結婚相談所のオンラインお見合い完全ガイド|やり方・流れ・成功のコツを徹底解説

「オンラインお見合いって、本当に結婚できる?
と、疑問に思い、ここにたどり着いたあなた。

そんなふうに疑ってしまう気持ちもわかる。
事実、オンラインお見合い「だけ」で結婚することは難しい。
とはいえ、それでもオンラインお見合いを活用しないのはもったいない。

なぜなら、オンラインお見合い「から」結婚することはできるし、結婚の可能性を大きく広げてくれるからだ。

むしろ、地方在住者や転勤族、海外駐在中、今後居住地を移動予定など、なんらかの事情を持つ人にとっては「これ以外にはない」とも言えるほど有益な婚活の始め方でもあるのだ。

筆者も結婚相談所ナレソメ予備校で婚活したのだが、地方在住なので、オンラインお見合いも活用しながら結婚にたどり着いた。
そして「実際にやってみると、なんてメリットが多いんだ!」と感心したものだ。

そんな筆者自身の経験や、オンラインお見合いで出会って結婚したご夫婦のエピソードも交えながら、「オンラインお見合いから結婚に至るまで」をひも解いていく。

オンラインお見合いとはなにか?


まずは「オンラインお見合い」とはなにかを説明しよう。

「オンラインお見合い」は結婚相談所が提供するサービスで、その名のとおりZoomなどの「Webミーティングツールを活用してお見合いを行うこと」だ。

結婚相談所では、マッチングしてから「お見合い」→「仮交際」→「真剣交際」→「プロポーズ」→「婚約」の流れで交際が進む。

その最初のステップである「お見合い」を、リアルで会うのではなく、オンライン上で行うのが「オンラインお見合い」だ。

つまり、「オンラインお見合い」は、それだけで婚活が完結するものではない。
あくまで結婚相談所が提供するサービスの中の一段階でしかないのだ。

だからこそ、オンラインお見合い「だけ」で結婚までたどり着くことはできない。

でも、オンラインお見合い「から」結婚までつなげることはできる。
結婚相談所が提供するサービスだからこそ、本当の本当に、結婚はできるのである。

オンラインお見合いに向いている人の特徴とは?

ではどんな人が活用しているかというと、具体的にはこんな人が使っている。

  • 地方在住で出会いの分母が少なく、遠方も含めて相手を広く探している人
  • 海外駐在中に結婚相手を探したい人
  • 転勤族で、全国転勤OKの相手をエリアを問わず探している人
  • 地元に帰りたくて、地元近辺に住んでいる相手を探している人

お互いが希望すれば条件などはなく誰でも活用できるが、コロナ禍が落ち着いた今、活用しているのは上記のような「直接会いづらい」条件で相手を探しているケースが多い。

そして、もしあなたがこれらの条件に当てはまるなら、オンラインお見合いはすこぶるおすすめだ。

オンライン会議も盛んな昨今、オンラインでの対話に抵抗がない人は増えている。
自分から積極的にオンラインお見合いを希望しているわけではなくても、相手から申し込まれれば受ける、というスタンスの人はわりといる。

「オンラインお見合いOK」や「お相手希望地域:全国」と書かれたプロフィールを目にすることは多かったし、筆者も条件が合えば、普通に「オンラインお見合い」の申し込みを受けていた。

だからこそ、海外駐在者や転勤族など「身近で相手を探すことが難しい人」には、オンラインお見合いはとても強い味方になる。
というよりも、オンラインお見合いでなければ出会えなかったはずのご縁も確かに存在するのだ。
4章「【実録】オンラインお見合いで結婚したカップル3組のリアル体験談」で詳述)

オンラインお見合い後の交際は? 仮交際・真剣交際の進め方

オンラインお見合いをしたからといって、全ての活動がオンラインで完結するわけではない。

お見合いが成功して仮交際が始まった後は、リアルデートももちろん行う。
いわゆる「遠距離恋愛」に突入する形だ。

結婚相手を探すのだから、全く会わずに仲を深めるのは無茶というもの。
お互いの住んでいるエリアを行き来したり、中間地点で会ったりしながらリアルで関係を育んでいくのがセオリーである。

ただ、交通費がかさむので、頻繁に会うのが現実的に難しい場合もあるだろう。
その場合はビデオ通話などで「時間を共有する」工夫をして、距離を縮めているカップルも多い。

そうして仮交際中は楽しくデートを重ね、お互いにこの人と次のステップに進みたいと思えば真剣交際に進む。
そこで具体的に結婚した後の居住地や生活感をすり合わせていく。

それらのすり合わせがうまくいき、お互いに結婚への意思が固まれば、プロポーズを経て、成婚退会に至る。

遠距離恋愛は、自由恋愛であれば大体のカップルが途中でグダグダになりがちで、結婚にたどり着くのは至難の業だ。

しかし、終わりが見えない遠距離恋愛とは違い、結婚相談所の活動には目指すべき共通のゴールがある。
結婚というゴールを見据えて活動しているから、途中でモチベーションを切らさず進めやすいのだ。

なんなら、遠方だからこそさっさと覚悟を決めて入籍してしまうカップルもいるくらいである。
結婚相談所であれば、普通は難しい遠距離恋愛からでも、しっかり結婚につながるのである。

【実録】オンラインお見合いで結婚したカップル3組のリアル体験談


とまあ、いくら語ったところで、実際にオンラインお見合いから結婚した人を見ないと信じられないだろう。

そこで本章では、結婚相談所ナレソメ予備校で、オンラインお見合いから結婚したカップルの事例を3つ紹介する。

百聞は一見にしかず。とくとご覧あれ。

地方婚活の成婚事例

1組めは、地方婚活の成婚事例だ。
北海道と関西の遠距離交際を経て結婚したむっちゃん(24)×しょうたさん(28)夫妻。
オンラインお見合いから始まった2人に、実際に体験してみてどう感じたかを語ってもらった。

むっちゃん:Zoomでのオンラインお見合いは気が楽でしたね。
私たちは兵庫県と北海道の遠距離だったので、「その距離を乗り越えてでも会いたいのか」という一線を越えるかが、先に進める目安になりました。

そこをオンラインで見極められるので、逆に判断がしやすくて良かったと思います。
距離が近かったらお互い「とりあえず会うか」ってマインドかもしれないけど、距離が遠いと覚悟が必要ですから。
「本気だぞ!」と伝えられるのも良いですよね。  

しょうたさん:僕が住んでいる場所が結構田舎なので、ほとんどのお見合いはオンラインで済ませました。
結果、オンラインでも大体の判断はできるなという印象を持ちましたね。
もちろん対面で会えればいちばんいいんですが、選択肢が広がるという価値には変えられません。  

より詳しく2人のエピソードを知りたい方は【結婚相談所体験談】地方婚活も、相談所ならうまくいく。24歳関西美女が、北海道に住む素敵な夫に出会うまで

転勤族の成婚事例

2組めは、群馬×福岡の遠距離恋愛を経て成婚したお2人。
遠距離恋愛に失敗した過去を持つあーちゃん(35)×転勤族が原因で離婚した経歴を持つたかちゃん(35)夫妻である。

過去の失敗を乗り越えて成婚にたどり着いた2人に、成婚の秘訣を聞いてみた。

あーちゃん:活動時は群馬に住んでいました。実は前にも遠距離恋愛をしたことがあって、その頃は群馬から横浜にほぼ毎週末会いに行ってました。

過去の自分を振り返ると、あまり自立してなくて依存気質だったと思います。それで重すぎてフラれて……。
でも結婚相談所では仲人さんのサポートがあって、相談に乗ってもらいながら活動できました。
止めたほうがいいことは止めてくれたし、やったほうがいいことは背中を押してくれて。
遠距離だったけど、途中で自爆することなく活動できました。

たかちゃん:僕は転勤族で、活動時のエリアは福岡でした。

実はバツイチで、前のお相手との離婚理由は転勤問題。
結婚する前から伝えていたものの、いざ転勤となったときにうまくいかず……。

バツイチだと、過去を振り返って結婚に対して思うこともいろいろとありますが、結婚相談所であれば自分の大事にしたいことを話し合った上で進んでいけると実感しました。

遠距離で実際に会った回数は少ないけど、毎日電話やLINEでやり取りしていく中で、人となりをよく知れて。この人となら大丈夫と思えて、結婚に前向きになれました。

より詳しく2人のエピソードを知りたい方はこの動画をチェック

海外在住者同士の成婚事例

最後は、うそのような本当の話。
活動時、シンガポール在住のそらさん(29)×アメリカ在住のYさん(30)の成婚事例だ。
なんと「時差16時間」の国際カップルである。

そらさん:シンガポール在住で国際線のCAとして働いていたので、基本はオンラインお見合いとオンラインデートを活用していました。

入会してプロフィールが公開されたタイミングで、仲人さんが10人ほど合いそうな方を紹介してくださって、その中にいたのがYさんです。婚活中は時差のかねあいでスケジュールがやっぱり大変で……。

正直長くは続けられないなと感じましたが、結果的に2か月半の活動期間で成婚できました。

Yさん:僕は研究員としてアメリカに住んでいて、①アメリカに来てくれる人②年齢が近い人③アメリカに来ても働けるスキルを持っている人を探していました。

正直そんな人いないだろうなと思っていたので、この条件さえ満たしてくれたらどんな人でもいいやと思っていたんですが、思った以上にお見合いの申し込みをしていただけて……。
そんな中でも、そらさんはすてきな人すぎて絶対に逃しちゃだめだと思って、決めにいきました。

より詳しく2人のエピソードを知りたい方はこちらの動画↓をチェック

ぱんだ
ぱんだ

この2人が出会えたのも、結婚相談所の「オンラインお見合い」ならではだぱん!

この3組の実例からわかるとおり、結婚相談所ならオンラインお見合いからでも結婚につながる。
遠距離だろうと、時差があろうと「本当に結婚できる」のだ。

オンラインお見合いを活用したいと考えた人は、この先のHowToまでしっかり読み込んで、幸せな結婚に向けて動いてもらいたい。ここからは、オンラインお見合いを活用するに当たってのメリットやデメリット、成功の秘訣について解説していく。

オンラインお見合いのメリット6選

本当に結婚できることに加え、オンラインお見合いには、実にメリットが多い。
筆者の実体験としても、リアルお見合いと比べても正直「メリットだらけ」だったと感じている。

本章では、筆者自身の経験も踏まえ「オンラインお見合いのメリット」を紹介していく。

遠方の人とも出会える

遠方の人と出会いやすくなることが、オンラインお見合いのなにより大きなメリットである。

海外駐在中にお見合いが決まったからといって、一度も話したことがなく人柄もわからない相手のために、日本に一時帰国するのはなかなかハードルが高い。
というより、時間と金が有り余っている富豪以外にはまず無理だろう。
海外は極端な例だが、国内でも基本は同じだ。

その点、オンラインであれば、遠方の人とのお見合いでもお金も時間もかけずに実現できる。

40分話せば会話の相性は判断できる。
そこで相性が良さそうなら、仮交際に進んで関係を育んでいけばいい。
仮交際に進んでからも、ビデオ通話を駆使しながら仲を深めていける。

婚活において遠方の人との出会いを現実にした画期的なシステムが、オンラインお見合いなのだ。

仮交際率が高い

最初がオンラインだろうとリアルだろうと、結婚できるかどうかに本質的な違いはない。

断られるとしたら、理由は「オンラインかどうか」ではないはずだ。
むしろ、次のステップである仮交際への成立率だけで考えるなら、オンラインお見合いのほうが高い。

IBJの踏査によれば、オンラインお見合いでは約半数が仮交際成立しており、リアルお見合いよりも「20%」も成立率が高いという結果が出ている(※)
出典:IBJ「オンラインお見合い」で約半数が仮交際へ。IBJ日本結婚相談所連盟、自宅での婚活を支援。

理由はさまざまだが、どちらのお見合いも体験してきた筆者の感想としては、オンラインのほうが「相手のデメリットを感じづらい」ことが大きいのではないかと思う。

オンラインお見合いは、いい意味で、相手への期待値が上がりすぎない。
準備や移動にかける労力が大幅に減るし、会う前にそわそわと相手を探す緊張もない。
「こんなに準備したんだからいい人であってくれ」という勝手な期待を抱きづらいシチュエーションなのだ。

また、骨格や体臭などもわからないので、直感的に「タイプじゃないかも」といった感覚も湧きづらい。
「いい人だけど、好きになれなさそう」という「婚活あるある」な感情が湧きづらく、相手へのデメリットを感じづらい。

単純に会話に集中できるので、「もう1回話してみたい」「実際に会ってみたい」という前向きな感情を持ちやすいのだ。

効率よくお見合いできる

時間を効率よく使えるのも、オンラインお見合いのメリットだ。

婚活初期のお見合いフェーズでは、1日に数件のお見合いを組んでいる人も多い。
リアルお見合いであれば、相手によって場所を変えるし、多少時間が押す可能性も踏まえて組むので、お見合いの目安である1時間以上の時間を取っておく必要がある。

気合いを入れて準備して、会う場所まで移動して、1時間話す。
次のお見合いの場所まで移動し、余裕があったらどこかで時間をつぶして相手の予習をする。
男性の場合は、これに加えて席の確保もあるので、さらに時間が削られる。

それが、オンラインお見合いなら移動時間はゼロ。次のお見合いまでの時間も有効活用できる。
家にいるならちょっとした隙間時間でも洗濯や掃除がはかどるというものだ。

なにより、Zoomの場合はサービスのかねあいで40分の時間制限があるので、時間が押す心配もない。
貴重な土日を丸1日つぶさずに、効率よく隙間時間でサクッと婚活できるのだ。

正直、筆者はオンラインお見合いが楽すぎて、「近隣でもオンラインお見合いだったらいいのにな」とすら思ったほどである。

周囲を気にせず話ができる

家で行うので、周囲を気にせず話ができるのも大きな利点だ。

通常、お見合いはホテルのラウンジカフェなどで行うことが多いが、土日のカフェは席が埋まっている。
隣席と近い設計のカフェだと、会話内容がお互いに筒抜け。正直気になる。

こちらの内容が聞こえたら嫌だな……という心配もあるし、知り合いに遭遇する心配もある。
それだけでなく、周囲に声が大きめの人がいたり挙動がおもしろい人がいたりすると、話に集中できないこともあるのだ。

逆に高級ホテルのゆったりとしたおしゃれな雰囲気のカフェなどは、周囲が静かすぎて緊張してしまうこともある。

自宅から参加のオンラインお見合いならリラックスして話せる。
周囲の環境に影響されず、相手に集中できるのも大きなメリットだといえる。

金銭的な負担が少ない

金銭的な負担が減ることも見逃せない。

あなたは、ホテルのラウンジカフェの価格をご存じだろうか。
エリアにもよるが、東京の高いところだとコーヒー1杯2500円くらいするところもある。

お見合いでの飲食代は基本的に男性が支払うので、1回のお見合いのカフェ代だけで5000円かかることもあるのだ。
それだけあればお酒を飲みに行けるし、そこそこいいお肉だって買える。
それがお見合いのたびにかかるのだから、男性側にはけっこうな負担である。

女性にとっても、一度きりしか会わないかもしれない人におごってもらうには、かなり気が引ける金額だ。
懐は痛まなくても、心がすり減るのである。
そのため、女性もお礼として手土産を用意する人は多いが、直接会わないのならその準備も必要ない。

交通費だってちりも積もればバカにならない。
お互いに金銭的な負担が減るならば、申し込みも申し受けも、より気軽にできる。
チャンスも増えるというものだ。


そう、オンラインお見合いは、単なるリアルお見合いの代替手段ではない。

「遠方でも出会える」「仮交際率が高い」「時間もお金も節約できる」など、リアルにはない大きなメリットを持っている。

筆者としては、オンラインお見合いのメリットを、もっと多くの人に知ってほしいと心から思っている。

オンラインお見合いの注意点とデメリット

ここまで、オンラインお見合いのメリットを紹介してきた。

やってみた体感としてはメリットの方が圧倒的に多いと感じているが、デメリットももちろんゼロではない。
とはいえ、あらかじめ注意点を理解し、対策さえしておけば、大きな問題にはならないはずだ。

本章では、「オンラインお見合いのデメリット」を解説する。

機材トラブル

初歩的なことだが、オンライン環境には機材トラブルがつきものである。

ちょっとした設定のミスやインターネット環境の不具合で

  • 音声が聞こえない
  • カメラが映らない
  • 通信が途切れる
  • 画像が固まる

そんなオンラインならではのトラブルが起こることがある。

ちなみに筆者も、オンラインお見合い中に音が聞こえなくなるトラブルが発生した。
パソコンだけでなくスマホからもZoomに入り、画面はPCで、音はスマホで流すことで事なきを得た。

このような機材トラブルは、事前に仲人とリハーサルしておくことでかなり防ぐことができる。
ぶっつけ本番は論外だが、よっぽどの機械音痴でない限り、そこまで心配する必要はないだろう。

オンラインならではのコミュニケーションにコツがいる

対面であれば自然にできるやり取りも、オンラインだと微妙にズレることがある。

オンラインミーティングの経験がある人なら、なんとなくおわかりではないだろうか。
話そうと思ったら相手とかぶってしまったり、相手の番だと思って待ったら変な間が生まれてしまったり。

そういったささいなコミュニケーションのすれ違いは、確かに起こる。
対面であれば視線や声のトーン、ちょっとした前傾姿勢などの非言語コミュニケーションから伝わる相手の感情が、オンラインでは伝わりづらいのだ。

実際、筆者もほとんど微動だにしない相手に向けて話しているときには、「あれ? もしかして音声聞こえてないのかな?」と不安に感じたことがある。

リアルお見合いではこういったことを感じたことがないので、頻繁にうなずかれなくても目が合っていることで安心している部分があるのだと思う。

だから、オンラインミーティングなどを全く行ったことがないという人は、まずはオンラインならではの感情表現やコミュニケーションのコツをつかむ必要がある。

とはいえ、これは慣れさえすれば解消できることでもあるのだ。
機材チェックと合わせて、担当仲人にオンラインお見合いの練習をしてもらうことをおすすめする。

次章の「オンラインお見合い成功の秘訣」パートで、どう立ち振る舞うべきか詳しく解説するので、読み込んでもらいたい。

伝わる情報量が少ない

画面を通しての対話になるので、直接会うよりもどうしても伝わる情報量が少ない。

体格や体臭、肌や髪の質感など、リアルでなら感じ取れる情報がほぼわからないと言っていい。
これに関しては、確かに努力では超えられない壁がある。

異性に対しては、そういった身体感覚も込みで好きになるものだ。
それが良くも悪くも見えないので、初対面で一目惚れするような強い引力は生まれにくい。

これだけは正直どうにもできないので、オンラインでは、対話を重ねながら徐々に関係を育んでいく必要がある。

ぱんだ
ぱんだ

逆に言えば「好きになれない」というジャッジも下しにくい状況ぱん。

オンラインお見合い5つの成功の秘訣

オンラインお見合いのデメリットを読んで、ひるんでしまった方もいるかもしれない。
しかし、機材や環境、コミュニケーションのコツをつかんでしまえば、オンラインお見合いの成功はそんなに難しいことではない。

そこで本章では、結婚相談所ナレソメ予備校の仲人が会員にアドバイスしている「オンラインお見合い5つの成功の秘訣」を紹介する。

  1. ライバルはリアルで会える相手と思って臨む
  2. 角度や照明で印象に差をつける
  3. 対面の2倍以上の笑顔を意識する
  4. 家だからといって、服装の油断をしない
  5. 背景に気を配る

本章を読み込み実践することで、オンラインお見合いを成功に導いてもらえればと思う。

それでは早速解説していく。

ライバルはリアルで会える相手と思って臨む

まずはテクニックの前に「心持ち」の話。
これは筆者の活動中、実際に仲人に言われたことでもある。

あなたの希望で遠方の相手を希望している場合、あなたのライバルは「リアルで簡単に会える距離にいる人たち」だということを意識してほしい。

リアルで頻繁に会えるライバルと比べて、伝わる情報量が違う中で、そのライバルに負けないように印象を残さなくてはならない。
「次に繋がっても繋がらなくてもどっちでもいいや」と思わせないよう、心地よい会話や雰囲気を作ることが大切である。

遠距離の場合は、交際後に相手にも時間的・金銭的コストがかかってくる。
だからこそ、この考え方は仮交際につながった後にも役に立つ。

ライバルは「会うのに時間・金銭的コストが低く、かつガンガン会おうとしてくる相手」と想定し、より上手なコミュニケーションを取ることを心がけてもらいたい。

具体的には、「また会いたい人の3Kを意識する」ことだ。

3Kとは

  1. 共通点探し
  2. 興味・共感を示すこと
  3. 好意をすなおに伝えること

である。

お見合いで有効なコミュニケーションはリアルでもオンラインでも大きくは変わらない。
お見合い成功の必殺テクニックは、こちらの動画を見てもらえればより深まるだろう。

角度や照明で印象に差をつける

ここからは具体的なテクニックの話に入っていく。

オンラインお見合いの成功には、カメラ「映え」が欠かせないポイントだ。
具体的には、「照明」と「角度」である。

まず照明はマストアイテム。顔色が明るくなり、清潔感がアップする。
2000~3000円程で買えるので、オンラインお見合いを行うのであれば、今すぐにポチっておいて損はない。

美しい芸能人ですら大量の照明を当てられて撮影するのだから、印象をよく見せたいのであれば、必須中の必須アイテムだ。

さて、どちらの女性が明るくさわやかで性格がよさそうに感じるだろうか。

右を好印象に感じる人が多いと思う。
画面の明るさだけでこんなにも印象が変わるのだから、ライトの重要性がわかる。

そもそも結婚相談所のプロフィール写真は、スタジオで照明を当てられて撮影するので明るいものが多い。
相手はその印象をイメージしているので、オンラインといえどマイナスのギャップがないように準備するべきだ。

そして、カメラのアングルにも注意してほしい。
どちらとなら次に進みたいと思えるだろうか。

圧倒的に右である。

結婚相談所ナレソメ予備校の会員でも、下からの画角でオンラインお見合いにのぞみ、仮交際を断られまくっていた女性がいた。
仲人のアドバイスで画角を変えて、上から映すようになってからバンバン仮交際につながるようになったのだ。

また、首から上しか映っていなかったり、ドアップで顔だけが映っているということも、やりがちなミスである。

パソコンであれば、本を積み重ねて高さを出してもいいし、スマホならスタンドを使って、カメラの角度や映り方にはぜひ気を配ってもらいたい。

リアルであれば機材で印象をよく見せるなんてできない技である。
こんなちょっとしたことでガラッと印象が変わるのは、オンラインならではのメリットともいえるかもしれない。

対面での2倍以上の笑顔を意識する

あなたは自分がニッコニコな自信があるだろうか?

オンラインお見合いでは、対面時の2倍以上の笑顔やリアクションを意識する必要がある。特に真顔になりがちな男性には気を付けてもらいたい。

オンラインではどうしても細かい動作や仕草が伝わりづらい。
そういったことからか、対面であれば普通にコミュニケーションを取れるのに「オンラインだと怖い」と言われる人がいる。

相づちやうなずきは「あなたの話を聞いていますよ」と示す態度として有効だ。
ただこれ、いつもどおりにしているとオンラインでは全く伝わらない。
自分の想像以上に「反応のない人」になるのだ。

そうなると、相手は「話聞いてくれているかな……」と不安に思ってしまう。
相手の話に共感したら、しっかりと笑顔でうなずき、ちょっとオーバーかな? と思うくらいリアクションしてちょうどいい。

そして、相手が入室する前から口角を上げておくことも忘れずに。
第一印象が大事な婚活で、最初にヘの字口はいただけない。

忘れがちなポイントなので、ぜひ気をつけてもらいたい。

家だからといって、服装の油断をしない

家でのお見合いだからといって、油断してゆるっとラフな服装をするのは絶対にNG。

リアルお見合い同様、きちんと感を大事にしよう。
服装や身だしなみを整えることで、相手への誠意も伝わるものだ。

女性はオフィスカジュアル〜きれいめワンピースくらいのイメージがちょうどいい。男性はジャケット着用必須である。

また、背景とのバランスも重要だ。
白い壁の前で白いブラウスを着ると同化してしまうため、背景を意識した服装を選ぼう。

左は服が壁に同化してしまっている。
壁と服の色は変えたほうが、人としての立体感や視覚情報の華やかさが増すのでおすすめだ。

情報が伝わりづらいオンラインお見合いだからこそ、相手が見える視覚情報には最大限気を配って準備してほしい。

背景に気を配る

基本は家で行うので、背景に映るものにはあなたの生活感が反映されている。
ここにもぜひ気を配ってもらいたい。

いちばんやってはいけないのが、自分の自然体を知ってもらおうと、いつもどおりのごちゃっとした部屋が映る場所でお見合いを行うこと。実に印象が悪い。

背景は白い壁だけでなんの問題もないので、基本は「壁の前を死守」である。

印象をより良くしたいなら、観葉植物などのグリーンを入れるのがおすすめだ。婚活写真の背景にもよく入っているが、グリーンが入ることによって爽やかで明るい印象が増す。

また、もし部屋が汚く、壁すら死守できない場合は、バーチャル背景でもOKだ。
あまりに変わったものはおすすめしないが、デフォルトで入っている宇宙や富士山などであれば問題ないし、好きなものにしておくと会話のとっかかりになる可能性もある。

ただし、男性はあまり気にしないが、女性の中には相手の背景までチェックしている人も一定数いる。
バーチャル背景だけが理由で断られた話を聞いたことはないが、本人の印象との合わせ技で「部屋も汚いのかな?」と勘繰られる可能性もなくはない。

いちばん無難なのは、やはり白壁ではある。

ぱんだ
ぱんだ

意味もなく謎すぎるバーチャル背景を使うのはやめておくぱん!

また、自宅以外でのオンラインお見合いは、基本的にはおすすめしない。

静かでプライバシーが守れ、ネット環境のいい場所を用意できるのであれば問題ないが、カフェなどは周囲の音が入るので避けたほうがいい。

駅にあるような個室ブースは、ネット環境が良くないことも多い。
使う場合は事前にZoomでのミーティングに耐えうるかどうかをチェックしておく必要がある。

さて、ここまでオンラインお見合い成功のコツを語ってきたが、ざっくりまとめると「視覚情報に気を配ること」が大切。
情報が伝わりづらいからこそ、見える範囲では最大限に気を配り、オンラインお見合いを成功に導いてほしい。

オンラインお見合いに強い結婚相談所の選び方

ここまで読んで、「オンラインお見合い、やってみようかな」と思った方も多いかもしれない。

そこで大事になってくるのが結婚相談所選びだ。
残念なことに、オンラインお見合いのリハーサルや遠距離交際中の細やかなサポートといった対応は、どこの結婚相談所でも受けられるわけではない。
むしろ、そこに強い結婚相談所はかなり限られている。

本章で記載する内容を読んで、入会する結婚相談所は慎重に検討することをおすすめする。

全国に会員がいる

まずは「全国対応している結婚相談所」を選ぶこと。
そもそも、遠方の人も含めて相手を探すなら、ここは大事なポイントになってくる。

全国に自社会員がいると、結婚相談所内で相性の良さそうな会員を紹介できる確率が高まるのだ。
遠方の人を全て自分で探すのには限界がある。

先に紹介したシンガポールとアメリカの成婚カップルはまさにそれで、紹介がなければお互いに出会えていなかっただろう。
仲人のプッシュがあると、申し受け側もOKしやすいのが強い。

ちなみに結婚相談所ナレソメ予備校では、全国に自社会員がいることを活かしてオンラインマッチングパーティなども開催している。

例えば

  • 「東海・中部・北陸・東北に在住可能な男女」とエリア指定したオンラインマッチングパーティ
  • 将来的に全国へ在住可能な方向けのオンラインマッチングパーティ

などエリアや条件を絞った出会いの場も用意している。

こうした出会いの場を設けられるのは、全国に質の高い自社会員が多くいるからこそだ。

オンラインマッチングパーティまでやる結婚相談所は限りなく少ないとは思うが、全国に会員がいるかどうかはぜひチェックしてもらいたい点である。

遠距離成婚の実績がある

「遠距離成婚の実績がある結婚相談所」を選ぶことも重要だ。

オンラインお見合いだけであれば、どこの結婚相談所も多少のノウハウは持っているかもしれない。
でも問題は、その後の遠距離における関係構築である。

そこのサポートのノウハウが結婚相談所にないのであれば、けっきょくは本人たちが自力で遠距離交際を進めていく必要がある。
お互いに結婚をゴールにしているとはいえ、かなりハードルが高い活動になってしまうだろう。

結婚相談所ナレソメ予備校では、国内外の遠距離成婚実績に加え、遠距離恋愛を専門に研究していた恋愛心理学者・山崎がサポートを行っている。

毎月「恋愛心理学ゼミ」を行ったり、LINEグループで個別の質問に回答しているので、遠距離恋愛の関係構築についてもバッチリ対応しているのだ。

そこまでのサポートをしている結婚相談所は他になかなかないにせよ、遠距離成婚の実績があるかどうかは必ず確認したほうがよい。

サポート頻度が高い

遠距離交際はどうしても不安を抱きやすい関係性である。
だからこそ、サポート頻度が大切になってくる。

月1回の定例面談だけでは、あなたが困っている「そのとき」に相談ができない。
不安になったときにすぐ連絡できたりアドバイスをしてくれなければ、サポートの意味がないのだ。

結婚相談所ナレソメ予備校では9時~22時までLINEでのサポート対応が可能。仲人のレスが早いことにも定評がある。
困ったときには電話や緊急面談を開いてくれたりもする。

遠距離交際では、通常の交際以上にサポートが大切になってくる。
不安になったその瞬間に頼りになる結婚相談所を選ぶことをおすすめする。

会員同士のコミュニティがある

不安なとき、自分と同じ状況の人と話せると安心するという人も多いのではないだろうか。
会員同士のコミュニティがあると、それがかなうしノウハウを共有し合うこともできる。

結婚相談所ナレソメ予備校では、女子会と男子会をそれぞれオンライン・オフラインで開催している。

筆者も遠方の人と仮交際中に女子会に参加して、遠距離交際中の女子会員たちと励ましあえた経験がある。
あまり同じ状況の人が周囲にいないからこそ、女子会でいろいろと話を聞けて安心したものだ。

そもそも婚活は孤独な戦いなので、婚活仲間と話せるだけでもかなりありがたい。
遠距離交際中であれば、なおさらではないだろうか。

しかも、成婚退会後も参加できるので、もし居住地を移す可能性があるのであれば、なおさらおすすめである。
友人がいない土地に引っ越しても、継続して参加できるコミュニティができるのだ。

会員同士のコミュニティがある結婚相談所は少ないと思うが、あるところを選ぶと、よりメリットがあることを、婚活経験者の実感として伝えたい。

まとめ:オンラインお見合いは「結婚できる」新しい出会いの形

出会える相手の幅が広がる、オンラインお見合い。

オンラインお見合いによって運命の相手と出会い結婚した事例は、結婚相談所ナレソメ予備校では珍しいことではない。

一方で、オンラインコミュニケーションや遠距離交際には、リアルでの活動以上にコツがいるのも事実。
出会うだけでは、結婚までたどり着けないのだ。

一口に結婚相談所といっても、オンラインサポートに強みがある結婚相談所は意外と少ないもの。
オンラインお見合いを見据えて婚活を始めるのであれば、ぜひオンラインサポートに強い結婚相談所を選んでもらいたい。

地方での婚活を実体験した筆者としては、オンライン婚活や遠距離交際をするのであれば、ぜひ結婚相談所ナレソメ予備校を頼ってほしいとも思っている。

ナレソメ予備校なら、

  • 全国に広がる会員ネットワーク
  • 遠距離成婚の豊富な実績
  • 手厚いサポート体制
  • 仲間と励まし合えるコミュニティ

が全てそろっているからだ。

結婚相談所ナレソメ予備校は、オンラインお見合いで運命の相手に出会いたいあなたを全力でサポートする。


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ナレソメノート編集部