結婚相談所はバツイチが結婚しやすい?再婚者向けの結婚相談所を徹底比較

離婚の理由でよく聞かれる、「価値観の擦れ違い」なんて、きれい事だと思う。
一度は永遠の未来を誓って家族になった相手と、他人になる選択を取る。その選択はあなたにとって、重いものだったはずだ。
もう二度とあんな思いをしたくない、という方がほとんどだろう。
「離婚」に至るまでの擦れ違いは大抵、両者に責任がある。
どちらか一方が決定的に何かに欠けていたというよりは、結婚をして家族になって気づいた、「絶対に合わない何か」が浮き彫りになった結果、そこを受け入れられなくなった、ということのほうが多い。
どちらかが悪いんじゃない、「合わなかった」のだ。
人はみんな、結婚したら、自然に家族になれるのだと思っている。だけど、そうじゃない。それは、あなたがいちばん実感していることではないだろうか?
悩んで、迷って、傷ついて、そして――手放した。
これは、そんなあなたがもう一度“幸せな未来”を手に入れるための記事。
今度こそ、本当に“家族”になれる相手と出会うために。
もう二度と失敗しないために、この記事を通してあなたの人生が変わるきっかけをつかんでほしい。
「バツイチでも結婚相談所で再婚できる?」
そんな疑問や不安から、このページにたどり着いたあなた。
安心してください。実は、結婚相談所は再婚相手を探す場として最適なんです。
特に、「婚姻中の不倫などの有責事由がなく子どもがいないバツイチ」の場合は、未婚者以上に人気会員となることもよくあります。

×1(バツイチ)じゃなく、+1(プライチ)と言ってもいいくらいだぱん。
そして実は、結婚相談所ナレソメ予備校の運営陣は、バツイチ婚経験者ぞろい。

バツイチ本人にとっての婚活上でのメリットも、バツイチを結婚相手に選ぶメリットも、身をもって実感しているので、アドバイスが具体的で解像度が高いと評判です。
この記事では、結婚相談所が再婚の手段としてどれだけ有利なのかを、具体的なデータや事例を交えながら詳しく解説していきます。
バツイチの婚活こそ結婚相談所がお勧めな理由
「1回結婚に失敗しているし、年齢も上がっているし……こんな私でも、これから新たにいい人と出会えるんだろうか」
そんなふうにバツイチであることを自分自身が引け目に感じてしまい、不安や迷いからなかなか再婚婚活への踏んぎりがつかないという人は、実際、少なくありません。
しかし、今や全ての結婚の約4組に1組が再婚カップル(※下図参照)。つまり、バツイチで婚活するのは全く珍しいことではないのです。
データ出典:厚生労働省「人口動態統計(2022年) 夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた年次別婚姻件数及び百分率 」(e-stat)
特に結婚相談所での婚活は、その仕組みがバツイチの方に非常に向いています。
ここからその理由を掘り下げていきます。
バツイチの成婚率は未婚者よりも高い
なぜ結婚相談所が「バツイチの婚活に向いている」と言えるのか。
まず大前提として、結婚相談所でのバツイチは、「未婚者やバツ2以上の人など、全てをひっくるめた中で、最も成婚率が高いから」です。
出典:IBJ「成婚白書2023」
上の表は、日本最大級の結婚相談所連盟であるIBJが公開しているデータですが、男女ともバツイチ>未婚>バツ2以上の順に成婚しやすいことが明らかです。
特にバツイチ男性の再婚成婚率の高さは目を引きますね。
この傾向は、結婚相談所におけるプロフィールやマッチングプロセスが、再婚希望者のニーズに適しているためと考えられます。
バツイチであることを最初からオープンにして活動できる
結婚相談所で公開するプロフィールには婚姻歴や子どもの有無を記載する欄があるので、バツイチや子持ちに理解のある人と効率的に出会うことができるのも、大きなメリットです。
そもそもバツイチの婚活でネックとなりやすいのが、「いつバツイチであることをお相手に告げるか」問題。
早すぎれば「そんなプライベートな重い話を聞かされても……」と引かれかねないし、交際が進んでからだと「そんな話、聞いていない」と誠実さを疑われたり、相手が未婚者希望なことを初めて聞かされあえなくご破算になってしまったり……といったリスクと隣り合わせです。
その点、結婚相談所では、自分の状況もお相手の希望も、プロフィールの段階で確認ができます。
例えば、IBJのプラットフォームでは以下のような項目があり、それぞれクロス検索が可能です。
婚姻歴 ▢初婚 ▢再婚 ▢再々婚以上
離婚理由 ▢生別 ▢死別
子供の有無 ▢なし ▢あり(同居) ▢あり(別居)
再婚者との結婚 ▢構わない ▢難しい ▢お相手による
すでにプロフィール上で婚姻歴を明らかにしているため、あなたがバツイチであることを承知のうえでお見合いを申し込んでくれた人、申し込みを受けてくれた人と出会えます。だから、告白のタイミングに悩む必要がありません。
また、あなたがお見合いを申し込む際にも、バツイチとの結婚に対するお相手の考え方を確認したうえで検討できます。
再婚者との結婚を「構わない・お相手による」という人に絞って狙いに行くもよし、「再婚者との結婚は難しい」と書かれているけれどダメ元でチャレンジしにいくもよし。
効率的・戦略的に婚活が進められるのが、結婚相談所での再婚婚活のメリットなのです。
婚活のプロのサポートが得られる
結婚相談所では、婚活のプロである仲人が伴走し、さまざまなサポートを提供します。
再婚のための婚活では、離婚に至った理由を整理し次に生かすための内省と自己理解が不可欠ですが、自分1人で向き合うのはなかなか難しいもの。
プロの客観的な視点を活用することで、再婚に向けた課題をクリアしやすくなります。
一度は一生のパートナーとして選んだ人と離婚に至った経験から、人を見る目に自信をなくしてしまったバツイチの方も多いのですが、仲人は、離婚理由をあなたと一緒に整理・分析し、次に選ぶべき相手像を具体的にアドバイスすることができます。

モラハラや浮気性などの相手に魅力を感じやすい、人を見る目がない自覚があるタイプは特に、プロの客観的な視点を通すことをおすすめするぱん。
そのため、私たちナレソメ予備校には、「リトライ前マリッジチェック」(オプション。5章で詳述)があります。
これは恋愛心理学に基づいた診断で、あなたのコミュニケーションスタイルと認知スタイルを分析します。同じ道をたどらず、次こそ最適なお相手と幸せな結婚生活を営むために、自己理解を深めるのに役立つと、非常に好評です。
また、お子さんがいる方の場合、お子さんとの相性や引き合わせ方など、自分の意思だけで決められた初婚のときとは異なる課題が出てきます。
特にお子さんが幼いときにはお見合いや交際に掛けられる時間にも制約がある方も多いのですが、めんどうな日程調整などを仲人に任せることで、効率的な婚活が可能です。
他の出会いよりも効率的
再婚を目指す方にとって、結婚相談所は他の出会いの方法と比較して圧倒的に効率的な手段です。
マッチングアプリや婚活パーティー、知人の紹介など、さまざまな婚活方法がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
マッチングアプリは、安価で手軽なため利用者が多いので広く相手を検索できる反面、気軽な恋愛相手との出会いを求める層が中心で、真剣な結婚を望む相手に巡り会うのはなかなか難しいもの。プロフィールにも保証がなく、年収や職業を詐称していたり、独身を装った既婚者が紛れていることも多々あり、率直に言って「婚活」を行うには不向きです。
婚活パーティーは、気軽に参加でき、確実にお相手候補と出会って話せるメリットはあります。しかし実は、参加者の結婚への本気度には濃淡があり、プロフィールの確認も年齢以外の年収・職業・婚姻歴などは自己申告。そのため、再婚を真剣に考える人にはミスマッチになりがちです。
知人や友人の紹介は、仲介者が信頼に足る人であれば、お相手の素性や人間性への信頼度は高くなりますが、選択肢がごく限られるため、紹介された人が自分に本当に合った相手なのか納得感を得にくいのが難点です。
これらの課題を解決するのが、効率的かつ信頼性の高い出会いを提供する結婚相談所です。
全員が真剣に「結婚」を目的に入会していて、証明されたうそのないプロフィールを公開し、お相手候補約45,000人(※IBJの会員数2024年1月時点)の中から、事前にプロフィールや価値観を細かく確認したうえで、仲人のサポートのもとにマッチングが行えます。
他の婚活方法に比べて、金銭的コストが高いのが難点ですが、スムーズに再婚を目指す方にとって、理想的な選択肢といえるでしょう。
バツイチが結婚相談所で人気な理由
確かにバツイチは、一度結婚に失敗していますが、そのことが結婚に不向きだということには直結しません。
その経験を糧に成長したバツイチの方は、実は初婚のとき以上に結婚相手として望ましいと感じられる魅力にあふれているんです。
お相手側から見たバツイチの魅力を、4つの観点からひも解きます。
外見のレベルが高い

バツイチであるということは、すでに一度「この人と結婚したい」と思われた経験があるということです。つまり、結婚相手としての魅力を備えている実績があるとも言えます。
特に初婚では恋愛を経て結婚に至るケースが多いため、恋愛市場で重視される「外見」レベルは、異性から好印象を持たれやすいバツイチの人が多い傾向にあります。
結婚相談所でも、まずはプロフィール写真を通じて第一印象が判断されます。
清潔感がありTPOをわきまえているなど、一定の水準に達しているバツイチの方は「すてきな人だな」と好感を持たれやすく、お見合いが成立しやすい傾向にあるのです。
深い関係構築の経験がある
更に、バツイチは一度結婚生活を送り、1人の人間と深い信頼関係を結ぶ経験を積んでいます。
異なる環境で生まれ育ってきた他人同士が結婚し、新たな家族として生活をともにするのですから、擦れ違いやけんかをしたり、トラブルが起こったこともあったでしょう。
これが単なる恋人や友人であればあっさり疎遠になってしまうようなトラブルだったとしても、結婚相手はそう簡単に別れておしまいにはできません。
言葉を尽くして、なんとかお互いに納得できる道を探り、協力して解決していく方法を模索してきたはずです。
最終的には離婚という形を取ったにしろ、その経験は次の相手とよりよいコミュニケーションを取るための糧となっています。
現実的な結婚観・異性観を持っている
バツイチは、すでに実際の結婚生活を経験し、現実的な視点を持っているので、相手に対して理想を押し付けず、無理のないパートナーシップを築きやすいです。
恋愛というある種のハレの状態と比べ、結婚は日々の生活であり、日常(ケ)。
外ではパリッとおしゃれな人でも、家ではすっぴん・ヨレヨレ部屋着で気を抜いて過ごしたいこともあるでしょうし、LINEのやり取りも、いつの間にか愛の言葉よりも、「ゴミ捨てお願い」とか「今日、残業してくるからご飯いらない」といった業務連絡的な報・連・相の会話が中心になってきます。
そんな飾らない日常としての結婚生活を経験しているバツイチは、良くも悪くも理想と現実の違いをしっかり認識していて、異性に対する過剰な期待も抱いていません。
現実離れした王子様を理想に掲げていないバツイチ女性は、男性に余計なプレッシャーを与えないため、好感を持って受け止められやすいのです。

現実の女子はトイレも行くしおならもするし、放っておけばすね毛も生える。初婚男性は「女の子は何もしなくても完璧ぴかぴか」という幻想を持ちがちぱん。
経済的・精神的に自立している
結婚相談所会員のバツイチは、元配偶者と別れ、1人で生きていくことを決意できる精神的強さと、現状、自分の生活をまかなったうえで、結婚相談所に入会できるだけの経済力があります。
配偶者に不満を抱きつつも経済的・精神的不安から離婚できないでいるような依存性の強い人柄よりも、自立した大人として覚悟を持って離婚を選択できる人のほうが、人生のパートナーとして好ましいと感じる人は多いでしょう。
結婚相談所でのバツイチ婚活のよくある懸念
このように結婚に向いた魅力がたくさんあるバツイチですが、初婚の際にはなかったハードルがどうしても出てきてしまうのは否めません。
中でも大きいのが、次の3点です。
- 離婚理由の説明
- 子どもの存在
- 初婚希望者とのマッチング
1つずつ対策を見ていきましょう。
離婚理由は必ず聞かれる
バツイチの再婚婚活では、離婚理由を説明する場面が避けられません。お相手を安心させるためにもできるだけ早いタイミングで、誠実かつ簡潔に説明しましょう。
ただし、この場面は単なる確認事項ではなく、実はあなたの人間性や前向きな姿勢をアピールできる大きなチャンスでもあります。
ポイントは、「その経験から何を学び、どのように成長し、これからの人生をどう歩んでいきたいか」を伝えること。
他責的な態度は、どんな事情があっても婚活においてプラスにはなりません。
離婚原因別に効果的な伝え方を解説します。
円満離婚の場合:価値観の不一致や将来の方向性の違いが原因で、お互いに納得の上で別々の道を選んだ場合は、自分からあっさりと話を切り出すのがおすすめです。
例えば、「生活をともにする中で子ども(金銭感覚、生活スタイル……など)に関する価値観の違いが明らかになり、お互いの幸せを考えた結果、円満に離婚しました」と率直に伝えつつ、「次の結婚では、価値観を擦り合わせながら信頼関係を築くためにも、しっかりコミュニケーションを取っていきたい」と前向きな意欲を示しましょう。
過去の経験を次に生かそうとする姿勢は、プラスアピールにつながります。
相手有責での離婚の場合:離婚理由が元配偶者の浮気や金銭問題、DVなどだった場合、相手の非を強調したくなりますよね。
その気持ちはよく理解できるのですけれども、不満や愚痴はぐっと飲み込んで、そこを責めすぎずに理性的に説明することが、これからの婚活をうまく進めるためにはとても大切です。元配偶者への攻撃的な言葉や愚痴は避け、冷静で大人な対応を心がけましょう。
「元配偶者の不誠実な行動が理由で離婚した」と正直に伝えながらも、「そのような状況に気づかなかった自分にも改善すべき点があったし、今後のパートナー選びでは誠実さを重要視していきたい」といった自己成長の姿勢をアピールすると、次のお相手に好感を持たれる可能性が高まります。
浮気や暴力のような明らかな非が相手にあったとしても、夫婦の間では責任が0:100ということはないですよね。少なくともあなたにも、その人を配偶者として選んだ責任はあるわけです。
ネガティブ思考、他責、愚痴っぽい。そんな印象を与えるのは、婚活においてはマイナスしかなりません。被害者意識が出てしまわないよう、自己理解と自己受容を進めましょう。

元配偶者への不満や愚痴は、お見合い相手ではなく仲人に吐き出すといいぱん。
自分有責での離婚の場合:あなた自身に明確な非があった場合、まずはその責任を誠実に正直に認め、そのうえで克服のプロセスを示し、信頼を得る必要があります。
「私も悪かったけれど、相手だって……」と自己弁護したくなったり、ごまかしたくなったりするかもしれませんが、そういった態度は不誠実さの上塗りにしかなりません。
特に婚姻中の不貞行為が離婚原因の場合、正直に言って結婚相談所での婚活は厳しい状況になりがちです。それでも隠したりうそをついたり、小手先でごまかすのは、後々の大きなトラブルの元。慰謝料の支払い等についても、早めに告げていきましょう。
状況を知ったうえで、過去を反省して成長したあなたを受け入れてくれる相手でなければ、どのみち幸せな再婚にはつながらないのです。

と言っても、自分有責で離婚して結婚相談所に婚活しに来る人は、正直ほとんど見ないぱん。
離婚理由の説明には、誠実さと前向きな姿勢がなによりも重要です。
お相手に安心感を与えるためにも、事前に担当仲人とじっくり相談し、自分の言葉で分かりやすく整理しておきましょう。
また、仲人を相手にお見合いの場を想定したシミュレーションを行うことで、スムーズに説明できる準備を整えておくと安心ですね。
子どもの存在
結婚相談所での婚活では、子どもの有無や同居・別居の状況は、成婚しやすさに大きく影響します。
データ出典:PRTIMES/IBJ「「婚歴あり」の成婚しやすさは100%を超える。成婚者の7割以上が“運命のお相手と結婚できた”と回答。」
それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。
子どもがいない場合:婚姻歴だけなら気にしない人が多い
子なしバツイチの方は、比較的スムーズにお見合いや交際、成婚へ進む傾向があります。
特に、価値観の不一致や性格の相違といった理由での円満離婚の場合、過去の経験がむしろ「大人としての成長」に繋がっていると前向きに捉えてくれるお相手も多いです。
子どもがいる場合(同居):相手候補が絞られる
あなたが子どもと同居している場合、お相手に子どもを含めた家庭を受け入れる覚悟があるかどうかが重要になります。
婚姻歴は気にしないけれども、連れ子はNGという人はある程度いますし、自分だけでなく子どもとの相性も考慮しなければならないので、お相手の候補が絞られるため成婚率がやや落ちるのは事実です。
けれども、上のデータを見ると「思ったよりも低くない」と感じませんか?
特にシングルファーザーは、子なし以上に成婚率が高いんです。
子どもがいることで、単なるバツイチ以上に家庭的な温かさや責任感、家庭運営の実績をアピールできる点は、逆に強みになり得ます。

「結婚すれば、子どもたちは、すでに生を受けているだけで、彼女と私の子どもであることに変わりはない」って言い切れる、うちの山崎みたいな相手を探すぱん。
子どもがいる場合(別居):親としての適性を問われるケースが多い
一方で、残念ながら、子どもが元配偶者と暮らしている場合、特に女性にとってはかなり厳しい婚活になります。
離婚後には父親が養育費の支払いを、母親が実際の子の養育を、それぞれ担当することが多いため、母親が健在なのに父親が養育している場合「よほどワケありなのではないか」と思われがちなのです。
「自分と結婚して子どもができたときに、母親としての責任感や子どもへの愛情は問題ないのか」という相手の疑念を払拭するためにも、そうした選択を取った理由と、離れていても子どもとは誠実に向き合っている姿勢を伝えましょう。
男性の場合は、養育費の支払い金額・期間、子どもとの面会の頻度やその際の元妻との関わり方については説明は求められますが、養育費が新生活を圧迫しないだけの経済的余裕をアピールできれば、そこまで問題視されないことが多いです。

子ありバツイチと結婚した立場から言わせてもらうと、前妻の元にいる子どもの「養育費の請求を無視している(支払っていない)」、「興味がないから会っていない」というのは、人格を疑う。あたかもメリットであるかのように語る男性がまれにいるけど、まともな女性なら「父親としての適性」を感じられず、とてもじゃないけど家族にはなれないと思うはずだよ。
相手は初婚希望者が少なからずいる
結婚相談所の会員の85〜90%は初婚者です。そのため、「できれば結婚相手は初婚の人がいい」となんとなく考えている人も少なくありません。
ただし、この希望には明確な理由があるわけではなく、単なるイメージや先入観にすぎないことが多いもの。実際にお見合い相手として具体的に検討する段階になると、「思ったより魅力的だ」と考え直すケースも珍しくありません。
▶プロフィールに「再婚者との結婚は考えていない」と書いていた男性から、申し込みが殺到したバツイチ女性の体験談
だからこそ大切なのは、ただ申し込みを待つのではなく、自分から積極的に動くことです。
お相手の検索結果にはあなたのプロフィールが表示されていないことも多い現実を踏まえ、自らアプローチすることで、あなたの魅力に気づいてもらうきっかけを作っていきましょう。
特に女性の場合、自分からアプローチをしたことがない人も多いですが、結婚相談所では積極的に動く人ほど、確実にレベルの高いお相手とマッチングしやすくなります。
どうしても積極的に動ききれない人は、ナレソメ予備校のように自社内マッチングが強い結婚相談所を選ぶのもおすすめです。自分ではバツイチを検索対象にしていなかった人でも、「相性の良さそうな方だから一度お見合いしてみない?」と信頼する仲人から強く推されたら、「それならお会いしてみましょう」とその気になることはよくあります。
さらに、2章で紹介した「バツイチならではの強み」を、プロフィールに組み込んでさりげなくアピールするのも効果的。
こうしたプラスの要素をしっかり伝えることで、お相手の先入観をくずし、良いご縁を引き寄せやすくなるでしょう。
幸せな再婚をするためのポイント
ここまで読んできて、「あれ、私、けっこう行けるんじゃない……?」と自信が出てきたのではないでしょうか。
大切なのは、過去を後悔するのではなく、それを糧に未来のパートナーと幸せな生活を築いていくこと。
今度こそ、あなたにぴったりのパートナーと出会うためのポイントを3つ解説します。
今すぐ行動する
婚活において、「年齢」は非常に重要な要素です。
特に女性は「若さ」に対する傾斜配点が大きく、若いうちほど出会える相手の選択肢が広がります。できるだけ早く行動を起こすことが再婚成功への近道です。
「年齢が若いほうが有利に婚活ができる」というのが大前提ではありますが、実は35歳以降の女性の場合、結婚経験のない女性よりもバツイチ女性のほうが「結婚適性がある」と感じる男性は多いもの。

転職と一緒で、35歳職歴なしより、35歳経験者のほうが選ばれやすいぱん。
「この年齢では無理かも……」と諦めず、けれども時間を無駄にせず、「これからの人生でいちばん若い今」、再婚に向けて動き始めることをおすすめします。
条件を広げる
再婚を考えるうえで、過去の経験を活かして、現実的に柔軟にお相手の条件を見直せるのは、バツイチだからこその強みです。
以前の結婚生活を振り返ってみると「実はそれほど重要ではなかった条件」にこだわっていなかったでしょうか?

顔とか身長とかオスみ(男性的魅力)より、結婚相手として大事なのは話し合いや協力がどれだけできるかだって、一度経験してきたちみなら骨身にしみて知ってるはずぱん。
結婚相談所での婚活では、総合点が近い男女がマッチングする傾向があります。
そのため、自分の持ち点内で相手のスペックや人間性にどう割り振るかを考える必要があるので、どこかのスペックや条件を上げれば、別の部分を下げざるを得ません。
例えば、以下の条件は「なんとなく」避けられがちですが、本当にあなたの再婚生活で絶対に避けなければならない条件でしょうか?
- 年齢差10歳以上
- 学歴が大卒以外
- 自分より収入が低い、もしくは専業主夫希望
- 身長170cm未満
- 外見が野暮ったい
- 遠距離
- バツイチ
あなたにとって「絶対に外せない条件」を明確にし、それ以外をできるだけ緩和することで、新しい出会いの可能性を大きく広げられます。現実に即した柔軟な条件設定が、幸せな再婚への第一歩です。
サポートのしっかりした相談所で活動する
バツイチの婚活では、サポートが充実した結婚相談所を選ぶことが、成功の鍵となります。
- 結婚経験をプラス要素としてアピールできるプロフィール文の作成力
- 離婚理由の上手な伝え方へのアドバイス力
- お相手との相性の見極め方への助言
- (幼いお子さんがいる場合は特に)柔軟でスムーズなお相手側との調整力
- 自社内マッチングだからこそできる、お相手の気持ちを見極める仲人どうしの連携力
こうしたサポート力は結婚相談所によって大きく差があるので、無料相談などでしっかり見極めてください。
▶参考記事

バツイチは結婚相談所でモテるけど、さすがにバツ2だとキツくなるぱん。今度こそちゃんと、ちみに合った人をしっかり選ぼうな。
再婚応援プランの比較
再婚希望者やひとり親向けのプランやサービス、割引価格を提供している結婚相談所もあります。
主だった再婚応援プランの内容を、各社の公式サイト(2025年2月現在)からまとめました。
※詳細は各社にお問い合わせください。
他社の再婚応援プラン・割引
https://www.sunmarie.co.jp/singleparent
ひとり親家庭向け特別プラン
対象:18歳未満のお子様と同居しているひとり親の方
内容:初期費用170,000円→50,000円(税別)、成婚料200,000円→100,000円(税別)
子育てサービス優待価格、夜間相談可能
https://www.p-a.jp/singlemother
シングルマザー応援プラン
対象:シングルマザーで、お子様の年齢が22歳までの方
内容:初期費用77,000円→44,000円、月会費19,800円→11,000円
※スタンダードプランの場合
https://www.nozze.com/service/singlemother.php
シングルマザー限定料金プラン(期間限定)
対象:20歳未満の学生のお子様をお持ちの独身女性(再婚・未婚を問わず)
内容:活動初期費用77,000円→0円(別途情報提供料42,900円)、月会費4,950円→3,300円
※ベーシックコース月2名紹介との比較
https://s-marriage.jp/price
シングル親割引
対象:扶養義務のあるお子様がいらっしゃる会員
内容:月会費9,900円→8,800円
https://saikon-enmusubi.com/join/#second
子持ち応援サポート割引
対象:ひとり親世帯であることまたは母や父に代わって児童を養育していることを証明できる方。お子さまの年齢が18歳となって最初に3月31日を迎えるまで。
内容:入会金22,000円→11,000円 ※他割引きとの併用不可(バナーの月500円OFFの詳細不明)
再婚専門結婚相談所 リスタート
https://restart-marriage.com/
内容:登録料(22,000円)のみで利用できる1ヶ月お試しコースあり
離婚理由の伝え方サポート
休会中もシステム利用が可能(連盟数×2,200円)、完全休会の場合は無料(最大2年)
結婚相談所ナレソメ予備校の再婚向けリトライ前マリッジチェック
結婚相談所ナレソメ予備校では、他社のような金銭的優遇プランはありません。
バツイチの方の幸せな再婚のために必要なのは、なにより「自己理解の深化」と「適切なパートナー選び」に重点を置いたサポートだと考えているからです。
そこでバツイチの婚活希望者に対して提供しているのが、恋愛心理学者 山崎による「リトライ前マリッジチェック」です。
これは
- あなたが恋愛や結婚に何を期待し、求めているか(ラブスタイル)
- コミュニケーションを取るうえで重視している価値観(コミュニケーションタイプ)
を恋愛心理学に基づいたナレソメ予備校独自のメソッドで分析し、自己理解を深めて次の出会いに生かすための診断です。

再婚に向けた自己分析は欠かせませんが、自力で行うのは難しく、無意識のうちに「元配偶者を基準にした結婚観」にしばられてしまいがちです。
例えば、元夫が仕事優先で家庭を顧みなかったことに不満を抱いて離婚した場合、「次は家庭を大切にする人を」と漠然と考えるだけでは不充分です。
ラブスタイル診断を通じて、自分が「玉の輿志向(実利的な愛)」と「一途で尽くす愛」という矛盾する要素を強く求めるタイプだと気づけば、単に“家庭を大事にする”ではなく、「年収よりも心の余裕を重視する人のほうが合う」といった具体的な軸が見えてきます。
また、スピード婚からの離婚経験がある場合、「あなたは決断が早すぎる傾向があり、過去も充分な擦り合わせをせずに結婚を決めていますよね?」と客観的に指摘されることで、「次はじっくり向き合う必要がある」と、自分の課題をより深く理解できます。
こうした自己分析を専門的にサポートするのが「リトライ前マリッジチェック」。
過去の経験を感情的に振り返るのではなく、論理的に整理し、次の結婚を成功へ導くための具体的な戦略を立てることができる仕組みです。
これこそが、結婚相談所ナレソメ予備校で「再婚者」が高い成婚率を誇る大きな理由の1つです。
まとめ
バツイチでも、結婚相談所ですてきな人と出会い再婚していくので、心配いりません。
※ナレソメ予備校塾長・しゅくろーが運営するYouTubeチャンネル
とはいえ、「バツイチだからどうせうまくいかない」と卑屈になったり、「元の配偶者にひどい目にあった」ことから「しょせん男(女)なんて」と主語を広げて他責している「闇のバツイチ(×1)」になってしまうと、言霊のとおり幸せになるのは難しいのが現実。
一方で、離婚がつらい経験だったとしてもそれを乗り越えて、全て人生経験・学びとして糧にしている「光のプライチ(+1)」さんたちは、「結婚生活の良さ」も実際によく知っているからこそ、前向きに再婚に向けて努力しています。
自分が求めている結婚生活がしっかり見えている分、爆速で成婚していく方も、とても多いんです。
私たちナレソメ予備校があなたの幸せを全力で応援します!
ナレソメノート編集部