結婚相手に求める条件は?データと実体験が導く「幸せな結婚」のカギ

あなたにとって、「理想の結婚相手」とは、どんな人でしょう?
とにかくイケメンで高収入、学歴が高くて身長もある程度ある、オスみのある人。もしもそんなことを考えているのなら、あなたは、「幸せな結婚」ができないかもしれません。
というのも、本当の意味で「あなたを幸せにしてくれる結婚相手」を選ぼうとしたとき、今あなたが頭に浮かべたようなスペックは、ほとんど関係のない指標です。
実際にスペック「だけ」で選んで地獄のような結婚生活を送る女性たちの悲鳴は、XをはじめとするSNSではあちらこちらで観測されます。
「え、じゃあ、顔だけで選んじゃいけないの?」
「スペックを『妥協』しろってこと?」
ちょっと待って、安心してください。
私もかつて、そんなモヤモヤで立ち止まっていた婚活迷子の1人なのです。
この記事では、かつての私のように悩むあなたに向けて、
- 独身男女が実際に重視している条件の傾向
- 既婚者女性が感じる、「本当はどうでもよかった条件」
- 恋愛心理学に基づいた「幸せになれる結婚相手の選び方」
をわかりやすく解説します。
また、それに加えて結婚相談所「ナレソメ予備校」流の“失敗しない結婚相手の見極め方”もご紹介。
この記事を読み終える頃には、あなた自身が「本当にあなたを幸せにしてくれる結婚相手を選ぶためには、何を見ればいいのか」を理解し、正しい相手選びへの道を1歩踏み出すことができるはずです。
結婚相手に何を求める? 男女別の傾向を分析
まずは最初に、「現代の男女がどんな基準で相手を選んでいるのか」の傾向を見てみましょう。
結婚相手に求める条件や重視するポイントは人によって異なりますが、他者の考えに触れることで自分の考えを整理するヒントが得られるかもしれません。
ここでは、内閣府の最新データ(下のグラフ)をもとに、独身男女が「結婚相手に求めているもの」の傾向を細かく分析。
意外な共通点や、性別による価値観の違いを読み解きながら、まずはあなた自身の理想像と照らし合わせてみましょう。
出典:男女共同参画局「男女共同参画白書 令和4年版」
男女ともに「内面の一致」を最重視

内閣府が20~39歳の独身男女に対して行った調査によると、
男女ともに相手に求める条件トップ3は
- 価値観が近い
- 一緒にいて落ち着ける・気を遣わない
- 一緒にいて楽しい
という結果になりました。
婚活では学歴や年収などの「スペック」が注目されるイメージですが、実際にはそれ以上に「長く一緒に過ごしていけるかどうか」といった、内面的な相性や安心感が重視されていることがわかります。
いつでも自然体でいられる相手なら、小さな欠点や困難も一緒に乗り越えていけるもの。
反対に、スペック的にはどれだけ魅力的に見える相手でも、価値観のズレが日々積み重なればいずれ大きなストレスになり、関係が壊れてしまう可能性もあります。
結婚はゴールではなく、その後何十年も続いていく生活のスタートです。
だからこそ、見た目や条件だけでなく、毎日を共にできる「心地よさ」を抱ける相手が求められているといえるでしょう。

一時的な関係になりやすい「恋愛相手」と長期的にそばにいることが前提の「結婚相手」、求める条件が変わるのは当然だぱんね。
未婚男性は「容姿・恋愛感情」、未婚女性は「育児を見据えた安定」も重視

※画像はイメージです
さて、男女ともに結婚相手に求める条件としては価値観の一致を最重視するということがわかった一方、この調査結果の4位以降からは、男女で明確な違いが見られることも読み解けます。
先ほどのグラフの4位以降を見てください。

男性は
- 容姿・ルックスに好感が持てる(25.4%)
- 恋愛感情がある(23.7%)
- 金銭感覚が近い(21.7%)
- 家事力・家事分担できる(17.4%)
といった項目が上位にランクイン。
見た目の好みや、家庭生活でのスキルを重視する傾向が読み取れます。
一方、女性は
- 満足いく経済力・年収(32.6%)
- 金銭感覚が近い(29.5%)
- 正規雇用である(15.1%)
といった、出産・育児を見据えての「経済的な安定」や「将来の安心感」を重視する項目が多く並びました。
さらに興味深いのは、「家事力・家事分担できる」という条件について、男性が女性に求める割合(17.4%)よりも、女性が男性に求める割合(27.8%)のほうが高いという点です。
共働きが当たり前になった現代では、男性にもある程度の家事スキルが求められていることがうかがえます。

共働き前提なのに、家事だけは女の仕事のまま! ってのはおかしな話ぱんね。
その条件、本当に必要? 既婚者に聞いた「理想と現実」

ここからは内閣府の調査をもとに、既婚男女の意見を見てみましょう。
ここまでは未婚者の思う「結婚相手に求める条件」に関するまとめでした。
参考にはなる一方で、実際に結婚生活を送ってみるとどうなのか? というリアルは、先ほどのアンケートからは読み取れません。
結婚前はあれもこれもと理想を掲げがちですからね。
「現実的に大切なこと」は違うというのも、またよくある話です。
実際に結婚生活を送っている男女の、「結婚前には重視していたけれど、実は結婚生活には不要だった条件」と「結婚後に実感した本当に大切な条件」のギャップを読み解けば、幸せな結婚生活に必要な要素が見えてくるかもしれません。
出典:男女共同参画局「男女共同参画白書 令和4年版」
実際には重要でなかった条件は「容姿」「恋愛感情」
下の表は、先ほどの内閣府作成のグラフから主な項目について、「結婚相手に求めていたこと(理想)」と「現在相手に求めること(現実)」の増減率をまとめたものです。

結婚前には重視していたものの、実際の結婚生活においては「そこまで重要ではなかった」と評価が下がったのが、赤い数字の条件です。
特に減少率の大きいものとしては、「容姿・ルックスに好感が持てる」が半減、「恋愛感情がある」も約4割減です。
恋人を探す際に重視されやすい条件が、「結婚してみたらどうでもよかった」と、大きく数値を下げているわけですね。
また、「一緒にいて楽しい」「気を遣わずにいられる」などの条件は、数値としては1~2割程度低下していますが、依然として「求める条件」のトップ3を維持しています。
これは、恋愛の延長線上にある「ドキドキ」よりも、日々の安心感や心地よさが重視されるようになるということを示しているといえるでしょう。
確かに、結婚前は「やっぱり見た目も大事」「ときめく恋愛がしたい」と思う方も多いでしょう。気持ちはよくわかります。
しかし、結婚とは「一緒に日常を積み重ねること」。
しだいにルックスにもドキドキにも「慣れ」が生じて、どうしてもそれによる幸福感は薄れます。
つまり、長く満足できる結婚生活に欠かせないのは、外見やときめきよりも、忙しい日々の中で支え合える信頼関係なのです。

実際に育児が始まると、「イケメンかどうか」「ドキドキできるかどうか」なんてマジでどうでもよくなるぱん。
結婚してから大切だと実感した意外なポイントは「家事力」「経済力」
一方で、結婚後に「これは思っていたより大事だった」と改めて実感する条件もあります。
特に数値が大きく上がったのは、青色の数値の条件、「家事力・家事分担できる(51%増)」と「満足いく経済力・年収(14%増)」です。
これらは、生活を共にして改めて重要性に気づく「現実的な条件」だといえるでしょう。
興味深い項目として、「子ども好きである」も微増(7%)しており、家族としての将来を考えたときに重要視される条件であることがうかがえます。
また、「金銭感覚が近い」という条件は数値の変化は少ないものの、安定した結婚生活を送るうえで欠かせない基本的な条件として高い水準を保っています。
年収の多さよりも、浪費傾向や貯蓄意識、家計管理への考え方など、日常のちょっとした金銭感覚の違いがストレスになることもあるため、ここを丁寧にすり合わせておくことが重要です。
恋愛中は見えにくい価値観や生活スタイルのすり合わせも、結婚生活を穏やかに続けていくための大切な要素。
「一緒にいて楽しい」だけでは乗り越えられない壁があるからこそ、理想の先にある「リアルな結婚生活」を想像しておくことが、失敗しない相手選びにつながるのです。
ナレソメ予備校のアンケートでは「高身長は不要だった」
さて、ここからは結婚相談所ナレソメ予備校で活動中の女性会員や卒業生向けに実施したアンケートを読み解いていきましょう。
興味深い声が多数寄せられています。
例えば、「結婚してみて意外と必要なかった」と感じた条件として多く挙げられたのは、「高身長」や「ファッションセンス」など、見た目に関する要素です。

見た目は、付き合ってからこちらが少しずつプロデュースすればいい

最低限のラインをクリアしていれば、一緒に過ごすうちにどんどん好きになる
といった前向きな声が多くみられました。
その一方で、「実際に重要だった」と実感された条件として、「体臭が不快でないこと」や「金銭感覚が近いこと」など、毎日の生活に直結するリアルなポイントが多く挙がっており、見た目よりも「日々を共に過ごすうえでの快適さ」が結婚生活の満足度に大きく影響することがうかがえます。また、

顔面偏差値よりも人間偏差値が大事

リードしてくれる人よりも、自分の提案に「いいよ」と柔軟に応じてくれる人のほうが居心地がよかった
といった意見もあり、外見やリード力といった表面的な魅力よりも、自分らしくいられる心地よい関係性を重視する方が増えていることがわかります。
こうしたリアルな声からは、理想だけを追い求めていては見逃しがちな「地に足の着いた現実的なイメージ」が得られます。
結婚後の生活をしっかりイメージしたうえで、どんな価値観や相性を大切にしたいのかを考えることが、後悔しない結婚への第一歩といえるでしょう。
恋愛心理学者に聞く! 相手選びで「妥協しても良い条件」と「重視すべき条件」

結婚相手を探すとき、多くの人が最初に思い浮かべるのは「年収」「学歴」「身長」といった、いわゆる「スペック」ではないでしょうか。
けれど本当に幸せな結婚を目指すなら、それだけで相手をジャッジするのは危険かもしれません。
ここからは、恋愛心理学者・山崎の見解をもとに、「妥協してもいい条件」と「絶対に妥協してはいけない条件」を解説します。
スペックは妥協してOK!? 条件よりも相性を見て
年収・学歴・身長といった、いわゆる「スペック」は、実は妥協しても大丈夫。
「えっ、そこが一番重要なんじゃ?」と思うかもしれませんが、収入や肩書きなどは将来的に変わる可能性も考えられますし、スペックそのものは結婚後の満足度にそこまで影響しないというデータも出ています。
そもそも、「普通の人でいいんです」と言いながら条件を細かく設定している女性ほど、実は高望みになっているケースがほとんど。
「同世代、大卒、年収500万円以上、身長170cm以上で……」と、特に理由もなく「このくらいは普通でしょ」と条件を並べていると、気づかぬうちに上位2%のハイスペ男性の争奪戦に参戦させられるのが婚活市場です。
身長が高くても子育てに有利というわけではありませんし、有名大学の卒業証書は人生の中でそう何度も出番があるものではありません。
求めていたスペックを持たない人と結婚したからといって、不満のある結婚生活が50年続くかというと、全くもって、そうではないのです。
むしろ、スペックにこだわりすぎて「価値観のすり合わせ」や「性格の相性」といった本質的な部分を見落とすほうが大問題。
結果として、結婚後に「話が通じない」「気が合わない」といった後悔につながりやすいのです。

結婚においては、年収や学歴、容姿といった「プロフィールに書かれたスペック」だけでは、内面の相性までは判断できません。 ナレソメ予備校では、心理学者監修の自己理解プログラムや多角的な視点からの相性診断を通じて、「スペックでは測れない部分」にこそ重きを置いたマッチングを行っています。
豊富な診断についてもっと詳しく:
妥協してはいけない条件は「歩み寄れる関係性」
どんなに理想的な条件がそろっていても、絶対に妥協してはいけないのが「歩み寄りの姿勢」です。
いくら結婚前にライフプランを立てていても、その後の人生が実際にそのとおりに進むことのほうが珍しいものです。
そのため、結婚生活には予想外の出来事が起こるたびに話し合い、軌道修正を重ねていく柔軟さが欠かせません。
例えば、意見の違いや価値観のズレが生じたときに、「ここは譲ろう」「相手の考えも尊重してみよう」といった柔軟な姿勢を持てるかどうかは非常に大切。
一方がかたくなで、もう一方が我慢を重ねるような関係では、いずれバランスを崩して破綻してしまうでしょう。
「自分は変わるつもりがない」「相手が合わせてくれればいい」と考える人との結婚生活は、どれだけ条件が理想的でも絶対に長続きしません。
お互いが同じくらいの温度感で努力できる関係こそ、長い結婚生活において最も重要な土台になるのです。
また、特に女性に向けて伝えたいのは、「言葉ではなく行動を見ること」の大切さ。
「会いたい」と100回言ってくれる人よりも、1回でも実際に会いに来てくれる人こそ、誠実なパートナーになるといえるでしょう。

理想のパートナーとは、ズバリ親友のような人です。週に1度のドキドキではなく、何もない日常を一緒に過ごせる関係。恋愛と結婚では、相手選びの基準が全く違うんです
その検索条件、ほんとに「絶対」? 迷ったときは「推し補正」チェック

「複数の検索条件を設定し、お相手を絞り込むほど理想の相手に出会いやすくなる」
そんなふうに考えていませんか?
けれど本来、検索条件は「削るため」ではなく、「選ぶため」に使うもの。
条件にしばられすぎて「本当に大切なこと」を見落としているケースも少なくありません。
「そう言われても、何から削っていいかわからない!」と悩んでしまったときにおすすめなのが、自分の理想条件を見直す「推し補正」チェックです。
もし〇〇が推しと同じなら!?「推し補正」で考える許容ライン
結婚相談所で相手を探すときは、マッチングアプリのようにさまざまな「条件」を入力してお相手を絞り込むことができます。
このとき、多くの女性が「年収は最低500万」「身長は170cm以上」「年齢は同世代がいい」と「理想の条件」をとりあえずで入力してしまいがち。
しかし先ほども述べたように、特に理由もなく「このくらいは普通でしょ」と条件を並べていると、気づかぬうちに上位2%のハイスペ男性の争奪戦に参戦させられてしまうのが婚活市場です。
「でも、どれも自分にとって大切な条件な気がして……」と迷ったときは、少し視点を変えて「推し補正」チェックをしてみましょう。
あなたが魅力的だとおもう芸能人やキャラクター、元彼などを想像し、「この人に似た相手だったら、どこまで許容できる?」と具体的なお相手像をイメージしてみるのです。
例えば、年収が400万円でも推しと顔がそっくりなら?
身長が165cmでも、高収入で声や話し方が推しに似ていたら?
10歳年上でも、雰囲気が推しっぽくてリードしてくれる人なら?
イメージしてみると、意外と「アリかも!」と感じる自分に気づきませんか?
検索フィルターは非情です。
こんな人がいるなら教えてよ! と言いたくなるような人であっても、あなたの検索条件のどれか1つにでも当てはまらないスペックがあれば、その存在を消し去ります。
でも「推し」相手ならなんでもOK出しちゃうよ……と思うかもしれませんが、よく考えてみてください。そうではないはずです。
推しと顔がそっくりだけど、彼の体臭が苦手。
推しと雰囲気が似ているけど、金遣いが荒い……。
果たして、このような相手の場合、結婚相手として安心してともに暮らせるでしょうか?
こうして考えていくと、「いくら推し補正が入っていても許容し難いポイント」というものが見えてくるはず。
そしてそれは、あなたが絶対に譲れない条件でもあるのです。
なにより、結婚相手に大切なのは数値化できる条件ではなく、「一緒にいて落ち着く」「自然体でいられる」といったフィーリングや安心感だったりするもの。
この推し補正チェックは一見ふざけているように見えて、自分が本当に求めている要素を浮き彫りにする重要な自己分析なのです。
推し補正チェックで「理想」と「必要」を整理しよう
先ほど述べたように、「推し補正」で自分の条件を見直してみると、「この条件は優先順位低いかも」と譲れるポイントが見えてくることがあります。
理想の結婚には必須の条件だと思っていたものが、実は「絶対」ではなかったと気づけるのです。

このとき大切なのは、「理想」と「必要」を明確に分けること。
「推し補正」で許容できると気付いた条件は、理想ではあるけど絶対ではないはずです。
一方で、最後までどうしても譲れなかった条件こそ、自分の価値観や人生設計に深く関わる「本当に必要な条件」であるといえるでしょう。
例えば、「子育てを一緒にしたい」「お金にだらしない人は嫌だ」「共働き希望なので、協力的な人がいい」といったライフスタイルや価値観は、結婚後の満足度に直結するため軽視すべきではありません。
一方で、年齢や身長、年収といった数値は、相手の人柄や関係性次第で十分カバーできる可能性もあるのです。
検索条件は、理想を守る盾ではなく、出会いの可能性を広げるために活用するもの。条件に縛られて出会いを狭めてしまっては本末転倒です。
だからこそ、自分にとって何が本当に大切なのかを整理し、譲れない軸と柔軟に考えられる部分をきちんと見極めることが、幸せな結婚への近道になるのです。

スペックももちろんその人の一部だけど、全てじゃない。最終的に見極めるべきなのは「中身」ぱん。
ナレソメ流「失敗しない結婚相手」の探し方は「ロジカル思考」

「この人となら一生一緒にいられる」と確信できるような結婚相手に出会うためには、感情だけに頼らないロジカルな考え方が必要です。
結婚相談所ナレソメ予備校では、恋愛心理学に基づいた独自のメソッドを通じて、自分にとって本当に合う結婚相手を見つけるサポートを行っています。
理想の相手探しは「徹底的な自分探し」から
「理想の結婚相手はどんな人ですか?」と聞かれて、すぐに明確な答えが出てくる人は意外と少ないものです。
しかし、「どんな人生を送りたいか」「何歳で子どもがほしいか」というように、自分の将来像を具体的に思い描けば自然と必要な相手像が見えてきます。
例えば「35歳までに2人の子どもを持ちたい」と思うなら、「30歳までには結婚したい」と逆算できるはず。
そのうえで「子育てに協力的な人がいい」「年収はこのくらい必要」といったように、理想の生活スタイルに合わせた条件も具体化していきます。
例えば、結婚相談所ナレソメ予備校では、こうした「どんな結婚生活、どんな人生にしていきたいか」という自分探しをサポートするために、恋愛心理学者監修の自己分析ツールや、性格・価値観診断コンテンツを豊富に用意しています。
「自分の価値観は?」「パートナーに求める絶対条件は?」といった質問を通して自分自身に向き合うことで、自分が本当に理想とする相手の条件が見えてくるのです。

結婚は人生のゴールではなく、思い描いた人生を一緒に歩む始まり。「自分がどう生きたいか」という自分軸を持ってパートナーを選ぶからこそ、結婚後にブレず、後悔しない選択ができるんだぱん。
「恋人」と「結婚相手」の違いを意識する
恋愛で重視されるポイントは「非日常的な魅力」ですが、結婚相手に求められるのは「日常を共に歩める現実力」。
本気で結婚を考えるなら、「恋人」と「結婚相手」は全くの別物であることを理解しておくことも大切です。
私たちナレソメ予備校は、「好きになってから相手を知る」のではなく、「相手を知ってから好きになる」という「ロジカルラブ」の考え方を大切にしています。
恋愛では、「一緒にいて楽しい」「ドキドキする」「価値観が多少違っても気にしない」といった感情の勢いが関係性を支えることが多いものです。
しかし、結婚生活はその延長では成り立ちません。価値観のズレは日々の生活の中で確実にストレスとなり、小さな違和感がやがて大きな溝に発展してしまうこともあります。

マッチングアプリなどの恋愛向けツールでは、「見た目」「オスみ(性的魅力)」「リード力」といった恋愛的な要素が重視されがちです。
しかし、それでは結婚生活に欠かせない「価値観」「安心感」「将来の考え方」といった土台部分への意識が薄く、結婚に至らないまま関係が終わることも少なくありません。
その点、結婚相談所は事前に相手の人柄や結婚観を確認したうえで、じっくりと関係を築ける出会いの場。とくにナレソメ予備校では、勢いや感情だけで突き進む恋ではなく、将来を見据えて「納得して選べる関係性」を築くためのコンテンツをフル活用してもらうようにしています。
「婚活市場」で相手を探す
結婚を真剣に考えるなら、やはり「恋愛市場」ではなく「婚活市場」で相手を探すことが成功のカギです。マッチングアプリやSNSには恋愛目的の人も多く、結婚の意思が曖昧なまま時間を費やしてしまうケースも少なくありません。
その点、結婚相談所は「結婚したい」という明確な目的を持つ人だけが集まるフィールド。ほとんどの結婚相談所では入会時に厳正な書類提出と本人確認を行っているため、プロフィールに虚偽がなく、信頼できる情報をもとに相手を探せるのも大きなメリットです。
さらに、ナレソメ予備校には
- 恋愛心理学を応用した相性診断
- プロの仲人による客観的アドバイス
- 会員限定の動画コンテンツやセミナー
といった独自のサポートが充実。出会いから交際・成婚までを一貫して支援する体制を整えています。
「本気で結婚したい」と考えるなら、まずはふさわしい人のいる環境に身を置くことが大切。
自分の理想を見定め、それを実現できる場所で活動することが、後悔しない結婚への最短ルートです。
ナレソメ女子に聞いてみた! 理想の条件とその理由
近年は、年齢差3歳以内の同世代で結婚するカップルが増えつつあります。
中でも結婚相談所「ナレソメ予備校」で活動する女性会員たちは、年収などの条件に対してこだわるよりも、相手の年齢やコミュニケーション力、成長の余地といった「伸びしろ」を冷静に見ている傾向があります。
ここからは、実際にナレソメ予備校で成婚退会した20代女性たちが活動当時にどんな条件でお相手を探していたのか、リアルな声をご紹介します。
「年収よりも若さとポテンシャル重視」:活動当時26歳の成婚退会者
活動当時の年収は400万円台だった26歳の女性会員は、同じ20代の男性と出会いたいという希望を持って活動していました。
理想は29歳まで、上限として許容できるのは32歳に設定。
最も重視していたのは、「今後どれだけの期間働けるか」という将来性であり、年収の高さそのものにはこだわっていなかったと言います。
お相手に求める理想の年収は、自分と同じ400万円台。
もし相手が27歳以下であれば、300万円台でも問題ないと感じていたそうです。
「収入や家事スキルは後からでも身につくけれど、年齢だけはどうにもならない。だから、何よりも若さと素直さ、そして家事への協力姿勢を見ていた」とコメントしていました。
年下の男性に対しては、家事スキルや包容力、そして素直に人の話を聞ける柔軟さを重視。
「今が完璧でなくても、これから一緒に成長できる相手かどうか」を判断軸にしていたのが印象的です。
「年下男性の魅力に気付いた!」:活動当時29歳の成婚退会者
29歳で活動を開始した年収400万円台の女性会員。
希望するお相手の年齢は30歳までとしながらも、実は年下男性との出会いを狙っていたそうです。
結婚相談所には30代以上の男性が多いため、一応32歳までは許容範囲としていましたが、最終的には年下男性と成婚退会し、理想をかなえた形となりました。
相手に求める年収は400〜500万円台。「平均くらいあれば十分」と考えており、年下男性であれば、もっと低くてもOKだったとのこと。
その理由については、「年下であればまだこれからだと思えるし、ルックスやコミュ力があれば収入差は正直気にならない」とコメント。
成婚退会後のアンケートでも、「年上女性はいいぞ、なんでも許しちゃう!」と年下男性に向けたメッセージを残していました。
年下男性に求めていたのは、ルックス、家事能力、そしてなによりもコミュニケーション力。
「話していて楽しい人なら、年収に200万円くらいの差があっても全然OK」と、リアルな声を聞かせてくれました。
謙虚? シビア?「ナレソメ女子」の理想
他にも、ナレソメ予備校の女性会員からは、「子育てや介護を考えると、同世代のほうがなにごとも得」「年上すぎると逆に期待しすぎてしまうし、家事もやってくれなさそう」といった声も挙がりました。
共通しているのは、「スペックの高さ」よりも「等身大の暮らしをともにつくっていける相手かどうか」を見極めていたということ。
その結果、多くのナレソメ女子が素直で協力的なパートナーと出会い、納得のいく結婚をかなえています。
ナレソメ予備校では、会員1人1人の傾向をもとに、理想と現実のバランスが取れたマッチングを行っているため、自分らしい婚活がしやすいのが特長です。
無理に条件を下げるのではなく、「自分に合った理想を見つける婚活」をモットーに掲げているため、軸がブレず成婚後の満足度も高いのです。
自分に合った「結婚相手」を探すなら、結婚相談所「ナレソメ予備校」へ
ここまで読んできたあなたは、「理想の条件はわかってきたけど、実際どのくらい現実的なんだろう?」と感じているのではないでしょうか。
自分に合った結婚相手を見つけるためには、まずは「自分自身を知ること」が最初の1歩です。
結婚相談所「ナレソメ予備校」なら、理想と現実のバランスを見極めながら、自分に本当に合った結婚相手に出会うための仕組みが充実。
ここからは、ナレソメ予備校ならではのサポート内容や、理想の結婚に近づくための具体的なステップをご紹介します。
この理想、どこまでかなう?「婚活戦闘力診断」で自分のスペックを把握
ナレソメ予備校では、婚活の第一歩として「婚活戦闘力診断」を実施しています。これは、年齢・年収・学歴・容姿・身長などの情報をもとに自分のスペックを数値化し、婚活市場における「戦闘力(偏差値)」を明確にする独自の診断プログラムです。
この「戦闘力」には、±3の範囲内でマッチングが成立しやすいという統計的な傾向があり、診断結果を見ることで「自分に釣り合う相手像」を具体的に把握できるようになります。
婚活戦闘力が釣り合うのはこんな2人。
30歳女性/大卒/年収300万/派遣・医療事務

※画像はイメージです
32歳男性/GMARCH卒/年収400〜500万/メーカー営業(技術)/身長170〜175cm

※画像はイメージです
▶他の組み合わせも知りたい方はこちらの記事もチェック
例えば「年収800万円以上で同年代の男性が理想」と考えていても、自分の戦闘力がその層と釣り合っていない場合は、お見合いが成立しにくくなってしまいます。
しかし、これは「理想を下げて現実に合わせなければいけない」ということではありません。
ナレソメ予備校では、「理想に近い相手と出会うにはどうすればいいか」「自分をどう高めていけば理想に近づけるか」といった視点で、前向きなアドバイスや婚活戦略の提案を行っています。
自分の戦闘力を知ることは、理想を諦めるためではなく、理想と現実の「ちょうどいい着地点」を見つけるための第一歩。
だからこそ、診断を受けるだけでも婚活の方向性が見えやすくなり、自分に合ったパートナー選びがぐっと具体的になるのです。
理想の相手に出会う前に「自己理解プロジェクト」で自分に向き合う
結婚相手を探すとなると、「まずは理想の条件を考えよう」と思いがちですが、ナレソメ予備校ではお相手探しの前に自己理解を深めるプロセスを大切にしています。これが、ナレソメ独自の「自己理解プロジェクト」です。
自己理解とは、自分の性格や考え方、結婚に対する希望を言語化し、受け止めていくこと。自分を知ることで、自然とお相手に求める条件が言語化されるだけでなく、お相手探しやコミュニケーションの質もぐっと向上します。
例えば、「年収800万円以上の人が理想」と思っていたとしても、その理由を深掘りしていくと、「お金がないと不安」という性格が原因だと気付くことも。
そうなれば、単に高年収であることよりも、堅実な金銭感覚のある相手が向いていると気づけるかもしれません。
ナレソメ予備校では、こうした自己理解をサポートするために、恋愛心理学の専門家が監修した診断プログラムや面談システムを整えています。
理想の条件を1つ1つひも解き、「そもそも身長175cm以上って本当に必要?」と仲人と一緒に適宜条件を見直しながら、より現実的かつ納得できる婚活戦略へと導きます。
結婚はゴールではなく、長く続く生活のスタート。
だからこそ、「自己理解」は結婚相手選びの土台となる大切なプロセスです。ナレソメ予備校では、お見合いから交際、さらには結婚生活の先まで見据えた、ブレない自分軸を育てる婚活をサポートしています。
質の高い会員の中から理想の人を選べる
自己理解を進めれば、「私にはこの条件・スペックが譲れない一方で、ここは妥協してもいいんだな」という冷静な目が養われます。
その上で、「あなたが取れる『最大値の相手と出会いたい』」と考えているなら、ナレソメ予備校がおすすめ。
質の高い自社会員を紹介する体制が整っており、より理想に近いお相手と出会えるチャンスが広がります。
もちろん、「スペック『だけ』で相手を選ぶ」と、失敗します。
かといって、「必ずスペックを諦めるように」という話をしているわけではありません。
ナレソメ予備校であればそもそも会員全体の質が高いため、あなたが出会える最大値の相手と出会える可能性が高まります。
その理由としてまず注目したいのは、男性会員の若さ。
ナレソメ予備校の男性会員の平均年齢は33.0歳(※2024年6月時点)と、IBJ全体と比べても圧倒的に若く、20代後半〜30代前半の男性が中心です。
実際、35歳未満が58%、40歳未満が87%を占めており、「同世代や少し若めの男性と出会いたい」と考える女性にとっては、非常に魅力的な環境といえるでしょう。

加えて、年収・学歴といったスペックの高さも際立っています。
医師や金融・ITコンサル、大手企業の専門職など、安定した職業に就く男性が多く、平均年収はなんと760万円。さらに6人に1人が年収1,000万円以上というハイレベルっぷり。
学歴の面でも、ナレソメ予備校の男性会員のうち88%が大卒以上(※2023年12月時点)であり、難関国立・私立大学、海外大卒など、高い学歴を持つ男性が多数在籍しており、これは一般的な30〜40代男性の大卒率と比べても非常に高い数値です。繰り返しますが、スペックは数ある魅力の1つに過ぎず、それだけにとらわれて結婚相手を決めようとすると、失敗します。
しかし当然、同じような学習環境で育った人間同士だからこそ、価値観や知的レベルが合い、それが相性の良さにつながるケースもあります。あなたが理想の結婚相手を選ぶ1つの指標として「年収や学歴」をセットしたいのなら、条件の良い人が多くそろっているフィールドで婚活をするというのが、理想の相手選びの近道かもしれません。

さらに、ナレソメ予備校では外見のブラッシュアップにも力を入れています。
専属スタイリストによるファッションコンサルや、プロカメラマンによるプロフィール写真の撮影を通じて、会員の魅力を最大限に引き出します。
外見に自信がなかった男性が爽やかイケメンへと変身し、女性からの申し込みが急増したケースも珍しくありません。

結婚相手として見るなら、「スペック」だけでなく「バランスの取れた魅力」を備えた人が理想的。
かといって、内面だけ良くても「生活を安心して営める程度の経済力」「理想とする最低限のビジュアル」がなければ、実際問題結婚には踏み切れない気持ちもよくわかります。
ナレソメ予備校なら、そんな理想のお相手に出会える可能性をぐっと高められるでしょう。
まとめ:理想と現実のギャップにモヤモヤしている気持ちこそ、婚活の第一歩
ここまで、男女で異なる結婚観や、既婚者のリアルな声、そしてナレソメ予備校独自の婚活メソッドについてご紹介してきました。
統計や条件を見比べながら、「じゃあ自分に合う相手って、どんな人なんだろう?」と考え始めた方もいるのではないでしょうか。
結婚は一生のパートナーを選ぶ大きな決断だからこそ、すぐに答えが出なくても大丈夫。
理想と現実のギャップにモヤモヤしている気持ちこそ、婚活のスタートラインです。その気持ちにしっかり向き合うことが、後悔のない選択へとつながるでしょう。
「なんとなくモヤモヤしている」「条件はあるけれど、これでいいのか不安」そんな気持ちこそ、婚活を始める最初の一歩。
「まずは自分の現状を知ってみたい」「理想とすり合わせる方法を相談したい」と思った方には、ナレソメ予備校の無料オンライン相談(Zoom)がおすすめです。
無料相談では、先述の「婚活戦闘力診断」を受けられるだけでなく、理想や悩みに寄り添いながら、婚活のプロがあなたの「現在地」と「目指すゴール」を一緒に整理します。
ナレソメ予備校のサポート内容や料金体系、活動中の会員(希望者は写真も閲覧可)についても、Zoom画面を通じて丁寧にご案内。
無理な勧誘は一切ありませんので、気軽にご参加いただけます。
「1年以内に結婚したい」と思った今こそ、婚活をはじめる絶好のタイミング。
まずは、無料相談で「自分を知る」ところから始めてみませんか?
ナレソメノート編集部
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