【2025年最新】専門家が本気で選んだ「婚活におすすめのマッチングアプリ」5選|年代別・地域別で徹底比較!

「出会えるし、つきあえるのに、結婚できない」
そんなもどかしい悩みを抱えてこのページにたどり着いた、婚活沼にハマりかけたあなた。

実は、私たちが運営するYouTubeチャンネル『マジレス婚活相談』でも、最近こうした相談が急増している。

マッチングアプリで出会ったハイスぺ彼氏。最初は順調だったのに、数か月でフェードアウト……。
そんな「しんきろう彼氏」は、マッチングアプリの世界ではもはや「あるある」すぎて、私たちとしてはもはや無の表情だ。

マッチングアプリの気軽な出会いを提供してくれる半面、ヤリモク(体目的)やロマンス詐欺も横行する治安の悪さがある。
そういった危険性から、私たちは正直なところ、「婚活目的」でのアプリ利用はおすすめしていない。

とはいえ、無料で使えるし、たくさんの出会いを提供してくれるのは事実だ。
だからこそ「婚活の初手として、まず試してみたい」と思う気持ちはわかる。

そこで今回は、マッチングアプリ専門家のおとうふさんにインタビューを実施。

前半では、婚活目的なら「最低限」ここを選んでほしいというマッチングアプリを紹介する。
さらに後半では、

  • マッチングアプリで結婚できる人の特徴
  • 婚活沼にハマる前のやめどき
  • 最速で結婚するための婚活プランB

まで徹底的に解説していく。

マッチングアプリはあくまで手段だ。
この記事を最後まで読んで、「恋愛」ではなく「結婚」というゴールに向かって、賢く動きだしてほしい。

【専門家に聞く】婚活におすすめのマッチングアプリ

マッチングアプリ専門家として、これまで多数のマッチングアプリユーザーを導いてきたおとうふさん

自身も30種類のアプリを使い、7年婚活した末にPairsで出会った男性と結婚された実体験から、マッチングアプリ婚活については知り尽くしている。

そんなおとうふさんに、手始めに「婚活におすすめのマッチングアプリ」を聞いてみたところ、

おとうふ
おとうふ

年代や地方など、前提条件によって向き不向きが変わるので、万人に対して婚活でおすすめできるマッチングアプリはないですね。

との回答。

言われてみれば当然の話で、おとうふさんへの信頼感も爆上がりである。

そこで本記事では、まずは「首都圏在住のアラサー女性」におすすめのマッチングアプリをランキング形式でご紹介する。

さらに「地方在住者」「年代別」「再婚者向け」など、条件ごとに適したマッチングアプリを取り上げていこう。

「友達が使っていたから」なんて理由で選ぶのは回り道。きちんと読んで、あなたに合ったものを選んでほしい。

婚活におすすめのマッチングアプリ5選(首都圏・アラサー女性編)

まずは、首都圏に住むアラサー女性に向けて、婚活におすすめのマッチングアプリをランキング形式で紹介する。

おとうふさんの選定基準は以下の4つ。

  1. ユーザーの真剣度
  2. 同世代との出会いやすさ
  3. ユーザー数の多さに起因する出会いやすさ
  4. 価格や機能性の使いやすさ

この4つの評価軸のバランスで判断した結果

1位 Omiai
2位 Pairs
3位 with
4位 ブライダルネット
5位 ゼクシィ縁結び

という結果になった。
それでは順に、おとうふさんのコメントとともに詳細を見ていこう。

1位:Omiai

おとうふ
おとうふ

今回の評価軸で考えたときに、アラサーかつ首都圏在住の女性にとって最もバランスがいいのが、Omiai。1~3位はいわゆる「婚活アプリ」というわけではなく「恋活目的」のアプリも含みますが、その中でもOmiaiは比較的真剣度が高いことから1位に選びました。
少し前までは遊び目的の方が多い印象もあったと思いますが、最新の利用目的調査では、結婚目的で相手探しをしている人が90%以上というデータが出ています。

というのも、銀行や空港などでも使われているeKYCという本人確認システムを取り入れていて、本人確認がしっかりしているんです。さらに、通報されるとイエローカードが表示される仕組みも。危険認定されたことのある人は避けられるようになっているので、婚活への真剣度の高い方が多くなってきています。

機能はかなりシンプルですが、「いつ結婚したいか」など、婚活目的の方が知りたい項目は最低限実装されています。

2位:Pairs

おとうふ
おとうふ

2位はPairs。真剣度という点でOmiaiにはかないませんが、婚活したい人にとって親切な機能が豊富なのが魅力です。

例えば『本音マッチ』機能。お財布を別々にしたいかどうかなど、プロフィールには書きづらい本音を回答することで、相性のいい相手をPairsが提案してくれます。この機能が導入されたことで、自分と近い価値観を持つ人と出会いやすくなりました。

Pairsは圧倒的に会員数が多いので、出会いのチャンスが多いマッチングアプリでもあります。その代わり、よくも悪くも多様な価値観の人がいて全員が真剣とは言いがたいので、相手の見極めは必要です。

より真剣な人と出会いたい場合は、1年以内の結婚を希望する会員向けの有料プラン『コミットメンバーシップ』を検討してみてもいいかもしれません。

3位:with

おとうふ
おとうふ

3位はwithです。4項目の評価指数は2位のPairsと同じですが、機能性の面でPairsに軍配が上がるので、withを3位に置きました。
withの魅力は、なんといっても心理テストの充実度。女性にとってはうれしい機能ですよね。心理テストの結果、相性が良かった相手には無料で『いいね』を送れるなどマッチングに生かす工夫があります。共通点がある人とはやっぱり盛り上がりやすいようで、結婚レポートでも『心理テストの相性が良かった』という声が挙がっているのを見かけます。
withは20代がメインなので、アラサーの中でも20代の方はより同年代と出会いやすいと思います。主要アプリ5社中の新規ダウンロード数が1位と伸び率も高く、アクティブユーザーが多い印象です。
年齢層が若い≒恋活目的の方も多いマッチングアプリとも言えるので、Pairsと同じく相手の温度感の見極めは必要です。

4位:ブライダルネット

おとうふ
おとうふ

マッチングアプリを『婚活』目的と『恋活』目的に分けたときに、『婚活』アプリとしてまず挙がるのが、ブライダルネット。
結婚相談所などの婚活支援を行うIBJが運営していることもあって、マッチングアプリの中では真剣度が最も高いレベルと言えるでしょう。実際、会員の98%が結婚に前向きという回答結果も。任意で独身証明書など各種証明書も提出できて、提出済みのユーザーを検索することもできます。
婚活アプリは年齢層が高いものが多いのですが、ブライダルネットは30代中心の比較的若い層が多いアプリなので、婚活目的の首都圏のアラサー女性にはおすすめです。
会員数が少ないことと、女性も月額料金がかかることからこの順位に置きましたが、真剣度が高い人と出会うことを優先する場合は、ブライダルネットをおすすめします。
有料オプションにはなりますが、『婚シェル』というチャット機能で婚活の悩みを相談できるのも、他にはない特徴です。

5位:ゼクシィ縁結び

おとうふ
おとうふ


「こちらもブライダルネット同様、真剣度が高いのが婚活におすすめの理由です。
男性は基本的に『ゼクシィ』という単語が苦手な方が多いです。うちの夫も既婚者なのにいまだに苦手(笑)。だからこそ、ゼクシィ縁結びにわざわざ登録するということは、結婚願望がある人が多いとも言えます。
ただ機能は他のマッチングアプリに比べるとかなりシンプルです。そこをもの足りなく思う方も多いので、5位としました。

ぱんだ
ぱんだ

ゼクシィ踏み絵はここでも効くぱん。

年代・地域・状況別のおすすめマッチングアプリ

ここまで、首都圏に住むアラサー女性向けの、婚活におすすめのマッチングアプリランキングを紹介してきた。

ここからは、アラサー以外の年代、地域、状況など、条件別にそれぞれの婚活におすすめのマッチングアプリ情報をお届けする。

20代前半におすすめのマッチングアプリ

まずは、20代前半の婚活におすすめのマッチングアプリだが、おとうふさんによれば

  • 同年代希望なら、with
  • 年上も視野に入れるなら、Omiai

とのこと。

Omiai
with

ただしこれには、注意点がある。

そもそも20代前半の男性会員には、婚活目的の人がほとんどいない。男性側は「いい人がいれば結婚してもいいかな」くらいのヌルい温度感である。

おとうふ
おとうふ


20代前半の『婚活』目的の女性にマッチングアプリをおすすめするのは、難しいですね。そもそも1~2年以内の結婚を確度高く求める方には、年齢を問わずマッチングアプリでの婚活は推奨していません。でも結婚相談所はお金もかかるし敷居も高い……という方に『強いて言えば』でおすすめしますね。

そんな前置きとともに紹介されたのがwithとOmiaiだ。

男性の結婚意欲が低い年代なので、女性側に「結婚に持ち込む力量ありき」の話である。
20代前半といえばアプリで最もモテる年代だが、「婚活」目的で1~2年以内の結婚を目指すと、マッチングアプリでは思っている以上に苦戦する人が多いのが現実だ。

ミドサーや40代以降におすすめのマッチングアプリ

一方で、ミドサー以降におすすめのマッチングアプリは多数出てきた。
これはこれで意外である。

Omiai
ゼクシィ縁結び
ブライダルネット
ユーブライド
マリッシュ
アンジュ

ただし、こちらも特大の注釈つきだった。

おとうふ
おとうふ


ミドサー以降で本気で結婚したいなら『マッチングアプリを使うべきではない』が正直な回答です。
それでもどうしても使いたければ、年齢層が比較的高めのマッチングアプリを使ったほうが選んでもらいやすいので、そういった観点で選びました。

20代が多いwithやPairsなどを使うと、どうしてもライバルが強すぎて選ばれにくくなってしまうため、年齢層が高いものを選んだほうがマッチングしやすいようだ。

ユーブライドやマリッシュ、アンジュがアラサー向けのランキングに出てこなかったのは、年齢層が高めのマッチングアプリだから。ミドサー以降の方が同年代の男性に出会うには、ちょうどいいと言える。

ミドサー以降の方は、「自分の理想の相手がいそう」といった視点で婚活フィールドを選ぶと結果が出づらくなってしまう。
「相手からも選ばれる必要がある」という視点を忘れずに、意識的に婚活の場を選ぶことが重要だ。

地方在住者におすすめのマッチングアプリ

地方の場合、まず重視するべきは「会員数」。出会える可能性を高めるために、会員の母数が多いアプリを選ぶ必要があるのだ。
会員数の多さでは、この3つが有力だ。

Pairs
with
Omiai

また、おすすめとは言わないまでも、場合によってはtappleを使ってみてもいいかもしれないとのこと。

tappleはライトな印象があるので少し意外だったが、

おとうふ
おとうふ

地方であれば使ってみてもいいかもしれません。
母体のサイバーエージェントのセキュリティチェックが厳しいので、意外と警察沙汰の件数は他のマッチングアプリと比較して少ないようです。ただ、婚活よりも恋活寄りのライトなマッチングアプリではあるので、結婚に持っていけるかはその人の力量次第なところはあります。

とのこと。
地方の場合は人口に限りがあるため、背に腹は代えられない部分もある。
居住エリアのユーザー数を確認して、人数が多いマッチングアプリを選ぶことも必要なようだ。

ぱんだ
ぱんだ

婚活なのに、警察沙汰の事件数を気にしないといけないなんて…笑っちゃうぱん。

再婚、シングルマザーにおすすめのマッチングアプリ

再婚者や子どもがいる人におすすめのマッチングアプリもある。

マリッシュ

バツイチやシングルマザー・シングルファーザーの会員が集う、マリッシュだ。

おとうふ
おとうふ

再婚者・シングルマザーに対する理解がある人を示すリボンマークが付く仕様になっているんです。初婚の人との結婚はイメージできないという方や、恋愛をすっ飛ばしてパートナーを合理的に探したいという方には向いています。

実際に、バツイチ同士で再婚する事例も多いそうだ。

趣味重視の方におすすめのマッチングアプリ

なんらかのオタクであったり、趣味を重視したい方におすすめのマッチングアプリも聞いてみた。

Pairs
with

「オタ恋」などのオタク特化型マッチングアプリではなく、Pairsとwithになるそうだ。

おとうふ
おとうふ

特化型のマッチングアプリもあるのですが、婚活目的だとあまりおすすめはできないです。
それよりも、同じ趣味の方を探せるコミュニティ機能がついている大手マッチングアプリを選んだ方がいいと思います。

例えばPairsであれば、同じ趣味の方を探せる「マイタグ」という機能。
withでは好きなものをアピールできる「好みカード」という機能などである。

趣味を重視したい方は、婚活向けのマッチングアプリの中から、コミュニティ機能がついているものを選んだほうがいいようだ。

婚活におすすめのマッチングアプリの選び方

条件別におすすめのマッチングアプリを紹介したので、できればそこに則って選んでほしい。
一方で、人によっては他のマッチングアプリを使いたいという希望もあるかもしれない。

そこで本章では、「婚活」におすすめのマッチングアプリを選ぶ基準について、おとうふさんに聞いてみた。

あなたが「婚活」目的で使おうとしているマッチングアプリが、基準に当てはまっているだろうか?

婚活目的の男性が多いマッチングアプリを選ぶ

結婚を目的に活動するのであれば、「婚活目的の男性が多いマッチングアプリを選ぶ」こと。
マッチングアプリで婚活する際に最も苦労するのが、男女間の「結婚への温度差」だ。

女性は「結婚前提」の婚活目的で活動しているのに、男性は「とりあえずの恋人探し」のつもりというギャップ。
そこの温度感がズレていれば、たとえつきあえたとしても結婚にはたどり着けない。

だからこそ、せめて「婚活目的で使う男性が多いマッチングアプリを選ぶことが大事」だとおとうふさんは言う。

「ゼクシィ縁結び」や「ブライダルネット」など、結婚関連の単語が入っているマッチングアプリであれば、他のマッチングアプリに比べると、比較的男性も真剣度の高い人が多いだろう。

年齢層に合ったアプリを選ぶ

次に、「自分と同年代~年上が多いマッチングアプリを選ぶこと」も大切だ。

年下と出会いたいからwithを選んだり、若いイケメンと会いたいからTinderを始める人がいるが、そこには当然自分よりも年下の同性ライバルも多い。

ライバルが強い中で活動すると、どうしても結婚目的の男性からは選ばれづらくなってしまう。

女性の価値が年齢で決まるわけではないが、婚活市場においては年齢が重視される傾向にあるのも事実。

そう考えると、「同年代~年上が多いマッチングアプリを選ぶと適切に評価されやすい」のも納得である。

自分の居住エリアのユーザー数を確認する

都会であればあまり気にする必要はないが、「地方在住であれば、ユーザー数の多いマッチングアプリを使うことが現実的」なのだそう。
マッチングアプリが普及してるとはいえ、バチェラーデートやDineなど全国展開してないアプリもある。

そこで、地方在住者へは「使ってみたいマッチングアプリがあれば、まずは無料会員登録をして、自分の住んでいる地域にどのくらいの人数がいるのかを検索画面で実際に見てみることをおすすめしている」とのこと。

出会える母数がある程度必要なので、「地方では婚活向けアプリだけでなく、ユーザー数の多いマッチングアプリを併用するのが現実的」だと言う。

あなたが地方在住なのであれば、1つに限らず複数のマッチングアプリを組み合わせて使ってみてもいいかもしれない。

条件検索ができるマッチングアプリを選ぶ

最後に、年収や身長、学歴などなにかしらの条件にこだわりがある場合は、「検索型のマッチングアプリを使ったほうが効率がいい」。

そもそも結婚は生活をともにするパートナー探しだ。
見た目も大事だが、見た目だけで選ぶのはナンセンス。
どんなにイケメンでも、年収200万円実家暮らしの夢追い人はご勘弁という方のほうが多いのではないだろうか。

絶対に見た目だけで選びたいという特殊な場合を除いて、「スワイプ型ではなく検索型のマッチングアプリを使うべき」というのもうなずける話である。

マッチングアプリで結婚できる人の特徴

ここまで、婚活向けのマッチングアプリを紹介してきた。
だが実は、マッチングアプリは「基本的に恋活ツール」だと、専門家であるおとうふさんですら語っている。

つまり、マッチングアプリでの結婚に持ち込むのはかなり難易度が高いのだ。
人によって向き不向きがあり、かなりのハードルがある。
勢いに任せてマッチングアプリでの婚活を始める前に、まずはこの章を読んでほしい。

そして、もし自分は当てはまらないと感じたなら、回り道をせず「プランB」への移行をおすすめする。

「恋愛強者レベル4」以上である

まず最初に理解してほしいのは、マッチングアプリは「恋愛強者」のためのツールだということだ。
マッチングアプリでの婚活は、「恋愛強者レベル4」以上の人にしかおすすめできない。

ここでいう恋愛強者とは、恋愛経験が豊富なだけでなく、適切な関係構築ができる人のこと。

具体的には

過去付き合った人数 × 最長の交際期間(年)=「4」以上
をクリアしているのが条件だ。

セフレや不倫はノーカウント。3か月未満の交際もただの「挿入経験」にすぎないので、ノーカウントだ。

つまり、4人とつきあったことがあっても交際期間が最長でも半年(0.5年)しかない場合は、恋愛強者レベルは「2」になる。
これでは足りない。

うなぽよ
うなぽよ

小数点以下は意味がないので、四捨五入して『4』。かつ、人数が多いだけの挿入経験にも意味がないと考えているので、単純に人数だけで決定せずに交際期間をかけています。

ちなみにこの「4」という数字には根拠がある。
「ソロ経済・文化研究所」の荒川和久さんの調査による未婚と既婚を分ける恋愛経験人数の境界線「3.68人」。
この数字を基に、結婚相談所ナレソメ予備校の代表である宇波が導き出した数式が、先ほどのものだ。

過去の恋愛経験から異性の生態を深く理解し、適切な関係構築ができるという意味で、「4」という数字を設定している。

そして、この「恋愛強者レベル4」の指標は、ナンパから結婚できる女性だと捉えてほしい。
なぜなら、マッチングアプリは男性からするとネットナンパにすぎないからだ。

道端でナンパしてきた男性を、あなたは結婚に持ち込めるだろうか?
私にはとうていそうは思えない。
結婚する気などさらさらない男性をその気にさせるだけの力量。それがある女性のみが、マッチングアプリで結婚できる。

その実力がないのであれば、アプリ婚活は時間の無駄にしかならない。
自信がないなら最初から「プランB」に進むことをおすすめする。

自分のマーケットバリューを理解している

マッチングアプリで結婚できる人は、ただモテるだけではない。
自分が恋愛市場でどの位置にいるのか、自分のマーケットバリューを正確に理解している。

あなたは、過去の恋愛経験を踏まえて、「自分がつきあえるレベル感」を把握できているだろうか?

ここで注意しなければならないのが、学校や職場といった小さなコミュニティでのモテ経験は、あくまで1クラス40人分くらいの中での話だということだ。
仮にクラスで1位でも、学年では10位、進学校に行けば100位くらいになってもおかしくはない。

そして、マッチングアプリでは何万人という規模になるため、マーケットバリューはより顕著に比較される。
その中で、自分の釣り合う相手がどのくらいかを見極める必要があるのだ。

そして、そのマーケットバリューはあなたの年齢によっても変化する。

30代に突入しているにもかかわらず、「これまでずっとモテてきた」と過去の栄光から自分のレベル感を判定してはいないだろうか?

出典:恋愛婚活ラボ「女性のモテ期は「27歳〜28歳」!結婚意識あり、ノースリーブ姿写真など人気女性会員をマッチングアプリで大調査【2023年最新版】

こちらは恋愛婚活ラボの独自調査によって導かれた、マッチングアプリでモテる年齢層を表したグラフである。

「Pairs」のいいね数をもとに導き出されたこのデータを見れば、マッチングアプリでの女性の人気は、27歳をピークに急降下するのが一目瞭然だ。

もしもあなたが28歳を超えているなら、「これまでどおりの戦い方」は日に日に通用しなくなっていく。
これまで恋愛無双してきた人であっても、相手のレベル感はどんどん下がってしまうことを理解しなければならない。

なにより忘れてはならないのが、男性は「ヤレる」「つきあえる」「結婚できる」で相手選びの基準が変わるということ。

男性は大体の女性と「ヤレる」し「つきあえる」。
でも「結婚」になると急に相手に求めるハードルが上がるのだ。

この男は、自分とヤりたいだけの男なのか、結婚してくれる男なのか。

そこの見極めができずにいると、ヤリモクのハイスぺモテ男を「自分に釣り合う結婚相手」のレベル感だと勘違いして、婚活沼にハマっていくことになるのだ。

ぱんだ
ぱんだ

本当にあった怖い話ぱん。

ヤリモクなどの「砂利」を素早く見極めて捨てられる

あなたがモテて、自分のレベル感を客観的に判断できる女性だったとしよう。
それでもまだ足りない。

マッチングアプリにいる「砂利」のような男性を、素早く見極め、切り捨てる冷静さも必須スキルだ。

ヤリモク、既婚者、ロマンス詐欺など、魑魅魍魎が渦巻くマッチングアプリ。
このフィールドで結婚相手を探すのであれば、いかに早く雑味をカットできるかも大切になってくる。

つかんだ男が「砂金」か「砂利」か、瞬時に見抜く目利き。
そして「砂利」だとわかったら情に流されず即座に手放す冷静さ。
それを持ち合わせた女性だけが、アプリ婚活の芽がある。

非常に残念だが、「砂利」はどんなに大事に握りしめていても「砂金」にはならない。
そして悲しいことに「砂金」だと思っていた男性が、実際には「砂利」だったということはざらにあるのだ。

しかも、モテる女性ほど「砂金」の顔をした数多の「砂利」も寄ってくる。
磁力の強い磁石を広い海に投げ込めば、ごっそりと「砂鉄」がまとわりつくのは自然の摂理だ。

もちろんマッチングアプリにだって「砂金」のような男性はいるだろう。
でも、その何十倍何百倍もの「砂利」がいるのだ。

だからこそ、損切りできず情が湧いてしまう優しい女性は、マッチングアプリには向いていない。

長期戦を覚悟できるタフさがある

前段でお伝えたとおり、アプリは「砂金」もいるけれどそれ以上に「砂利」が多い世界。
それこそ数千数万の「砂利」の中に、1人か2人「砂金」がいるかもしれないくらいのレベルだ。

だからこそ、マッチングアプリでの婚活は、先が見えない不安の中、ひとつまみの「砂金」を探して長くがんばり続けるタフさが必要になってくる。

実際、おとうふさんも7年もの婚活を経て結婚相手に巡り会っている。
「長くがんばれる人が結婚できる世界」というその言葉は重い。

アプリ婚活。それは現代のゴールドラッシュ   ※画像はイメージです。

「砂利」を捨て、また「砂利」を捨て..….。
しかも、婚活における最大の武器となる「若さ」は、時間とともに確実に失われていく。
バリューの急落を感じながら、それでもいちるの望みにかけて「砂金」探しをするタフさが、あなたにはあるだろうか。

「結婚させる」強さがある

冷静に自分のマーケットバリューや「砂利男」を見極めながら長く活動を続け、一握りの「砂金」であるいい男とつきあえたとしよう。

「砂金男性」とつきあえさえすれば「めでたしめでたし」ではない。
マッチングアプリで出会った男性と、自然に結婚に至るケースはまれだ。

ここからさらにもう1つ「結婚まで持ち込む」スキルの発動が必要だ。

マッチングアプリの自由恋愛で「プロポーズ待ち」しているだけの受け身では、結婚までの道のりは果てしなく遠い。
SNSには「彼氏にプロポーズされた」というキラキラ報告が流れてくることも多いが、それをそのまま信じて、ただ待っていれば「いつか自分も……」などと思ってはいけない。

その実態は「結婚に持ち込んだ」なのである。

「結婚しないなら別れる」と退路を断って覚悟女子になり、結婚までのレールを敷けるのが、マッチングアプリでも結婚できる「強い女」だ。

自由恋愛での結婚までの平均交際期間は「4.9年」(※)という調査結果が出ている。
※出典:国立社会保障・人口問題研究所 2021年社会保障・人口問題基本調査


仮にあなたが今27歳だとして、砂金探しに3年かかり、5年つきあったとしたら、35歳まで結婚できないことになる。
それどころか、最後にゴールを決めきる強さがなければ、35歳で放流される可能性すらあるのだ。

この「8年つきあった末に振られ、その半年後に元彼がポッと出の女と結婚した」という元ポスト。
一瞬バズったのでXで見た覚えがある方もいるかもしれない。

女性の立場で考えれば、確かにその元彼はひどい。
でも、元彼を「鬼畜」「最低」とののしったところで現状は変わらないし、これはなにも特別な出来事ではない。
約束のない自由恋愛では、誰にでも起こりうることなのだ。
だからこそ最初から、不誠実な「砂利男」はつかまないに限る。

こうして考えると、そもそもマッチングアプリでの結婚は、ハードルが多すぎる。
なにか1つでも適性に欠けると感じたのであれば、あなたにマッチングアプリ婚活は向いていない。
「プランB」での婚活をおすすめする。

婚活沼にハマらないために知っておきたいこと

マッチングアプリで結婚するのが、いかにハードモードかおわかりいただけただろうか?

ここまで読んで、それでも「自分ならアプリで結婚できそうだ」と思ったツワモノも、始める前にこれだけは覚えておいてほしい。
それは、いつか必ず結婚したいのであれば、マッチングアプリでの婚活には「やめどき」があるということだ。

ここからは、婚活沼にハマらないための注意点を解説していく。

ヤリモク男性が多い現実

マッチングアプリには、そもそも「婚活」目的の男性が少ない。

まずは、ナレソメ総研で実施した「マッチングアプリで活動する目的」についてのアンケート調査結果を見てほしい。

出典:ナレソメ総研

一見すると、「恋活・婚活目的」の男女比率には大きな差はないように見える。
ただし、これは複数回答可の設問だ。

注目すべきは「気軽な出会い(ワンナイト等)」を目的とした男性の多さ。
女性の約3倍、ワンナイトを目的にした男性がいることがわかる。

各マッチングアプリによって多少の差はあるものの、基本的には同じ傾向が出ている。

  • 婚活目的 女性>男性
  • ワンナイト目的 男性>>女性
  • 恋活目的 女性≒男性

この結果からも、正直我々は婚活向きのマッチングアプリなどはないと思っている。
アプリは恋活までだ。

さらに厳しいデータもある。
交際経験が多い男性ほど「ワンナイト目的」で活動している確率が高まるのだ。

こちらは、過去の交際人数別に「気軽な出会い(ワンナイト等)」を目的に選んだ人の割合をグラフ化したものだ。

出典:ナレソメ総研

交際経験が4人を超えた男性では、約半数の46.2%が「ワンナイト目的を含む」と回答している。
確かに、交際経験が0人の男性であれば、気軽な出会いを求める割合は女性とそう変わらない。

だが、あなたが好きになるのは、スマートにお会計してくれ、すてきなデートスポットに連れて行ってくれる男性なのではないだろうか。
そういうことは、交際経験を重ねてこなれた結果、うまくできるようになるものだ。

あなたがアプリで出会って「すてきだな」と思った男性の2人に1人はヤリモク男。
そのことを忘れないでほしい。

7人とつきあう前に撤退すべき理由

結婚相手としてはあなたには手の届かないようなハイスぺモテ男も、ワンナイト目的であれば簡単に振り向いてくれる。

なにせ女性は、「後頭部」や「カフェラテ」の写真にも“いいね”が来るのだ。
ただ会うだけなら、難易度は0である。

その出会いは、男性にとって「結婚文脈ではないから実現しているにすぎない」。
にもかかわらず、女性は「出会えているのだから、次こそは」というわなにハマりやすい。

麻薬のようにやめられなくなる前に、婚活の場を移すことが大切だ。

出典:ナレソメ総研

さらに、マッチングアプリで婚活していたが結婚に至らなかった女性においては、「誰とも会えなくて諦めた」のは2.2%のみ。
「10人以上と出会っているが結婚できていない」人が46.7%に上るのだ。

女性はアプリ婚活において、「会えること」と「結婚できる」ことには大きな断絶がある。そのことはぜひ覚えておいてほしい。

しかも、そのときなまじ会えていたハイスぺモテ男が基準になり、それ以下の男性を「妥協」と感じて受け入れられなくなる。

婚活は、長引くほど沼にハマる。
「過去に出会ったハイスぺ男性より上じゃないと満足できない」とこじらせるが、年齢とともに自分のマーケットバリューは下がっていく。

美容のように、努力した結果が「やってよかった」につながるとは限らない。
努力したからといって目的を達成できる保証がないどころか、やればやるほど、自分が「勘違いオバ」化してしまう可能性をはらんでいる。

引用:「30代からの婚活が地獄化する女性の特徴|オッオッオッウイルスの恐怖」より

では一体いつがマッチアプリの「やめどき」なのだろうか。

それは、「7人」とつきあう前。いや、正確には「7人」とヤる前だ。

ナレソメ総研の調査で判明したのは、女性は交際経験が4-6人のときが「婚活」への意欲のピークであり、交際人数が「7人」という臨界点に達すると、結婚への行動量がガッコーンと激減するということ。

出典:ナレソメ総研

だからこそ、「7人」は超えてはならない臨界点である。

そもそも「7人」もの男性とつきあって結婚できていないということは、その相手は自分には釣り合っていないということなのだ。それを理解してほしい。

あなたに適性があるのであれば、まずはマッチングアプリでの婚活を試してみるのもいいだろう。

ただし「7人」とつきあう前に戦略的撤退をするべきだということだけは覚えておいてほしい。

マッチングアプリでトキメキ中毒に陥り、40代になっても独身。

かつてのようなトキメキを吸い尽くせる男性を待ちわびる、イタい「勘違いオバ」にならないために。

プランBは1年以内に80%が成婚する「結婚相談所」

マッチングアプリ撤退後の「プランB」。それはズバリ「結婚相談所」である。

正直、私たちにとってはプランAだが、「結婚相談所」と聞くと、なんとなく心理的ハードルを感じる方も多いだろう。
実態を知らないままに、「結婚相談所って売れ残りがいく最後のとりででしょ」と思っている方もまだまだ多いと推察する。

ただ実際にはコロナ禍以降、結婚相談所の20代入会者は前年比5割増の勢いだ。
タイパ(タイムパフォーマンス)重視の若い世代が続々結婚相談所に移ってきている。

結婚相談所はその名のとおり「結婚」を目的とした男女が集うフィールドだ。
出会いの提供だけでなく、婚約するまでしっかりサポートしてくれる。

ここが、他の婚活サービスにはない、結婚相談所だけの圧倒的な強みでもある。

実際、「結婚」に向けて理にかなったサービスを提供しているので、結婚相談所ナレソメ予備校の成婚率は81.5%(2024年1~12月実績)
女性の活動期間の平均は7.2か月、中央値は半年である(2024年12月時点)。

▶成婚率について詳しい解説は「結婚相談所の成婚率が10%な理由。いい加減な実態を全て暴露、比較します。<大暴露>

結婚願望のある男女の集まりなので、本当に結果が出るのが早い。
自由恋愛ではつきあってから結婚までに4.9年かかるところ、結婚相談所なら1年あれば、いい人と出会って結婚したいという夢がかなうのだ。

だからこそ今、マッチングアプリでは結婚できないと気づいた賢い若い世代がどんどん結婚相談所へ流れてきている。
少しでも自分のマーケットバリューが高いうちに、結婚相談所で早々に婚活を終わらせるのが、理想の結婚への近道である。

まとめ:アプリか?相談所か?最短で幸せな結婚を目指すなら

ここまで書いてきたとおり、マッチングアプリでの婚活は、「ハードモード」だ。

私たちはマッチングアプリでの婚活は正直おすすめできないと思っている。
それでもマッチングアプリでの婚活をしてみたいのであれば、まずは試してみてもいいだろう。

ただ、おとうふさんのおすすめに則って適切なマッチングアプリを選ぶ必要がある。
なんなら、適切なアドバイスをくれるおとうふさんに指導を仰いでみるのもいいかもしれない。

そして、いつか必ず結婚したいのであれば、絶対に忘れないでほしい。

  • 「7人」とつきあう前に撤退する
  • 後戻りできなくなる前に、「結婚相談所」での婚活に切り替える

当たり前だが、人生の時間は、「婚活」ではなく「結婚相手と向き合うこと」に使うべきだ。
あなたが、賢く最短で婚活を終わらせて、幸せな結婚生活をスタートできることを心から祈っている。

ナレソメノート編集部