【決定版】結婚相談所の「真剣交際」とは?始め方・やるべきことからブレイク原因まで徹底解説

結婚相談所における「真剣交際」とは、結婚を前提とした特別な関係。
将来について深く話し合い、ハグやキスといった親密なスキンシップを取ったりしながら、信頼関係を築いていく大切な期間になります。
複数の異性と並行して会っている「良いオトモダチ」状態の「仮交際」から、「恋人」どころか「プロポーズ」の一歩手前に一気に突入するため、戸惑うのも当然。
「本当にこの人でいいのかな」「もっといい人がいるんじゃ」と迷ったり、告白に踏み出す覚悟がつかなかったりするのも、無理もありません。
筆者(なつなぎ)も、結婚相談所を通して婚活を経験した1人です。
人生を大きく左右するその決断がどれだけ勇気がいるものか、実際に経験したからこそよくわかります。
当時は「イマイチ決め手に欠ける……」「嫌いではないけど、好きなのかどうかはわからない」と悩み、さらには「結婚までにやることが多すぎ! なにから手を付ければいいの!?」とパニックに陥ったこともありました。
この記事では、今まさに悩み迷っているあなたに向けて、結婚相談所における真剣交際の実態と進め方をまるっと解説します。
- 真剣交際に進む決め手となるポイント
- 告白のタイミングとコツ
- スキンシップの範囲
- 真剣交際中にやるべきこと・やってはいけないこと
- 真剣交際で破局してしまった場合のお別れのしかた
まで、幅広くお伝えしていきますね。
読み終わる頃には「真剣交際では何をすればいいのか」がきっとクリアになっているはず。
不安を1つ1つ取り除き、幸せな結婚への一歩を踏み出しましょう。
結婚相談所における「真剣交際」とは?

※画像はイメージです
結婚相談所における「真剣交際」では、結婚を前提として住む場所や子どもについてなど、「この人と結婚したらどうなるか」という新生活のリアルなイメージを固める段階に入ります。
とはいえ、誰もがスムーズに真剣交際に進めるわけではありません。
IBJのデータから見るとお見合いから仮交際に進む確率は約4割(※)ですが、その中で真剣交際に進むカップルは2〜3割とさらに限られます。
※出典:IBJ「成婚白書 2024」

10人とお見合いして4人と仮交際して、そこから1~2人と真剣交際して成婚っていうのが代表的な成婚する女性像らしいぱん。
仮交際との違いを比較
「仮交際」と「真剣交際」の主な違いは、次の2点。
- 交際人数が「1人だけ」に絞られる
- ハグやキスなど恋人同士のスキンシップ(性交渉は禁止)
真剣交際に進むと、他の会員との並行交際やお見合いはできません。
他に仮交際中の異性がいた場合も全て交際終了です。
検索システム上でも非表示になり、新規の申し込みや申し受けも一切できなくなります。
真剣交際の期間と進め方(3か月ルール)
さらに、IBJに加盟している相談所では、「真剣交際は3か月以内が目安」とされています。
仮交際を含めて最長6か月のうちに成婚するかしないかの決断が求められます。
ここで大切なのは、ダラダラ交際を続けないこと。
成婚する人は、お見合いから成婚退会まで3〜4か月が最頻値です。
お相手や仲人と相談のうえ、交際期間の延長もできなくはありませんが、半年交際しても結婚を決断できないカップルは、けっきょく成婚に至らないことが多いです。
ここは「3か月以内に決めきるぞ!」と腹をくくって、すり合わせたい項目をリストアップし、タイムリミットから逆算して動くことをおすすめします。

正直、私も最初は「たった3か月で結婚を決めるなんて短すぎる!」と感じていました。でも実際にお互いが結婚に向けて真剣に向き合うと、驚くほどとんとん拍子に話し合いが進むんです。真剣交際開始から2か月後にはすっかり不安はなくなっていました!
注意:相談所によっては成婚退会扱いになることも
IBJにおける「真剣交際」とは「結婚を前提とした真剣なおつきあい」です。
しかし、一部の結婚相談所では、真剣交際に進んだ時点で「成婚条件を満たした」と見なされ、成婚退会料を払って退会になってしまうケースがあります。
これは、特に料金が割安に見える結婚相談所でよく見られる仕組みです。
プロポーズも親への挨拶も、もっと言えば具体的なすり合わせすらこれからというタイミングで、サポートが終了してしまうのです。
実際、真剣交際から結婚を決めるまでには、結婚後の住居選びや将来設計、ワークライフバランスの調整、家族計画など、クリアすべきハードルがたくさんあります。
重要な価値観のすり合わせ中はささいなことでももめやすく、マリッジブルーになりやすいのに、仲人の双方へ寄り添った仲裁もなく、自分たちで対処するしかありません。
万一破局してしまった場合は相談所への入会からやり直しになってしまいます。
真剣交際に進んでも3組に1組程度は、残念ながら成婚までいかずにリスタートとなっています。
真剣交際中に破局するケースは決して珍しくないのに、サポートが受けられないのは、あまりにリスキーですよね。
だからこそ、プロポーズ完了・婚約成立までしっかり伴走して手厚くサポートしてくれる結婚相談所を選んでください。
費用を抑えることも大切ですが、その後の人生を左右する大切な決断だからこそ、第三者である仲人のサポートは非常に重要です。
もちろん、ナレソメ予備校はプロポーズまでしっかり見届けます。
真剣交際に進む決め手は?見極めるポイントをチェック

※画像はイメージです
仮交際から真剣交際へのステップアップ。
それは結婚相談所での婚活において1、2を争うほど勇気のいる決断です。
「本当にこの人でいいのかな?」と悩む気持ちは、経験してきた筆者にもとてもよくわかります。
真剣交際に進む前に見極めておきたいポイントはこの2つ。
- 一緒にいて「安心できる」「楽しい」と感じるか
- 将来設計に大きなずれや違和感がないか
ここから、私の経験だけでなく、ナレソメ予備校で成婚した男女209人を対象にしたアンケートの結果も交えながらご紹介していきます。
【見極めポイント1】安心感・自然体でいられるか
真剣交際に進むうえで、なによりも大切なのは「一緒にいて安心できるどうか」です。
婚活に限らず、自然体でいられる相手はとても貴重な存在。
無理に話題を探さなくても会話が続き、沈黙が苦にならない相手なら長い結婚生活もきっと心地よく過ごせます。
結婚生活は何十年と続くものだからこそ、一緒にいて心が安らぎ、楽しい時間を共有できる相手を選ぶことが重要です。
ナレソメ予備校の会員を対象としたアンケートでも、女性が真剣交際に進む決め手のベスト3は
- 安心感があった(82.3%)
- 会話が楽しかった(77.5%)
- 違和感がなかった(74.2%)
相手といる時間が楽しく、安らげるかどうかを重要視しているんですね。
出典:ナレソメ総研
また、女性にとっては隣にいて居心地がいい=生理的にOKな相手かどうかも非常に大切なポイント。
これは一度「無理かも」と感じてしまうと改善は難しいため、早い段階で近くに寄ったり手をつないだりして、確かめておくのが理想です。
困難に直面したときも一緒にいて安心できると思える相手ならきっと、力を合わせて乗り越えていけるはずです。
【見極めポイント2】将来設計・価値観のズレがないか
お互いに好意があることももちろん大切ですが、将来を見据えた交際に進む前に
- 価値観に大きな違和感がないか
- 自己主張・自己開示がしっかりできているか
を理性的に確認しておきましょう。
ここでいう「価値観」とは、結婚観、金銭感覚、仕事への向き合い方など、ものごとの根本的な考え方を指します。
仮交際の段階では住居や子どもといった踏み込んだ将来設計は必要はありません。
お互いの思う「常識」が大まかに一致しているか、違いがあった場合に受け入れられるかの見極めが大切です。
また、価値観をすり合わせる中で許容できない点があった場合や、譲れない希望があるときは、「私はこう思う」「こうしてほしい」と自己主張することも重要です。
婚活は最初から理想どおりの相手を探すのではなく、互いの価値観をぶつけあい、それを受け入れるコミュニケーションの積み重ねで唯一無二のパートナーを育てていくもの。
「こういう考え方じゃないなら理想の相手ではないかも」と決めつけるのではなく、まずは自分の意見をはっきり伝えることを意識しましょう。
こうしたコミュニケーションができていれば、デートを重ねる中で自然と自分の弱みや将来の不安についても話し合える関係になっているはず。
仮交際中のデートではざっくりとお互いの価値観を理解しているか、自分の意見を否定せず受け入れようとしてくれる人かどうかを見極め、お互いに好意が確認できるのであれば真剣交際を検討してみましょう。

こういう基本的な関係構築をおろそかにしてると、最終的に『トイレのフタを閉めてくれない』みたいな、しょ~もない理由で離婚することになるぱん
「いい人だけど好きになれない」女性あるあると対処法
いざ真剣交際に進むというときに、「いい人だけど、まだ好きになれてない……」とためらってしまうケースも珍しくありません。これは、女性に多く見られることです。
ですが、もし相手に少しでも魅力を感じているのであれば一度真剣交際に進み、もっと深く相手を知る時間をつくってみるのもいいかもしれません。
「ときめきはないけれど、一緒にいて楽」という関係が受け入れられず、どうしてもときめきを求めてしまう人は、自分が相手に求めている要素(顔が好みといった性的魅力、リードしてくれるなど)を具体的に言語化し、それが本当に結婚生活に必要なものなのかを分析してみるといいでしょう。
ただし、「どうしても好きになれない」という場合は、無理をして真剣交際に進む必要はありません。
迷ったときには仲人に相談するなどして、自分の気持ちに正直に向き合いましょう。
【実体験】「好き」は後からついてくる
実は私自身も、夫と仮交際していた段階では「もうこの人しかいない! 大好き!」といった激しい感情はありませんでした。
しかし、一緒にいると落ち着く穏やかなタイプで、共通の趣味もあって……と断る理由がなかったため、真剣交際の相談をもらった際は二つ返事でOKしています。
真剣交際に進んでからは夫の良いところがさらに見つかり、「私と一緒にいる時間が楽しい!」とストレートに伝えてくれるのがうれしくて、気づけば「この人との結婚生活は楽しいだろうな」と具体的にイメージできるようになっていました。
婚活を終えた今だからこそ伝えたいのは、お相手を「減点法」ではなく「加点法」で見てほしいということ。
100%気持ちが向かないと真剣交際に進めない、という考え方のままでは、婚活はなかなか進展しません。
「嫌なところがない相手」は、実はすごく貴重な存在です。
完璧な相手を求めすぎていないかどうか、一度自分のOKラインを見直し、少し寛容になることも大切です。
どうやって告白する?真剣交際への進み方とタイミング

※画像はイメージです
デートを重ねてお互いの気持ちが高まったら、いよいよ真剣交際に向けてお相手に気持ちを告白しなくてはなりません。
しかし、いざ告白となると「どこでどうやって告白すればいいの?」「断られたらどうしよう」と不安が次々わいてくるものです。
ここからは
- 真剣交際に進むべきタイミング
- 告白を成功に導く相談所ならではの方法
を解説します。
3回目デートが目安? 告白タイミングの考え方
結婚相談所が運営するブログなどでは、多くの場合「3回目のデートが非常に重要」「3回目のデートで真剣交際を打診」とつづられています。
しかし、これはあくまで目安。
お互いの気持ちが盛り上がっていれば2回目のデートでもいいですし、慎重に進めたい場合は4回目以降でも問題ありません。
大切なのはデートの回数ではなく、先述の「価値観のすり合わせ」「自己主張・自己開示」といった信頼関係の構築ができているかどうかです。
2回のデートで関係を構築できる人もいれば、5回以上かかる人もいるため、一概に何回デートをしたから真剣交際に進まなければならない、という決まりはありません。
とはいえ、結婚相談所の仮交際カップルの中で、3回目以降のデートに進めるのはたったの1〜2割。
決められた交際期間で、そろそろ踏み込んだ話をしなければならない時期だというスピード感は意識しつつ、仮交際中に済ませておくべき関係構築は後回しにしないようにしましょう。

関係構築は大切だけど、あんまり時間をかけてるとライバルに先を越されるかもしれないぱん。仮交際期間はお互いにライバルがいることも忘れずに!
仲人との連携が成功のカギ
結婚相談所を利用する最大の強みは、なんといっても仲人が交際をサポートしてくれること。
真剣交際に向けて告白を考えている場合は1人で先走らず、必ず事前に仲人に相談しましょう。
仲人は相手側の仲人と連携し、交際の進捗やお互いの温度感を把握したうえで、的確なアドバイスをしてくれます。
また、事前に仲人から「次のデートで真剣交際を申し込まれた場合、OKしますか?」と相手に確認してもらうことで、気持ちのすれ違いを防ぎ、スムーズに告白を成功させられるでしょう。
こう書くとズルをしているようにも感じるかもしれませんが、実際のところ「相手の気持ちを確かめてから告白できる」というのは、私が最も「結婚相談所の強み」を感じた部分でもあります。
私も夫も恋愛経験の少ないタイプ。
ありがたいことに双方の仲人がしっかりと連携して仲を取り持ってくれたおかげで、余計な悩みを抱えることなく最後まで安心して交際を進められました。
仲人との連携を密にすることで、告白の成功率を高めるだけでなく、その後の交際や踏み込んだすり合わせも円滑に進められます。
結婚相談所に所属しているなら、不安は抱え込まず、仲人にぶつけないと損。
告白やプロポーズといった大切な局面では特に、遠慮せずどんどん仲人の力を借りましょう。
告白前シミュレーションで成功率アップ
誰しもが緊張する告白当日。
一般的な恋愛でもそうですが、事前にシミュレーションしておくのが成功への近道です。
- どんな言葉で気持ちを伝えるか
- どんな場所で告白するか
- どんなタイミングで切り出すか
具体的なイメージを持つことで、当日落ち着いて行動することができるでしょう。
ちなみに夫の場合、告白当日は私の住む隣県でのデートでした。
夕方になり、夫は勇気を出して「静かな場所に移動して、大事な話がしたい」と切り出したものの、夏のお祭りシーズンでどこに行っても人だらけ。
土地勘がない中、適した場所を探して1時間歩き回ることになってしまいました。
わかりやすくオロオロする(未来の)夫を「かわいい人だな~」と微笑ましく眺めていたのも、今となってはいい思い出です。
とはいえ、告白はビシッとかっこうよく決めてほしいと女性も多いはず。
男性読者の皆様は、告白のシチュエーションをしっかり練りこんでおいてくださいね。
女性から真剣交際を申し込んでもいい?
「告白は男性からするもの」というイメージがあるかもしれませんが、女性から真剣交際を切り出しても全く問題ありません。
相手が奥手な男性だったり、仮交際中のライバルが複数いると感じた場合は、積極的に行動することでむしろ相手に好印象を与えることができるでしょう。
ただし、この場合も必ず事前に仲人に相談し、相手の気持ちを尊重したうえで行動すること。
強引にならないように注意が必要です。
告白の際は真剣交際に進みたいと伝えるだけでなく、「もっとあなたのことを知りたい」「一緒にいると楽しい」など、相手への好意をストレートに伝える言葉を添えるとより効果的です。
あまり女性慣れしていない男性の場合は、女性からの好意がわかると安心して気持ちを伝えてくれるかもしれません。
真剣交際中のスキンシップはどこまでOK?

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真剣交際がスタートしたら、2人の距離をもっと縮めたいと考えるのは自然なことです。
しかし期間の短い結婚相談所の交際では、スキンシップの範囲や進め方に関する悩みはつきもの。
ここからは、真剣交際中のスキンシップとその重要さについて、具体例とともに詳しく解説していきます。
手をつなぐ・ハグ・キスはしても大丈夫
真剣交際に進んだらIBJのルールで禁止されている「性行為」や「宿泊を伴う旅行」以外のスキンシップは、お互いの合意があれば可能です。
といっても、いきなりハグやキスを求められても「直前まで友達以上恋人未満だったお相手と!?」と身構えてしまうかもしれません。
しかし、先述のとおり「やっぱり生理的に無理」という理由で破局するカップルも決して珍しくありません。
だからこそ、早い段階で勇気を出して一歩踏み出し、相性を見極めることが大切です。
ちなみに、ナレソメ総研が実施した婚活中の男女を対象にしたアンケートによると、仮交際の時点で手をつなぐところまで進んでいるカップルが半数以上。真剣交際中にキスまで進む人が7割という調査結果が出ています。
出典:ナレソメ総研
とはいえ、スキンシップのスピード感はカップルによって異なるもの。
すでにお互いの熱量が高く、「すぐにでもキスしたい!」という人もいれば、時間をかけてゆっくりと関係を深めたいと考える人もいるでしょう。
真剣交際に進んですぐのタイミングでは、「急な距離の詰めすぎ」には要注意です。
真剣交際に進めたことに安心し、突然無遠慮にべたべた触れだす男性がときどきいます。
これでは女性の気持ちが一気に冷めてしまい、関係が一発アウトになりかねません。
一度冷めた女性の感情は基本的に戻らないため、浮かれず慎重に段階を踏むことが大切です。
逆に、女性側も「まだ気持ちが追い付いていない」などの理由でスキンシップに抵抗がある場合は、無理せず正直に気持ちを伝えましょう。
これはスキンシップに限らず、交際中にありがちな男女の温度差によるすれ違いを防ぐためにも重要です。
スキンシップの深め方やタイミングに、「これさえしていればOK」といった正解はありません。
大切なのは、相手としっかり向き合いながら歩調を合わせていくこと。
お互いに遠慮しすぎず主張しすぎず、無理のないペースで関係を深めていきましょう。
相性チェックだけじゃない!スキンシップで心の距離を縮めよう
「真剣交際に入ったらハグやキスまでするカップルが多いというだけで、必ずしもスキンシップをしなくてもいいのでは?」と考えている方もいるかもしれませんが、それは大間違い。
くどいようですが、結婚を前提とした交際だからこそ、キスなどの親密なスキンシップを通じて生理的な相性を確かめておくことが本当に大切なのです。
長い結婚生活をともにするうえで、相手と一緒にいて心地よく感じられるか(=不快ではないか)は1番といっていいほど重要なポイント。
両親に紹介までした後で「やっぱりにおいがどうしても好きになれない」なんて理由で破局になっては目も当てられません。
早めに相性をチェックするためにも、真剣交際に入ったら積極的に距離を縮めていきましょう。
真剣交際に入ると、結婚に向けての準備や話し合いが一気に増え、戸惑うこともあるかもしれません。ですがスキンシップを重ねることで心の距離も自然と縮まり、気持ちも追いついてくるものです。
私の夫はかなり奥手なタイプでしたが、私から「次のデートでは手をつなぎたい」「もっとスキンシップしてもいいよ」と積極的に伝えたことで一気に距離が縮まりました。
恋愛経験があまり豊富ではない男性の場合、「どう接していいのかわからない」と迷ってしまうことも多いもの。
そんなときは、女性側が「ぎこちなくても大丈夫」と相手を受け入れる姿勢を見せることが、関係を前進させる大きなカギになります。
スキンシップのもたらす効果は、思っている以上に絶大です。
真剣交際中だからこそ、少しの勇気を出して、お互いの心と体の相性を確かめ合ってみてください。

「キスまではしても大丈夫」じゃないぱん。できるとこまで全部「やれ!」 ぱん!
ナレソメ予備校ならスキンシップ特化の「yuzukaゼミ」でサポート

真剣交際中のスキンシップは、これからの関係構築のためにも欠かせないもの。
しかし、「具体的にはどうやって距離を縮めたらいいの?」「女心がわからない、怖い」といった悩みは、ほとんどのカップルが直面する壁です。
正解がなくセンシティブな問題だからこそ、NG行動をしてしまわないかと不安を感じますよね。
ナレソメ予備校では仲人のサポートに加えて、スキンシップや性に関するアドバイスに特化した「yuzukaゼミ」に参加することが可能です。
yuzukaゼミには恋愛経験ゼロの方から経験豊富な方まで幅広い会員が在籍。
交際中はもちろん、結婚後の夫婦関係まで見据えたあらゆるアドバイスを受けられます。
スキンシップや性についての悩みは、人にはなかなか相談しにくいもの。
「キスのしかたがわからない」「結婚後の性生活が不安」など、人には打ち明けづらいディープな悩みも、yuzukaゼミなら安心して相談できます。
また、ゼミ内では同じ悩みを抱える仲間と情報交換ができるだけではありません。
価値観のすり合わせ方や、パートナーとの話し合いをスムーズに進めるためのメソッドを学べる環境も充実。
実際に真剣交際に入ったタイミングでyuzukaゼミに参加する会員も多く、多くの婚活男女がスキンシップについての情報を求めていることがわかります。

私たち夫婦はお互い経験ほぼゼロで成婚後にちょっと苦労したので、退会してからもこういったサポートがあるありがたさがすごくよくわかります。
スキンシップは、結婚後もずっと続いていく大切なコミュニケーション。
だからこそ、交際中のうちからしっかりと向き合い、すれ違いを未然に防ぐための準備をしておくことが、幸せな夫婦生活への第一歩となるでしょう。
結婚に向けて急接近!真剣交際中にやるべきこと

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告白が成功したら、晴れて真剣交際に突入。いよいよ結婚に向けて具体的な準備を始める段階です。
2人の関係をより深め、結婚生活をスムーズにスタートさせるためにも、真剣交際期間中は以下の4つのポイントを意識しましょう。
- 結婚生活をイメージした具体的なすり合わせ
- 理想のプロポーズに向けた準備
- 入籍日から逆算したスケジュール設定
- 相手を尊重しない行動を避ける
1つずつ説明していきます。
結婚生活をイメージしたすり合わせ【リストつき】
結婚はゴールではなく2人で築いていく長い人生のスタート。
成婚退会後は何十年も生活をともにするのです。
真剣交際に進んだお相手とは結婚観やライフスタイルなど、より踏み込んだ項目についてのすり合わせを進めていきましょう。
例えばこうした項目について、お互いの希望を話し合えていますか?

ナレソメにはもっと細かい独自のチェックリストがあるぱん
一見、項目が多く感じますが、どれも結婚生活において重要なことばかりです。
これらについてしっかり話し合うことで、価値観の違いを結婚前にすり合わせられるだけでなく、結婚後のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
とはいえ、会うたびに真剣な話ばかりしていては空気も重くなり、せっかくの楽しい気持ちも薄れてしまうもの。
考えることばかりで疲れてしまったときは、お相手と一緒に指輪や家具を見にいったり、新居候補の内見デートに出かけたりするのがおすすめです。
私たち夫婦も、真剣交際中には丸1日IKEAデートでインテリアの相談をしたり、夜中まで電話しながら理想の住まいを探したりしていました。
特に新居探しは結婚後の生活をより具体的にイメージできて、新生活へのワクワク感が一段と高まりました。
もし、すり合わせの途中でお互いに意見が異なる部分があっても、焦る必要はありません。違う環境で育った者同士、価値観が完全に一致することはありえないのです。
お互いの金銭感覚や間取りに対するこだわりなど、考え方に違いがあるのも当然。
大切なのは、お互いの譲れないポイントを探りながら、納得できる妥協点を見つけることです。
話し合いを重ね、歩み寄りながら、幸せな新生活のイメージを描いていきましょう。
理想のプロポーズに向けた準備
プロポーズは人生に一度きりの大切な瞬間。
どんなシチュエーションで演出してほしいか、理想を前もって伝えられるのも相談所ならではの魅力です。
プロポーズの場所や時間にこだわりがある女性は、遠慮せずあらかじめ仲人に希望を伝えておきましょう。
事前に共有しておくことで、相手側の仲人にも伝わり、自分の理想に近いプロポーズを計画してもらえる可能性が高まります。
男性側は仲人を通じて、女性がどのようなプロポーズを理想としているかを事前にリサーチしましょう。
その情報をもとに仲人と協力してプランを立て、当日の演出やタイミングを決定していきます。
近年はサプライズNGの女性も増えているため、事前のリサーチやイメージのすり合わせは入念に行いましょう。
カップルによって理想のプロポーズは異なるため、最高のプロポーズに正解はありません。
プロポーズ当日に向けてどんなことを準備すべきか知りたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
入籍日から逆算したスケジュール設定
結婚に向けてプロポーズを成功させることはもちろん大切です。
とはいえ、他にも真剣交際中に済ませておきたい大切なイベントは案外たくさんあります。
- 入籍日の決定
- 両家顔合わせ
- 婚姻届の作成
- 指輪の購入
- 結婚式の計画
- 引っ越し準備
スムーズに結婚準備を進めるためには、最初に入籍日を決め、そこから逆算してスケジュールを組むのがおすすめです。
考えることが盛りだくさんで混乱するかもしれませんが、結婚相談所に在籍している間、つまりプロポーズ前までに
「入籍日の決定」「顔合わせの調整」「婚姻届の作成」「指輪の購入」の1〜4までのステップを終わらせておくのが一般的な流れです。

結婚に向けたおおまかな流れというものはあれど、日程や順番はカップルによって異なります。
結納をするかどうか、顔合わせの場所をどうするかなど、両親の希望も考慮する必要があるため、臨機応変な対応が求められるでしょう。
プロポーズまでサポートしてくれる結婚相談所ならここでつまずいても仲人に相談できるため、困ったときは抱え込まず積極的に活用しましょう。

私のときは、この辺りから母親がやたらと口を出してくるようになり苦労しました。たくさん相談に乗ってくれた仲人さんには感謝です。
また、成婚退会後すぐに入籍や引っ越しをしなければならないというルールはありません。
お互いの仕事の都合やライフスタイルに合わせて、できることから1つ1つ準備を進めていきましょう。
もちろん焦る必要はありませんが、お互いの気持ちが盛り上がっているなら成婚退会前後で一気に進めるのも1つの手です。
相手を尊重しない行動はNG!真剣交際中にやってはいけないこと

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お相手への熱量が高まるのは良いことですが、配慮を欠いた行動1つでせっかく積み上げた関係を壊してしまう可能性も。
ここからは真剣交際中にやってはいけない、特に注意すべきNG行動について解説します。
どちらか一方の価値観を押し付ける
円満な結婚生活を送るためには、お互いの価値観を尊重し歩み寄る姿勢が不可欠です。
自分の価値観を一方的に押しつけたり、相手の意見を頭ごなしに否定するような行動は相手の心を傷つけ、それまで積み上げてきた関係を一気に崩しかねません。
休日の過ごし方や家事の分担、お金の使い方など、生活に直結する話題では特に価値観の違いが表れやすいもの。
こうした重要な決定をする際は、自分の考えだけを通そうとするのも、逆にすべて相手任せにするのもよくありません。
自分の意見を主張するだけでなく、相手の意見にも耳を傾け、お互いが納得できる落としどころを見つけることこそが「話し合い」です。
私と同時期に結婚相談所に入会した友人女性の場合は、お相手の男性が「今住んでいる県から絶対に出たくない!」と意見を曲げず大げんかになっていました。
結婚後も共働きの予定でしたが、お相手の住む県からは2人とも通勤距離が長く、帰宅が遅くなるなどデメリットだらけ。
さらには家事負担まで不公平な提案をされ、危うく破局寸前になったものの、双方の仲人による必死の説得(説教)で男性が改心してなんとか交際を継続することになったそうです。
一時はどうなることかと心配しましたが、裏を返せば「NG行動をしてしまった際にマジレスで指摘してもらえる」というのも結婚相談所を利用する大きなメリットかもしれませんね。
重要な情報を隠す
結婚を前提とした真剣交際において、うそや隠し事は信頼関係を根本から揺るがす大きなリスクです。
特に、借金、持病、宗教、家族の問題など、将来の結婚生活に影響を与える可能性がある情報は、できるだけ早い段階で相手に共有しておくべきでしょう。
もちろん、交際初期からすべてを打ち明ける必要はありませんが、タイミングを見て話せる範囲で伝えていくことが大切です。
遅くとも退会や成婚を決める前にはしっかり伝えておくのがマナーといえるでしょう。
もし退会間際や成婚後に重大な情報が発覚してしまった場合、相手は「なぜ今まで教えてくれなかったのか」と傷つき、不信感を抱いてしまいます。
一度崩れた信頼を修復するのは難しく、そのまま交際が終了してしまう可能性も。
たとえささいなことでも、後から「実は……」と伝えるのではなく、なるべく早い段階で話しておいたほうが結果的にスムーズな関係を築きやすいものです。
自分の弱みは早めに伝えておくことで、相手に受け入れてもらえたという安心感や自信にもつながります。
お互いを信頼し、将来を見据えて前向きに関係を深めていくためにも、うそや隠し事といった誠意を欠いた態度は絶対にNGです。
宿泊を伴う旅行や性交渉
IBJに加盟している結婚相談所では、真剣交際中の性交渉や、性交渉があったと疑われるような宿泊を伴う旅行は、IBJの規約で禁止されています。
体の相性についてどうしても不安や疑問がある場合は自己判断せず、まずは仲人に相談しましょう。
「体の相性を事前に確かめておきたい」と考える気持ちもわかりますが。
ただ、これはヤリモク(身体目的)の入会を防いだり、性感染症や意図せぬ妊娠などのトラブルを未然に防止するための、結婚相談所の重要なルール。
お互いの気持ちが盛り上がり、そういう関係になりたいと思うことがあっても、相談所で活動している以上ルールを遵守し、相手とよく話し合うことが大切です。
万一ルールを破ったことが発覚した場合には、IBJ加盟社では「成婚扱い」となり、相談所を即退会となります。
知らなかったでは済まされないため、真剣交際に進む前に必ず規約内容を確認し、お相手ともしっかり共有しておきましょう。
実は3割のカップルが破局!真剣交際終了の原因と対策

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真剣交際に進んだからといって、全てのカップルが結婚につなげられるわけではありません。
残念ながら、真剣交際中のカップルのうち、3~4割は成婚に至らず破局を迎えています。
この数字からもわかるとおり、真剣交際に進めば関係が安定するとは言い切れません。
結婚という大きな決断を前に、むしろお互いの価値観や気持ちのすれ違いが表面化しやすい時期だとも言えます。
ここからは、真剣交際中に破局してしまう主な理由や、関係を解消する方法について詳しく解説します。
真剣交際が破局してしまう原因は?

出典:ナレソメ総研
真剣交際に進めたとしてもすべてのカップルがそのまま成婚に至るわけではありません。
ナレソメ総研が婚活中の男女297人を対象に実施したアンケートによると、「真剣交際が破局する原因」のトップ3は
- 異性として見られなかった
- 一緒にいて楽しめなかった
- 会話のテンポや感覚が合わなかった
これらはどれも感情や相性に深く関わる部分です。
「なんとなくしっくりこない」という違和感を抱えたまま真剣交際に進んでみたものの、けっきょく最後まで解消できず交際終了になってしまったケースでしょう。
その他の破局要因としては、
- 根本的な価値観の不一致(譲れない部分が受け入れられなかった)
- コミュニケーション不足によるすれ違い(熱量の差が大きすぎた)
- 気持ちが冷めた、好きになれなかった
- 家族関係のトラブル(親の反対やマザコン発覚)
といったものが挙げられます。
つまり、最終的には生理的な相性だけでなく、深い部分の価値観が一致することも重要であることがわかります。
破局を防ぐためにできること
男性は真剣交際に入ると、「結婚に向けてやるべきことリスト」を頭の中に書き出し、タスクベースで動いてしまいがち。
しかし、女性側がそのスピード感についていけず、「まだ気持ちがそこまで追いついてないのに」「私の気持ちは置き去り?」と感じることも。
その不信感が破局の決定打になってしまうケースも少なくありません。
こういった事態を避けるためにも、やはり真剣交際中は相手のペースや気持ちにしっかり寄り添うことが非常に大切です。
結婚に向けた決めごとだけを優先するのではなく、お互いの温度感を丁寧に確かめながら交際を進めていきましょう。
逆に言えば、真剣交際に入ったからといって、必ずしも結婚まで進まなければいけないというわけではないということ。
真剣交際の中で違和感を感じたら見て見ぬふりはせず、自分の気持ちに正直に向き合いましょう。
相手とも自分ともよく向き合い、納得したうえで幸せな未来を選ぶことが大切です。
真剣交際解消は仲人を通して伝える
仮交際のときと同様に、真剣交際を終了する際も、お別れの意志は仲人を通して伝えるのがルールです。
直接相手に言うのは気まずい、言い出しにくいといった不安を抱く必要はありません。
仲人が間に入って対応してくれるため、お相手と関係を続けるのが難しいと感じたら、まずは担当の仲人に相談してみましょう。
仲人はお互いの気持ちを丁寧にヒアリングしながら「本当にこのまま終わっていいのか」「話し合いをすれば改善できることがあるのではないか」といった視点で客観的に状況を見極め、円満な解決に向けてサポートしてくれます。
また、感情的なすれ違いや衝突を防ぐ役割も担っており、落ち着いて話し合いができるようしっかりと間を取り持ってくれるでしょう。
トラブルを避けるためにも、「交際を終了したい」と感じたときは感情的に相手に伝えたりせず、まずは仲人に相談することが大切です。
最終的には仲人から相手に終了の意向を伝えてもらうことで、余計な摩擦を避け、円滑に次の出会いに向けて再出発できるでしょう。
破局後のサポート体制が重要
真剣交際が終了してしまった後のフォロー体制は、結婚相談所ごとの特色が最も表れやすいポイントの1つです。
失恋のショックから少しでも早く立ち直れるよう相談に乗ったり、新たな出会いに向けて気持ちを切り替えるよう励ましたりと、サポート体制は相談所によって大きく異なります。
一方で、料金が安い相談所の中には、こうしたフォローがほとんどない場合もあります。
そのため、仲人によるサポート体制の充実度は相談所選びの大切な基準の1つであるといえるでしょう。
ナレソメ予備校では、経験豊富な仲人が会員1人1人の気持ちに丁寧に寄り添い、前向きな気持ちで次のステップに進めるよう徹底的にサポート。
専門家によるメンタルケアや、今後の婚活戦略に関する具体的なアドバイスが受けられます。
また、破局の理由を冷静に分析し、それを今後の婚活に生かせるようなフィードバック体制(リトライ前マリッジチェック)も充実しています。
自分では気づきにくい課題や改善点について客観的な視点からアドバイス(マジレス)してもらえることで、今後の婚活をより効果的に進められるでしょう。
▶「リトライ前マリッジチェック」について詳しくは「結婚相談所はバツイチが結婚しやすい?再婚者向けの結婚相談所を徹底比較」の記事を参照
【まとめ】真剣交際を乗り越えて、幸せな結婚へ

※画像はイメージです
結婚相談所における真剣交際の概要からスキンシップの取り方、やるべきことからやってはいけないことまで、余すことなく解説してきました。
この記事を最後まで読んだあなたは、これから婚活のステージを進めるに当たってどんなことを考えればいいか、何をすればいいかが明確になり、結婚に向けた具体的な計画を描き始めていることでしょう。
お相手や仲人としっかりコミュニケーションを取り、真剣交際に進む決意を固められていることを願います。
真剣交際は恋人以上、夫婦未満の特別な関係。
結婚を前提としたおつきあいだからこそ、お互いを尊重し、将来について深く話し合うことが大切です。
肝心なのは、真剣交際も成婚退会も人生のゴールではない、ということ。
乗り越えることはたくさんありますが、その先には毎日を一緒に笑って過ごせる、ハッピーな結婚生活が待っています。
成婚まであと一息! ナレソメ予備校はいつでもあなたを応援しています!
ナレソメノート編集部