹が立つことでしょう。
しかし、女性の立場から言わせてもらうと、このパターンのヤリモク男性を見抜くのは、なかなか至難の業なのです……。

周りの男性を「普通」の基準にしている

※画像はイメージです

近年、女性の社会進出が進んだことで、大企業に勤め、男性と同等・それ以上に稼ぐ女性が増えてきました。
それ自体は素晴らしいことなのですが、会社などで常にハイスペ男性に囲まれているうちに、そんな男性が「普通」の基準になってしまうのです。

またバリキャリ女性は高学歴である確率も高いため、学生時代の男友達や、女友達の旦那さんもハイスペばかり、という現象が起こり得ます。

そうすると、年収700万は普通、GMARCH卒は当たり前……というようにどんどん目が肥えていき、彼女たちの「普通」と、世の中の「普通」の差は広がるばかり。

しかし、ハイスペ男性が彼女たちを選ぶとは限らないので、この世の多くの「普通以下」の男性は眼中に入らず、数少ない「普通」の男性からは選ばれないという、残念な高望み女性が出来上がるのです。

加工した自分の写真をリアルだと思い込む

※画像はイメージです

「そんなやついる⁉」と驚いている方もいるかもしれません。が、います。

なにも彼女たちだって、加工した写真と自分の顔が完全に同じだとは思っていません。
盛れるカメラアプリを使ったり、加工していることも理解しています。ただ、実際の自分と加工した自分に、そんなに大差はないと思っているのです。

写真加工の技術は日々、進化しています。ひと昔前に流行した、猫のヒゲがついてほっぺたが赤くなるような分かりやすい加工ではなく、最近では普通のカメラで撮影したような、ごく自然な盛れ具合が人気です。女性の場合、友だち同士で撮影するときも、暗黙の了解で盛れるカメラアプリを使用します。最近のスマホには、最初からカメラに加工モードが付いている機種もあるようです。

このように、ナチュラルに盛れた状態の写真ばかりを見ていると、実際の自分の顔もそうなっていると思うようになります。「すっぴんだとさすがに違うけど、メイクした状態ってこんな感じだよね」と。
クマを消す加工、色白に見せる加工、顔を小さく見せる加工……劇的な変化ではなく、自然な加工であればなおさらです。

もちろん、マッチングアプリには加工済の写真を使います。すると、たくさん「いいね!」が来ます。
男性はその加工済の写真に対して「いいね!」を送っているのですが、彼女たちはそれが実際の自分だと思っているので「私ってめっちゃモテるじゃん」と痛い勘違いをしていまうのです。


高望み女性というのは男性にとって腹立たしい存在ですが、こうしてその原因を探ってみると、高望みになるのは仕方ないとも思えます。もしあなたが女性だとして、同じ立場に立っても「自分は絶対に高望み女にはならない!」と言い切れますか?きっと同じような勘違いをしてしまうのではないでしょうか。

とはいえもちろん、彼女たちは婚活で売れ残ります。その原因を理解できたとしても、誰だって高望み女性と結婚するのは嫌です。
現代恋愛社会の生んだ悲しきモンスター・高望み女性たちは、今日も報われない婚活に精を出し、大切な時間を無駄にしていくのです……。

高望み女性を回避するには、フィールドを変えよ。

ここまでの内容で、高望み女性の実態は理解していただけたかと思います。
読めば読むほど、「こんな女性と出会うくらいなら、もう婚活なんてしたくない」という思いが湧き出てくるかもしれません。
しかし、安心してください。実は、このような高望み女性を回避するために、あなたができることがあります。

それは、「婚活のフィールドを変える」こと。これに尽きます。

マッチングアプリを辞めるべき理由

※画像はイメージです

この記事を読んでいる人に、結婚したいのにだらだらとマッチングアプリを使っている方がいるなら、今すぐにやめましょう。

これまでお伝えしてきたとおり、マッチングアプリには、「高望み女性」が多く発生しがちな条件が揃っています。
いくら気を付けても、そもそもフィールド自体に「高望み女性」の数が多いため、どうしても遭遇する確率が上がってしまいます。

マッチングアプリというフィールドでは、若い女性は基本的に引く手あまたの状態です。

アプリに登録するだけでスマホの通知が鳴り止まず、「何百件と届く“いいね!”の中から、悠々とスワイプでその日のおごってもらう相手を探す」という日々を過ごしている女性も少なくありません。
極端な例ですが、写真すら登録せずにカフェラテの写真を載せただけでも、「20代女性」というだけで 「いいね!」が届く状況です。

特に若い頃はその優位な状況に甘んじることで、女性側も自分の魅力を本来の実力以上だと勘違いし、プライドだけがエベレストのように高くなることがあります。

その結果、こうした「高望み女性」は若くて美人でありながら、なぜか長期間アプリに登録していることが少なくありません。高望みが原因で特定の相手を選べず、恋愛市場をさまよっている状態なのです。

そんな場所で相手探しをしていれば、高確率で「高望み女性」と出会ってしまうのも当然です。
「婚活をしているのに高望み女性ばかりと出会ってうんざり」という方は、そもそも活動するフィールドを間違えているのかもしれません。

「高望み女性」を避けたいなら、結婚相談所一択

では、高望み女性が少ない婚活フィールドはどこか?
それは、「結婚相談所」です。

その最も大きな理由は、結婚相談所がマッチングアプリと違い、「女性優位のシステムではない」こと。
マッチングアプリの目的は多くの場合、「恋活」、つまりセックスや一時的な恋愛であり、登録者の意識も軽いことが特徴です。

一方で、結婚相談所に登録する人々の目的はその名のとおり「結婚」。この違いがフィールドの性質を大きく変えます。
まずは目的が恋活から婚活に変わった途端、マッチングアプリでは男7:女3だった男女比が、5:5と正常化されます。
男性比率が高いマッチングアプリでは、女性側に圧倒的に有利な状況が生まれがち。少ない女性を大勢の男性が取り合う構図では女性が自然と優位に立ち、実力以上にチヤホヤされがちでしたよね。

一方、結婚相談所では男女比が5:5と正常化され、数的なバランスが取れるため、不自然な女性優位性が発生しにくくなります。この公平な環境が、真剣な婚活を後押しするのです。

加えて、結婚相談所では多くの女性のみ無料のマッチングアプリとは違い、「男女同額」の入会費、月会費、成婚料がかかります。
ドタキャンすれば性別関係なくキャンセル料が取られますし、最初のお見合いはお茶のみなので、メシモクもできません。つまりは入会する時点で、女性側にもある程度の本気度と自立性が求められ、自動的に「高望み女性」はスクリーニングされることに。

 参考:ナレソメ予備校の料金体系

タチの悪い高望み女性はそもそも入会できず、入会したとしても全員が真剣に相手を探す結婚相談所というフィールドでは、誰ともマッチングできない、ということもあり得ます。

以上のことからも、高望み女性を避けて婚活がしたいのであれば、活動するフィールドを結婚相談所に変えることが最も近道だということが分かります。
マッチングアプリで高望み女に遭遇し、消耗しているのなら、そもそも高望み女性が少ないフィールドでのびのびと婚活するほうが、コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも良いはずです。

ちなみに手前味噌ですが、特に結婚相談所ナレソメ予備校には高望み女性が少ないです。
なぜならナレソメ女子の多くは、女性への厳しいマジレスであふれるYouTube『ナレソメ予備校の婚活戦略』を視聴し、百戦錬磨のカウンセラーにビシバシしごいてもらう覚悟で入会しているからです。
女性に甘い相談所も多い中、わざわざナレソメ予備校に入ってきた彼女たちに、高望みは無縁です。

高望み女性を避けたいのであれば、結婚相談所。もっと言えば、ナレソメ予備校にフィールドを変えるのが最も有効だといえるでしょう。

まとめ

本記事では、婚活高望み女性の実態や、高望み女性を避ける方法を解説してきました。

高望み女性は自分が高望みだとは自覚しておらず、「普通の人でいい」と言いがちです。
しかし彼女たちの考える「普通の人」は滅多にいないハイスペ男性であり、マッチングアプリでの経験や、周りにハイスペ男性が多数存在する環境などから、無意識のうちに理想が高くなっています。

彼女たちをを避けるためには、高望みが発生しにくい結婚相談所で活動し、外見や年齢だけでなく収入・仕事など、多方面から見極めることが大切です。

ただし、結婚相談所にいる心の整った女性が、あなたを選ぶかはまた別問題です。
入会すれば自動的に女性を紹介してもらえて、結婚までお膳立てしてくれるわけではなく、カウンセラーの助けを得ながら、すてきな女性から選び選ばれるために努力した人が、幸せな結婚をつかみ取ります。

また、相談所で活動するうえで、年齢は若ければ若いほうがいいです。これは女性だけでなく男性にも当てはまります。男性も売れ残りにならないよう、若いうちに相談所に入会するほうが、すてきな女性と結ばれる確率は高くなります。

変わらずに今の自分のまま選ばれたい、まだ本気で婚活する気はない……という方に、結婚相談所ナレソメ予備校はおすすめしません。ナレソメ予備校では会員の51.6%(2023年1月〜6月に入会した会員の実績)が1年以内に成婚しますし、厳しいことを言われる場面も多々あるからです。
しかし、「高望みじゃないすてきな女性と結婚するために、努力する覚悟がある!」という方は全力でサポートするので、ぜひ今すぐ結婚相談所ナレソメ予備校の門を叩いてください。

ナレソメノート編集部