結婚相談所の離婚率はどれくらい?離婚率が低い理由も解説
結婚相談所で結婚した夫婦(カップル)は、自然恋愛よりもスピード離婚しそうという考えがある方は多いかもしれません。実際に結婚相談所では、自由恋愛と比べて出会ってから平均6ヶ月〜12ヶ月と、スピーディに成婚まで進むことが多く、そこが不安のタネになっているようです。しかし、一般的には結婚相談所での結婚の離婚率は通常より低いと言われています。
本記事では、結婚相談所の離婚率はどれくらいであるかや、結婚相談所で離婚してしまう人の共通点、また結婚相談所でのスピード離婚を防ぐための方法を解説します。
結婚相談所の離婚率はどれくらい?
まず、自然恋愛など一般的な離婚率は30%程度だと言われています。
その上で結婚相談所の離婚率は、実は母数の多い正確なデータは出ていません。ですが、信憑性は薄いものの、結婚相談所の離婚率は「平均10%程度」だと言われています。
しかし、実は結婚相談所の離婚率について、母数の多い正確なデータは出ていません。あくまで、10%という数字は都市伝説に近いものがあります。そのため、これらを踏まえると一概に「うちの結婚相談所は離婚率が10%ぐらいです」と謳っている結婚相談所には気をつけたほうが良いかもしれません。
結婚相談所の離婚率が低い理由
では、なぜ結婚相談所の離婚率が低いのでしょうか。考えられる理由は下記の3点です。
- 計画性のない結婚を避けられる可能性が高い
- プロフィール情報に嘘偽りがない
- カウンセラーに相談できるから
それぞれ順番に解説します。
計画性のない結婚を避けられる可能性が高い
まず、結婚相談所には「結婚を前提とした出会い」を求める方のみが登録します。そのため「流れで結婚してしまった」「特に気はないけど、押しが強かったから結婚した」という事例のように、曖昧な気持ちで結婚に臨むことがありません。
「本当はまだ結婚したくなかった」ということがないため、計画性のない結婚を避けられる可能性が高いのが結婚相談所の特徴です。最初から結婚を前提とし、一生過ごしていけるお相手を探す気持ちが強いということが、結婚相談所での離婚率が低いことに繋がっている可能性が高いでしょう。
プロフィール情報に嘘偽りがない
マッチングアプリや一般的な自然恋愛では、自身のプロフィールに嘘をつくことも可能です。たとえば、年収や家族構成、過去に携わってきた仕事内容など、お相手によく思われるように偽ることができます。
実際に、PR TIMESが出している「年収、どれくらい盛ってる?マッチングアプリの嘘とリアルな収入事情。男性利用者239名にアンケート」の記事を参考にすると、マッチングアプリでは1/4の男性が年収を偽っているというアンケート結果が出ています。
しかし、結婚相談所では独身証明書や収入証明書、医師の方であれば医師免許など、自分の情報をすべて証明した上でないと入会することができません。プロフィール情報に嘘偽りがないことから、最初からお相手のことを信頼できますし、結婚後に「そんな情報知らなかった」と嘘が発覚する可能性も軽減できます。
カウンセラーに相談できるから
最後に、結婚相談所での婚活では、カウンセラーにいつでも相談することが可能です。カウンセラーに相談することで、お相手のことをより慎重に見極められたり、自身の正直な気持ちの通りに活動できたりします。
特に、結婚相談所ではない「自由恋愛」では、お相手に振られても理由が分からず、同じ失敗を繰り返してしまう方が多い傾向にあります。そういった中で結婚相談所のフィードバックを受けることで、自分自身をより深く理解するきっかけにもなりますし、お相手の気持ちも聞くことができるため、スムーズに婚活を進められます。
また、ナレソメ予備校では卒業後の生涯サポートも提供しております。一般的な離婚理由の上位となっているものは、ほとんどが「結婚後でないと分からないもの」です。だからこそ、ナレソメ予備校では生涯サポートを提供し、夫婦関係の維持や性生活まですべて相談していただくことが可能です。
結婚相談所で離婚してしまう人の共通点は?
結婚相談所での結婚は、離婚率が低いと言われています。しかし、結婚相談所で結婚をしたとしても、離婚してしまう方(夫婦)がいることも事実です。一概には言えないものの、ここでは離婚してしまう人の共通点をご紹介します。
まず、人柄ではなく、条件面のみを重要視しすぎて結婚をする場合も離婚に至る可能性が高くなるでしょう。なぜなら、結婚後にお互いが仕事やプライベートにおいて変化する瞬間が多々あるためです。たとえば、仕事の変化によって一時的に年収が下がるケースもありますし、今までと比較して時間が取れなくなるケースだってあります。
結婚前と状況が変化したとしても、人柄や人間としての相性が良ければ長く付き合っていける可能性も高いため、条件面のみを重要視するのは得策ではありません。
「本当にハイスペと結婚することが自分の幸せになるのか」を、改めて自問自答して考えることが大切です。
また、一般的な離婚理由の代表的なものに「性格の不一致」がありますが、結婚相談所でも価値観のすり合わせが足りずに結婚をしてしまうと、離婚に至ってしまう可能性が高くなります。結婚相談所では、仮交際〜真剣交際まで通常は3ヶ月間、最大で6ヶ月間の期間が設けられています。
これらの期間内にすり合わせが足りない場合、結婚してから「こんな人だと思わなかった」「知らないところが出てきて困惑している」といった事態に発展する可能性があります。
特にサポートの薄い結婚相談所では、価値観の擦り合わせに関するサポートを受けられなかったことが原因で、その後の離婚に発展してしまう可能性も高くなります。
一般的な離婚理由の代表的なものに「性格の不一致」がある以上、必ず婚活の時点で価値観の擦り合わせをサポートしてもらえる結婚相談所を選ぶべきです。
その点、ナレソメ予備校では価値観を擦り合わせる1歩目である「自己理解」に対して、さまざまな動画教材やセミナーなどを行なってサポートをしています。
価値観について誤解して認識されている方も多いため、一度下記の動画もご覧ください。
結婚相談所でのスピード離婚を防ぐためには
結婚相談所は出会いの1つの手段であり、ポイントを意識して婚活を進めていけば、成婚後も幸せな家庭を築くことが可能です。そのためには、下記3つのポイントを意識するようにしましょう。
- 結婚を焦らない
- 条件面以外の部分もしっかりと確認する
- カウンセラーの意見をしっかりと聞く
費用を支払って婚活に臨む以上、できる限り短期間での成婚を希望する方も多いです。しかし、焦りは禁物です。結婚を焦って婚活に臨んでしまうと、本来希望していた条件から少々逸脱したお相手でも良いと思ってしまったり、お見合いの回数を自分から減らしたりすることに繋がってしまうためです。
また、真剣交際中にお相手のことを見極める必要性があるものの、早く結婚したいという焦りから、十分にお相手のことを見極められない可能性も考えられます。
短期間での成婚を実現させたい気持ちが悪いわけではないものの、条件面以外でのお相手の人柄を確認することを含め、冷静にお相手を見極めながら婚活を進めることが大切です。
また、結婚相談所には信頼できるカウンセラーが付いています。理想の成婚に至るまで親身にアドバイスしてくれるため、これらの意見を聞き入れ、改善するべき点がある場合は積極的に改善するようにしましょう。
まとめ
本記事では、結婚相談所の離婚率について解説をしてきました。
結婚前に価値観のすり合わせが足りなかったり、条件面のみを重要視し過ぎたりする場合は、スピード離婚に繋がってしまう可能性も高くなります。
結婚を焦ることなく、条件面以外のお相手の人柄なども見極めながら、理想のパートナーを見つけられるよう活動していくことが大切です。
「おすすめの結婚相談所ランキング」の記事では、特徴の異なる結婚相談所を分かりやすくまとめています。本記事を参考に、結婚相談所での婚活をスタートしようと思った方は、ぜひ上記の記事も参考に、自分に合った結婚相談所を探してみてはいかがでしょうか。
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