結婚して損する男・得する男の違いとは?|“嫁のATM”にならないためのマネ倉流マネー戦略

結婚したら、損をする──。
そんなふうに、うっすらと感じている男性は少なくないのではないだろうか。
令和の時代とはいえ、周囲を見渡せば、今なお「男が大黒柱」という空気が根強く残っている。
加えてSNSでは、「家事も育児も男が主体的にやるべきだ」といった声が大きく響く。
こうした風潮に、引け目やプレッシャーを感じている男性も多いはずだ。
「いや、確かにそれはそうなんだけど……」
「男女平等だし、出産は女性だし、稼ぎも家事も俺がやるべきなんだろうけど……」
そう思いつつも、心のどこかがざわついている。
そのざわざわの正体は、きっとこうだ。
「それを全部引き受けるってことは、結婚した瞬間に、俺の自由がなくなるってことなんじゃないか?」
「結婚したらお金がなくなる」「好きなことをする時間がなくなる」……。想像すればするほど、結婚なんかじゃ「幸せな生活」は手に入らないのではないかという気持ちになってくる。俺は男だし、アラサーならまだ結婚を急ぐ年じゃない。女性より余裕はあるだろう。なら一旦、ソロライフを満喫しよう。
そうして、「結婚したら損する」と信じ込み、「いつか」は結婚したいと心のどこかで思いながらも、何年も逃避している男性は、多い。
では、実際のところ「結婚」は本当に損をするだけのものなのだろうか?
いや、私たちははっきりとこう言える。答えは『NO』だ。
むしろ今の時代、「結婚で得をする人」のほうが確実に増えている。
ただし、すべての結婚が得をもたらし、幸せを運んでくるわけではない。
それもまた事実なのである。
とすると、である。果たして、どんな男が結婚で得するのか。
一方でどんな男が結婚で損してしまうのか。
この記事では、「結婚して損する男・得する男」について、それぞれを解説していく。
嫁のATMにならないために。「幸せな結婚」をつかむための心得を、「成功する結婚」に精通した結婚相談所ナレソメ予備校塾長・モテコンサル勝倉……ではなく、結婚とマネーのプロ・勝倉証券の”マネ倉氏”の解説をもとに、ナレソメ予備校代表のうなぽよ、恋愛系YouTuberのしゅくろー、恋愛エッセイストのyuzukaとともに考えていこう。


モテコンサル勝倉(別名:マネ倉さん)
元銀行員のモテコンサルタント。東京都生まれ。
上智大学外国語学部ドイツ語学科を卒業後、新卒で(株)三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入社。法人融資業務を経て本部へ異動し、不動産ファイナンスに従事。国内外の大型案件のストラクチャリングを担当するなど、ハイスペックなキャリアを積む。2019年に銀行を退職し独立。以降は“モテコンサル”として1,000名以上の男女の恋愛・婚活をサポートしてきた。
本人いわく「金に汚い家系」で育ち、夫も金融トレーダー。現在はナレソメ予備校の塾長として、論理的かつ現実的なアプローチで成婚率を高め続けている。
ハイスペ男性との関わりも多く、その生態に精通しているのが強み。ときどき「マネ倉さん」となり、結婚の損得について発信する。

別に、結婚で損するとは限りません。得してウハウハの男もわんさかいる。ただ、現代では結婚で損する男と得する男で二極化しているんですよね。
勝倉総研のリサーチによると既婚男性の間で差が開いてることが判明しています。ここから先は、相談所で婚活した方がいいよねっていう、単純な話をするわけじゃありません。ポジショントークではなく、リアルな路線を見せてシミュレーションしていきますので、皆さん自分の場合だったらどうするか考えてファイナルアンサーを出してください。
結婚後どうなる? 「顔とおっぱいコース」と「しっかりコース」の落差を解説
まず、重要な前提条件から解説していこう。
現代では「男の一生は妻で決まる」という前提だ。
マネ倉さん曰く、「昔はどんな女と結婚しても大きく変わらなかった」という。しかし、令和のこの世界は昔と全く違っているのが現実だ。
マネ倉(notふきだし。地の文):理由は単純。現代では、女性の能力値の差が顕在化してきているからです。
昭和とか平成の時代は女性の社会進出や高等教育が未発達で、男女の役割が固定化されていたじゃないですか。
女の仕事は良くも悪くも基本的に腰掛けで、どんなに優秀な人でもちょっと働いて寿退社。
それから専業主婦というのが既定ルートだった。
でも今は、いろんな女性がいるんです。バリバリ働いている女もいれば、そうじゃない女もいる。その中で、どんな女性と結婚するかが非常に重要になっていくってわけなんです。
つまり、昔はどんな女性と結婚しても経済力、時間の自由に大差はなかった。多くの女性は仕事を辞め、主婦となるからだ。

※画像はイメージです
また、マネ倉さん曰く「昔の男はある程度のメンヘラと結婚しても、そこまで苦じゃなかった」そうだ。
その理由は、夫婦間の関係性の変化にある。
いわゆる昭和の男は、亭主関白でも許されてきた。つまり、妻の意見や気持ちのブレを「オラついた態度」で押さえつけることができたため、精神的に整っている安定した女性を選ばずとも、力技でなんとかできた。
だから、誰と結婚しても心の平和度は基本的に同じという時代が長く続いたのだ。
でも、現代の夫婦の形はずいぶん変わってきている。
モラハラが問題視されて久しい現代、亭主関白なんて通用しない。無理に妻の気持ちや意見を押さえつけられる風潮では無くなったのならば、男女ともに精神の安定度も大切だ。
その上で女性は社会に進出し、仕事に対するメンタリティも人それぞれになり、女性の個々の能力値が見える化するようになってきた。
となれば必然的に、誰を選んでも同じという時代は終焉する。
そうして、誰を妻に選ぶかの重要度が、ぐんと増すというものだ。

亭主関白カードも切れず、時にはポリコレ棒で叩かれる。妻の意見も尊重する世の中だからこそ、どんな女性と結婚するかが大事なんですよ
抗えないエロ美女の罠
ならば具体的に、どんな人を選べばいいのだろう。マネ倉主導の元、先ほどのメンバー間で議論が交わされた。
マネ倉:さて、ここで質問です。うなぽよさん、あなたは結婚するするとなったら何を重視しますか?
うなぽよ:う〜〜〜〜〜〜ん……。
しゅくろー:いいですかうなぽよさん、結婚相手ですよ。
うなぽよ:う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…………おっぱい!

しゅくろー:僕も…………おっぱい?

yuzuka:アホじゃないですか!
マネ倉:わかってましたよ。お前らはどうせ顔とおっぱいを重視するって。
勝倉総研のリサーチでそれはもうわかってるんです。

うなぽよ:言わせてください。頭ではわかってますよ。でも実際にエロい女が来たら……。
しゅくろー:行ってまうわ。行ってまうな。どんだけメンヘラでも行ってます。
うなぽよ:これが覚悟女子になって、「私と別れるか結婚するか」って言われたらワンチャン結婚してまう。
yuzuka:でも確かに、おっぱいの魔力に抗えない男性はめっちゃ多い。婚活相談を見てても思います。

このように、おっぱいが大きな美人には強烈な魅力がある。
それは揺るぎない事実だが、残念ながら、それだけでは結婚相手としてふさわしくないことも多々あるのが現実だ。
いわば、魅力的すぎるおっぱいは「罠」。
そんな罠が、どう男の人生を苦しめるのか、次の章からじっくりと解説しよう。
「顔とおっぱいコース」「しっかりコース」シミュレーション開始
「おっぱい美人」だけでは結婚相手にふさわしくないかもしれないーー。
それをより理解するために、マネ倉さんはシミュレーションを実施した。
ある男が異なる2人の女性と結婚した場合の、彼の今後の人生を10年にわたって予測したものだ。
マネ倉:こちらがあなた、つまり男性のスペックです。
- 30歳、身長170cm、神奈川県在住。
- 横国あたりの大学院卒。
- 仕事はIT系で、年収600万円。貯金350万円。
- 過去の恋愛経験はマッチングアプリで知り合った3人とお付き合い。
一同:モテそう〜

結婚相談所ナレソメ予備校でもときおり見かける、ハイスペックな男性だ。バランスが良く、なかなかモテるだろう。
しかしモテるからこそ選択肢が多く、うっかりミスってよくない選択をすれば、結婚が人生の分岐点になる可能性が高い。
果たして、今後の選択によってどう変わっていくのだろうか。
マネ倉:彼の結婚後の人生を2つのバリエーションに分けて考えてみました。
そちらを追っていきながら、皆さんならどっちの未来を取りたいかっていうところを検証していこうと思います。
ここで2つのコースを説明します。
「顔とおっぱいコース」と、「しっかりコース」です。


「顔とおっぱいコース」は上の画像の左側だ。女性の年齢が26歳、年収250万円。メンヘラ派遣事務のエロ美女。
対して、「しっかりコース」は画像の右側。女性の年齢は29歳で、年収600万のしっかりもの。職業は薬剤師で、爽やか知的美人となっている。
マネ倉:こちら、現段階でどうですか? うなぽよさん、しゅくろーさん。
うなぽよ:付き合うならエロ美人と付き合いたい。でも結婚するんなら……(葛藤)頭では薬剤師がいいってわかってるんですけど……。

マネ倉:リアルに考えてください。どっちからも真剣交際に行きたいって言われてます。どっち行きますか? 今の時点で。
うなぽよ:ちょっと僕は……煩悩が勝りますね!
しゅくろー:いや、僕も抗えないかもしれない。
yuzuka:抗えない人めっちゃ多いですよ。エロ美女が強すぎて、「俺が変えちゃる」ってなっちゃう。


このように、エロ美女にやっぱり目がくらんでしまう人もいるのが現実です。まあ一旦、別にそれはそれでいいと思います。
じゃあ実際、このエロ美女を選んだ未来と、爽やか知的美女を選んだ未来、どっちがどうなるのかライフイベントごとに追ってみましょう。
2コースの新婚時代 〜世帯年収350万円でスタート〜
まずは、ウキウキ楽しい新婚時代だ。この時点で、男性は30歳。結婚式や新婚旅行など、何かとものいりな時期でもある。
「顔とおっぱいコース」に行った場合、世帯年収は600万円+250万円で850万円でスタート。妻が性的魅力に溢れているため、性生活は充実するだろう。


ドーパミンドバドバでやりまくりです。お猿のようにやります。
とはいえ、妻に貯金がない。結婚式などの費用は全額男持ちになり、350万円あった貯金は0に。新婚旅行先は沖縄あたりが妥当だろう。

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次に、「しっかりコース」を見てみよう。世帯年収は1200万円でスタート。穏やかで安定的な滑り出しで、友達や家族からも「いいお嫁さんだね」と高評価だ。
結婚式と新婚旅行は妻にも貯金があるので、お金を出し合って各々の持ち出しが150万円ほど。新婚旅行はハワイへ。主人公の男性の、つまりあなたの出費は少なく済み、しかも海外に旅行に行けるのがこちらのコースだ。

※画像はイメージです
うなぽよ:あら〜ハワイ行けるのいいね、コースによって全然違うじゃん。
yuzuka:ていうか顔とおっぱいコースに行った知り合い、たしかに全員沖縄に新婚旅行に行ってる。無難なんだよね、旦那が1人でお金払うしかないし。
こうして始まった2パターンの結婚生活。
一見まだ両者とも平和だが、徐々に差が開くのはここからだ。
しっかりコースとおっぱいコース〜第1子誕生〜
3年後、2つの家庭に第1子が誕生した。男性、つまりあなたはキャリアアップして年収が800万に。しかし、コースによって陰りが見えてくるタイミングでもある。
まずは「顔とおっぱいコース」を見てみよう。
マネ倉:このエロ美人な妻は、専業主婦になります。もともとそんなキャリア思考でもないので、だいたいこうなるでしょう。派遣なのでそもそも産休育休っていうものはないですし、世帯年収は夫の収入のみで800万円です。
年収800万円といえば、将来を考えると少し節約しないといけないかな……という考えが出てくるラインだ。娯楽費や生活費はやや節約思考になり、もしかしたら「あなたはお小遣い3万円」と妻から言われるかもしれない。
マネ倉:家事代行とかも外注する余裕はないので、基本は全部自分たちでやることになるでしょう。でも、このパターンの妻は家事をしませんね。

うなぽよ:えっ、専業主婦なのに家事やってくれないんですか?
マネ倉:やりません。エロ美女はやりません。なかなかやらないですよ、だって今まで何もせずにちやほやされてきたのに、結婚したからといって急に「じゃあ私全部やります」とはならない。そもそも、全ての家事と育児をするキャパシティが妻に足りないケースもあるでしょう。
1馬力で妻と子の生活費を稼ぐも、専業主婦のはずの妻は家事をしてくれない。
仕事で疲れて帰宅した後にがっつりと掃除や洗濯、時に料理もする「あなた」の日々……。想像するだけで、若干ゲンナリしてくるのではないだろうか。
一方で「しっかりコース」はどうだろう。
マネ倉:こちらの薬剤師妻はですね、妊娠期に産休を取得します。正社員なんでね。育休手当となり、女性の年収は360万程度に。しかしそうなった場合も世帯年収は1160万円です。
これだけあれば生活に余裕があり、妊娠期間は2人の時間を大切にしようと、小旅行なども楽しみながらエンジョイできるだろう。家事代行や便利家電を駆使し、お惣菜も買えるので家事負担も減る見込みだ。
マネ倉:産後ケアホテルなども活用し、2人のストレスや負荷を軽減できるでしょう。結構、夫婦の精神的にも余裕があるかなといった状況ですね。

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結婚から3年しか経っていないのに、すでに顕著な差が見られる。しかしさらに怖いのは、マイホームや車を購入するであろう「結婚5年後」あたりの未来だ。
しっかりコースとおっぱいコース〜家と車のリアル〜
続いて、あなたは結婚5年目を迎えていた。あなたは35歳、出世して年収1000万に。喜ばしいことだが、家庭のほうはどうなっているだろう。
今回もまず、「顔とおっぱいコース」を見てみよう。
マネ倉:専業主婦ながら家事にフルコミットしていたわけではない妻は、育児も相まってますますキャパシティオーバーに。結婚前は「私も引き続き働きたい」とか言ってたでしょうけど、復職はせず無職です。
うなぽよ:えっ、子供が5歳になっても無職のままなんですか?
マネ倉:よくあります。口だけパターンはよくあるんです。
妻の復職はさておき、世帯年収(といっても夫の年収のみ)は1000万円に。
こうなるとそろそろ、家を買おうかという話になるだろう。世帯年収1000万円ならば、借り入れられるローンは最大8000万円ぐらいが相場だ。
マネ倉:今の環境下ですとローンの上限はマックスで年収の8倍くらいなので、8000万円ぐらい。妻が専業主婦では条件も厳しいので、シングルローンで買えるのは6500万円ぐらいが妥当なラインでしょう。
そう考えると、都内は厳しい。郊外の、千葉や埼玉あたりに家を購入することになるだろう。しかしその場合、通勤にはだいたい1時間ぐらいかかる。となると車も買いたいところだが、高級車は難しい……。
マネ倉:なので、車はフィットです。はい。
yuzuka:めっちゃいる! フィット乗って郊外に住んでいる夫婦はめっちゃいます。
しゅくろー:リアルですね……。

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マネ倉:相場も調べたんですけど、埼玉県の浦和駅徒歩13分くらいの家が6500万円くらいでしょう。
yuzuka:てかまさに、いる。浦和にいる、知り合いが1人。全く一緒です。
うなぽよ:1000万円って言っても、現実こんなもんよな。
マネ倉:手取りで750万円とかだと思うんで、そうなるとなかなか都心は難しいかなってなってしまいますね。
そもそも、出世して年収1000万円になること自体、並大抵のことではない。年収が1000万円を超えている人は2023年時点で、給与所得を得ている人のうちの5.5%。(2024年国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」より)
であるにもかかわらず、「顔とおっぱいコース」に待ち受けていたのは、想像よりも自由がきかない地味な生活ではないだろうか。

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では、「しっかりコース」はどうだろう。すると、妻の職場復帰という「顔とおっぱいコース」にはなかった展開で幕が上がった。
マネ倉:こちらの薬剤師妻ですが、産後5年で、時短で職場復帰してくれます。年収は大体360万円といったところでしょう。フルタイムで年収600万円のところ、6掛けで計算して妻の年収が360万ぐらい。
そして、世帯年収が1360万円です。
ここでもう1つ、大事な要素がある。家や車などの大きな買い物をする時に重要なのは年収だけではない。それは、「与信」だ。
マネ倉:「しっかりコース」の妻にはですね、与信があります。
この与信を活用して、夫婦ペアローンで豊洲のタワーマンションを購入できるでしょう。お部屋は大体1億円ぐらい。通勤時間は20分ぐらいなので、出勤時も疲れません。
車はハリアーです。500万円ぐらいのちょっといい車ですね。
うなぽよ:ちょっといいっすか。僕、今だいたい「しっかりコース」を歩んでます。
しゅくろー:ああそうなんや! すごいじゃないですか。
うなぽよ:最近車買ったんですけど、ハリアーだし当たってる。
なんなら僕は嫁のシングルローンで湾岸のタワマンに住んでいるので、「しっかりコース」よりしっかりした道を行ってます。

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「しっかりコース」の当事者であるうなぽよの証言もあり、マネ倉さんのシミュレーションに信憑性が増しただろう。通勤時、郊外から長い時間を満員電車に揺られるか予算内のお手頃な車を購入するかの2択である「顔とおっぱいコース」と比べて、「しっかりコース」には余裕が見られる。
yuzuka:あの、今私の頭の中にいるエロ美女と夫の男性が笑顔じゃなくなってきてます……。
しゅくろー:確かにね、ちょっとやつれてきてます。
マネ倉:そうなんですよね。感情面とかストレス値みたいなのは、なるべく考慮しないようにしてるんですけど、想像すると「顔とおっぱいコース」がちょっとだんだんキツくなってくるかなっていうのがわかるでしょう。

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金銭的に、そして時間的に逼迫していくと心の余裕もなくなる。すると、夫婦喧嘩も増えるだろう。
1000万円稼いでも都内で暮らせない未来と、夫婦ペアローンでタワマンを購入する未来。魅力にあふれたエロ美女か、しっかり者の妻か……あなたはどちらを選びたいか、気持ちが固まってきたのではないだろうか。
そうして、2人の間に第2子が生まれる頃、またも波乱が訪れるーー。
しっかりコースとおっぱいコース〜教育費のリアル〜
さて、主人公の男性、つまりあなたは出世して年収1200万円になった。
そうして、運よく2人目の子宝にも恵まれる。しかし、またしても大きな出費が待ち構えている。
そう、子どもの「教育費」だ。
今回も、「顔とおっぱいコース」から見ていこう。
マネ倉:第2子が誕生しましたけど、当然ながら妻は引き続き無職です。つまり、夫1馬力の世帯年収で1200万円ですね。となると、子供を私立の学校に入れるのは難しくなってくるでしょう。小学校から高校までかけて、「ちょっと私立は無理かな……」と子供に言わざるを得ない状況になるかなと思います。
首都圏では、中高一貫の私立中高や有名私大までエスカレーター式に上がっていく名門校も人気どころだ。しかし、小学校受験や中学受験をする余裕はない。
わが子の選択肢も狭めざるを得ない状況になってくるが、影響は教育費だけにとどまらないという。
マネ倉:家族旅行にもね、皆さん行くと思うんですけども、「顔とおっぱいコース」だとだいたい年1回の熱海や勝浦あたりになります。
うなぽよ:もうちょっと……もうちょっと遠くに行かせてくれませんかね……?
yuzuka:いや、行けますかねえ……。
マネ倉:頑張って北海道かな。北海道と沖縄ぐらいは行けそうな気がしますね。あとはおばあちゃんの家なども活用して、ちょっと旅行っぽくしたりは可能でしょう。しかし、海外は無理です。

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他方、「しっかりコース」は教育費や旅行のモデルケースはどうなるのだろうか。マネ倉さんが例を出してくれた。
マネ倉:しっかりコースはですね、第2子の出産の後に妻が時短勤務を経て、フルタイムに復帰してくれます。妻の年収600万円で見積もると、世帯年収は1800万円です。
となると、子どもは中高一貫なども含めて私立も行けるかな? といった感じですね。
近年では「クラスのみんなが塾に行っているから」「友達と一緒に通いたい」などというカジュアルな理由で、子ども本人が中学受験を希望するパターンも増えている。そういった我が子のニーズに応えられるのも、しっかりコースならではだ。

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マネ倉:「しっかりコース」の場合、海外旅行にも行けます。家族旅行で子どもも喜ぶハワイに行けたり、国内だと北海道や沖縄へ、年に1~2回ぐらい旅行できるでしょう。
両コースとも、男性、つまりあなたはがんばっている。1馬力で1200万円は相当なものだ。
しかし、それだけ稼げていても妻の稼ぎによって世帯年収の開きが出てくるというのがリアルで厳しいところ。
そして結婚後10年ともなると、その差は1人では決して埋められないほどになっているのだーー。
顔とおっぱいコースのゴールは「太り、イラつく」
こうしたライフイベントを過ごした先には、果たしてどのようなゴールがあるのだろうか。それについて、マネ倉さんが検証した結果を示した。
マネ倉:別にね、どっちのコースに行ってもいいと思いますよ。どっちに行っても幸せはあるんだと思うんですけど、資産に基づいて算定したゴールがこちらとなっています。
おっぱいコースのゴールはこれですね。

マネ倉:安いものをいっぱい食べるので、太るんですよ。あんなにエロくて美人だった妻が太ります。
yuzuka:リアルすぎる。ほんまにリアル(笑)
マネ倉:服もですね、良いものを買えないから、しまむらとかシーインとか、そういう感じになります。
変化は食生活や服などの細かい部分にとどまらない。たとえば不動産は、資産性があって職場にも近い都内の優良物件の購入は難しい。日々の生活に余裕はあまりなく、娯楽も趣味も質素になるだろう。お小遣いの範囲内で細々と好きなことをやる、というのが現実的だろう。
しかし、男性にかかるストレスは重くなる一方だ。
マネ倉:ここは結構ポイントなのですが、1馬力なので男性に大黒柱としての多大なプレッシャーがかかります。自分以外の3人を食わせないといけないので、絶対に降りられない男の戦いに身を投じざるを得ないんですね。結構な精神的負荷があるかなと思います。心の余裕がなくなれば、イライラすることもあるでしょう。

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それに加えて、先ほども話にあがった子どもの教育費だ。
選択肢は公立が基本となり、子どもから「留学したい」と言われた時も難しく、「奨学金を借りてね」と話すことになるだろう。忙しく働き、1200万円稼いでいても、「顔とおっぱいコース」のリアルはこうだ。果たして心穏やかに、幸せに暮らせるだろうか。

郊外でのこういった感じの生活が、「顔とおっぱいコース」10年後、20年後の未来となっています。「1200万円稼いでいるエリート」という印象からは程遠いのではないでしょうか。
しっかりコースのゴールは「全てにゆとりがあり、チャレンジもしやすい」
一方で、「しっかりコース」のゴールはどうなるだろう。その場合の生活について、改めて整理していこう。
マネ倉:おさらいしましょう。まず不動産ですが、職住近接で、快適で資産性もある住環境をゲットできます。タワマンは比較的楽に転売できるし、どんどん価値が上がっていくので、戸建てよりマンションの方が資産性は強いかなと思います。
世帯で1800万円あるので生活にゆとりが持てて、家族でディズニーランドに行ったり、自分の好きな時間をとって余暇の時間を充実させることもできるでしょう。

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それに加えて、さらにメリットがあるという。それは、あなた、つまり夫がチャレンジしやすい環境になるということだ。
夫婦2馬力のため、負担を分担してリスクヘッジができるようになる。どちらかが働けなくなっても耐えられるのだ。そのうえ、妻がしっかりしていると男性は生活面でもメンタル面でもサポートを受けられ、転職やキャリアチェンジなどのチャレンジがしやすくなるケースが多いという。
すると、年収がさらに上がる可能性も出てくるだろう。子どもにも願った通りの教育を受けさせられて、QOLの高い生活ができる。自治体の財政が潤っている東京都内に住むなら、各種の手当や、保育園無料などの子育て支援の恩恵もあるだろう。

10年、20年後を考えると結構な差がついてくるかなというのが推定できるんですよね。
そうなる前にね、もう一度、あなたに問いたい。
Which do you choose?

エロ美女の罠に引っかからないために
さて、「Which do you choose?」
マネ倉さんから改めて突きつけられた問いに、あなたはどんな答えを抱いているだろうか。
10年後まで想像力が及ばなかったり、目先のおっぱいに飛びついてしまう習性は、確かに一般的に男性にあるだろう。
しかし、この時代だからこそ、男性の結婚には結構なリスクもあるのが現実だ。
家庭のATMになってしまったり、嫁ブロックで転職ができなかったり、仕事の余暇に遊びにも行けなかったり……。それに加えて、マネ倉さんは「より恐ろしいリスク」について話した。
マネ倉:あえて言いませんでしたが、中身を見ずにおっぱいに飛びついて結婚したエロ美女だと、やっぱり離婚リスクも高いんですよね。今回は織り込んでなかったですが、離婚時の財産分与で経済的に厳しくなったり、メンヘラにこき使われたあげくに子どもを連れ去られ、妻子がどこかに行っちゃうリスクもあるのが現実です。
うなぽよ:しかもこれ、最悪の場合は男が浮気されて財産分与でお金も持っていかれるっていうのもありますよ。
yuzuka:私はそれしか見えんかった。一番最悪なシナリオですよね。
うなぽよ:僕の知り合いでいましたよ。男が公認会計士で、嫁が浮気して離婚したのに財産分与で持っていかれるっていう。数千万単位でしたね。
yuzuka:怖……。
マネ倉:そうなんですよ。うなぽよさんのケースでも、やっぱり妻が専業主婦じゃないですか。そうなった時に、裁判上では婚姻費用とかもなぜか男性が払わなきゃいけなかったりするんです。別れるときに、浮気されたにもかかわらず結構お金を払わなきゃいけないみたいなリスクもあるわけですよ。
うなぽよ:浮気されて別れる場合、男側が慰謝料はもらうけどね。でも慰謝料の相場って、高くて300万円とかだもんね、だいたい。財産分与の方が高いから、結局損するっていう。
最悪のシナリオだが、たとえ妻側の不貞で離婚した場合でも、財産分与でお金を持っていかれる。慰謝料よりも高額な場合がほとんどだろう。専業主婦の妻に慰謝料が払えないケースも多く、月1万円の分割の支払いが認められることもあるそうだ。


今回は、結婚生活を全うするという前提でシミュレーションしました。ですが、結婚すると「離婚」という脇道にそれるリスクもあります。そういった部分も考えて結婚相手を選ぶべきでしょう。
抜け駆けする男たち 〜しっかり×おっぱいコースも存在する〜
ここまで読んできたあなたの心に、一つの「諦め」が浮かんでいるのではないだろうか。
しっかり安定した結婚生活を営むためには、性的魅力に溢れた女性と結婚することを諦めなくてはいけないのかな……。
しかし、現実はそう厳しくはない。マネ倉さんはこう断言した。
マネ倉:ここで皆さんに力強く言いたいんですが、世の中にはですね、美人でしっかりした嫁をゲットしている抜け駆け男っていうのが存在します。
うなぽよ:存在するんですか!? それができるなら1番いいじゃないですか!
マネ倉:存在します。美人でしっかりしてて、さらに大きいおっぱいまでついてきた最高の嫁をゲットしているやつらがいます。
こいつらです。
まあごく1例ですが、代表格となるのが、結婚相談所ナレソメ予備校で婚活をしたガーサーさんとシュウさんです。

うなぽよ:一個言っていいですか? ガーサー今、湾岸のタワマンに住んでます。しかもあいつ、しっかり夫婦ペアローンです。
マネ倉:こいつらは都内の素敵な家をペアローンで買って、年下美人嫁と結婚して、ゆとりのある生活を手にしてるんですよ。こういうね、抜け駆け男がいるんですよ。
どう思います? この状況。こんな理不尽、いいんですか? おっぱいとゆとりを全部取れてるやつがいるんです。
やはり、共働きが主体となる現代は、『とくに』誰と結婚するかによって男性内の格差がかなり開くのだ。「顔とおっぱいコース」に行ってシャビーな生活を強いられてる男もいれば、離婚されてお金を持ってかれた男もいる。
一方で、夫婦ペアローンで家を買い、大きいおっぱいを揉みながら楽しく暮らしてる男もいる──。
そんな「格差社会」を、あなたはどうサバイブしていきたいだろうか。いったい、どうすれば「しっかり×おっぱいコースでの結婚」ができるのだろうか──。

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婚活市場で最も損しているのは〇〇男
マネ倉:ではここで質問です。婚活市場において、最も損している男は誰だと思いますか?
すでに答えが浮かんでいる人もいるだろう。
先ほどシミュレーションしたように、中身を見ずにルックスだけで妻を選んでいるパターンでは、男がたくさん稼いでいようと散々な未来になっている可能性が高い。

マネ倉さん:具体的に言えば、アプリでそれなりに彼女ができちゃう男です。最近ナレソメ無料面談などで、私のところにめっちゃ相談がくるんですが……。
アプリでおっぱいの大きい美女に捕まった男性は、よく苦しんでいますね。
その女の中身はボロボロなんですよ、マジで。ですが、男性はやっぱりエロ美女のことは切れない。
これに1回捕まってしまって、しかもその他の選択肢が見えてない状態だと関係を切れないんですよね。
やっぱり、本来的におっぱいから離れられない男が離れて仕事などをがんばっているから、おっぱいに戻りたくなっちゃうんですよ。充電基地を失いたくないと思ってしまう。
アプリでそれなりに彼女ができちゃう男こそ、こっちの「顔とおっぱいコース」に行きがちなんですよ。
うなぽよ:なるほど、つまり自分史上最大の美人と付き合っちゃったパターンね。自分史上最大の美人でおっぱいでかくて、みたいな。容姿は申し分ない子と付き合えちゃったときの損切りができないってことですよね。
一時的な癒しを得られるチャージスポット(おっぱい)を手放したくない。この子を逃したら、これ以上の美人と付き合えないかもしれない──。そんな思いにかられ、離婚リスクも高いのに、「この子しかいない!」となりがちだ。
マネ倉:わかる。男としての気持ちもわかりますよ、うん。でも、アプリで中途半端にモテてる男性が一番損してるんですよ。

※画像はイメージです
婚活市場で最も得しているのは〇〇した男
では、次の質問だ。
逆に、今婚活で最も得してる男は、いったいどんな人なのだろうか?
その答えは簡単だ。先ほども紹介した実例がある。
マネ倉: ズバリ、結婚相談所で婚活した男たちですね。名指しで言えば、ナレソメで結婚したガーサーです。
年下美人嫁と暮らしてて、しかも彼女はペアローンを引いてくれてるんですよ。めちゃくちゃ羨ましくないですか。
我々としては別に「おっぱいコース」が悪いと言ってるんじゃありません。それはそれで幸せもあると思うんですね。ただ、やっぱり結婚相談所のように、「多数の選択肢の中から選べる」っていうのが大事だと思うんです。いろんな選択肢がある中で、いろんな未来がある中で、比較検討しながら、こういう未来もあるなって考えたうえで選びたいじゃないですか。
結婚相談所のように、目に見えて選択肢がたくさんある場で婚活をしたならば、自分の中での最大値が取れるだろう。
仮に、その結果微妙な生活になったとしても「まあいろいろ選んだ中で自分がこの子にしたしな」という納得感を持てる。
一見、アプリにも多くの選択肢があると思うかもしれないが、混同することなかれ。
アプリにいる美人の載せている年収などの情報は本当に正しいかわからないうえ、婚活目的かどうか、本当に独身彼氏無しかどうかも怪しい場合すらある。
それに、1人と付き合いながら他の人と比べるという器用なまねは、もしかしたらルールなど存在しないに等しいアプリでは、しづらいかもしれない。
マネ倉:アプリと違い、結婚相談所には仮交際というシステムがあるんです。仮交際中なら、エロ美女としっかりした美人薬剤師を比べても構いませんし、家庭的な女性とかともデートして比べられる。いろんな女性を比較して、検討したらいいと思うんです。
それに相談所だったら、男性は結構モテる。アプリだと普通の男は厳しい戦いになりがちですが、さっきのようなスペックがあれば余裕でモテるし、それ以下だって全然お見合いが組めるんです。
いろいろ選べるということは、すごく大事だと思うんですよね。そうしたら、フラットな目線でちゃんと自分に合った奥さんを捕まえられますよ。
自分で比較し、自分で選んで、「この人だ!」と思える相手と未来を作ってほしい。その一心で、マネ倉総研のマネ倉さんは、結婚相談所ナレソメ予備校をおすすめしている。

ナレソメだと、可愛くて巨乳でペアローン引けるいい子がわんさかいます。先ほどのシミュレーションを基に、ぜひご検討ください。
まとめ 〜婚活男性たちよ、エロ美女の罠に負けないで〜
マネ倉:ていうか、冷静に考えると結婚相談所の他にないじゃないですか、男性が女をここまで選べる場所って。
アプリでもコミュニティでもね、岡田将生レベルのイケメンじゃないとあり得ないですよ、基本的には。ぜひ相談所の魅力に気づいていただきたいなと思って。
うなぽよ:中途半端なアプリモテ男子が確かに一番しんどいですね。一番損してる。
マネ倉:そうなんですよ。最近も相談があったのが……。
その人、めちゃくちゃお金持ってる男子なんですよ。なんだけど本当タチの悪い巨乳に捕まってて、彼女は本当に中身ボロボロ。メンヘラだしめちゃくちゃ束縛してくるし働かないし。なんで? っていうぐらいの子に捕まってんの。
いやでもなんか、やっぱ情も移っちゃってるし……ってなって、やっぱ切れないみたいな。
うなぽよ:でもわかるよ、男のその気持ち……。
マネ倉:モテる男性ほど失うほうが多いから、結婚となると慎重になったほうがいいと思いますけどね。
うなぽよ:でも目の前に(エロい美人が)来たときな〜……。人間、煩悩には勝てないんですよね。
しゅくろー:そうそう……(遠い目)
マネ倉:山崎先生(リンク)も言ってるじゃないですか。「男性って失うことがすごい怖い」みたいな……。
女性がいなくなっちゃうことが怖いから、1回捕まっちゃうと切れないんですよ。男性は意識して、自覚したほうがいい。だから、最初から変なのに捕まらないことが大事です。
yuzuka:メンヘラだったときの私と付き合ってた元彼みんな、「なんであの期間付き合ってたのかって記憶がない」って言うんです。でも「怖かった、辛かった」って言うんですよ(笑)。
うなぽよ:さっきの「顔とおっぱいコース」の彼女、昔のyuzukaっぽいもんね(笑)
yuzuka:あんなに可愛くないですけど、仕草とかは多分全くあんな感じだったと思います。あのままの私と結婚してたら、相手をとんでもない地獄に引きずり込んでますからね。
だから彼ら(元彼たち)は素敵な選択をとって私と別れてますけれども(笑)
うなぽよ:まあでもyuzukaもね、そこから成長して、メンヘラから卒業しましたからね。
yuzuka:私が誰かと付き合ってたときって、私、絶対無職でいようと心に決めてたので(笑)。どうにか専業主婦になって、カフェとかでママ友と遊ぶっていうのをずっと言い続けてたんです。メンヘラはメンヘラの世界で生きてて、そうなっちゃうんですよ。
だからもうね、その世界にいる人を引き上げようとしても無理なんです。

yuzuka:彼女が自力で上がった後にナレソメに入ったらまたすてきな人と出会うかもしれないですけど、今こんなよくわかんないところでこんな格好してるときは無理ですね。
何のための写真やねんっていうのを撮ってる時点でね。(下写真参照)


ということで、皆さんがリアルな未来を想像ができたらいいなと思ってプレゼンさせていただきました。良質な選択肢(女性)が向こうから来るような、天国みたいな環境下でベストなお相手を見つけられればすごく幸せな人生になるかなと思います。
結婚して「得する男」になりたいあなたは、ぜひ結婚相談所ナレソメ予備校の無料面談にきてほしい。
マネ倉さんをはじめとした婚活のプロがあなたの味方になって、最良の結婚を導きます。
ナレソメノート編集部